ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
 06‐4963‐3098 
 樋口誠

ちょっと寝不足になるかも(笑)

2018年06月13日 00時22分48秒 | ちょっと休憩
昨日はお休みを頂いて東京での会議。

帰ってからは母をショートステイに行かせていましたので、時間が出来ました。

替えて3年以上になるスマホを買い替えました。

バッテリーが持たなくなっていたのです。


ということで毎度のことですがスマホの買い替えは時間が掛かります。

以前に比べてlineなどの移行は楽になりましたが、その後に色々と「あ、あれはどうなったのかな?」「なんのアプリを使っていたのかな?」と大慌てです。

8割がたは復旧したかと思いますが、ひょっとして忘れているものもあるかもしれませんね。

もう少し、疲れた眼を擦りながらチェックしたいと思います。

何某かの不備があるかもしれませんが、どうぞ御容赦いただいて、遠慮なくご指摘ください。。


さ、今日もお席は充分にありますよ‼


                樋口誠

ちょっと慣れてきました。

2018年06月12日 00時18分16秒 | 日記
2泊3日の母のショートスティ。

昨日から明日にかけて出かけています。

3回目です。

送り出しが最初の2回は慣れずにバタバタしましたが、今回はスムーズにお迎えの方にバトンタッチ。

昨日がたまたま団体様の貸切で早めに帰りましたが、ま、ちょっとゆっくり出来ます。

といっても今日は朝から東京ですので、直ぐに寝ないといけませんが・・・・


ヘルパーさんとショートステイと介護用具。

色々と助かっています。


さて今日は上述の理由でお休みです

明日13日以降は今のところ、ヒマな予感ですのでご連絡をお待ちしています。

休みの日はFBメッセンジャーが便利です。

また7月5日の「セッラ エ モスカ ワインメーカーズディナー」は残り7席となりました。

未だお決まりでない方はご検討くださいまし。


              樋口誠


ブラインドテイスティング

2018年06月11日 02時11分50秒 | ワインの事
かつてソムリエ協会のコンクールは主軸として「ソムリエ」「ワインアドバイザー」「ワインエキスパート」の3本でした。

それ以外に他国の公的機関や輸入元が行うコンクールに協力や後援しています。


しかし、その主軸3本の内「ワインアドバイザー」が「ソムリエ」に吸収されましたので「何か代わりになることを」と誕生したのが「ブラインドティスティングコンテスト」


出場者の呼称資格を問わず、テイスティングのみを競うコンテストです。


試験の時などのように「各項目をチェックして」「分析的に」「どのようなワインであるか」を唎酒するものと違います。

品種、産地、年号などのみの解答で勝負をします。

つまり「当てる」ことに主眼を置いています。



古い話ですが(決して自慢ではありません)、私もかつて、そう1988年に「イタリアワイン ブラインドテイスティングコンテスト」で2位になってイタリア旅行を頂いたことがあります。

「スッゴイねえ」という声は不要です。

当時の私はソムリエといっても駆出しで、しかもフレンチに勤めていましたからイタリアワインは「門前の小僧」です。


つまり「ビギナーズラック」


過去のソムリエ歴の中で「この人は凄い」「あのお客様は大したもんだ」という人は少なからずいます。

しかし、国やジャンルを問わないブラインドテイスティングではなく「フランスワインに限っては」「イタリアンなら」という条件付きです。

例えばブルゴーニュ好きの方の中にはかなり正確に村や畑まで追跡できる方もいます。



時代は変わって今の協会のポリシーでは「特定のワインに拘らず、いやワインのみならず国酒も当然の対象」という幅の広さ。

当たらなくてやむなし、の難易度なんです。

その日の調子によっては「当たることもある」程度だろうと思います。

昨年の第1回のコンテスト決勝では前評判の高いメンバーが軒並みボロボロに崩れていきました。


「じゃあなんで、そんな難しいことをコンクールにするんだ」という声もあるやもしれません。

でも、それに挑む方々は「まずは基本のテイスティングをキチンとする」ことから真摯に勉強しているわけですから、普段の仕事にフィードバックされるはず。


今年2回目のブラインドテイスティングコンテスト予選が開催されました。

残念ながら我が大阪からは1名のみの通過ですが、私の仲良くしていただいているソムリエです。


さて、ブラインドテイスティングは知識や経験が増えるほど難しくなります。

つまり選択肢が多くなりすぎて絞れなくなるのです。

或いは「深読み」をしてしまいます。


確かに様々なワインが出題されますので「深読み」しがちですが、勝負は「思い切り」

誰の重圧も気にすることなく「ひょうひょうと」挑んでいただきたいと思います。


          樋口誠

方言

2018年06月10日 02時19分16秒 | ちょっと休憩
大阪生まれの大阪育ちの私の言語は間違いなく大阪弁です。

良いか悪いかは別にして基本的に大阪弁を話すわけです。

ソムリエ協会の仕事をしていますと全国から理事が集まりますので会議では様々な言葉が飛び交いますし、各地に出掛けますので尚更言葉の嵐に出くわします。

私にとっては、それが自然だし楽しいのですが、実際のところは判らないと=通じないと話が進みませんので修正された言葉が話されているはずです。

かく言う私も母が東京の人ですから、両親が大阪の方に比べれば「ちょっと違う大阪弁」ということになるかもしれません。

というか、大阪弁で括れないのも方言でして、私の場合は堺ですから泉州弁を話す友達が多かったわけでして河内弁などともニュアンスが違います。


しかし、ま、「広い意味での大阪弁」ということは間違いないはずですし、昭和の中期までは通じた言葉も体の中では生きています。



皆様はどうお考えか判りませんが、私は方言は大事にしたいな、と思っています。

各地の言葉には「それなりの成り立ち」があるのですし、そのイントネーションや聞きなれない言葉が楽しいではありませんか。


そういう点をワインに当てはめると「シノニム」と言われる葡萄の異呼称はまさに「葡萄の名前の方言」です。

シラーがオーストラリアではシラーズ

ガルナッチャはグルナッシュでありカンノウナウ

ネッビオーロはキアベンナスカとも言い

ドイツでレンベルガ―と呼ばれる葡萄は近隣の国ではブラウフレンキッシュやケクフランコシュ、フランコフカモドラなどと呼ばれ

クロアチアでのトリビドラッグはカリフォルニアでジンファンデルとして本家より知られ、プーリアでもプリミティーヴォとして名を馳せています。


しかし最近では、その名を「標準語化」するような流れも見受けられます。

例えばロンバルディアでキアベンナスカは、お隣のピエモンテのネッビオーロの知名度に負けてか、ラベルに「ネッビオーロ」と書かれたりします。

またオーストラリアでもシラーズでなくシラーと書かれるものも増え・・・・


私的には「地方や国なりの呼び方でええやん」と思っています。

あまり標準語化すると楽しく感じません。


あ、ソムリエとしてはお客様に説明できる知識は必要ですが・・・・


さて今日も「ほぼ大阪弁」で頑張ります(笑)


             樋口誠

通勤の風景

2018年06月09日 02時13分25秒 | 日記
今の家に越してきて2年半。

以前の家と通勤時間(自転車に乗っている時間)はほとんど同じですが、風景は全く違います。

前はミナミの繁華街を避けるように帰っていましたし平坦な道でしたので、ある意味「静かな」通勤です。

しかし今はミナミの賑やかなエリア方向に帰りますので途中までは人並みを見ながらですし、場合によっては知り合いの店の近くを通ったり・・・

で、最後は坂道を立漕ぎで息を切らして駆け上がります。

「動」を感じる通勤なわけです。


その途上で知人の店の人や知っている人に出っくわすと「危険」という状況もありますので、早く帰りたい私はスピードを出して自転車で駆け抜けます(笑)


たいした運動ではありませんが、ま、「やらないよりはまし」と頑張って漕いでいます。

ただ、行きも帰りも「季節の風景」を見逃しているようです。


年齢を重ねてから、そういうことには敏感になろう、と思っていましたが路肩に咲く花などは気づかずに通り過ぎています。

前は「あの公園には〇〇が咲いていたな」

  「あそこは虫の声が良く聞こえたな」

ってなものでしたが、どうも見逃しているなと・・・・


母の介護で少し余裕を失っているんでしょうね。

実際はそんなに時間がない訳でもありませんので、ちょっと気を付けて「チャリンコ通勤」を楽しみたいと思います。


さて今日は土曜日です。

忙しくなりますように‼‼


           樋口誠

ヴィンテージ

2018年06月08日 02時43分36秒 | ワインの事
ソムリエならずともワインのヴィンテージは気になるものです。

ただ人によって「気になる」ことの内容や趣旨が違ったりします。


ある人は「濃いのか?薄いのか?」

別の人は「酸があるのか?無いのか?」

またある人は「熟成するのか?しないのか?」

はたまた「今飲んで美味いのか?待たないといけないのか?」

或いは「料理はどうしようか?」


そして「買うべきか?買わざるべきか?」


私の場合はどのヴィンテージでも分け隔てしません。

グラスワインでの提供が基本ですから「永く熟成させてから」という前提がないですし、そのヴィンテージが濃くても薄くても併せ方次第でどうにでも美味しく頂けると思っているからです。

さてさて、最近のヴィンテージですが・・・・

今、出回っている多くの年は白ワインなら2016年か2015年、赤なら2015年か2014年ではないかと思います。

輸入元が豪気なのか、セールス力が足りないからなのかは判りませんが、それ以前のヴィンテージが残っているケースも少なくありませんが、熟成を好むソムリエなら、そういう輸入元を探せばいいでしょうね。


さて世界中のヴィンテージが同じなわけもありませんが、フランスの有名産地の2015年は早くから飲んで美味しく熟成もすると言われる方が多いようです。

ソムリエ的な重宝するヴィンテージ。

2014年の赤は少し「気難しい年」と認識されている方が多いようですが、既に「意外とOK」「むしろクラシック」なヴィンテージと私は捉えています。


私からのお願いは「どの年も可愛がってやって」ということです。

古酒もそうかもしれませんが、一般的なワインの消費は日本だけでなくフランスやイタリアでも若いもので勝負ですから、それを避けて「ビッグヴィンテージに拘る」なんて勿体ない話です。

いや、今の気候からすると涼しくて低い評価の年の方が超熟であったりするのは珍しいことでもないのです。


前にも書きましたが「飲み頃は飲む時」です。

美味しく飲む方法はいくらでもあります。(何十万のワインは別にして)


さて今日も様々なヴィンテージのグラスワインが空いています。

お待ちしています。


           樋口誠

梅雨突入です。

2018年06月07日 02時44分38秒 | 日記
「梅雨入りが宣言されました」

と、ニュースで出ると「お天道様には敵わない」と思うわけです。

仮に予報が外れて雨が少なかったとしても困る人がいるでしょうし、「梅雨やなくて台風やん」でも困ります。

全ては神のみぞ知る=自然には逆らえないということです。


家の中では昔と違い「除湿機能」などを使えば凌ぎ易いですが、通勤では雨は厄介なもの。

幾つかの天気予報サイトを並べてみて、家を出るタイミングを計りながら過ごす日が続きますね。


予約のお客様の多いそむりえ亭ですが、流石に雨の日は「飛び込み」のお客様は尚更期待できません。


幸い今日は殆どの時間は大丈夫そうです。

折り畳み傘を忍ばせてご来店ください。


子供の頃のように「テルテル坊主」も有効かもしれませんね(笑)


           樋口誠

直近一か月の予約状況

2018年06月06日 02時13分24秒 | スケジュール
まずは今日6日はお休みです。

で、先日お知らせした「6月のスケジュール」では・・・

8日が大人数の予約がある筈でしたがキャンセルが出ています
もし5名以上のご予約をお考えの方がいらっしゃいましたら大丈夫になりましたのでご記憶下さい。

11日は今のところ予定通り貸切になりそう。

15日も奥の席を使う大人数の予約があります
。小人数は充分空いています。

それ以外は「どんとこい」という空き状況ですので、どうぞ遠慮なくご連絡ください。


また7月5日(木)の「セッラ エ モスカ社ワインメーカーズディナー」は現在のところ7名様のご予約を頂いています。

計18名の募集ですので、まだまだ大丈夫です。

詳しくはココを覗いてください。

いずれにせよ6月は忙しい月ではありませんので、皆様のご予約を心よりお待ちしています。
(最近よくお願いしていますが、休日のお問合せはFBメッセンジャーが便利です)


さて今日はお休みですが梅雨入りの洗礼か夜には雨のようです。

どうしようかなあ・・・・・?


          樋口誠

個別のワイン名は………

2018年06月05日 02時16分15秒 | ニュース
このブログをご覧の方は周知のことと思いますが、私はあまり個別のワイン名は書きません。

料理が主でワインは従という考えなのですね。

しかし、今日は・・・・

実は今月のワインリストに発表しているワインのうち

アルティザンというワインは「載せてしまった」「載せるんじゃなかった」と後悔しています。


何故なら入荷が6本しかなく、次は来年を待たねばならないのです。

ま、いかにも生産量が増やせない造りですものね(汗)

このワインは比較的良く使うアルザスの「マルセルダイス」の前当主ミッシェルダイスの息子マチューが別ブランドとして立ち上げた「ヴィニョ―ブル・デ・レヴール」のもの。

一昨年に彼のワインのデビュー作で彼を囲んでのワインメーカーズディナーを行いましたのでご参加の方は記憶に新しいと思います。

そこで出た3種以外に新作が3種でまして、そのうちの一つが「アルティザン」なのです。

デビュー作からは数段の進化を遂げた魂のこもった仕上がりのソレ。

ゲヴルツトラミネールとピノグリの「いわゆるオレンジワイン」です。

ま、それが6本しか入らなくても使い切ったらいいだけのことですが、そうもいかないな、という・・・・

最初の2本を開けた時点で気が付いたのが「メッチャクチャ澱があるやん」

ボルドーの赤の30年以上経過したものくらいのヘドロ状態です。

「気にしない」という方もいらっしゃるかと思いますが、私は澱は好きではありません。

やはりデキャンタをしないと辛いのです。

いやデキャンタをしてもかなりの濁りがでます。


ということで、このワインは2本は取り置いて休ませ「いすれ開催するだろう小さな企画」に使うことにしました。

よって残りが2本半=15杯

今この3日間くらい=5日の今日、明後日7日、明々後日8日(明日6日はお休み)で終了しそうです。

あまり早くに無くならないように私からはお勧めしませんので「アレを飲ませろ」とご指示いただけましたら、お料理もそれに合わせてお勧めします。

どうぞ希少な「アルティザン」をこの機会にお試しください。

(念のために電話なり、FBメッセンジャーなりで確保のご連絡を頂けると幸いです。)


           樋口誠

試験

2018年06月04日 02時28分17秒 | ちょっと休憩
例年なら8月の後半=まだ2か月半以上先にあるソムリエ協会の呼称資格認定の一次試験。

今年から「CBT方式」と言われるコンピューターの置かれる会場で個人個人で受験するスタイルになり、その開始が早まります。

7月20日からなんですね。

つまり一か月半ほど先には試験開始なわけです。

ただし、8月末まで「好きな時に好きな会場で」受けられる制度です。


「ああ、8月末まであるのね」と安心していてはいけません。

何故なら会場はWEBで各人が予約(7月15日受け付け開始)をするのですが、全員が遅い時期にエントリーしたって会場が足りません。

となれば多くの方は早めに受験することになるのですね。


どうぞ受験生の方は「どんとこい」と言えるように勉強に励んでください。


さて、そういう私はそむりえ亭の従業員のみでなく、知り合いの後輩などが受験する場合に「小さなドリル」のようなものを口頭で出したりすることもあります。

試験でなくても、質問を受けた場合や「勉強のヒントが欲しい」という若者に出すのです。

いや「おまえこそ勉強せんかい」という声が聞こえてきますが、そこはご容赦頂いて・・・・



ただし、そういう問題を出す場合、或いは答え合わせをする場合、私は徹底的に下調べをします。

答えだけでなく「問題がおかしくないか?」と自問します。

でないと意外な落とし穴が自分も相手も貶(おとし)めるもの。


例えば・・・・

「ワインの発酵時によく使われる酵母は?」と

「ワインの発酵時に使われる酵母は?」では答えの幅が違います。

「よく」だけのことですが大きな違いです。

或いは・・・

「発泡性ワインの二次発酵時に加えるもの」

「発泡性ワインの二次発酵を糖分を加えて起こさせること」

でも答えは違うでしょう。

「もの」と「動詞」の違いですね。



こんなことを書いていると、随分昔に二代前の会長の故小飼一至さんが「泡のない落ち着いたワインのことをフランス語では【ヴァン・トランキーユ】というんだよ」と言っていたのを思い出しました。

それを聞いた私は「そういえば鎮静剤のことをトランキライザーとかいうもんな」と変に感心したものです。

また内藤さん(新日本プロレスの現在の人気者)の決め台詞「トランキーロ、なっめんなよ」も「おんなじ意味やん」と・・・


特に試験勉強をされている方は、手軽なネットでの情報探しに頼らずに正確な書籍や文書を選んで読んでください。

ネットは間違いの宝庫です。

後輩を指導するものは下調べをした上で教えてほしいものです。

で、先輩や上司も進歩するのですね。


ちなみに昨日はヒマでしたので従業員の山本理沙子相手に質問攻めをしていました。
(決してパワハラではありません)


さて、今日も何か質問してみましょうね(笑)


          樋口誠