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穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
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工藤真由 モバイルファンクラブイベント第1回 まゆラボ祭「あなたのハートにストライク」

2010年08月29日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
みんなの憧れ・歌のお姉さんこと工藤真由さんの、第1回ファンクラブイベントが開催されました。

■工藤真由 モバイルファンクラブイベント第1回 まゆラボ祭「夏がキタ━━━(゜∀゜)━━━!!あなたのハートにストライク」



 日時:2010年08月28日(土)集合15:40
 場所:都内某所のボーリング場
 出演:工藤真由
 内容:
  01.ボーリング大会
  02.ディナーショー

(本記事は私の記憶・思い込みに基づいたものであり、実際の演者の言動・意図とは大きく異なる場合があることをご了承ください)

非常にリアルな会員数という噂の聞こえるファンクラブの限定イベント。
参加者は40名(内1名欠席)。
定員オーバー時には抽選とのことでしたので、切りの良い数字ということは多分定員は越えたんでしょう。
幸先よいです。
そして受かってたことに祝杯。

第1部は4人1レーンに分かれてのボーリング大会。
組み分けは主催者側に手事前にされていました。チーム名も事前につけらてました。「ツインテール」。
割とろくでもない。

ファンイベントでボーリングやってどうするんだ?と正直思ってましたが、やってみたら意外と楽しかった。
緩いとはいえチーム戦的要素もありますし、見ず知らずの人と打ち解けるには手っ取り早い。
ボーリングのポテンシャルを舐めてた。申し訳ない。

工藤さんは各レーンを適当に周り、その時たまたま番だった人の代わりに投球する…という謎の参加をなされました。
ちなみに、くどまゆさんはボーリングはさほどお上手ではない。
一応「ボーリング『大会』」と銘打ってるのに、成績を左右する微妙なジョーカーぶりです。そこが良い。

ボーリング中には「次の投球者がストライクを出したら、その人にツーショット写真の権利をプレゼント」イベントが2回開催。
たまたま「次の投球者」になった人にしかチャンスがない、といった問題点はあるものの、そんなことをとやかく言うのは野暮と言うもの。景気良く盛り上がってました。
なお、うちのレーンでは2名がその権利をゲットしていた。おめでたい。

2部はディナーショー…というかディナー。
工藤さん登場(景気づけに「5」OPを歌唱)の後は、割と黙々食べてました。
食べてる最中にビデオを流したり、ゲストが時間を稼いだりといったことをしないあたりの隙っぷりが初々しい。

料理はビュッフェ形式。
ここで工藤さんが肉好きということを鑑みて、肉料理を大量に確保してた人たちは先見の明があると思った。
この手のイベントは、自分たちで積極的に考えることが大事ですね。

くどまゆさんのお誕生日は9月12日。ちょっと早いですけどお誕生日プレゼントのサプライズも。
その際には写真撮影も許可されました。
こういう不意打ちがあるから、普段からデジカメを持ち歩かないと危ない。



…しかし9月12日が誕生日ならば、どうしてそこに開催日を合わせなかったんでしょうね?
12日は日曜日。今回のように土曜日開催としても11日。どのみち週末ならば、学生さんの夏季休暇需要はあんまり関係無さそうなのに。
何か深遠な事情があったのかしら。

お誕生日イベントの後はお唄。

 01.プリキュア5、フル・スロットル GO GO!
 02.あなたに逢いたくて~Missing You~
 03.プリキュア5、スマイル go go!

「もう1曲唄ったらどうか」「もう1曲…」と促されて、都合3曲。
2曲目は松田聖子さんの名曲。
「もう1曲?じゃあやっぱり松田聖子で」と既定路線のように選曲されていた(※お唄はカラオケ機材によるものでした)。
地味に不意打ちでしたが圧巻。
本人いわく「普通のカラオケのノリになってる」とのことでしたが、やはり半端ない。

第1回ということで多少の「慣れてない」感はありましたが、全体としては大成功だったように思います。
結果的に、ファン同士の交流がかなり進んだように思う。
私自身、参加者の一人なのにこういうことを書くのは増長しきってますが、くどまゆさんはファンに恵まれてる感じ。
訳のわからないことをする人はもちろんおらず、身内で凝り固まることもせず。
初めてのイベントでこの水準スタートなのは、とても素敵だと思う。私も自省し、良い雰囲気を壊さないようにしたい。

工藤さんは「歌手になるのが幼いころからの夢」で、「ファンクラブの設立」やそこからのイベントは憧れだったと語っておられます。
それが実現して舞い上がっておられたのか、お唄はことごとく歌詞を間違えておられた。可愛らしい。
極めつけに、最も肝心な今後の告知を完璧に失念して退場されてしまいました。

やむなくスタッフさんからの告知。
何はともあれ、10月の工藤真由名義の初アルバムの発売を、勝負の時と位置付けられてる。
工藤さんも「今が新しいスタート」と繰り返されてましたが、リアルに行く末がかかってます。

今までもお唄が評価されてきたものの、プリキュア補正があるのも事実。
今度のオリジナルCDの売れ行きが、歌手・工藤真由の未来を決める。
真面目な話、彼女のお唄を今後も聞きたい人は買って欲しい。

工藤真由 1st Mini Album 初回限定盤(仮) 【CD+DVD】

収録曲5曲の内、2曲はプリキュアソングのリテイクだそうです。勝負のCDに、きっちりプリキュアブーストを採用してるのが逞しい。
初回特典のDVDは「オリジナル曲のクリップ他、前期エンディングテーマ『ハートキャッチ☆パラダイス!』及び後期エンディングテーマ『Tomorrow Song~あしたのうた~』(8月1日から放送開始)の本人パフォーマンスダンス映像も収録した豪華版!!」(Amazonさんより)だそうです。
本人パフォーマンスダンスとか、さりげなく書いてある。くどまゆさんはご自分の武器を理解しておられる。



いただいた参加賞と、ボーリング大会チーム戦2位の賞品のバンド。
参加賞は足形です。プリティ。
賞品はくどまゆさんご着用のものと同じデザイン。ちなみに他の順位の賞品は、くどまゆさんと同デザインの携帯ストラップ、着用済みのシュシュ、一人で頑張って撮ったプリクラ、ご飯を食べさせてもらえる権利、等でした。
順位が上がるにつれ、くどまゆさんの体を張った内容が増えていく。
金銭価値が意味をなくすこの瞬間。

開催時間は約3時間。その割にはあっという間に感じました。
くどまゆさんとの交流もですが、ファン同士の交流が深まったのが印象的なイベントでした。
繰り返しになりますが、意外とポテンシャルが高いなボーリング。
なお最年少参加者は、ぶっちぎりで未就学児童の女児様1名。
もはやプリキュアイベントなのか何なのか分からない中、熱いものがある。



交流と言えば、以前にプリキュアオールナイトで非常にお世話になったダコチンさんと再会。
改めてお礼を言うべきところを、逆にお土産を持たせてくれた。ありがたい。
更には某課題を早々にクリアされたとのことで驚愕。まずい。言いだした私が遅れてる。

そんなこんなで、大変充実したイベントでした。
第2回があるかどうかは、多分CDの売れ行き次第。
頑張れくどまゆ。プリキュアさんもきっと応援してる。

【追記】
 ご本人様ブログの記事
 くどまゆさんは本当に頑張っておられる。
コメント (2)
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感想:東映デジタルセンターOPEN記念セミナー(2日目) 【追記】

2010年08月08日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
【追記】
先日の記事に、いくつか書き忘れていた雑多なことを。

【1】
「マイケルジャクソンの影響を受けたのではないか?」との声があったそうですが、「その通りだ」とのこと。
冒頭部分はそのイメージで作られたらしい。
ただ「GOGO!チームの登場シーンはマイケルではなく、バットマンが念頭にあった」そうです。(ちなみにこのシーンは「非常に評判が良かったシーンの一つ」とのこと)

【2】
冒頭で花咲さんらが振ってるのはミラクルライト。ライブのサイリュウムのイメージそのまま。

【3】
調整したとはいえ頭身差は依然としてあるため、17人集合シーンでは、後ろにいるはずのMH+SSチームの方が、前列の花咲さんらより頭が大きく見えてしまう。
そこでそういったシーンは個別に再調整が行われたそう。

【4】
またMH+SSチームの、手甲やブーツも省略したそうです。
3Dを想定していなかった先輩方は、色々とネックになってるっぽい。

【5】
黒白先輩が壁ジャンプのシーンは、「ピーターパン等で行っている客席に飛びこむ演出は盛り上がるから」の理由で採用。
さすがにこれはモーションキャプチャーは出来ないので、絵コンテで代用したそうです。

なお遅れて登場するルミナスさんですが、イメージカットには「登場後半で大丈夫?」と書かれてました。密かにあんまり踊ってないルミナスさん。

【6】
会場のイメージ元は武道館。
広さや客の雰囲気を掴むために、実際の武道館の設計図も参考にしたとか。

もっと大きな会場もありますが、「客との距離間がちょうどいい」という理由だったそうです。
終始「ライブのようなイメージで」「客との躍動感」で一貫されていたらしい。

【7】
最初のイメージ絵が作られた段階では、ハートキャッチの二人はまだ設定絵そのものが出来てなかったそうです。
そのため、「何かファッションをテーマに使うらしい」「じゃあモデル風に花道を歩かせよう」というくらいの流れで、冒頭シーンは出来たらしい。
「結果的に当たってた」とおっしゃってた。
まぁどこまでが本気で、どこからが冗談なのかは分かりませんが、2D花咲さんよりも先に、3D花咲さんのダンスイメージが決まってたというのも凄い話。

【8】
ステージの全体イメージは植物。
「そうは見えないかもしれませんが」と断りを入れておられたので、多少納得してない部分があるのかもしれない。
夢原さんのステージが分かりやすくそんなイメージ。

【9】
その夢原さんステージは、「もっと可愛くしよう」という女性スタッフの声で、ステージ下に輪っかが二つ追加されました。
「天球儀のような感じ」と話されてた。

これが画面に映るのはほんの一瞬。
でもそんなところまで作り込んでおられるのが凄い。
見えてない部分にもギミックが仕込まれてて、唖然とするしかなかった。

【10】
案として「昼」のステージも検討されたとのこと。
結果的に、映像は「夜」のものになりましたが、「昼」バージョンもあるみたい。(一部分だけ?)

【11】
秋の映画のネタバレ


(一応、空白を空ける)


(一応、空白を空ける)


(一応、空白を空ける)


(一応、空白を空ける)


(一応、空白を空ける)


10月の「ハートキャッチ」さん映画に関して、「EDではないが、本編に3Dの場面はあるのでよろしく」とおっしゃっておられました。
本編中での3Dは予想の範疇としても、EDが3Dダンスではないのは多少意外。
コメント (2)
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感想:東映デジタルセンターOPEN記念セミナー(2日目)

2010年08月07日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
東映さんの新規事業・東映デジタルセンターの公開セミナーに行ってきました。

■東映デジタルセンターOPEN記念セミナー(2日目)



日時:2010年08月05日(木)17:00
場所:大泉学園 東映デジタルセンター
内容:
 1. 「プリキュアオールスターズDX2」EDのメイキングセミナー
 2. 東映撮影所の見学
公式ページ

全部で2時間程度。あっという間に過ぎました。非常に興味深かった。

まずプリキュアさん達の仕事場が見られたことに素直に感動しました。
そこら中にセットが溢れている。
残念ながらお姿は見かけませんでしたが、撮影帰りの花咲さんとかが闊歩してるんですよね。どきどきする。

セミナーは東映アニメーション様の方3名による、「どうやってあのEDを作ったか」のお話。
方向性としては、絵コンテを切って最初から完成形を見据えて制作…ではなく、まずダンスを踊ってモーションキャプチャーし、ライブのようにリハを重ねて完成形に近付けていく手法を取ったそうです。
試作段階の映像では、本当にカメラがプリキュアさんの周りを滞空し、アングルを指示しまくっていました。

スタッフさんが掲げた内部目標は、「フレッシュEDでやり残したことをやる」。
具体的な反省点としては、どうしても予算も時間も限られたため、フレッシュEDは「撮影所でとったような」狭い空間になってしまったこと。
そこでライブ会場のような熱気を伝える映像にしたかったそうです。確かに、そんな感じだ。

「実際のライブコンサートのような」は何度も繰り返し強調されておられました。
また最初の3Dプリキュアであるところのフレッシュさんに対し、私の思い込みかもしれませんが、そこはかとない思い入れを持っておられるようでした。
イメージカットには「フレッシュチームはダンスユニットとしての面目躍如を」とわざわざ書かれ、「他のチームより難易度の高いダンスをお願いした」とのこと。
確かに桃園さんは頑張っておられた。それに対して美墨先輩とか殺陣ですよね…。ダンスというより。
カットには「他のプリキュアがモー娘。なら、フレッシュはSPEEDで」とも。
桃園さんが、愛されている。

他の説明でも桃園さんは頻繁に引き合いに出されていました。
「2Dの設定絵は割と『都合よく』できている(髪の毛が正面・横・斜めで微妙に整合性が取れていない、とか)。3Dではその辺は誤魔化して、正面・斜めの再現性だけに拘った」とか。
その説明の際に使用されてるのは桃園さん。
表情やハイライトの変化の説明の際も、桃園さん。
最も最初に出来あがっていたこともあり、頭身はフレッシュさんに合わせて調整したとか。

…そういう意味では、桃園さんは大先輩ですね。
彼女はあんまりそういうのを鼻にかけなさそうですが、花咲さんとかは微妙に勘違いしちゃったのかもしれない。
こう、美墨先輩に対して「どこの新人ですか?ダンス教えてあげます」くらいの態度で接しちゃうとか。想像するだに恐ろしい。

モーションキャプチャーのダンスを踊られたのは、ミュージカルのスタッフさん。
フリルつきのスカートをはき、ゼッケンを装着(「ピーチ」とかそんな感じの)、EDそのままのダンスをびしりと踊る映像が紹介されてました。(EDそのままというか、こっちが大元なのですけれど)
画面の左上に完成版ED、右下にダンサー版EDを並べての比較映像が、物凄く面白かった。

何と言うか、分かっていたこととはいえ「本当に踊れるダンス」であることに感動した。
練習着にスカートを取りつけた格好での撮影に妙に熱いものを感じたり。
以前、オペラ座のメイキング映像を見た時の印象を想起しました。何やら凄いな。さすがプリキュアさんの「中の人」。
ダンス自体は2009年中に既に完成。
踊りのイメージも一致し、出来上がったモーションキャプチャーのデータ精度も非常に良く、修正は最小限で済んだそうです。

モーションキャプトの際の問題は、「17人同時」は現実的ではなかったこと。
カメラの精度や物理的スペース、対象が増えると工数が爆発的に増える等がネックだったらしい。
そのため同時撮影は最大6人までに限定し、残りは分割したり流用したりしたそうです。
例えば17人同時のダンスシーンは、フレッシュ+ハートキャッチの6名の動きを他に流用したり。
最後の決めポーズのところは、MH+SS、GOGO、フレッシュ+HCチームに分けたり。

2010年1月5日時点の試作ムービーを見せて貰ったのですが、まさに「リハを重ねた」感じが凄くよく伝わってきた。
完成品ではキラキラしてるステージが、普通に照明が落ちている。
17人同時のシーンでは、桃園&花咲さんの6名以外は、ただの棒人形。(正月休みのせいで映像データが貰えなかったらしい)
桃園さんは、ツインテールなしバージョン。あの髪の毛がいかに面倒か、何となく察しました。
そしてまるで変身前の桃園さんが、プリキュア服を着てリハやってるみたいでとてもときめいた。あのムービー、欲しい。

司会者の方からの「最も辛かったのは何か」に対する回答が冴えてました。
「スパッツ…というかパンチラ」。
大塚監督を初め、下着だろうがスパッツだろうが、とにかくスカートがいやらしくめくれることを非常に警戒されてたそうで。
徹底的に下半身チェックが行われたそうです。
それはあたかもバグを探すかのように。ひたすらにプリキュアさんの下半身を凝視し、スカート調整をする日々。ていうか、そのデバッグ作業、楽しそうだ!

まぁ実際は「楽しい」なんて暢気なものではなく、執念の作業だったようです。
やっと全部潰した…と思ったら、ステージの床に映り込んでいた、とか。
なまじピカピカキラキラさせたものだから、あちこちに反射する。そしてそれらを片っ端から消していく。
そんなわけで、「どこにも存在しないはずなので、探しても無駄だ」とおっしゃっておられました。大変に誇り高く。
美翔さんのスカートは、こういう地道で偉大な作業によって守られていた。

美翔さんと言えば、スプラッシュスターチームは精霊力の再現に力を入れられたそうです。
開発された数々の背景エフェクトの説明の際には、美翔さんが代表に採用されて説明に使われていました。
くるくると踊る美翔さん(エフェクトなし)、くるくると踊る美翔さん(ミストつき)、くるくると踊る美翔さん(ミスト+~つき)以下略。
最初のいかにもリハ風の映像が、どんどん化けていく過程が面白かった。
うん。あのキラキラは美翔さんの力じゃない。ライトアップの力だ。

映像の工夫として、プリキュアさんに加えられた特殊映像の説明も。
ノーマル状態の花咲さんに対し、影の陰影や髪の毛のハイライト等々を加え、最後に「美肌レイヤー」(正式呼称)を付与。
女性スタッフさんが考案したというそのレイヤーにより、花咲さんが実にお美しくなられていました。
すっぴんからフルメイクまでの過程が赤裸々に。
花咲さん…。ああいうズルをしてたんですね…。

女性スタッフ考案のアイデアは各所にあったらしく。
何だかんだで「可愛い」や「可愛く見せる」ノウハウは女性の方が引き出しが多かった。
アップだと分かるのですが、桃園さんの目に入ったラインは「こうすると美人に見える」という提案により採用されたそうです。
桃園さんにその指摘がされたというのがいかにもというか、何と言うか。桃園さん…。
その後、そのメイクスキルは全プリキュアに波及したとか。

ED映像は完成版を初め、未完成バージョン、モーションキャプチャー風景、3D処理版等々、何度も流されました。
プリキュアさんが生き生きとしておられる。そして制作された東映アニメの社員様も。
こういう誇りを持てる仕事を、私もしたいものです。

なおセミナーの最後にデジタル部門の求人募集がされていました。おぉ。
そしてゲーム業界の方々などが詳細を聞きに集まっておられました。
きっちりビジネスしておられる。

EDの制作にかかった費用は、東映アニメスタッフ20名×7ヶ月。
これに協力会社の方々が加わって、軽く1億以上。
「ED自体が本編」とも言われていた通り、実際にそれくらいの金がかかってた。

ぶっちゃけEDなんてそれ自体では利益を生まないのに、これだけのリソースを投入したのが凄いですね。
映画として楽しめる…というのはもちろんのこと、東映アニメ様の実力を宣伝する物凄い効果があったんじゃなかろうか。
実際に今回のセミナーではこうして客引きの効果を如何なく発揮しましたし、今後、東映アニメ様の3D力の最大の宣伝材料の一つとして駆動していくのではないかと思う。
プリキュアさんが、いかにも営業営業してるのがとても面白かったです。
このダンスEDには、色んな意味が込められてる。

受付では普通に名刺交換が行われてたし、配布されたアンケート用紙には「弊社との業務提携を希望されるか?」の項目があった。
いわゆるライブイベント等のノリではなく、ビジネスされてたのが心地よかったです。
頑張れプリキュアさん。お仕事モードの彼女たちを垣間見れて、とても幸せでした。

…気がつけば、取りとめもなく長くなってしまった。
撮影所見学に関しては、8月8日に大イベントが開催されます。(大泉の街中にポスターが貼ってあった)
そちら参照ということで省略してみる。

【追記】

雑多に色々書き足してみた。(こちら)
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プリキュアさんスタンプラリー:2010年 西武線スマイルスタンプラリー ファーストステージ

2010年07月19日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
昨日今日とキュアサンシャイン効果で抜群の真夏日になりました。
とにかく暑い。ひたすら暑い。
そんな中、西武さんで開催中のスタンプラリーに参加してみた。

去年は「スタンプしたいけど電車嫌いだし」「それに電車が止まったらどうしよう」と悩んだ結果、自転車で参加しました。

 プリキュアさんスタンプラリー:2009年 西武線スマイルスタンプラリー
 プリキュアさんスタンプラリー:2009年 西武線スマイルスタンプラリー セカンドステージ

愚かでした。
そんなどうでもよいことを思い悩んで自転車とか、あまりに馬鹿げています。
真に考えなければいけないことは違うところにあった。

 「スタンプしたいけど電車嫌いだし」「それに電車が止まって、自転車も壊れたらどうしよう」

そんなわけで、今年は徒歩参加しました。

■プリキュアさんスタンプラリー:2010年 西武線スマイルスタンプラリー ファーストステージ

今年のレギュレーション。

 スタンプポイント:
  国分寺、田無、西武新宿、高田馬場、練馬、大泉学園、保谷、所沢、西武球場前、西武園遊園地(施設内)
 開催時間:
  9時半~17時
 参加方法:
  西武線の駅で「スタンプください!」と元気よく駅員さんに言う。あと900円払う。

ノルマ駅は昨年と同じ10か所。
開催期間が1時間延びて7時間半になってます。
難易度はちょっと下がった感じ。

コースの全長は約60キロくらい。
一般的なプリキュアさんならば、7時間半あれば余裕で完走できる距離です。私には無理ですが。
プリキュア能力を持たない凡人の悲しさ。

とはいえいつまでも「出来ない出来ない」とぼやいていても仕方がありません。
1日で無理なら2日かければいいじゃないか。
たかだか60キロです。やってやれない距離じゃない。
花咲さんはおっしゃった。「人は変わることが出来る」と。
彼女の言葉を証明するためにも、ここは一つ、頑張ってみたい。

【国分寺】(11:30)



3人目登場を視聴し、感想を書いてから出かけたため、歩きだしたのは昼前に。
思えばこれが不幸の始まりだった。
最初から最後まで、3人目に翻弄された気がする。

【田無】(13:30)



【西武新宿】(16:15)



【高田馬場】(16:45)



【練馬】(18:05)(翌日10:10から再スタート)



【大泉学園】(11:45)



【保谷】(12:20)



【所沢】(16:15)(※リタイア!)



【西武球場前】(16:38)



【西武遊園地】(16:50)




色々と甘かった。

「全長約60キロならば、2日でフルマラソンを2回走るだけだ」と適当に歩き出したのですが、大事なことを忘れてました。
今日は真夏日なんです。
ニュースでも「とにかく暑い」と散々報道してるんです。もうやってらんない。

帽子・日焼け止めは当然装備し、日陰から日陰を渡り歩いたものの限度がある。
生徒会長さんもちょっとはしゃぎすぎなんですよ。
そりゃプリキュアになれて嬉しいのは分かりますが、だからってこんなに照り照りしなくても。

元々2日がかりで挑むつもりだったので、練馬で一時中断したこと自体は想定通り。
(本当は大泉学園まで行きたかった)
なお奇しくも1日目の出発駅・国分寺と、2日目の練馬は、どちらも月影先輩がご担当。癒される。やっぱムーンライトさんですよ、今の時代に必要なのは。

しかし2日目、所沢で決断を迫られました。
所沢に到着時点で16時15分。
所沢から西武球場までは以前にも歩いたことがあります。タイムは1時間。
西武球場から遊園地まで歩いたこともあります。タイムは10分。
疲労を考えると、残り45分で完走するのは不可能に近い。

何より計算外だったのは、2日目はコース的に西進する必要があったこと。
つまり、夕方になるにつれて、太陽に向かって進まないといけない。
本当、何ですかこのサンシャイン。
昼間は頭上から照りつけて、夕方になったら横殴りですよ。
サンシャインさん、強すぎる。

で、暑さはまだしも、目がやばかった。
迂闊にもサングラスをつけていなかったため、目に直接ダメージが飛んでくる。
これはどうしようもない。陽の光を浴びることが、こんなにも大変だったなんて…。

流石に洒落にならないので、潔く所沢からは電車を使いました。
別にいいんです。花咲さんだって、マントで空を飛ぶ時代なんです。
私が電車使ってスタンプしたところで、何ら恥じる謂れはない。(潔くない)

花咲さん:
 「…………。」

だから止めてください。
そうやって「変われなかったんですね。そうですか。私の顔に泥塗るんですね」みたいな目で見るのは。
私は常日頃から、花咲さんにだけは逆らいたくないと思って生きてるのに。

そもそも1日目も2日目もスタート時間は定刻の9時半からはかなり遅いです。
もしも定刻通りに出発していれば、時間的には十分に間に合ってます。
大体、出発前夜は同窓会で飲みまくり、更には歩き回ったせいでスタンプする前から筋肉痛。そんなコンディションだったんです。
おまけに今年一番の夏日に加え、サングラスの不携帯、道が良く分からかった等々、著しく問題が重なった。
これはもう実質的に完走したといいきっても、特に問題はないはずなんです。

花咲さん:
 「…………。」

だから止めてください。
そうやって「そういう体調管理や事前準備が出来るようになることも含めて『変わる』なんです。こじつけで表面的な変化にだけ拘るなんて最低」みたいな目で見るのは。
ちくしょう。何もかもが甘かった。無念です。

そんなわけで、これからスタンプラリーに参加されようという方、是非、仇をとってください。
最大の難所は保谷-所沢間です。疲れている上に距離も長く、いまいち最短コースも分からない。
それに何より、日陰が無い。
視界の果てまで影一つない道路を見た時の怒りと絶望を、誰かと共有したい。
そして無事に完走し、花咲さんに対し「私達もこんな風に変われるんだ」と証明して見せてください。

(※なお熱中症対策だけは、冗談抜きで命にかかわるので必須。本気で挑戦する方は気をつけられてください)

【今年のスタンプさん】



期待の3人目は西武遊園地の担当。昨年のパッションさんを思い出します。
やっぱり実力者は扱いが違うのか。
その他、高田馬場や新宿、国分寺にも変身後の娘さんが配置されてます。花咲さんは戦略を分かっておられる。

ちなみに、さりげなくシプレが枠を外されてます。なんたる…。
一応、最後に係員さんに押してもらえる確認印に登場されてはいますが…。
「ハートキャッチ」さんは、謎生物の冷遇ぶりが目立つ。

あと今年のラッピング電車は見逃しました。見ている余裕は、なかった。

【今回学んだこと1】

かかったタイムは国分寺-所沢までで12時間半。
結果的に歩きませんでしたが、所沢-遊園地は推定2時間~3時間。足して約15時間。
ぴったりスタンプラリーのリミットタイムです。(7時間半×2日)
つまり、不可能ではないことは示せた。
いっそ絶対に無理だったら諦めも付くのに…。

【今回学んだこと2】

お遍路さんやサンティアゴ・デ・コンポステーラを想定しながら歩いてた。
後者には一度参加したいと思ってるのだけど、現在の体力では無理と分かった。(全て徒歩で挑むと、1日30キロ×30日かかる)
プリキュアさん巡礼は、自分と向き合う良い機会になりますね。向き合う必要があったのかは別として。

【今回学んだこと3】

必需品は、日焼け止め・帽子・サングラス・タオル。飲み物は言うまでもなく。
逆に着替えとかはいらない。どうせ汗はすぐに蒸発する。
タオルはお守りも兼ねて、工藤真由さんタオルを持って行きました。無かったら、相当にやばかった。ありがとう、くどまゆさん。

【今回学んだこと4】



最後に西武遊園地の入口の写真。
左が水樹奈々さんのライブポスター。右がスタンプラリー告知。
西武さんは、水樹さんに支配されている。
コメント (14)
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感想:StudioCube326 Live 2010

2010年06月05日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
飲料物の持ち込みはチェックするが、携帯電話の使用は有耶無耶、という謎のライブでした。
また「アンコール曲を誰も用意していなかった」という理由で、アンコールがお流れになった奇怪なライブでした。
色々と珍しいものを見た気がする。

■StudioCube326 Live 2010



 日時:2010年6月5日(土) 開場17:00/開演18:00
 場所:田町 StudioCube326
 出演:Link、MAKO、近江知永、Cri☆siS、桃井はるこ

[Cri☆siS演目]
01.アナザーヘブン
02.LittleGrace
03.untruth
04.Agape
05.桜キッス
06.メロディ

(本記事は私の記憶・思い込みに基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは大きく異なる場合があることをご了承ください)

「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から飛び出した声優さん4人+OL1名による悪ノリバンド・Cri☆siSさん
今回で8回目?のライブです。
もう「悪ノリ」なんて呼べないレベルになってきた。

曲目を見ていただいての通り、6曲中4曲はオリジナル。
オリジナルだけでライブを敢行できる日も近づいてきた。
残りの2曲は客層を踏まえての選曲と思われます。持ちネタとしては正解だと思う。

今回は合同ライブということで、全く別の客層の方々も。
Cri☆siSさんは場を制圧するタイプのバンドさんなので、微妙に客層とは噛み合ってなかった。
(早い話、ステージを無視して飛んだり跳ねたりする楽しみ方とは違う。どちらが良いか?の問題ではなく、性質の違い)

珍しく「声優バンドだ」ということを強調されていたのも、その辺の対策だったのかもしれない。
何にせよ、きっちり持ち味で押し切ってみせてたあたりに、初期の頃からの成長を感じました。
今回は機器トラブルもあったぽくて大変そうでしたが、見るたびにレベルアップしていてファンとしては嬉しかったです。

6曲目の「メロディ」は今回初お披露目のオリジナルソング。

曰く、
 「届け!私の想い!という感じの曲です」
 「…今までのCri☆siSの曲は失恋ソングばかり」
 「友人の結婚式に呼ばれた時に歌えるような曲を作ろうと思った」
 「そこで今回は片思いを歌った曲にしました」

意味が分からない。
結婚式で片思いソングを歌うつもりなんでしょうか。花婿さんとばっちり。
土屋さんが盛んに「明るい曲だ」的アピールをされていた通り、メロディ的には明るい感じでした。結婚式では唄えないでしょうけれど…。

更にはもう1曲、オリジナルを作成中だそうです。
夏コミではミニアルバムも発売予定。
収録曲は「LittleGrace」「アナザーヘブン」「untruth」「メロディ」と謎の1曲。
ブースは未定。元々アルバムを作る予定なんてなかったので、申込んでなかったそうで。
誰か見つけて間借りするそうです。パワフルなのか行き当たりばったりなのか分かりませんが、とにかくCDが出るのは喜ばしい。

基本的に私はこじまめ派。今日も相変わらず謎の生き物ぶりでした。
せっかく「Cri☆siS唯一の萌え担当」の名前で紹介されたのに(下屋さんの立場が無い)。
褒められてる場面でキーボードトラブルでバタバタしたりと、清純派属性を如何なく発揮しておられました。

マイクを渡されても清純派すぎて三下臭がほのかに香る。
Rumiさんのアドバイスを受けながら応答していたこじまめの清純派ぶりには、もうときめくしかない。
こじまめには、一体何が足りないんだろう…。

ちなみに今日はツーサイドにされてた。またリアルファインに接近。お嬢さんは毎回レベルが高い。
あと毎回書いてるような気がしますが、「untruth」のラストでキーボードを蹴り上げるのが可憐です。
今回は陣取った席的に、こじまめを直視することができませんでしたが、元気に蹴り上げておられるのが視界の端で見えました。こじまめは、今日も素敵だ。



今回の物販はメタル的ピックなストラップ。
以前の白黒バージョンは、ずっと携帯に使ってたので、早速付け替えてみる。
その他、タオルやサイリウム、CD。物販も充実してきたなぁ…。

タオルとかのアイテムは、こういう合同ライブの時は映えますね。
会場は各出演者のファン毎に、割と綺麗に色分けされて持ち物で所属が分かる。
ちょっとした良い連帯感。

他の出演者の中では、近江知永さんが印象に残りました。
ステージの組み方がプロだ。テレビ番組のアシスタントを務めておられたそうですが、非常に納得。
どの辺がと言えば、お客さんの応対が上手かった。

某落語家さんの言葉ですが、「客をいじらない」「客の呼びかけに反応しない」というのは鉄則だそうです。
(客が図に乗ってエスカレートし、ステージが乱れる)
実際、舞台慣れしてるかどうかは、その辺で顕著に差が出ます。
落語と違いライブでは客とのやりとりも演出の内ですが、コントロール出来てるかどうかはやっぱり分かる。
彼女の、茶番でーす。は本ライブの最名言。

お唄は「B型H系」の挿入歌が格好良かった。
唄うだけではなく、きっちり番組の宣伝にもなっていた。
漫画版だけでアニメの方がは見たことなかったですけれど、俄然興味が湧いてきた。プロの仕事を見た思い。

と、そんなライブでした。
次回のCri☆siSライブは冬で企画中だそう。
その頃には失恋ソング地獄から解放される状況であることを、僭越ながら願います。
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みんなそろって♪SUPER TEUCHI LIVE☆ ~1日限りの大集合!!~ 【詳細】

2010年05月03日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
第1回TEUCHIが2007年。
当時は「SplashStar」の放送が終了し、「もうSS関連の新作・新サービスはない」という前提でのアンコール企画の感覚でした。
それから3年。オールスターズによる復活、そして「TEUCHI」もこんな勢いになるなんて。

大体からして、当時は第7期が始まることすらはっきりしなかった。
あの頃は「プリキュア」さんが始まってから3年。長寿番組のような気もしましたが、そこから更に3年の年月が流れ、それでも勢いは増すばかり。
このコンテンツを支えている出演者・関係者の皆さまのことは、つくづく尊敬します。

■みんなそろって♪SUPER TEUCHI LIVE☆ ~1日限りの大集合!!~



 日時:2010年5月2日(日) (一部)開演14:00/(二部)開演18:30
 場所:shibuya DUO
 出演者:うちやえゆか、五條真由美、工藤真由、本名陽子、樹元オリエ、榎本温子、前田愛、仙台エリ、沖佳苗、中川亜紀子
 ゲスト:千葉一伸、野島健児
 ゲスト(一部):田中理恵
 ゲスト(二部):高木渉、ゆかな、渡辺英雄、置鮎龍太郎、松来未祐



(本記事は私の記憶・思い込み・主観に基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる可能性があることをご了承ください)

(セットリストはこちら

【会場】

「箱がでかい」とあった通り、今までより広いところでした。
1部2部あわせて述べ800人くらい?
出演者も増えたが、客も増えた。どんどん大所帯になっていく。

会場の2階席は、関係者様およびお子様に割り当てられていました。
関係者さんたちからして豪華。ステージ出演者と入れ替えてもお金取れる面子が揃ってる。
お子様も随分と多かったです。ぱっと見た感じ1,20人はいた気がする。

【物販】

気合の入ったオリジナルグッズの数々。



・Tシャツ
・エコバック
・マフラータオル
・サイリウムセット(黄、青、ピンク、白)
・CD

更に出演者各人のグッズも持ち込まれていました。
本名さんのポストカード、榎本さんのバッグ・卓上カレンダー、工藤さんの生写真・タオル、自分たちのCD等々。
「プリキュア」コンテンツを盛り上げつつ、自分たちの売り込みにもなってるというか、華やかで見てるだけでも楽しかったです。



工藤さんの写真を買った。タオルは持ってる。
榎本さんのアイテムは既に全てある。
我が家もどんどん華やかになってく。

いつもお馴染みのマーベラスエンターテイメント様も出店されていました。
5,000円以上のお買い上げで出演者サイン付き。
前回のライブでも思いましたが、ただ紙に書いただけのサインにこれだけの付加価値を生み出すことのできるこの人たちは、やっぱ凄い。

【前説】

1部は美翔さん兄による「覚えておられますか?美翔舞の兄です」から始まる前説。
美翔さんの兄だけあって、あの方も変人です。
大丈夫か美翔家。そりゃ彼女も妙な性格に育つ。絵に没入するようになった背景がこんなところに。

2部はブンビー役の高木さんが直接舞台に上がられました。
元々上がる予定ではなく、「ステージ裏からブンビーをやればいいんでしょ?と思ってたら、控室で黒白を見てたらウラガノスが湧きあがってきたので、もうステージに出た」とのこと。
1部でもそうでしたが、いつもの「携帯電話はお切りください」等々に、観客からはその都度声援が上がってた。
その様子に「お前ら馬鹿なんじゃねーの!」「前説いらないだろこれ!」と呆れ果てておられた。

【フレッシュ】

チームカラーは白。ホワイトハートはみんなの心。

熱血ヒーローの印象が強い沖さん、二部では頭に大きなリボン付けた可愛い姿でした。
「ライブ(で歌うのは)は初めて」と言いつつ、一部のソロトップバッター。スパルタだ。
でも最初からやたらに盛り上がってた。ハッピーカムカム!
さすが最近まで現役だった「プリキュア」。
「これは癖になりそうだ」とのことでしたので、いつの日か「フレッシュ」チーム勢ぞろいも見てみたいです。

中川さんを見たのは初めて。やたらに可愛い人でした。リアルパイン。
「(heart dictionaryの)『キュアキュア♪』のところをどうするか直前まで考えつかなかったけど、こうする(ポーズつけて顔の横で手を振る)ことにしました。みんなもやって」
「あまり飛び跳ねる曲ではないけど、最後のところは飛びたい」等々。
一見おっとりとしながら、場を支配しておられた。リアルパイン。

「ツッコミがありそうなので初めに言っておきますが、踊れません」「踊りながら歌うのは難しいんだから!」「ここにスクリーンがあって踊ってると思ってください」。
各種の強調をしてから「H@ppy together!!!」。
そうは言いつつ、ラストの桃園さんの「君に勇気あげる」のところとかは再現されてました。いいものを見た。
というか「いいものを見た」感が強すぎて、第1部のときは「これでライブ終わり」と言われても納得しそうな気になった。
一つ一つのチームがそれだけで完結できるほど充実してるというか、凄い贅沢なライブだった。

【プリキュア5】

チームカラーはピンク。
ここにはいない夢原さんリスペクトかつ工藤さんのお好み色。
夢原さんであるところの三瓶さんは今回不参加でしたが、最後の舞台挨拶で思わず涙した前田さんが「三瓶みたいだ」(彼女は泣きっぽい)と口走り、少し話題になってました。

前田さんが水なので、彼女のお歌の時はカラーリングがちょっと混乱。
何せどちらのお歌にも「青」の単語が躍ってる。
落ち着かなかったので青とピンクの二本をまとめて振ってましたが、同じことをやってる人多数だった。細かい所で以心伝心。

仙台さんはミルミル曲と5曲。
間奏中にごりごりとミルミル台詞を挟んでくれてた。
ミルミルさんは意外と参加曲が少ないですが、「髪型はブルームのを横取りし、歌はみんなのを横取る」との前置きで「Shine5」。
「Shine5」に入るキャラ台詞は、録音(?)でミルミルverにされてたみたい。(会場内は大音響・大歓声だったので細かく聞き取れなかったのが残念)
なお今回のライブだと志穂さんも選択肢に入る。「ていうかていうかていうか!」を生で初めて聞きました。

工藤さんは何せ本職。今回の選曲は彼女の持ち歌が相対的に多かったこともあり、異様に目立つ。
「フルスロットル」は涙すら出かけました。
いつもの工藤さんの振り付けを前田さん・仙台さんがコピーして一緒にやってた。仙台さん曰く「これが今回もっとも緊張した」。
何かこちらの予想を平気で越えていくと言うか…。
何だかんだで工藤さんの生「フルスロットル」は頻繁に見ているので、彼女の振り付けはなんとなく頭に入ってる。それが3人に拡大している様子は、絵として物凄い迫力だった。

…今ふと思ったんですけど、彼女らのお歌を3Dプリキュアさんで再現してもらったら凄く熱そうだ。逆(3Dを人力で再現)は既にやってるのだから、期待したい。

それと工藤さんは先日、ファンクラブを設立されました。
「歌手になるのが子供のころからの夢だった」「もう一つの夢も叶った。ファンクラブを作れた」とおっしゃってた。
目標値は300人。集められないと酷い目にあわされるとのことなので、興味のある方は登録しましょう。(告知記事

いやらしい話ですが、これだけ関係者が集まってるのだから営業の頑張りどころ。実力アピールする絶好の機会。
また「プリキュア」という強力な誘導要素があるこれだけ多数の人の前に露出するのは、宣伝としてこの上ない。
今まさに勝負の時の工藤さんは、特にこの辺りの気合を感じました。

ところで工藤さんが「プリキュア5」の映画に出演してたと初めて知りました。なんてこった、気がついてなかった。

【ゲスト】

通期でのゲストはカレハーンさんと美翔兄。
相変わらず千葉さん大人気。
「オールスターズ」にも無事出演。映画での台詞ネタは、TEUCHIの影響が少なからずあると思う。
一方、「美翔さんのお兄さん」という「それでどうしろと」という立ち位置の野島さん。
徹底して牛乳&兄推しで攻め、きっちり美味しい見せ場を作っておられた。これがプロの仕事だ。美翔さんも誇らしげ。

「ゲストとして呼ばれたが何もすることはない」「1時間ほどトークでもしますか」。
そんな思わせぶりなことを、つらつらと。
「多分『7つの泉を奪還せよ』かな」と思いきや、歌い出したのは「SS」OP。破壊力が高い。

お二人のトークも楽しかったです。
更に第2部ではブンビーさん・ウザイナーもステージに連行。
「関係者席に置鮎もいた」との通報もあり、置鮎さん(ムカーディア・忠太郎)もその場で呼び出されました。

ウザイナー役の渡辺さんは「TEUCHI」2回目。
前回は前説と「ガンバランス」の踊り。今回も飛び込みで踊ってくれました。
この方も面白い方だ。

置鮎さん、舞台に上がると同時に自己紹介がてら発したのが「夏木りんりん夏木りん!」。
ムカーディアさんの代表台詞はそれか。納得。
流れ弾に当たった夏木さんがいかにも夏木さん。

気がつけばゲストだけでも物凄い絵です。
密かに「DX2」の再生幹部が3人。(高木さんはウラガノス)
「次は幹部連中をゲストで揃えるか」なんて声も出てた。

【ハートキャッチ】

曲一覧に関して補足と言うか、強調。
1曲目は「キラキラkawaii!プリキュア大集合」であって、「キラキラkawaii!プリキュア大集合~キボウの光~」ではない。
花咲さん達はまだ現役稼働中。この場には来られていないので、前バージョンでした。
同様にアンコール曲も「DX1」のED。
良くも悪くも「ハートキャッチ」さんが未参加なので、ちょうど綺麗に「DX1」で収まってた。

関連する単独曲は、工藤さんの「ハートキャッチパラダイス」のみ。
五條さんが「凄いものが見れる」と振ってから始まったこの曲は、確かにとんでもないものだった。
曲一覧にある「工藤真由+うちやえゆか、樹元オリエ、前田愛、仙台エリ」の後ろの4人はバックダンサーです。
よりにもよって何故その4人と思いたくなる面子で、でもちゃんと踊って見せてた。馬鹿な。
もはや「踊るくらい当たり前」な時代に突入してる。あのEDダンスは、もはや努力目標ではなくなりました。凄い。

ダンスの振り付けは、工藤さんに踊ってもらい、それを携帯で撮影したものを延々見て練習したそうです。
撮影したのは4月4日朝4時。4並び以前に怖いのが、「オールナイトプリキュア」のまさにその日であること。
徹夜観賞のその後に、いきなり呼びとめられて撮影されたそうです。
私らが映画を見てるその横で、工藤さんのダンスレッスンおよび撮影会が行われてたのか…。
ただ鏡に映して撮影しなかったせいで、左右反転が直らず苦戦したそう。

とりあえず花キュアさんの意地を見たようで熱かった。日向さん、頑張った。

【MaxHeart】

チームカラーは黄色。
黄色と聞いて連想するルミナスさんこと田中理恵さんは、一部でゲストとしてステージに呼び出されました。
うっかり関係者席に座るからこんなことになる。そしてステージで一発芸をやらされる。「光の心と光の意思、すべてを一つにするために」。

二部では「ワンダーウインター」の最中に、ゆかなさんが参加。一緒に歌ってくださった。
前日21時ごろにメールで「参加してください」と連絡されたそうです。突貫です。
ちなみに衣装は白。
本名さんは黒に黄色(イメージカラー)。
しっかり黒白にしてくるあたりが初代ふたり。

五條さんは相変わらずパワフルでした。「Rose in rose」は一斉にみんな叫んでた。
このお歌、聞いてる方も力が入るけどいまいちコールのタイミングが無い。今までそう感じてましたが、普通に「rose in rose」を叫べばよいのか。
そして叫ぶところと叫ばないところ、みんな以心伝心してたのが面白かった。

【SplashStar】

発起人にして母体と化した「SS」チーム。
「SS」贔屓の私としては特に嬉しい。
「プリキュア」さんがシリーズコンテンツとしても異色のパワーを発揮してるのは、間違いなくこの方たちの力もあると思う。

チームカラーは青。日向さん万歳。
樹元さんの選択曲はお馴染みの2曲。
あえて「ひまわり」は使わなかったところに元祖「SS」リスペクトを感じます。

3年前の「TEUCHI」第1回と比べると、物凄い成長ぶりでした。
当時の可愛い小動物が、今では堂々と歌っておられる。「オリエオリエ」の大コールも。
また、衣装は榎本さんとお揃い。一部と二部でお着替えされてましたが、そういう部分も楽しかったです。

うちやえさんは最初から最後までうちやえさんでした。
何をやらかしたのか文字で書いてもどうしようもないので、「うちやえさんだった」で察してください。
文字表現が無為になるこの瞬間。

ただ1点だけ書くと、最後の舞台挨拶で前田さんが感極まって涙した時、つられてうちやえさんも涙。
一時、化粧直しに退席される一幕がありました。「プリキュア」愛で、このライブは出来てるなぁ…。
(なお樹元さんも同理由で同時に退席されました。良いライブだった)

「TEUCHI」をずっと仕切ってこられた榎本さん。(および五條さんが箱の確保からバンドさんへの連絡等々、全てやられてるそうです)
「(この規模で)どこが自主ライブだ」とご本人様もおっしゃってましたが、やはり自主ライブであるらしく。
手配も自分たちで行うし、あくまで「偉い人や関係者の好意」で成り立ってるとのこと。
参加することしかできない身としては、こういう素晴らしいライブが開かれることに感謝して、参加する方としても台無しにしないように気をつけていきたいと思う。
出演者のレベルがバキバキに上昇しているのだから、客も成長しないと。(得てして変な方向に行きがちなので、自制と言う意味でも)

榎本さんの「謎の行方」「A message of wind」を久々に聴けたのは嬉しかった。
事前にウルトラオレンジをご所望だったので、オリジナル曲かと思っていたので軽く不意打ちでした。
榎本さん&樹元さんでの曲は、「二人で何を歌うか悩んだが、期待されているようなのでこれで」とのことで、「ガンバランス」。
ダンスソングの先駆け。バージョン違い多数ですが、歌いだされるとしっかり思い出すのが不思議。
「明日は絶対、いい日になる」。本当に「いい日」になった。

【その他】

自力イメージソングは今回は1部2部合わせて3曲。
曲を自分たちで作っていけるというのは脅威。
既に10曲近く存在しているわけで、この調子だとオリジナルオンリーでも強行できそう。

新曲の「Girl's power,forever」は作詞・青木久美子さん、作曲編曲・大石憲一郎さん。
一つ聞きたい。それのどこが自主制作曲なのかと。
もはや普通に「プリキュアソング」としてCD収録されておかしくない。全力で悪ふざけするプロ…!誰も勝てないほど格好いい。

構成上、番組単位で演目が区切られてることもあり、それぞれのパートのそれぞれのお歌で、それぞれの番組名を叫ぶことになったのが妙に印象的でした。
良い意味での番組対抗戦。
「オールスターだから勢いがある」のではなく、「個々の番組のパワーが物凄いからオールスターなんだ」というか。

その流れで、最後はOPメドレーで全員集合。ライブの構成そのものが綺麗だった。

始めはメドレーとは言わず「あの曲を最後に歌います」との紹介で始まりました。
出だしは「SS」。「ああ、TEUCHIだから最後はSSで締めるのか。美翔さん大喜び」とか思ってたら、1番が終わった後に「フレッシュ」が。
「フレッシュ」さんは歌い出しに「フレッシュプリキュア!」が入るせいもあって、1部では観客の方が混乱してました。
その「客の混乱」は狙ってしかけたそうですが…。「『まかせてスプラッシュスター』で終わると思ったでしょ?」。悪質な罠だ。
(ちなみに「17jewels」と違って、「5」主題歌が採用されてる)

【アンコール】

第2部のアンコールの最中に、お姉さんが舞台に上がってこられました。松来未祐さんでした。チョピチョピ。
「アンコールを仕切る」という名目で、関係者席から放り込まれたらしい。恐ろしいライブです。
松来さんの扇動の元、最後の方は「プリキュア!プリキュア!」の大歓声でアンコールが行われてました。
気分は「ドリーム!ドリーム!」のそれ。
「そんなことが本当にあるわけがない」と思ってた色んなことが、どんどん現実になっていってる気分。

【感想】

長々書きましたので今更書くまでもく、とにかくパワフルで感動的なライブでした。
出演者・関係者・コンテンツパワー、その他諸々ががっつり噛み合ってる。
今後も続いていくことを願うばかりです。

蛇足ながら、一夜明けた今日は筋肉痛に呻いてた。
考えてみれば物販開始の12時から21時過ぎまで、ほぼ立ちっぱなしで騒いでたわけで。
(特に右半身。体重がかかってたんだろうか)
ただの観客の私ですらこうなのだから、出演者の方やずっと演奏されてたバンドの皆さまがいかに大変だったか…。
本当にありがとうございました。

(セットリストはこちら
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みんなそろって♪SUPER TEUCHI LIVE☆ ~1日限りの大集合!!~ 【セットリスト】

2010年05月03日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
ひとまず曲目。

■みんなそろって♪SUPER TEUCHI LIVE☆ ~1日限りの大集合!!~

 日時:2010年5月2日(日) (一部)開演14:00/(二部)開演18:30
 場所:shibuya DUO
 出演者:うちやえゆか、五條真由美、工藤真由、本名陽子、樹元オリエ、榎本温子、前田愛、仙台エリ、沖佳苗、中川亜紀子
 ゲスト:千葉一伸、野島健児
 ゲスト(一部):田中理恵
 ゲスト(二部):高木渉、ゆかな、渡辺英雄、置鮎龍太郎、松来未祐

[一部]
曲順
曲目
演者
01.キラキラkawaii!プリキュア大集合全員
02.ハッピーカムカム沖佳苗
03.heart dictionary中川亜紀子
04.H@ppy Together!!!沖佳苗、中川亜紀子
05.プリキュア5、フル・スロットルGOGO!工藤真由、前田愛、仙台エリ
06.そして、世界は拡がっていく前田愛
07.ミルク・ミラクル・ミルキィ伝説仙台エリ
08.プリキュアからの招待状工藤真由
09.希望のかけらうちやえゆか
10.まかせて★スプラッシュ☆スター★千葉一伸、野島健児
11.Girl's power, forever出演者全員
12.ハートキャッチ☆パラダイス工藤真由+うちやえゆか、樹元オリエ、前田愛、仙台エリ
13.ワンダー☆ウインター☆ヤッター!!五條真由美、本名陽子
14.信じる力で勇気100倍!!本名陽子
15.情熱!∞五條真由美
16.海が見えたら樹元オリエ
17.A message of wind榎本温子
18.ガンバランスdeダンス樹元オリエ、榎本温子
19.ST STARS☆彡全員
20.OPメドレー(SS~フレッシュ~5~ハートキャッチ~MaxHeart)全員
--.プリキュア、奇跡デラックス全員


[二部]
曲順
曲目
演者
01.キラキラkawaii!プリキュア大集合全員
02.海に月、心に光、キラキラと樹元オリエ
03.ガンバランスdeダンス樹元オリエ、榎本温子
04.謎の行方榎本温子
05.my growing daysうちやえゆか
06.信じる力で勇気100倍!!本名陽子
07.ワンダー☆ウインター☆ヤッター!!五條真由美、本名陽子、ゆかな
08.まかせて★スプラッシュ☆スター★千葉一伸、野島健児
09.Girl's power, forever出演者全員
10.ハートキャッチ☆パラダイス工藤真由+うちやえゆか、樹元オリエ、前田愛、仙台エリ
11.lalala Shangri-la(桃♥源郷)沖佳苗
12.no believe, no life中川亜紀子
13.H@ppy Together!!!沖佳苗、中川亜紀子
14.Rose in rose五條真由美
15.Shine 5 Hearts仙台エリ
16.Heavenly Blue前田愛
17.プリキュア fly工藤真由
18.プリキュア5、フル・スロットルGOGO!工藤真由、前田愛、仙台エリ
19.Friend×Friend全員
20.OPメドレー(SS~フレッシュ~5~ハートキャッチ~MaxHeart)全員
--.プリキュア、奇跡デラックス全員



この方たちは、頭がおかしい。


出演者も異常だし、ゲストも異常。歌ってる曲もやってることも異常。

ゲストに関しては、当初から告知されていたカレハーン&美翔兄以外は、
 「前日連絡した(白キュア)」
 「客席にいたので連行した(ルミルミ、ブンビー、ウザイナー、ムカーディア、チョッピ)」
とかそんなノリです。
もはや観客席の人間だけでも1ステージできる勢い。

曲については後日詳細を書くつもりですが、上の一覧を見るだけでも何かがおかしいことは伝わるかと思います。
良い意味で、事実上の番組対抗戦の形相を呈していたのが熱かった。
どこもかしこも訳のわからない隠し玉をぶん投げてくる。

とりあえずの感想で書くと「フルスロットル」と「ハートキャッチパラダイス」は、演者全員がダンスをコピーされていました。
もはや踊れるのがデフォ。恐ろしい時代。
水&ミルミルの踊る「フルスロットル」は圧巻でしたし、「ハートキャッチパラダイス」を踊る日向さんの姿には何か異様なものを感じました。凄い。これが、元祖花キュア…!

OPED担当者の約半数が出演し、公的プリキュア17名中8名が参加。
もはやどこが自主ライブで、どの辺が非公式なのか分かりません。
初期の「TEUCHI」からここまで来るなんて。なんて素晴らしいんだ「プリキュア」さん。

(以下、詳細はこちら

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てうちらいぶ 第一部一言感想

2010年05月02日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)

真・花キュア 格好いい!!

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感想:朝までプリキュア!オールナイト上映

2010年04月05日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
概要からの続き。

■朝までプリキュア!オールナイト上映

(本記事は私の記憶・思い込みに依るものであり、実際の演者の言動・意図とは大きく異なる場合があることをご了承ください)

【諸々開場前】

イベントの参加賞は特製ポストカードとミラクルライト。



ポストカードはこのイベントのためだけに作成したそうです。
絵柄はいつものとは言え、企画側の気合が伝わってきます。
ミラクルライトは「DX2」「フレッシュ」「DX1」の3つ。

会場の客層は予想以上にバラバラでした。
イベントの性格上、低年齢層はいませんでしたが、それ以外はあらゆる人たちがいた。
カップル、兄弟姉妹、女性一人、男性一人、女性複数、男性複数、中年会社員に学生さん等々。
3割前後は女性だったように思う。
ちなみに大塚監督もツイッターで紹介されてましたが、ベリーさんのコスプレされてる方もおられた。

バルト9さんはもちろん通常営業中。他の映画も上映されてます。
ですが、チケット売り場上の大スクリーンでは延々「プリキュア」映画の宣伝動画を流しまくり。
とうに放映の終わった「プリキュア5」の宣伝動画が、堂々と流されてる様は、感覚喪失する勢いでした。他にも、全員のサイン入り宣材の展示等、おかしな状況。


 (上述のスクリーン)

開演前に水樹さんと水沢さんによるコメント映像が流されました。
チケットが即完売したことから、てっきり水樹さんが原因かと思っていたのですが、違ったらしい。
逆にいえば、声優さん単独人気に頼らずとも、オールナイトを売り切るだけの需要があるということか…。

また司会のお姉さんによる「こんにちはー」や「ライトと応援の練習」も行われました。
最初から、企画側のテンションもおかしなことになっている。
でもやってくれたおかげで、こちらも心おきなく楽しめる準備ができました。
(以前の2年前のプリキュアコンサートの教訓を活かされたんだろうか…。
あの時は、どこまでやっていいのかの線引きが提示されず、盛り上がり損ねた空気があった)

■トークイベント 第一部(沖佳苗、小松由佳)

トークは司会のお姉さん+ゲストの形式で行われました。

(その1)
司会の方:
 「それでは『フレッシュプリキュア』について思い入れなどありましたらお願いします」
沖さん:
 「そうっすねー…」
小松さん:
 「…『そうっすね』?」
沖さん:
 「違っ!?『そうですねー』!」

(その2)
司会の方:
 「お二人は絡むことが多かったと思いますが…」
沖さん:
 「ええ、ラブとイースは一緒にいることが多…」
小松さん:
 「今、『イース』って言った?」
沖さん:
 「違っ!?『せつな』!」

桃園さんがどんだけ愛されてるか、それだけはとてもよく分かりました。

(その3)
小松さん:
 「子供向けのイベントで一つだけ不満があって」
 「イースの話題ができない」
 「だから今日はイースの話をしようと思って来た」

(その4)
小松さん:
 「アフレコの現場では、一時期」

 『馬鹿な子』 (※騙しても騙しても騙され続ける桃園さんに対して発せられたイース様の名台詞)

 「が大流行した」
 「誰かが台詞間違えたりするたびに」

 『馬鹿な子』

イースさんが愛されてることも分かった。
あとタルトさんの物真似も流行ってたそうです。謎生物も愛されている。
そして何て楽しそうな職場なんだ。

一発目のトークイベントの時点で予定時間は大幅超過。
小松さんの「普段話せないイースの話を…」からも分かるかと思いますが、出演者の皆さまからしてこの手のイベントが求められてたのかもしれない。
「フレッシュ」の二人に限らず、皆さま全く話が止まらない。

■映画プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!

見るのは3回目。そしてやっぱり花咲さんが立ち上がるシーンで泣いた。
思うに、あの場面の台詞が「私も頑張りたい」なのがツボ。
「私も頑張ります」ではなく、「私も頑張りたい」。

明らかに研修不足のまま、いきなりとんでもないトラブルに対面した花咲さん。
怖いしきついし、ていうか無理!な状況で、それでも立ち上がる。
みんな頑張ってた。だから私も、同じ一員として頑張りたい。

もう頑張れる気すらしないほどに大ピンチなので、「頑張る」とは言えないけれど、とにかく「頑張りたい」。
涙をボタボタ流し、ガクガク震えながらも立ち上がる花咲さんを見てると、私も「頑張りたい」と思えてくる。
割と真剣に、新社会人の人はここから何か受け取るものがあっても良い気がする。

承知の通り、この映画ではミラクルライトを振るシーンは2回あります。
1回目は会場内に結構照れ笑いが満ちてた。
2回目は普通に真剣に振っていた。何せ映画の説得力が物凄いので、揶揄する気持ちなんて吹っ飛ぶ。

EDのダンスムービーでも、誰彼ともなくミラクルライトを振りたくり始めました。
さすがに(映画上映中ですので)コールが上がることはありませんでしたが、ほとんどそれと同じノリ。
物凄く楽しかったです。
真面目な話、大スクリーンを使用した「プリキュアライブ」は高い需要と可能性があると思った。
「マクロス」の世界が現実味を帯びてきた。ミク姉さんはやったとか聞いてますし、ぜひ実現して欲しいです。

【トークイベント 第二部】(本名陽子、ゆかな)

まず、司会のお姉さんが興奮しきっていたのが素敵だった。
あの!初代の!黒と白がここに来る!
その結果、トークを決して止めることがなかったため、第一部に引き続き時間はオーバーしました。

ゆかなさんがおっしゃてた「監督は普通のことを普通だと言い、やり遂げるのが凄い」と言うのが印象に残りました。
プリキュアさん自身もやってることは普通です。とんでもないレベルでやってるので異常に思えますが、やってる内容自体は異常じゃない。
しかしこれを出来るというのは社会人として見習いたい。

苦労話として「『プリキュア』の名称を浸透させるのに苦労した」と初代ならではの話も。
「プリキュア」さんの成功要因の一つには、完全に造語の「プリキュア」なる語句を作れたこともあると思う。
大先輩の「セーラームーン」さんと比較すると、「美少女戦士」や「セーラー戦士」と比べ、はるかに可能性に満ちてる。

トークイベントでは、自己紹介がてら変身台詞を全員言われていました。
お馴染みの「光の使者キュアブラック!……美墨なぎさ役の本名陽子です」とかそんな感じ。
基本盛り上がるわけですが、黒白のお二人の時は妙な間が空いた。言ってる本人たちも、違和感ありまくりな顔されていた。

ゆかなさん:
 「いつもブラックの後に続けて言ってるから」
 「一人でホワイトやるのに慣れてない…」

なぎほののラブラブぶりがこんなところにまで…。

【映画ふたりはプリキュア マックスハート】
【映画ふたりはプリキュア マックスハート2 雪空のともだち】

九条さんの可愛らしさを再認識しました。ひたすらに再認識しました。
初代映画の「黒白が変身できないので、一人で戦うルミナス」のシーンなんて、もはや逆に不安が無いです。
その期待通り、秒殺される九条さんが光輝いてる。

(希望の郷から「すぐに助けに来て欲しい」と言われて)

九条さん:
 「今日は日曜日で…」

この後に続く台詞、普通ならば「日曜日だから時間がある」です。
しかし九条さんは違う。

九条さん:
 「タコカフェがかき入れ時だから、出かけることはできない」

意味が分かりません。これが女子中学生様の言う台詞か。
続く「MH2」でも、先輩方が遊び倒してる中、疲れ切った表情で店番です。
アカネさん…。光のクイーンをどんだけ教育しきってるんだ…。

美墨さんが、ゲスト謎生物との別れを嘆くポルンに対し、「頑張っていれば、また会える」と言うシーンがあります。
実際、頑張った結果、また「DX2」で会えた。
まさか美墨さんも脚本家さんも実現するとは思わなかったろうに。凄いな「プリキュア」さん。

ところで「ダイヤモンドライン」って商品名(企業名)だったんですね。気がついてなかった。

【トークイベント 第三部】(樹元オリエ、榎本温子、三瓶由布子、仙台エリ)

初めに樹元さんと榎本さんが舞台に。
お二人はお揃いのワンピースでした。
それもちゃんと日向カラーと美翔カラーで色分けして。格好いい。

榎本さん:
 「こんなに戦闘の激しいアニメはやったことがなかったのでアフレコは大変だった」
 「演じ方は、カレハーンに教えてもらった」
樹元さん:
 「ほら今着地したよ!キックしたよ!とか教えてもらってたねー」

ダークフォールの敗因はカレハーンさんにあった。
他の幹部さんにも良くしてもらったそうで、退場する際には花束を贈っていたそうです。
聞けば聞くほど素敵な職場だ…。

榎本さん:
 「(映画の見どころを熱く語られた後)…まぁそういうところも良いんですが」
 「私は『絶好調なり!』と咲が叫んだ後の」

 『どこが絶好調なの?』

 「が好きです。まさかの全否定」

「SS」映画は「どこまでやったら美翔さんは切れるか」の実験映画とも言えます。
美翔さんの舫い綱のような堪忍袋の緒に、ぶら下がり健康法をする日向さんの悪さは、ちょっとフォローができないレベル。
思わず飛び出る全否定の台詞には、確かにぞくぞくするものがある。

そんな日向さん役の樹元さんはブラック家族でお馴染み。
同じブラック家族の沖さん同様、アフレコの際には拳を振り上げじたばた走りながら演じられてるそうです。
見たい。あのお二方は何をやっておられるんだ。

その後、同じくブラック家族の三瓶さんおよび仙台さんも合流。

三瓶さん:
 「舞台裏で鷲尾さんが『お客さん達はみんなお行儀が良くて良い』と褒めてました」

確かに皆良い子で映画を見ていました。
上映中に奇声を発する人が居てもおかしくはなかったんでしょうけど、そういったことをする人はなし。
もちろん雑談やらで雰囲気を壊す人も、ほとんどいなかった。

ミラクルライトを一斉に振っていたことにも感動するものがあったらしく、呼びかけに応えてゲスト4人の前で振ることになりました。
「プリキュア頑張れ」の声援付き。
榎本さん、大喜びしすぎ。

トークの中で「他のシリーズの出演者は仲が良くて一緒にいるが、5の面々は割とバラバラに行動している」とおっしゃってました。
もちろん仲が悪いわけではなく。
この辺、「バラバラだけど相性ばっちり」を体現されてると思った。

【映画ふたりはプリキュア Splash☆Star チクタク危機一髪!】

弊ブログは「好きなプリキュアは?」と聞かれたら、「キュアドリ……!…あぁ、うん、イーグレット、かな…」と腫れ物に触るように答える、という立ち位置を長らく取っています。
何でそんなことやってんだろうとも思いましたが、久々に映画を見て納得しました。美翔さんのスペックの高さは異常。
そのスペックの高さを、何かが致命的に台無しにしてる感じも含めて異常。これは惚れる。踏まれたい。


 (会場のサイン入りポスターから美翔さんの部分)

演じておられるのが榎本温子さんなのも、プラスに働いてるなぁ…。
イメージ的に中の人と外の人は、比較的近しい方々が多いですけど、榎本さんに関しては全くそんな気がしない。でもそこがいい。
あの方の仕事に対する熱意と行動力は、社会人として見習いたい。(こればっか書いてる気がする)

【映画Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!】

色んな意味で特殊な立場になった「5」。
コスチュームも必殺技も、今では幻となってしまった。
まぁ黒白先輩もそうなんですが。

この映画はレモネの「私もう行きますね。ドリームが呼んでいるので」の下りが最高に好き。
「役者の夢なんてくだらない」と嗤う闇レモネへの回答は、「馬鹿は放置」。
また、この時点でのレモネと「GoGo!」終了後のレモネでは、同じ「役者の夢」に対するスタンスも変わってる。
「1年前の私よりずっといい私になる」とは夢原さんの弁ですが、現在のレモネが「鏡の国」の闇レモネと戦ったら圧勝するんだろうな。
戦闘能力が上がってるから、とかそんな単純な話ではなく。

映画開始前の「ライトの注意事項」のミニコーナーは大喝采でした。
見事に前座の役を果たしておられた。
作られた当時は、こんな使い方をされるとは思いもしなかったでしょうけど、連続して映画が流れる中、良いアクセントになってた。

【映画Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪】

ここに来てようやく、映画はその年のシリーズのテーマを1時間に圧縮リメイクしたものだと気が付きました。
「5」は「表面上はバラバラの道を歩んでいるけど、本当に必要な時は助け合う人たち VS 表面上は同じ目的のために団結してるけど、内面ではバラバラな人たち」との戦闘。
「GoGo」でも「コミュニケーション」というシリーズテーマが主軸になってる。

単に「話せば分かり合える」ではなく、「受け取る側に問題がある場合は、コミュニケーションは成立しない」に踏み込んでるところも熱い。
よくあるビジネス系の研修では「相手が馬鹿だからこちらの言うことを理解できないのだ、とは考えるな。伝え方を学べ」と説明されます。それこそ馬鹿げている。
相手のレベルが低い場合、会話は成立しない。話して欲しければ、こちらのレベルに上がってこい。傲慢とも思える夢原理論は、でも実体験としてはかなり共感できる。

クライマックスのミラクルライトシーンでは、劇中の掛け声通り「ドリーム!ドリーム!」の声援が上がりまくりました。
夢原さんは神!夢原さんは神!「あの人になら絶対的に任せられる」「全力で応援したい」と思う人に、声援を送るというのは想像以上に楽しかったです。
これまた真面目な話、ギリシア神話とかこうやって誕生したんじゃなかろうか。

【映画フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?】

希代の問題作「おもちゃの国」。
バンダイ様の「おもちゃの国」との戦争を描いた衝撃のドキュメンタリですが、ここまで通して見てると変化を如実に感じます。
今までは「応援してくれる」「一緒に戦ってくれる」側だったゲスト謎生物と不思議の国が、今度は敵。

「フレッシュ」さんのライトは、他のライトに比べて白光のせいか光が強いです。
それが一斉に館内に灯った光景は、とても綺麗でした。
これはクマさんも納得する。

現在のところ「フレッシュ」映画だけ本編の敵組織が出てこない。ジャアクキング様とかダークフォールとかコワイナーとか。
「5」のところで書いたとおり、劇場版は本編の圧縮リメイクだとすると、「フレッシュ」さんがこうなったのも必然なのかもしれない。
桃園さんが戦っていたのは、ラビリンスという明確な「これを倒したら勝ち!」な相手ではなく、日常生活そのものだったんだなぁと勝手に思ってみる。

【映画プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!】

榎本さん曰く「出演者全員が魂を込めて作った」。
鷲尾さん曰く「今でこそ『DX1』と呼んでいますが、当時はナンバリングされるとは思わなかった」

DSゲームや「ちょ~短編」での狂喜を経て、「DX」映画化決定時にはもはや狂気のレベル。
まだ1年しか経ってないと思うと不思議な気分です。
当時は「美翔さんが!また大スクリーンで!」と感極まったのに、今では「来年もあるよね!ね!」とかそんな調子に乗ったことを思ってる自分がいる。
感動になれて薄れさせちゃダメだと、そんなことを思ってみた。

【終了後のサプライズ】

まず水樹さんと水沢さんからのコメント映像。
「この後はハートキャッチをよろしく」(イベント終了したのは土曜日30時)の言葉を始め、録画物とは思えないほど会場内の反応とリンクしてた。
会場もやたらに盛り上がる。

その後、参加されてた鷲尾さんからのコメント。
元々予定してなかったそうですが、会場の様子を見て一言コメントしたくなったそう。
失礼ながら顔を知らなかったのですけど、前からイベントで「あのやたらオーラのある人は誰だ?」と思ってたその人が、鷲尾さん本人だった。

「概要」記事でも書いた通り、「こういったイベントを増やしていきたい」と言ってくださるほど好意的にとらえていただけました。
「これからも日曜朝という時間枠の関係上、子供を意識していく。ですが、皆さんの存在も忘れない」「18人目のプリキュアは皆さんだ」。
コメントの一つ一つが、ファンの一人としてとても嬉しかったです。

あと鷲尾さんもまた、話し始めたら止まらない方だった。徹夜明けだと言うのに、全く疲れた素振りも見せず。
関係者の皆さまの「プリキュア」愛が凄すぎる。
僭越ながら、関係者様自身のためにも、こういった場を増やす必要があるような…。

【感想】 

色々な意味で素晴らしいイベントでした。
「プリキュア」というコンテンツが、どうして成功したのか、その一端を見た。
何より関係者の皆さまの想いが凄い。

表面的には「子供向け」ですので、「子供向けのものに熱中している痛い行為」といった反応をされることを期待(?)する向きもあるかと思いますが、そんな次元はとうに超えてる。
例えば先日の東京国際アニメフェアでも、あまり慣れていない感じの人たちが「大人が声援送ったら出演者もひくだろうなw(それをあえてやってる俺達は痛い&格好いい)」といった会話をしている様子をちらほら見ました。
が、そんな認識はもはや古すぎる。(実際、アニメフェアでもステージが進むにつれ認識の遅れに気づき、沈黙していく様子がおかしかった)

もちろん観客一同も素晴らしかった。(この書き方は、一観客に過ぎない私が書くには、自画自賛だったり、あるいは偉そうな表現だったりもしますが)
本気でプリキュアさんを応援してたし、映画が終わるたびに自然と拍手が沸き起こってました。
スタッフの方からも客層の良さに対する言葉が何度か出てました。素直に喜びたい。

今回のイベントで一気に映画を振り返りましたが、7年間という期間は長いような短いような…。
7年前には予想もしなかったことが、今現実になってるし、1年前にも予想できなかったことが、やっぱり現実になってる。
というか、毎年毎年「予想もしていませんでしたが…」という前置きで語られる進展を見せてる。
去年は「DX1」、その前はDSゲーム、もっと言うなら5人になるとか、二世代目が始まるとか、二年目決定とか、単品での映画化とか。
どれもこれも「予想もしなかった」のに、どんどん実現していく。もう凄いとしか言いようがない。

来年の今頃も、同じことを思えてるんだろうな、と期待できることもまた凄い。
つくづく「こんな仕事ができる人間になりたい」と思った。
関係者の皆さまとプリキュアさんたちには、心からお礼を言いたいです。
コメント (6)
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感想:朝までプリキュア!オールナイト上映(概要)

2010年04月04日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
とりいそぎ概要。

■朝までプリキュア!オールナイト上映(概要)



 日時:2010年04月03日(土)~04月04日(日)
 場所:新宿 バルト9
 出演者:本名陽子、ゆかな、樹元オリエ、榎本温子、三瓶由布子、仙台エリ、沖佳苗、小松由佳、プリキュアオールスターズの皆さま

[スケジュール表から転記]

 17:30~17:50 トークイベント 第一部(約20分)
 17:50~19:02 「映画プリキュアオールスターズDX2 希望の光☆レインボージュエルを守れ!」(10/03/20 公開作品)上映時間 72分

(休憩時間 8分)

 19:10~19:25 トークイベント 第二部(約15分)
 19:25~20:37 「映画ふたりはプリキュア マックスハート」(05/04/16 公開作品)上映時間 72分

(休憩時間 8分)

 20:45~21:56 「映画ふたりはプリキュア マックスハート2 雪空のともだち」(05/12/10 公開作品)上映時間 71分

(休憩時間 9分)

 22:05~22:30 トークイベント 第三部(約25分)
 22:30~23:21 「映画ふたりはプリキュア Splash☆Star チクタク危機一髪!」(06/12/09 公開作品)上映時間 51分

(休憩時間 9分)

 23:30~24:40 「映画Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!」(07/11/10 公開作品)上映時間 70分

(休憩時間 10分)

 24:50~26:07 ちょ~短編「プリキュアオールスターズGoGoドリームライブ!」上映時間5分
       「映画Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースディ♪」(08/11/08 公開作品)上映時間 72分

 休憩時間 13分
 (お腹が空いた人はコンセへGoGo!)

 26:20~27:31 「映画フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?」(09/10/31 公開作品)上映時間 71分

(休憩時間 9分)

 27:40~28:51 「映画プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」(09/03/20 公開作品)上映時間 71分

 お疲れさまでした!!最後まで御覧いただいた方にはっ!・・・何かサプライズがあるかも?!

 深夜帯の小腹には・・・9Fのコンセ:26:20まで開いています。
 その後はご飲食品をゲットするのが難しくなるので、26:07に終了後、「映画フレッシュプリキュア!」が始まる前に、
 最後のフード&ドリンクをゲットだよ!

[転記終わり]

まずお礼を。
今回のイベント、私自身はチケット完売に付き購入することができませんでした。
ですがそれを察した方から「1枚余ったので譲る」とお申し出をいただき、御厚意に甘える形で参加できました。
本当にありがとうございました。
「プリキュア」コンテンツの暖かさを改めて感じました。

上記の通り、スケジュールは恐怖の分刻みでした。
ですが予定はすぐに崩壊しました。トークイベントが悉く長引いたからです。
あの人たち、話し始めたら止まらない。放置してたら朝まで続きそうな勢い。

「MH1」と「MH2」の間の休憩時間は、スケジュール上は「8分」となっていますが、時間圧縮のため「1分」に変更されました。
もう最初の段階でそんな有様。
その後も、プリキュアさんの公演はもちろんのこと、トークイベントも長引くことはあっても縮まることはなく。
押しに押し、「SS」が終わったときには日付が変わりかけてました。
最終的に終了したのは、30時前。約1時間の延長。

ですが、その長さを感じないほどに充実したイベントでした。
まず出演者・製作者の方々の「プリキュア」さんへの愛が物凄い。
石を投げれば関係者に当たる勢いで、その辺で盛り上がっておられた。
工藤真由さんなんて、ツイッターで実況されてますよ。
おられたんですか、貴女。これで少なくとも「DX2」を4回は視聴されておられる。

更に企画スタッフの方の「プリキュア」さんへの愛も物凄い。
司会のお姉さんは常にフルスロットルで、興奮ぶりが可愛らしかったです。
大体、スケジュール表からして何かおかしいです。
「お腹が空いた人はコンセへGoGo!」ですよ(コンセは、バルト9さんの食品売り場)。
会場内にも、様々なプリキュア展示が。

もちろん私ら参加者も楽しみまくりました。
今回のイベントの目玉の一つは「ミラクルライトの配布&使用」。
「ライトを使ってプリキュアさんを応援する」という案を考えつき、実行に移した人は天才だと思います。
めちゃくちゃ楽しいです、これ。
絶対的に信頼できる存在を、全力で応援するのがこんなに楽しいなんて。

ありとあらゆる立場の人が、大盛り上がりしたイベントでした。
鷲尾さんも「こういったイベントを今後も開けるように、各方面に働きかけることを約束する」「この盛り上がりを伝えれば説得できる」とおっしゃってくれた。
物凄い時代になったものです。こんな幸せな時間を過ごせることに、素直に誇りと感謝の気持ちをもって生きていきたい。

(追記)
 詳細感想も書きました。
コメント (2)
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