38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

終日曇り、夜は雨。

2010年09月15日 | 農と暮らしの日記
本葉も伸びてきた8月播きの人参の畑。
4条×3列あるこの人参のうち、今日2列の除草と土寄せ(=条間の中耕)が終わった。除草そのものは発芽直後から何度かしているのだけれど、すぐに草が出てきていた。それでいよいよ、条間の土を手と鍬でぐしゃぐしゃと耕し(中耕)、人参の株もとに寄せる(土寄せ)を一気にやった。これでしばらくは草の動きも鈍るはず。



水曜、野菜セットの出荷のない畑しごと中心の曜日。
ほぼ終日の曇りでほとんど日差しはなく、そして、夜に思いがけない雨が降った。

朝:ちょっとゆっくりして6時半過ぎからごはん。
午前:7時半頃から人参その他の水やり。9時頃から冒頭の人参除草・中耕・土寄せ、12時半まで。

午後:14時頃から秋ものの種播き。
先日、葉大根でとる大根の種を少し播いたけれど、本格的な秋冬のアブラナ科の直播をスタート。昨年は9月11日にあれこれ播いたが、今年はこの猛暑で様子を見ていたところ、今日は曇り空で涼しいし、出荷もなく時間が少しあるので思い切って播くことにした。

まずトラクタで仕上げの耕耘30分。
いったん家に戻って軽トラにあれこれ積んできて、管理機で畝立て、レーキで均して、大根、蕪、小松菜を播く。大根は30cm株間×4粒を2条播き、蕪は1粒ずつ4~5cm株間で4条播き。これらは手播きで。蕪はざあっと手で土寄せ(覆土)しながら歩いたあと、播種機の後輪で鎮圧。本当は覆土と鎮圧を播種機でやれば楽なのだけれど、覆土の仕掛けが播種の仕掛けと一体型のアタッチメントになっているので。手押しの覆土・鎮圧機を作ればいいのだろうけど。小松菜は播種機で4条、株間は3~5cmくらいのつもり。同じ数センチ株間の4条播きでも、手作業の蕪は30分以上、機械の小松菜は3分ほど。

播き終えたすべての畝に防虫・防乾の寒冷紗をべた掛け。
水をやってひととおり終了、18時頃からはそのまま別の畑の人参その他の水やり。さらに冒頭の畑に行って、こちらの人参にも水やり。19時あがり。日がどんどん短くなり、19時ではもう細かいところは見えない。18時半でも同じ作業の継続ならできるが、新しい作業は目が慣れないから始められないくらいに暗い。

晩ごはんのあと、雨が降り始めた。
予想もしていなかった雨で、しかもしっとり、量もまあまあ降っているようだ。種を播いたばかりで、まさに「おあつらえむき」。日没前後2時間ほどの水やりの苦労は……。まあ、降ったんだから、それでよし。日中の気温も30℃なかったのではないだろうか。今日はラジオで太田裕美の「9月の雨」を二度聴いた。太田裕美の雨の歌は「雨だれ」もいい。



政府・日銀は6年半ぶりに外国為替市場に介入(円売り、ドル買い)。
1ドル83円台にもなっていた円高への対策で、日本単独の措置。
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