小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

男に都合の良い女、そーでない女

2010-12-03 08:54:24 | Weblog
海老蔵ネタはおしまいにすると書きましたが、その後も書き込みがけっこうあり、
しかもエビちゃんモラハラ説までありましたので、
ちょっとそれに関したお話をば、いたしましょう。

一部の男性・・・それも結婚前の元気な男に多い勘違いですが・・・
「おや、結婚して○○ちゃん変わったじゃない」
「そりゃそうだ。オレが自分好みの女に変えたからな」

私にはまったく理解できないのですが、
男によっては、どうやら女を自分の意のままにしたいという欲望があるようです。


それは源氏物語の紫の上のように、光源氏が八つの時から自分の元で育て(しかも拉致までして)、
自分の理想の女性に仕立てるという欲望ですな。
ところがさすがは紫式部。
紫の上は源氏が最も寵愛する妻として、誰からも誉めそやされる存在ながら、
実は「源氏物語」の登場人物中、いちばん不幸せな女性なのです。

また、少年誌や青年誌のマンガを見てると、現実にはぜったいいない、
男に都合が良い女が出てきますが、あれは男性の妄想が結晶化したようなもんですな。
特に課長・島(以下略)etc。


ま、余計な話はおいといて、
私のまわりにいる女ども(失礼!)の多くは、
自己主張が強く、わがままで、人の言うことなど聞きません。
特にいちばん身近な(以下略)。

だけど、そんなのは人として当たり前のこと。
私に言わせれば、反対に「ハイハイ言うことを聞く」人間の方が気味がわるいと思います。
男でも女でも、ですな。

私も知り合いに何人か、爆発した良妻賢母を見たことがありますが、
見るたび、「ああ、ガマンしてたのね」と思います。
自己主張が強く、わがままで、人の言うことを聞かないくらいの方が、
むしろ人間として正直に生きていると言えましょう。
あ。もちろん、節度をわきまえるなら・・・ですが(汗)。


私の親友のひとりでも、結婚前に
「わみこ(仮名)は、オレが右向けと言ったら、右を向かせる」と豪語しておきながら、
反対に右向けと言われて、右を向かされておりますなあ。

先日もタイに出張の前日。
飲んで夜中に帰ったら、ドアをロックされて締め出されており、
スーツケースなど出張用具一式がていねいに玄関に置かれていたそうです。

あ、もちろんそいつが悪いぞ~♪

見たとこ、エビちゃんがモラハラかはわかりませんが、奥さんもいずれ噴火しそうな気がします。
良妻賢母の噴火はこわいぞ~。
だったら震度3くらいの地震が小出しにあったほうがマシなくらいです(汗)。

写真は那須の資料館にあるツキノワグマとシカの剥製です。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする