穴にハマったアリスたち
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前回に続き、雑多なネタを書き殴ってみる。

【名と体】

パップルの名前の由来はバブル。ダイガンは団塊の世代。ですが、2018年基準の劇中の年齢描写は微妙に噛み合わない。

バブル期(1990年前後)に20歳だったなら、2018年では48歳。
団塊の世代は1948年頃の生まれなので、2018年では70歳。

どちらも劇中イメージから15歳ほどずれています。そして「15」はかなり気になる数字です。
仮にハグプリ本編を2004年(プリキュア放送開始年)とすれば辻褄が合う。もしくは何らかのギミックを追加し、「クライアスは2004年から来ていた」とするとか。

【小動物たちの戦い】

リストルやビシンの背景がはっきりしません。
描写が断片的に複数話に分散しているので見落としがあるかもですが、経緯は「謎の疫病が広がる→クライアスの元で手術を受ける→助かったのは三匹だけ→故郷も消失」。でもこれだけだとすっきりしない。

まず、クライアスは悪さはしていない。疫病の原因がクライアスだとか、手術は嘘だったとかではないです。したがって、ビシンがリストルを裏切り者扱いしたのは不可解。仲間を売って一人だけ助かろうとしたとかではないはず。むしろ逆に、自分が率先して(おそらくは非常に危険な)手術の実験台になっただけでは。

ビシンのハリーへの執着や、ハリーの怪物化も不明。不明なだけで矛盾はないので特には問題はないのですが、何があったのか謎です。

最終回を見るに、ハリーらは2030年には既に存在し、おそらくはヒトの家と思われる空間で、ペットと思しき犬と仲良くしています。ここから何がどうなれば、ハムスター自治区や疫病に繋がるんだろう?いっそ「元々は普通のハムスターだった。それが逃亡したり捨てられたりして「自治区」ができた。トラウムの実験により喋ったり思考できるようになった」とかだろうか。
トラウムとしては「疫病から救う」のような意識は特にはなく、たまたま見つけたハムスター(後のリストル)を、気まぐれに実験にかけたらああなった。知恵を獲得したリストルは、仲間を救うために(御大層な疫病というか、野生環境で当たり前に存在する病気が蔓延していた)仲間をトラウム研究室に誘導した、トラウムも悪気なく実験を続けた、とか。

【トラウムへの出資】

最終回の研究室のシーン、よくよく見ると建物の入り口付近にアカルイアス社のロゴが見えます。素直に考えるなら、トラウム研とアカルイアス社は何らかの提携をしているのでしょう。
そうすると細々と疑問がわきます。

・トラウムへの出資を、野乃さんは知っているのか知らないのか
・誰がいつ、出資を指示したのか
・研究テーマは指定しているのか

「野乃さんらとは全く関係なく、アカルイアス社員がトラウム研究室を見出して提携、「ルールー」というアンドロイドの研究を始めた。野乃さんがそれを知ったのは、後日の報告書で」であれば、えみるが研究室を訪問するハードルがかなり下がります。「未来不変」も確信しやすくなる。

あるいは「野乃さんが精力的にトラウムを探し出し、アンドロイド研究を積極的に推奨した」のであれば、野乃さんは「未来不変」や「アカルイアスがクライアスになる」ことをかなり強く確信していると推測されます。野乃さん(または、はぐたん)はタイムリープ能力を持っている(コミックス版)ので、2043年から不定期に2020年代や30年代に戻ってきていて情報の受け渡しがなされている可能性もあり、「トラウムに積極的に出資した」なら、多少の傍証にはなるかもしれない。まぁただ単に「えみるが喜びそうだから」ぐらいの軽いノリの可能性もありますけれど。

【ハリーの輪廻】

ハリーはなぜ「ビューティハリー」を経営したんだろう?

素直に考えるなら、ネズミの彼にとってヒト向けの服飾店は敷居が高い。事実、開店時にはセンスのズレを指摘されています。仕入れや場所の問題もある。
もちろん、ハリーがその方面に興味があったんだとしても、何ら変ではない。結果的にビューティハリーはそこそこ繁盛していますから、選択は間違ってなかった。が、なぜ?は浮かびます。

同じ問題はジョー岡田のソリティアや、ナッツハウスにだって言えるのですが、ハリーの場合、「未来から来ている」のが気になります。
仮に2043年のハリーが「2018年に戻った自分は、なぜか服飾店を経営した」記録を知っていれば、必然的にビューティハリーを開くでしょう。
あるいは最終回で2043年に戻る際に、店の権利書や仕入れ先情報一式を持参し、未来に戻った後、何らかの手段で2018年第1話時点に権利書等を送り込むでもいい。これで第1話のハリーは、何故かおあつらえ向きに用意された権利書を使って出店できる。「最初にその権利書を得たのは誰か」という王道のパラドクスです。

話をもっと広げるなら、何度か触れたように2004年まで遡るのも手です。
たとえば「21話の黒白先輩は2004年(MH服なので2005年の方が適切か)から来ていた」「事態を把握した雪城さんは、2018年に備えて店の権利書を手配しておいた」等。
前回書いたように、来海「エリカ」さんが関わっているなら、選ばれたのが服飾店なのも納得がいきます。

…色々と適当にネタを見ていくと、意外に「2004年」がキーとして頻出します。
ぶっちゃけ偶然やこじつけでしかないとは思うのですが、体系的にまとめれば新たな発見があるかもしれない。

【はぐたんの見た世界】


(「HUGっと!プリキュア」49話より)

トゥモローさんには、はぐたん時代の記憶があるんだろうか。
普通は1歳の記憶はないでしょうけれど、もし忘却していたら「ハグプリ」の1年は、トゥモローさんから見たら無いも同然。それはちょっと寂しすぎるし、最終回の「ママ…」の呟きにつながらない。
では記憶があるとしたら、それはそれで大変です。ハリーにオムツを換えて貰ってたような記憶も残る。思春期の娘さん的にはなかなか酷だ。

ハリーを父親と誤認しないかも心配です。野乃さんをママと呼ぶなら、ハリーはパパだ。ただ、はぐたんは「ママ」とは言っても「パパ」とは言っていない。
制作的には、おそらくは「ハリーをパパと呼ばせてしまうと、中学生女子を侍らせた一夫多妻みたいに見える」ので、意識して避けたんだろうと思う。ですが物語的には不自然です。ではもしかして、はぐたん時代にもトゥモローとしての記憶があったんだろうか。故にハリーはハリーだと強く認識し、「パパ」とは呼ばなかった。逆にいえば「ママ」と呼んだ野乃さん(の他に、薬師寺さん達にも「ママ」と呼び掛けてはいますが)は本当に彼女の母親だった可能性が高まります。
はぐたんの言動は乳児のそれそのもので、10代女子の記憶があるようには見えません。が、肉体の乳児化により行動や思考に制約がかかっていたとしたら、それほどおかしくないのでは。幼い脳で思考に霞がかかる中、上手く動かせない口で一生懸命に何かを訴えていたのかもしれない。

想定する前提によりパターンが無数にあるのですが、一例として「はぐたん時代にもトゥモローの記憶があった」かつ「意識して「ママ」と呼び掛けていた」かつ「世界が「分岐世界」なのか「未来不変」なのかを正確に把握していた」のであれば、「ママと呼んだのは、この世界が「未来不変」であることを伝えるため」等も導けます。分岐世界だったら、はぐたんの実母はこの世界の野乃はなではないので。
ハリーたちが未来に帰る決断をできた理由は、実はこれかもしれない。「なぜ、はぐたんはハリーをパパと呼ばないのか」「なぜ、はぐたんは(特に高い頻度で)野乃はなをママと呼ぶのか」に思い至れば、トゥモローの必死の情報伝達「未来は不変だ。だから救いに戻ろう」だと気づけるかもしれない。

もしそうなら、未来への帰還を急いだ理由も推測できます。はぐたんの記憶維持(人格維持ともいえる)にタイムリミットがあると気づいたから。
このまま普通に成長させてしまうと、普通の人が1歳児の記憶を失うように、はぐたんもトゥモロー時代の記憶を失ってしまい「別人」になってしまう。

尤も「じゃあ何で未来に戻れば急激に元の姿に戻れるのか」等、別種の疑問は湧きます。トゥモローの乳児化は、ジョージの呪いとかそんなのではないので、そもそも何で復活できたのかも良く分からない。
「トゥモローが乳児になったのは、タイムトラベルの穴を開いたから」「その穴を閉じて力を回収すれば元に戻れる」「しかしそれをやると未来に帰れなくなる」「だからまずは未来に戻ろう」とかかしら。最終回で野乃さんらに行った説明とは食い違いますが、誤魔化した理由も幾つかは思いつきはします。

また別の視点でいえば、最終回の「ママ…」のシーンを見る限り、トゥモローは「野乃はなが実母」だと確信しているように見えます。何がどうなれば、その確信に至れるのだろう?
「はぐたん時代の記憶が残っている」はほぼ必須として、

・「トゥモローは自分の母親が誰かを知っている」
(小さいころに死別し、親が誰かも知らずに育った、といった仮説は消える)
・「未来不変だと認識している」
(歴史が変わったり分岐するなら、あの野乃はなは別人。単なる「1年弱世話になった同年代の人」でしかない。もちろんその人を「ママ」と呼んでもおかしくはないのですが、あまりなさそうに思える)

等々が推測されます。

私が疑問を抱いたきっかけは、えみるだったので、えみる視点で考察を進めましたが、トゥモロー視点で進めてみればまた違う発見(もしくは今の仮説を更に補強する発見)がありそうな気がします。
如何せん前提として考える条件が多数ある上に、それぞれに決め手がないので発散してしまいそうですけれど。

●参考:えみルー考察記事一覧

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