穴にハマったアリスたち

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韋駄天翔 第52話(最終回)「新しい旅立ち、世界よ甦れ!」

2006年10月02日 | アニメ・土曜朝 感想その他
「赤ずきん」と「ふたご姫」の間に放送され、視聴者層を見事に分断してきた「韋駄天翔」。
テレビ東京の番組構成に疑問符を投げかけたくもなりますが、ファンの数は両者に負けず劣らず。
かくいう私も第1話から、だらだらと見てました。

…そんなわけで、最終回くらい感想書いてみる。

・韋駄天翔 第52話(最終回)「新しい旅立ち、世界よ甦れ!」

【あらすじ】
 主人公・山登翔は、謎の異世界「Xゾーン」に友人ともども強制転移。
 そこは自転車が全てを支配する不思議世界だった。
 交通手段は自転車、基幹産業は自転車、街の自治権は自転車競走によって決められる…。
 そこに住む人々も、ヘッドギアを装着すると急激に体型が変わる者、忍術を駆使するシスコン、金属鎧に真剣装備の自転車乗りなど、人知を超えたものたちばかり。

 しかし元々そちらの趣味と才能があった翔たちは、あっさりとXゾーンに適応。
 数々のバトルを乗り越え、技術的にも人間的にも成長していく。
 そしていよいよ、世界の明暗をかけた最後のバトルに望むのだが…

放送期間1年。とうとうやってきた最終回。
いろいろあって、ラストバトルの始まりです。
この勝負に負けると世界は滅びます。

…なんでたかだか自転車競走ごときで、世界の存亡に影響が出るのか。
不思議ではありますが、登場人物の誰一人として疑問に思っていないので、潔く受け入れましょう。

翔くん:
 「韋駄天GO!!」

 

コースが存在しないように見えますが、見たまんま、そんなものはありません。
グラウンドやサーキットでのおままごととは違うんです。
あるのはスタート地点とゴールだけ。後はその最短ルートを突っ走るのみ。

 

まぁ当然の帰着として、それは「空」になるのですが。

ラスボス:
 「ここまで私を追ってくるとはさすが私の息子だ」
 「ならば一気にケリをつけさせてもらうぞ!」

ちなみにラスボスは闇の力に洗脳された、主人公の父親です。
父と子の対決。少年もののお約束です。
父を越えるべく頑張る少年ですが、そこに父からの無常な一撃。

 

ラスボス:
 「魔王降臨!天地壊乱!」

 

翔くん:
 「うわぁあぁぁっっ!!」

あまりにも大人気ない攻撃が、翔くんに降り注ぐ。
空中にもかかわらず、懸命に回避行動を取るも攻撃は直撃。
成す術もなく撃墜されます。

 

見守る仲間たち:
 「しょ、翔が殺られた…」

誰もが「これは死んだ」と思う中、しかし、不死鳥のごとく、翔くん復活。

 

翔くん:
 「俺は負けない。俺は勝つ。
  俺のバイクにはみんなの力が、祈りが込められてるんだ。
 
  

  あゆむのダッシュ力、獅堂のテクニック、まことのウェットコース走行、

  

  孤影のジャンプ、アーサーのパワー、牙舞の破壊力。
  その全てを一つにするんだ!」

最後の一つは自転車競走には不要なようも気もしますが…。
牙舞くんは前シリーズのラスボス(現・仲間)。
テクニックだジャンプ力だと言ってた他の面々を、破壊力で身も蓋もなく粉砕するさまはなかなか素敵でした。

…あ、そういう意味じゃ、一番役に立つのか、それ。

爆走するラスボス。
が、それを復活した翔くんが猛追。
気配に気づいたラスボスが振り向くと、そこにいたのは…

 

ラスボス:
 「ネ、ネプチューン!?…いや、違う!?」

ネプチューンは前述の、水辺で真価を発揮する、まことお嬢さんの愛車。
ちなみに彼らが今走ってる場所は『海面』です。
それはもはや『ウェットコース走行』のレベルではないのですが、何事も応用、だと思う。

ラスボス:
 「私に追いつくことなどできんぞ!」
翔くん:
 「俺は父さんに追いつきたいんじゃない。父さんを越えるんだ!」

 

雄たけびとともに、猛然とダッシュ。
『ダッシュ』というか、空中に飛び上がってるので普通は『ジャンプ』というのですが、細かいことはどうでもいいのです。
つうか、空中でもペダル漕いでるし。

ラスボス:
 「な、なんだ!あのダッシュ力は!」

さすがにうろたえながら、自身も必殺技を展開。

ラスボス:
 「魔王降臨!天地壊乱!」

 

背後から迫る謎の黒波動。
それを華麗な『テクニック』で避ける翔くん。
空中なのに、軽々と上下左右に動き回ります。なんてすごい『テクニック』。

ラスボス:
 「こしゃくな!」

今度は地面に降り立つと、岩塊を跳ね上げ物理攻撃。

 

翔くん:
 「砕け!ハンマーヘッド!」

さっきの『テクニック』で避けろよ。
そんなことも思いますが『パワー』で粉砕。
ゴム製タイヤなめんな。岩だろうと根性で破壊できるぜ。

進退窮まったラスボスは、下から体当たりを決行。しかし…

 

翔くん:
 「ブラッディインパクト!!」

前期のラスボスの必殺技・謎バリアを展開。
逆に弾き飛ばし体勢を崩すと、とどめの一撃。

 

翔くん:
 「熱風怒涛!真空一閃!空刃鎌鼬!!」

上述の『ジャンプ』と称されてた人の技です。
「地面に向けて」急降下しながら、彼の技をぶちかまし。
明らかに技の使い方を間違ってますが、これが決定的な瞬間を作ってくれました。

 

翔くん:
 「燃えろフレイムカイザー!!俺の心のように熱く赤く燃え上がれ!!」



激戦の果て。一条の光がついにゴールへと。

 

そして爆発。

かくして世界に平和が戻りましたとさ。

…。
……。
………。

 こ れ の ど こ が 自 転 車 レ ー ス だ


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【DVD】ハイパーセレクション韋駄天翔 1(初回版)

(右画像)
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NDS 韋駄天翔 DS 燃えろ!フレイムカイザー(新品)

さすがに自転車番組は販促アイテムの値段が桁違いだぜ!

それはともかくエンディング。

 
 

初代OP曲で送る、これまで1年間のアイキャッチの詰め合わせ。
覚えていないようで意外に見覚えあるものばかり。無性に懐かしいです。
いや、この演出は本気でいい感じ。

 

本編の「少年バトルのお約束」ぶりといい、実にいい最終回でした。
なんだかんだで1年間、適当なノリで楽しませてもらいました。
ありがとう、スタッフさま。
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おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~ 第27話「ハッキリしてくれたらイイナ!」

2006年10月02日 | アニメ・日曜朝 感想その他
「マイメロ」の直前に放送されているCM「ポケミニ」。

流れるBGMが大好きで、着メロにも使ってたのですが、しばらく前に放送が終わってがっかり。
ですが、本日唐突に復活してくれました。
下期になって宣伝費が補充されたんでしょうか。ありがとうポケミニ。

 『雨の中で今ぬれている 君に差し出す傘さえあれば…!』

…もちろん、折り畳み傘のCMです。

・おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~ 第27話「ハッキリしてくれたらイイナ!」

みんなのアイドル・加納さんのメイン回!
1年間、楽しみに待ってました。
きゃー!加納さーん!

昨年「容姿にコンプレックスがある」という、人様に知れたらますますドつぼにはまりそうな悪夢を大公開した彼女。
普通なら再起不能になりそうなところですが、「そんな君が好き」と言い出した人物が一人。
彼の名前は森内くん。彼とは友達になれそうな気がする。

当然、その一件以来二人はラブラブ…かと思われていたのですが、関係は全く進展していなかった模様。

加納さん:
 「だって、森内くん、私の顔見て話してくれないし…!」

自分にもできない積極性を相手に求めるな。
つうか、二人の関係は「森内くんが告白して、加納さんの返事待ち」の状況なのでは?
ここでもう一手、向こうから動いて欲しいとは、なんてわがまま加納さん。

とはいえ、そこは同性の性、夢野さんたちは全面的に加納さんに肩入れ。
森内くんを問い詰め、「もっと積極的に出ろ」と追い込みをかけます。
森内くんが加納さんと同じタイプの人間だったら、こんなに追い詰めたら即行で破局しそうな気もしないでもないですが…。

視聴者の不安をよそに、森内くんはアクションに出てみました。
勇気を出して加納さんをデートにお誘い。
よく頑張った。2年かかって同じことができないでいる小暮くんとはえらい違いです。

…ところで加納さん、ぼへらっと立ってると胸より腹の方が出てる気が。
低身長な夢野さんよりもさらに頭一つ分低いし。
さすがは加納さん。そんな貴女が大好き。

さて、楽しい楽しいデート。でも加納さんはいつでも後ろ向き。

加納さん:
 「外行きの服なんてそんなに持ってないし!」
夢野さん:
 「お姉ちゃんが可愛い服いっぱい持ってるから貸してあげるよ」

お前は、あの姉の服が加納さんに着れるとでも?

今日の歌ちゃんは微妙に態度が上からです。
結局、貸し与えたのは妹さんの服でした。しかもどう考えても悪意を感じるセンスです。
加納さん、本当にそれでいいのか…。

バタバタしながらも、ひとまずデートの待ち合わせ場所へ。
ぎりぎり可愛いといえなくもない格好の加納さんに、森内くんも錯乱。
反射的に後ろを向いて「可愛いよ」と一言。

加納さん:
 (だからどうしてそれを私の方を向いて言わないの!!)

無茶を言うな、とも思いますが、コンプレックスの塊な彼女のこと。
森内くん的にはべた褒めに褒めまくり、「そんな君こそが最高だ」とおだてまくるのが攻略の第一歩です。
まぁ、そういうことができるタイプの人間は、そもそも加納さんみたいな娘には興味持たなさそうですが…。

なお、そんな初々しい二人の様子を、レギュラー陣総出で観察。
よってたかって野次馬です。
加納さんも森内くんも、ろくでもない友人ばかりです。

とりあえず映画でも見ようと歩き出す二人。が、そこで加納さんのいつもの病気が発症。

通りすがりの人:
 「プ 何あの服?」
加納さん:
 「…え?」

さすが加納さん、被害妄想&誇大妄想全開。

嗚呼、道行く人の会話が全て嘲笑に聞こえる。
嗚呼、みんなして私のこと見て嘲笑ってる。
嗚呼、森内くんも私のことを置いて、どこかに行こうとしてる。

加納さん:
 「あうあうあうあう」

病気が最高潮に達したところで、悪夢発動。

加納さん:
 「私に構わないで!一人にして!」

近くにいた夢野さんたちも巻き込んで、得体の知れない秘境に強制転移。
鬱蒼と茂る密林の中、ばらばらにされた一行ですが、どうにかこうにか合流。
でも、加納さんと森内くんの姿は見つからず。

夢野さん:
 「加納さんはどこ!?」
クロミさん:
 「あの娘の『一人になりたい』って気持ちの強さ次第。
  すっごく一人になりたければ、すっごく一人の場所」

それを聞き、一行は一斉に同じ場所を推察。

夢野さん:
 「もしかしてあそこに!」

見上げたそこは、密林から遠く離れ、最も人気のない雪山の頂上。
「行き先は『一人になりたい』度合いによる」と聞かされ、連想した場所がそこか。
この場にいる全員、加納さんの性格を熟知してやがる。

…そして、案の定、雪山に引きこもってた加納さん。

加納さん:
 「言ったよ。一人にしてって。言ったよ」
 「でもこれはないでしょ。これは」

命の危機に晒されてました。

加納さん:
 「寒いよ寒いよ」

ガタガタ震える彼女の元に、ただ一人たどり着いたのは森内くん。
この辺、彼女の心理が如実に現れてていい感じです。
まぁ、裏を返すと、「夢野さんたち邪魔」ということなんでしょうけど。

凍死寸前の中、森内くんは意を決して再度告白。
今まで顔を見て話さなかったのは、赤面する姿を見られたくなかったから。
彼の本当の気持ちを確認できて、加納さんも一安心。
コンプレックス娘である加納さんからしたら、変に格好つける相手よりも、弱さを見せてくれる相手の方が合ってる気がする。
…つうか、バリバリに格好いい相手から告白されても、被害妄想&自己嫌悪で自滅するだろうし。

そんなわけでめでたくピンク音符。
これで黒だったらとっても加納さんだったのですが、さすがにそれはありませんでした。
残念ですが、ひとまずめでたし。


【総括】

 加 納 さ ん 最 高 。

先週も夏川さん相手に似たようなことを叫んだ気もしますけど、加納さんのダメさ加減に惚れまくり。
彼女の面白い顔がいっぱい見れて私は幸せです。
やっぱり「マイメロ」はクラスメイト話が一番だと思ってみた。


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ついでに、「マイメロ」の直後に放送されている「NHK将棋講座」。
今日から講師も変わって、新シリーズ開始。
どうせまた初心者置いてけぼりだろうと思ってたら、異常なまでに役に立ちました。

テーマは「序盤の自然な手、不自然な手」。

 例:自然な初手 「角の斜め上の歩を上げる」
 例:不自然な初手 「角の頭の歩を上げる」

これは分かりやすい!

というか、今更なんでこんなレベル。
さらにはアドバンテージの考え方も例を示して丁寧に解説。
(例:駒交換は、先に交換したほうが損をする)
数年間見続けて、初めて内容を消化吸収できました。
来週も勇んでみてみよう。
コメント (2)
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