17、18年世界選手権覇者で初出場の新井千鶴(27=三井住友海上)が決勝でポレレス(オーストリア)を下し、金メダルを獲得した。同階級では16年リオデジャネイロ五輪王者の田知本遥に続き、2大会連続の金メダル獲得となった。

新井は決勝戦でオーストリアのポレレスと対戦し、序盤に小外刈で技ありを取り優勢勝ちを収めた。しっかり組んでくるポレレスに対し、新井は序盤から高い釣り手をキープしながら攻撃を仕掛ける。終盤に入っても新井は攻める姿勢を維持し、クリーンな柔道で攻め切った。これで、日本柔道勢は5日連続の金メダルとなった。」