■トロピカル~ジュ!プリキュア第3話「自分を信じて!キュートいっぱい!キュアコーラル!」感想
前回、「プリキュアになれる人間は存外少ない」とローラさんは気づきました。
なのでもっと積極的に探さないと…!となるかと思っていたのですが、完全に逆だった。
どうせ見つからないから根を詰めるのはやめよう。サマーがいればどうにかなるし。
夏海さんは夏海さんで頭の中は部活やら新しいご友人やらでいっぱい。あれやこれやをやりたくて、どれもこれもをやろうとして、楽しく悩んでいらっしゃる。
この様子を後に涼村さんは「好きなことを自分で決められてうらやましい」と評しましたが、描写的には「決められない」側面が多々描かれてる。後々何かテーマ的に発展することなのかしら。
「自分で決める」といえば、今年はプリキュアさんと謎生物が主体的に別行動をとっています。
ご学友と遊びに行くことになった夏海さんはローラを誘いますが、その過剰なる上から目線にローラは拒否。
一方の夏海さんも特にはこだわらない。じゃ!別行動で!お互いに良い週末を!
何かあるたびに鞄に潜り込んだり、頭の上に乗っけたりしていた時代は終わった。ヒトとサカナは住む世界が違う。
お友達と水族館に遊びに行った夏海さん。それとは特には関係なく先日教えてもらったプールにローラはどぶん。どうやってそこまでたどり着いたのかはわかりません。下水を泳いだのだろうか。
なんにせよ「羨ましかったから」とか「寂しかったから」ではなく、自分の基準で動いているのが心地よいです。
私のかわいいは私が決めるのだ。それでこそ自称・次期女王。
そのローラを涼村さんは発見。かわいい!人魚だ!
これにはローラもにんまり。よろしい、素直なニンゲンだ。どうせならプリキュアになってみる?
しかしながらアイテムは光らず。残念。じゃ!そういうことで!
割り切りが早くてとても良い。意志決定は己れでするのだ。
水族館にプリキュアと次期プリキュア候補と謎生物が会しているのに、特には何も起こらずその日は解散。
地味に驚きました。普通ならここは敵の襲撃→初変身の流れなのに。
今年の敵は、プリキュアの持つ何かを狙っているわけではなく、面倒くさがりなのでイベント事を狙うといった策も立てないので、まったくリンクしないのか。これはこれで厄介だ。いつどこに出てくるのかさっぱり読めない。
翌週。涼村さんは夏海さんに打ち明ける。実は私、自分の好きを口に出せない。
横で聞いていたローラは憤慨。自分のかわいいは自分で決めろ!私はかわいい!
夏海さんも追従します。そうだ自分で決めよう!あとせっかくだし一緒にプリキュアやろう!
あ、それは無理。ローラのテンションが素に返る。そのニンゲンはプリキュアになれない。じゃ!そういうことで!
割り切りが早くてとても良い。
その後、何の脈絡もなく敵襲来。パニックに陥るニンゲンども。
また怪物が出た。そういえば以前の騒ぎのときに近くに人魚もいたらしい。なんてこと、人魚が黒幕か!
しかしながらこの風説の流布に、涼村さんは勇気を出してNoを提示した。
他人の意見に合わせる処世術で生きてきた彼女が、自分の意見を口にした。
そして駆け出して行った夏海さんを追いかけ、自分も戦地へ。
夏海さんことキュアサマーは劣勢に陥っていました。
新人らしからぬ戦闘力とアグレッシブさで見ていて頼もしいのですが、近くの水場に浮かんでる人魚さんが足手まといすぎる。
走って逃げたり隠れたりもできず。手に抱えて戦えるサイズでもなし。収納アイテムには重力制御機能がないので、隔離しても目を回す。結果、適当な水場に放つしかなく、そこを狙い打たれたら庇うしかない。なんてこった。
そんな現場に駆けつけた涼村さん。メイクで勇気に灯をともし、思いのままに動いてみたところ、めでたくプリキュアになれました。キュアコーラル。本名「さんご」ですから、そのまんま。もしかして初?
ありがたいことにコーラルさんは防御技を持っていた。戦線を押し返しさえすれば、水場の塹壕に立て籠るのは利点だ。人魚さんが後方から狙撃し、無事にビクトリーなされました。
なお人魚悪玉説を唱えたご学友も悪意があったわけではない。彼女たちの視点では当然の反応です。
そして駆けて行った夏海さんらを心配して、危険地帯ギリギリで待っていてくれた。
涼村さんの幼少時の思い出でも、友人たちが否定してきたとかではない。「自分の意見を言えない空気がある」のではなく、「勝手に自分で思い詰めた」。往々にしてあることだと思う。これを抑圧されたと誤解すると悲劇に発展する。気を付けたい。
【夢がある】
EDが映画仕様。来週のOPはどうなるんだろう?トロプリ歌に合わせてヒープリ映画が宣伝される稀有な事態になるんだろうか。
いざこうなってみると、ヒープリとプリキュア5がコラボしたのは、テーマ的に納得いきます。考え方が近いし、相互に補完しあうシナジーもある。
じゃあトロプリはといえば、「後回し」はフレッシュに親和性があると思う。
山あり谷あり、されどたどり着く先はひとつ。
後回しにしても、それはやがてやってくる。順番がどうあれ、行き着く先はひとつ。
ただ今回の話はハートキャッチ的だった。外見を変えると中身も影響を受ける。メイクすること自体は直接的な解決にはなってないけど、それで気持ちが変わるならいいじゃないか。
何年か前の投票をみるに、ターゲット層として大きいのはプリキュア5とハートキャッチっぽいので、次のコラボは案外ハトプリなのかもしれない。
まぁ放送順どおりにプッシュしなきゃいけない理由はないし、稼げるところから稼がないと次に続かない。飛ばされたシリーズが冷遇された等々とは思わず、前向きに楽しみたいです。
前回、「プリキュアになれる人間は存外少ない」とローラさんは気づきました。
なのでもっと積極的に探さないと…!となるかと思っていたのですが、完全に逆だった。
どうせ見つからないから根を詰めるのはやめよう。サマーがいればどうにかなるし。
夏海さんは夏海さんで頭の中は部活やら新しいご友人やらでいっぱい。あれやこれやをやりたくて、どれもこれもをやろうとして、楽しく悩んでいらっしゃる。
この様子を後に涼村さんは「好きなことを自分で決められてうらやましい」と評しましたが、描写的には「決められない」側面が多々描かれてる。後々何かテーマ的に発展することなのかしら。
「自分で決める」といえば、今年はプリキュアさんと謎生物が主体的に別行動をとっています。
ご学友と遊びに行くことになった夏海さんはローラを誘いますが、その過剰なる上から目線にローラは拒否。
一方の夏海さんも特にはこだわらない。じゃ!別行動で!お互いに良い週末を!
何かあるたびに鞄に潜り込んだり、頭の上に乗っけたりしていた時代は終わった。ヒトとサカナは住む世界が違う。
お友達と水族館に遊びに行った夏海さん。それとは特には関係なく先日教えてもらったプールにローラはどぶん。どうやってそこまでたどり着いたのかはわかりません。下水を泳いだのだろうか。
なんにせよ「羨ましかったから」とか「寂しかったから」ではなく、自分の基準で動いているのが心地よいです。
私のかわいいは私が決めるのだ。それでこそ自称・次期女王。
そのローラを涼村さんは発見。かわいい!人魚だ!
これにはローラもにんまり。よろしい、素直なニンゲンだ。どうせならプリキュアになってみる?
しかしながらアイテムは光らず。残念。じゃ!そういうことで!
割り切りが早くてとても良い。意志決定は己れでするのだ。
水族館にプリキュアと次期プリキュア候補と謎生物が会しているのに、特には何も起こらずその日は解散。
地味に驚きました。普通ならここは敵の襲撃→初変身の流れなのに。
今年の敵は、プリキュアの持つ何かを狙っているわけではなく、面倒くさがりなのでイベント事を狙うといった策も立てないので、まったくリンクしないのか。これはこれで厄介だ。いつどこに出てくるのかさっぱり読めない。
翌週。涼村さんは夏海さんに打ち明ける。実は私、自分の好きを口に出せない。
横で聞いていたローラは憤慨。自分のかわいいは自分で決めろ!私はかわいい!
夏海さんも追従します。そうだ自分で決めよう!あとせっかくだし一緒にプリキュアやろう!
あ、それは無理。ローラのテンションが素に返る。そのニンゲンはプリキュアになれない。じゃ!そういうことで!
割り切りが早くてとても良い。
その後、何の脈絡もなく敵襲来。パニックに陥るニンゲンども。
また怪物が出た。そういえば以前の騒ぎのときに近くに人魚もいたらしい。なんてこと、人魚が黒幕か!
しかしながらこの風説の流布に、涼村さんは勇気を出してNoを提示した。
他人の意見に合わせる処世術で生きてきた彼女が、自分の意見を口にした。
そして駆け出して行った夏海さんを追いかけ、自分も戦地へ。
夏海さんことキュアサマーは劣勢に陥っていました。
新人らしからぬ戦闘力とアグレッシブさで見ていて頼もしいのですが、近くの水場に浮かんでる人魚さんが足手まといすぎる。
走って逃げたり隠れたりもできず。手に抱えて戦えるサイズでもなし。収納アイテムには重力制御機能がないので、隔離しても目を回す。結果、適当な水場に放つしかなく、そこを狙い打たれたら庇うしかない。なんてこった。
そんな現場に駆けつけた涼村さん。メイクで勇気に灯をともし、思いのままに動いてみたところ、めでたくプリキュアになれました。キュアコーラル。本名「さんご」ですから、そのまんま。もしかして初?
ありがたいことにコーラルさんは防御技を持っていた。戦線を押し返しさえすれば、水場の塹壕に立て籠るのは利点だ。人魚さんが後方から狙撃し、無事にビクトリーなされました。
なお人魚悪玉説を唱えたご学友も悪意があったわけではない。彼女たちの視点では当然の反応です。
そして駆けて行った夏海さんらを心配して、危険地帯ギリギリで待っていてくれた。
涼村さんの幼少時の思い出でも、友人たちが否定してきたとかではない。「自分の意見を言えない空気がある」のではなく、「勝手に自分で思い詰めた」。往々にしてあることだと思う。これを抑圧されたと誤解すると悲劇に発展する。気を付けたい。
【夢がある】
EDが映画仕様。来週のOPはどうなるんだろう?トロプリ歌に合わせてヒープリ映画が宣伝される稀有な事態になるんだろうか。
いざこうなってみると、ヒープリとプリキュア5がコラボしたのは、テーマ的に納得いきます。考え方が近いし、相互に補完しあうシナジーもある。
じゃあトロプリはといえば、「後回し」はフレッシュに親和性があると思う。
山あり谷あり、されどたどり着く先はひとつ。
後回しにしても、それはやがてやってくる。順番がどうあれ、行き着く先はひとつ。
ただ今回の話はハートキャッチ的だった。外見を変えると中身も影響を受ける。メイクすること自体は直接的な解決にはなってないけど、それで気持ちが変わるならいいじゃないか。
何年か前の投票をみるに、ターゲット層として大きいのはプリキュア5とハートキャッチっぽいので、次のコラボは案外ハトプリなのかもしれない。
まぁ放送順どおりにプッシュしなきゃいけない理由はないし、稼げるところから稼がないと次に続かない。飛ばされたシリーズが冷遇された等々とは思わず、前向きに楽しみたいです。