小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

北朝鮮・・・相手の気持ちになって考えよう

2010-12-04 07:56:52 | Weblog
昨日は北朝鮮がヨンピョン島に砲撃をして1週間。
やっぱり、あれはキム・ジョンウン就任祝いの祝砲だったのかもしれません。

テレビに出演していた某情報筋も(名前忘れた)
「ジョンウン氏は”砲撃術の天才”ということになっていますから、
 そのことを国内外に知らしめるために砲撃をした可能性がありますね」
とコメント。

それを聞いた某女子アナ(これまた名前忘れた)
「ええ!? そんなことのために?
 だって、人が死んでるんですよ!」


うーむ。
キミ、きっと学校の勉強はできたんだろうね。
学校で「命の重さは地球より重い」って習った言葉が、そのまま頭にあるんだろうね。

たしかに砲撃で亡くなった方は気の毒だし、
北の攻撃は許せるものではありません。

ただ、このとっさの一言が問題なのは、
「命の重さは地球より重い」と信じてる自分たちと
北の首脳たちと、同じ人種だと思ってることでしょうね。

「話せばわかる、話合えた」
「どんなことがあっても、争いはいけない」

これらの言葉は、たしかに間違ってはいないのですが、
相手が自分たちと同じスタンスにいると盲信している言葉です。
この女子アナさんたちの好きな言葉で翻訳すると、
「相手の気持ちになって考えていない」ということです。

相手の気持ちになって考える、とは何も善意のケースばかりではありません。
政治の舞台ともなれば、相手が大泥棒や人殺しの場合だってありえないことじゃない。
ある意味、この女子アナの一言は「想像力の欠如」じゃないかと思った次第です。

イラストはトルコ料理アセナのレベントシェフのキャラクター。
あとちょっとかな~。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする