ダイニング・ウィズ・ワイン そむりえ亭

料理にワインを
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 樋口誠

試験

2018年06月04日 02時28分17秒 | ちょっと休憩
例年なら8月の後半=まだ2か月半以上先にあるソムリエ協会の呼称資格認定の一次試験。

今年から「CBT方式」と言われるコンピューターの置かれる会場で個人個人で受験するスタイルになり、その開始が早まります。

7月20日からなんですね。

つまり一か月半ほど先には試験開始なわけです。

ただし、8月末まで「好きな時に好きな会場で」受けられる制度です。


「ああ、8月末まであるのね」と安心していてはいけません。

何故なら会場はWEBで各人が予約(7月15日受け付け開始)をするのですが、全員が遅い時期にエントリーしたって会場が足りません。

となれば多くの方は早めに受験することになるのですね。


どうぞ受験生の方は「どんとこい」と言えるように勉強に励んでください。


さて、そういう私はそむりえ亭の従業員のみでなく、知り合いの後輩などが受験する場合に「小さなドリル」のようなものを口頭で出したりすることもあります。

試験でなくても、質問を受けた場合や「勉強のヒントが欲しい」という若者に出すのです。

いや「おまえこそ勉強せんかい」という声が聞こえてきますが、そこはご容赦頂いて・・・・



ただし、そういう問題を出す場合、或いは答え合わせをする場合、私は徹底的に下調べをします。

答えだけでなく「問題がおかしくないか?」と自問します。

でないと意外な落とし穴が自分も相手も貶(おとし)めるもの。


例えば・・・・

「ワインの発酵時によく使われる酵母は?」と

「ワインの発酵時に使われる酵母は?」では答えの幅が違います。

「よく」だけのことですが大きな違いです。

或いは・・・

「発泡性ワインの二次発酵時に加えるもの」

「発泡性ワインの二次発酵を糖分を加えて起こさせること」

でも答えは違うでしょう。

「もの」と「動詞」の違いですね。



こんなことを書いていると、随分昔に二代前の会長の故小飼一至さんが「泡のない落ち着いたワインのことをフランス語では【ヴァン・トランキーユ】というんだよ」と言っていたのを思い出しました。

それを聞いた私は「そういえば鎮静剤のことをトランキライザーとかいうもんな」と変に感心したものです。

また内藤さん(新日本プロレスの現在の人気者)の決め台詞「トランキーロ、なっめんなよ」も「おんなじ意味やん」と・・・


特に試験勉強をされている方は、手軽なネットでの情報探しに頼らずに正確な書籍や文書を選んで読んでください。

ネットは間違いの宝庫です。

後輩を指導するものは下調べをした上で教えてほしいものです。

で、先輩や上司も進歩するのですね。


ちなみに昨日はヒマでしたので従業員の山本理沙子相手に質問攻めをしていました。
(決してパワハラではありません)


さて、今日も何か質問してみましょうね(笑)


          樋口誠

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