Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

土の色

2006-09-10 23:50:22 | 越後妻有アートトリエンナーレ2006
今回のトリエンナーレの最後は旧樋口邸、ここは1階にエルネスト・ネトの作品、2階に栗田宏一の作品が展示されていた。

栗田宏一「ソイル・ライブラリープロジェクト/越後」
750種類の土が2間の部屋いっぱいに展示されている。
       
これ、すべて作家自身が採集したものだそうだ。
 
こんなに色の種類があり、それが和紙の上にきっちり並んでしんとしていることに感動する。あなたはどこの方?なんて、ね。
どこの土かといいますと・・・
         
新潟県全域、赤い点の所だそうだ。

この作品を前にして、私は関東に来たときにその土の色が、それまで見慣れていた色とは全く違う色だったのに驚いたこと、夏に土を集めていた小さい息子のことなどふいに思い出していた。そして土って身近で、とても魅力に満ちたものなんだと。

今日は大地の芸術祭:越後妻有アートトリエンナーレ2006の会期の最終日。
地域を巻き込んで繰り広げられたこの美術展、行ってよかった。5分の1でこんなに楽しめるなんて、凄いです!!
コメント (10)
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こころの花ーあの頃へ

2006-09-10 00:15:19 | 越後妻有アートトリエンナーレ2006
<ブナ林の中に集落の人々とつくった2万本を超えるビーズの花が咲く>(解説より)
菊池歩「こころの花ーあの頃へ」

よくよく見ると、色々な花が咲いていることに気付く。
 
足音さえも地面に吸い込まれる。
           
コメント (7)
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