涅槃寂静

「色即是空　空即是色」これがエネルギーの法則、円運動である。
エネルギーの法則は、宇宙のすべての法則であり、
絶対法則である。だから、是諸法空想、円運動が諸々の法則であるために、
死後の世界は、不生不滅であり、不垢不浄であり、不増不減となっている。
エネルギーには死も老化もなく、生命世界の真実は人の死後の世界である。
そのために、死後の世界の幸福を作るために、生命は肉体を持って活動している。
肉体は、生命エネルギーである魂が、エネルギーの法則の真実を知るための媒体である。
真実を知るまでこの世とあの世を行き来する。魂の意思によって動かされた肉体の業によって、
相応の場所に生じては滅していく。滅しては生じていくのも業による縁である。
生じたところがなんであれ、精進努力によって報われていく。そうして、
揺るぎない意思によって輪廻を離れられる。なぜ生まれるのか？それは、
生命である魂が、エネルギーの法則に無知だからで、円運動であることの理解をするところに、
すべての答えがあり、誰に師事しなくとも、何を為して何をなさないということが知れてくる。
自然の道理は、正義を訓えてくれる。エネルギーの法則の正義をである。これを知ることによって、
もうこの世に生じることは無い。涅槃寂静に至るということになる。