Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

今日の夕焼け

2006-09-18 23:00:51 | 自然

夕焼け空に誘われて外に出た。そこへ偶然お向かいさんも出てらして、二人でちょっと感心して空を眺めた。
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マッチポイント

2006-09-18 00:00:24 | 映画 ま行
            *公式サイト

イギリス/2005年/124分
監督・脚本:ウディ・アレン
出演:ジョナサン・リス・マイヤーズ / スカーレット・ヨハンソン/ エミリー・モーティマー/ マシュー・グード/ブライアン・コックス/ペネロープ・ウィルトン

「ボールがネットの上に当たってはずんで
ツイている時は向こう側に落ちて、勝つ
ツイてない時はこっち側に落ちて、負ける
勝敗は運が決め
人生はコントロールできない


混んでると聞いてはいるけれど、公開から日にちが経ってるしひょっとしたら空いてるかも・・・平日、立川・・・混んでました(がくっ)
それは「ニューヨークにこだわり続けてきたウディ・アレンが初めてロンドンで撮影を行なった」から?スカーレット・ヨハンソンの妖しい魅力のせい?それともジョナサン・リス・マイヤーズに惹かれてなの?
まあ、理由なんてなんでもいいです、面白ければ。

BGMはオペラの名曲、エンリコ・カルーソー(*Wikipedia)の歌声が多く流れる。特に彼の「人知れぬ涙」はいつまでも耳に残る。作品の中でもオペラは重要な役割を果たしている。実際、振幅が大きくて何でもありの展開はまさにオペラ的。
野心・愛・背信・不倫・殺人、行き着く先にあった結末!この結末は「え!」とも「へ!?」ともなんとも複雑な気分にさせられてしまうのだけれど、何故か後味は悪くない。これはそう思わせるように巧妙に仕掛けたウディ・アレンの罠にいつの間にかはまってしまった結果だろうか。
そんなことを観終わって思ったりしたのだが、とにかく目の離せない緊張感が続く。クリスとノラの周りの人物は終始一貫して変わらないのに対し、二人がどんどん変わっていくのが対照的で面白い。男はエゴ丸出し、女は妖艶で肉感的、息を呑むほど官能的、そして一転二人の関係を守るために髪振り乱す。ノラを演じるスカーレット・ヨハンソンの迫力に思わずたじたじでした。
コメント (4)
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