穴にハマったアリスたち

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ロビー&ケロビー 第26話「アテナはここにいるぜぇ!」

2007年09月23日 | アニメ・日曜朝 感想その他
東映アニメーション&バンダイによる対月島きらり番組といえば「Yes!プリキュア5」。
結果は上々らしく、恐怖の月島さんとも五分に殴り合っています。
一方、ウィーヴ&バンダイによる対月島きらり番組といえば…。

・ロビー&ケロビー 第26話「アテナはここにいるぜぇ!」

10分枠になった「おねがいマイメロディ」の後半部分担当。
あからさまにお子様向けだろ的キャラ&前評判と裏腹に、意味の分からない地平に走って行ってるのが素晴らしいです。
そんな今日のメインは女子アナのアテナお嬢さん。

中の人は元モーニング娘。の辻さん…だったのですが、例の騒動で降板。
今の担当は新垣里沙さん。月島さんの御同僚、現役モーニング娘。です。露骨にもほどがある。
打倒、月島きらり!そっちがその武器を使うなら、こっちも同じ武器を使ってやるぜぇ!

そんなアテナお嬢さんが今回は大ハッスル。
朝っぱらから衆人環視の前でストリップか!10分枠アニメで挿入歌か!
しかも無駄に作画が良いときた。

…しかしウィーヴが作ると、ネタが昭和になってしまうのはなんでだろう。
そもそも「ここにいるぜぇ!」自体が既にオールドソングな気がしますが、ウィーヴ様はバンダイ様からの依頼を勘違いしてる気がする。確信犯的に。
辻さんの降板すら番組中でネタにして突き進む「ロビー」は、今の「マイメロ」よりも確実にポイントを稼いでると思う。


(左画像)
ここにいるぜぇ!/辻希美(アテナ)

(右画像)
めぐる恋の季節(初回生産限定盤)(DVD付)/℃-ute


…で、前枠の「マイメロ」ですが、最近は歌ちゃんの必死ぶりに涙が。

(07年1月に書いた記事より)
 「くるくるシャッフル」が始まったころ。
 『失速しながらもスポンサー様の都合で延々シリーズ続投。
  既に現場に熱意は失われ、人気離れも進む中、
  なまじ主役をやってるせいで降板することもできず、
  人気低迷の全責任を負わされ、薄給でコキ使われる歌ちゃん』
 という酷いSSを書いたことがあったのですが…。
 なんかそれが現実になりかけてる気がしないでもない。


妄想が現実に。嗚呼、歌ちゃんの中古化は痛かった…。彼女の劣化ぶりには泣けてきます。
愛想笑いをしながら玩具の販促をする歌ちゃんが、もう見てらんない。
玩具を「つまらない」と投げ捨て、マイメロを足蹴にしていた傍若無人な彼女は一体どこに…

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Yes!プリキュア5 第33話「大スクープ!プリキュア5独占取材!」

2007年09月23日 | アニメ・日曜朝 感想その他
ある日どこかの在庫置き場にて。
今日も寂しく倉庫番をしている美翔さんのところに、お客さんがやってきました。
今をときめく大スター、夢原さんです。

美翔さん:
 「な、何か御用ですか?」
 「在庫なら、す、少しずつですけど掃けてきて…」(ビクビクビクゥ)
夢原さん:
 「実は今度、ダンスをやることになったんです」
 「ダンスといえば『ガンバランスdeダンス』の美翔先輩だと思いまして、色々と教えていただけたらと…」

嗚呼、良かったね美翔さん。
珍しく後輩に頼ってもらえてとっても嬉しそう。
ここぞとばかりに胸を張って、事細かに教えてあげました。

夢原さん:
 「ありがとうございました~」
美翔さん:
 「ううん。私で良ければなんでも教えてあげるから、またいつでも来てね」

夢原さんって、今まであんまりお話したことなかったけどとっても良い子みたい。
また遊びに来てくれるといいな。そのときは先輩として、プリキュアの心構えとか伝えられるといいな。
今日は久方ぶりに、幸せな気分で家路につけた美翔さんでした。


…そして新EDを見て絶望に打ちのめされるのです。


・Yes!プリキュア5 第33話「大スクープ!プリキュア5独占取材!」

みんなは大好き?私は大好き!増子さんのメイン回。
日々報道に励む彼女は今日も元気いっぱいあることないこと報道してみました。
が、調子に乗りすぎて人を傷つけてしまいました。猛省。

部を立ち上げたばかりの、あの情熱の日々はいずこへ。
仲間は一人また一人と離れて、気が付けば一人ぼっち。
理想と情熱だけでは幸せになんてなれないのです。

一方のナイトメア社。
頼れない元幹部のブンビーさんが必死にアピールしますが、周囲からは完全無視。
部署が存続してころの、あの優雅な日々はいずこへ。
部下は一人また一人と離れて、気が付けば一人ぼっち。
絶望と圧迫だけでは幸せになんてなれないのです。当たり前だ。

仕方がないのでブンビーさん、一人で現場に突撃です。
同じく一人で黄昏ていた増子さん、目をつけられて巻き込まれ。
怯える増子さんがとてもとても可愛いです。作画さん、そこだけはとてもよく頑張った。

個人的に、増子さんが取材で企業訪問して、そこでブンビーさんと知り合う…とかそんな話を期待してたんですが、今回こういう形で遭遇しちゃったら無理そう。ちょっぴり残念です。

さて、今日は脇役プリキュアさん、民間人の危機にようやく現場に到着。

夢原さん:
 「プリキュア・メタモルフォーゼ!!」

ですが彼女は忘れていました。
今作にはうやむや異空間の加護はないのです。
無防備かつ不用意な変身により、増子さんの目の前に恥ずかしいコスプレ姿を晒す羽目に。

増子さん:
 「プ、プリキュア5?」
 「は!?」

我に返った彼女は、思わずカメラに飛びつくと、さあ今こそシャッターチャンス。
ぎゃ、ぎゃあ。
水無月先輩の恥部が激写されていく!

体面を気にせず闘ったプリキュアさんたちの活躍により、戦闘は無事に終了。

檸檬:
 「その質問はNGです♪」
 「私たちにも分かりかねます☆」

空気を読める女No.1の檸檬の活躍により、マスコミ対策も無事に終了。
プリキュアさんから何かを受け取った増子さんも立ち直り、再び新聞に取り組む意欲を取り戻しました。
めでたしめでたし。

 

ていうか、増子さんは正体に気づいたと思うんだ。


(左画像)
Yes!プリキュア5 ボーカルアルバム1~青春乙女LOVE&DREAM~

(右画像)
Yes!プリキュア5 オリジナル・サウンドトラック1


…そして今日から新エンディング。

夢原さん:
 「手のひーら、太陽向けーて~♪」

 

美翔さん:
 「!!!!!!!!!」

テレビが壊れた!いや、現実が壊れた!
ま、待って美翔さん、これはリスペクトとかそういうのであって、パクったとか奪ったとか取りあげられたと見限られたとか裏切られたとかそういうのじゃ…嗚呼!美翔さんも壊れた!

夢原さん:
 「マイナスからでもOK!」
 「逆転しよう!イッキ!YO!YO!」

マ、マイナス…。そこまで言うか夢原さん。
怨敵・月島きらりに逆転しようという意気込みは分かりますが、もう少し言い方ってものが…。
嗚咽を漏らす美翔さんが見てられません。

 

目が点になってるどころの話じゃない。


(左画像)
宮本佳那子/Yes!プリキュア5エンディングテーマ ガンバランスdeダンス 夢みる奇跡たち(CD)

(右画像)
五條真由美 with フラッピ&チョッピーズ/ふたりはプリキュアSplashStarエンディングテーマ ガンバランスdeダンス


「ガンバランスdeダンス」といえば、現代版「上を向いて歩こう」。
明るい曲調ですが、どこか物悲しい歌詞にしんみりするのが売りです。
「SplashStar」の後半戦に、とてもよくあった名テーマだと思う。

美翔さん:
 「…でもねマジ落ち込んで、ため息出ちゃう日もある」
 「うつむく目線をあげて 涙に青空うつそう…」

だからせめて胸を張って踊るのです。悲しみこらえて歌うんです。明日は絶対、いい日になると信じて。たとえそれが叶わないと分かっていても。

で、美翔さんだとそーなるわけですが、夢原さんだとどーなるんでしょう。
1番からして物悲しい雰囲気の伝わってきた美翔verと違い、素で能天気そうです。
ていうか、聞けば聞くほど崩れ落ちる美翔さんの様子ばかりが目に浮かぶ。
プリキュアさんのEDは神懸った曲ばかりだなぁ…。
コメント (12)
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