38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

雨上がり、どうやら秋。

2010年09月24日 | 農と暮らしの日記
この秋最初の白菜はいま、こんな感じ。
8月下旬に播いて9月10日過ぎに移植したもので、写真の右列側は苗の段階で大きくなりすぎていたもの、左の列の小さめのは苗も小さかった。それでもほとんどが活着し、虫よけ、日よけの寒冷紗の中ですくすくと育っている。

第2弾のこの冬本命の白菜も、そろそろ苗が仕上がる見込み。この週末に植えられるかどうか、明日にでも苗の根の様子を見てみようと思う。白菜は昨冬、播種後2週間ほどの若苗定植でうまくいったので、今年もそれに準じての植え付けをしていくつもり。



金曜、昨日の雨はあがってもほぼ終日の曇り空、涼風。
朝:作業場の片付け、出荷の準備をしてから6時半すぎに朝ごはん。
午前:収穫2時間、セット他の荷造り2時間、薫が市街に配達と出荷、僕は残りのセットの仕上げと昼ごはんの用意も。
午後:援農にNKさん来訪、13時過ぎから15時前まで、畑の片付けを手伝ってもらった。一人ではなかなか着手できない仕事も、援農があれば楽な気持ちで取りかかることができ、しかも頭数があれば意外に速く終わる。15時からは別の場所の片付け。

19時頃、予報にはなかった小さな雨が降った。
今日も昨日に続いて30℃以下の涼しさ。どうやら本当に、あの猛暑は終わってしまったらしい。小学校からは連日、運動会の練習の声。合唱も「夏は来ぬ」から「もみじ」に変わっている。



日中関係が悪化していた懸案の中国人船長を検察は釈放した。
さっそくあちこちから批判の声が上がっている。批判はその通りだと思う。そしてまた、「そうは言ってもなぁ」とも思う。なかなかこういうのを「うまくやってのける」ということは難しいのだろう。うまくはやれない、そこで批判が出る、それは承知の上で、その後のあれこれを「うまくやりすごす」くらいしかできないのかもしれない。

西条市も長く親交のある中国の都市への親善の旅を中止したそうだ。
残念なことだけれど、こういうときこそ、国家対国家ではないこれまでの付き合いが生きてくるのだと思いたい。政治家もマスコミも、その立場だからそう言わざるをえないということはあるだろう。一人ひとりの国民、市民は必ずしもそれを支持したり、逆に批判したりする必要はない気がする。「無関心」というのとは違う、自立した心持ちというのだろうか。

<本日の野菜セット>例
里芋、さつま芋、茄子・長茄子、ピーマン、伏見甘長唐辛子、オクラ、つるむらさき、以上がほぼ全セット共通、一部セットには南瓜、空芯菜。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする