日々是勉強

気軽に我流でワインを楽しんでみようかと。

マダム・ヒサダの熟成チーズ

2011-09-30 23:18:40 | Today's Menu

2011.9.30. Fri.

 Chateau Cabredo 2009 

若いルビー色で土の香りが強い。 酸味が昨日より増し、どうも美味しく頂けない。   

三越で電話注文で買ったワインだったが、どうも口に合わない。 バランスが悪くて、焦点の定まらない感じが…

結局最後まで楽しめなかった。 残念。

 ウッドヘーヴン・ジンファンデル2009   (アメリカ・カリフォルニア) ¥798

  

前に「焼き鳥」にとっても合ったイタリアのプリミティヴォのアメリカ版ということで、こちらを。

開けた途端ドライフルーツや種々のスパイスの香りが飛び出す、とっても香り豊かな陽気なワイン。 上とは正反対。

味はまったりと甘く、スパイステーストありのトロピカルフルーツありの、雑多な感じ。

正直、先日のイタリアのプリミティヴォの方がず~っと美味しかった。

主人は「えせトロピカル」と称した。

 

 熟成チーズ 3種

   マダム・ヒサダのカマンベール・ノルマンディーAOC、ロックフォールAOC

   MOFドミニク氏の NAPOLEON VIEUX (10~12ヶ月熟成 (羊乳製)  フランス・ピレネー産   セミハードタイプ)

現在手に入るチーズで一番のお気に入りは「マダム・ヒサダ」の熟成チーズ。  先日阪急の1Fで買っておいたもの。

食前酒的にトカイを やっぱりこれはロックフォールと最高

ナポレオンはとっても味わいの深いかなりいけるお味。 余韻がとっても良くて長い。 売り場の方に合うワインを尋ねると「スペインかな?軽めの赤がいいです。」ということだったが、このチーズは今日のワインでは太刀打ちできない感じ。格が違う感いっぱい…  私的にはボルドーの赤の格付の重厚なものが合うように思ったのだが、南西部やピレネーのバスク地方の「チャコリ」なんて言う民族ワインが存在するようで、そういう特殊なものが合ったりするのだろうか???

 焼き鳥 (つくね、丹波地鶏もも)

ワインの味は好きではないが、やはりジンファンデルと焼き鳥はよく合う。 でも、このワインは二度とは買わないな。

カブレドは、つくねならまだなんとか飲めたが、もも肉だと肉の生臭みや野性味が出てきて☓。

 

 焼き野菜 (マッシュルーム、茄子田楽)

前にマッシュルームとボルドーが喧嘩したように記憶しているが、今日は△だった。

 

 〆: 讃岐「日の出製麺所」 ざるうどん

こぱんちゃんのお土産のうどんで、これが一番美味しかった。 まだ2種食べてないけど…

今日はワインが2本とも外れだったので、これで癒された。

 

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子羊のナヴァラン

2011-09-29 18:35:14 | Today's Menu

2011.9.29. Thu.

ボルドージャパンのHPに作りやすそうなボルドーに合う料理が紹介されている。
↓ は重厚なボルドーと合うらしい。 作ってみよう。
「子羊のナヴァラン」
 
ナヴァランとは、野菜とトマトでじっくり煮込んだ料理。仔羊の骨付き背肉を、トマトと赤ワインで煮込む。八丁味噌や西京味噌、バターが隠し味となる、濃厚な味わい。
●隠し味の味噌の力で、ボリュームのある味わいに。重厚な赤ワインが持つ渋味と、八丁味噌の渋味が、思わぬところで結びつき、意外なコクを醸しだす。トマトの酸が引き締め役。
[材料]
子羊の背肉・・・200g
八丁味噌・・・20g
西京味噌・・・20g
玉ねぎ・・・50g
しょうが・・・10g
トマト・・・200g
人参・・・50g
ブロッコリー・・・50g
バター・・・適宜
生クリーム・・・20g
にんにく・・・5g
じゃがいも(男爵)・・・50g

子羊肉は一口大にカットし、塩こしょうして、表面だけソテーしておく。トマトは湯むきしてざく切りにする。鍋にオリーブオイルとにんにくのみじん切りをいれて加熱し、玉ねぎのみじん切りとしょうがのみじん切り、トマトを加えてソテーする。10分間煮込んだら、八丁味噌と、西京味噌、バター、生クリームを加えてさらに5分煮る。子羊を加えてさらに5分煮て、皿に盛る。人参、ブロッコリー、じゃがいもをゆでたものを飾る。
●隠し味の味噌の力で、ボリュームのある味わいに。重厚な赤ワインが持つ渋味と、八丁味噌の渋味が、思わぬところで結びつき、意外なコクを醸しだす。トマトの酸が引き締め役。

 ワインは昨日の飲み残しのローヌと、飲み頃のボルドー

 Chateau Pesquie Cotes du Ventoux Cuvee des Terrasses 2009

    昨日以上に甘い綿菓子やキャンディーのアロマが増している。 薔薇の香り。 スパイス香… 本当に香り豊かなワイン。

    濃いルビー色。 開ききった色ではなく、お味は飲み頃をキープ。 昨日よりは甘味が増したかな。

 Chateau Cabredo 2009 

   

   濃いルビー色でヘムはオレンジがかってきている。 アーモンドの香りが強く、ミントやスミレの花の香りも。  

   タンニンの渋味がやたらきついが、10分もすると落ち着く。 酸味があらわれ渋味が薄れる。 あまり私の好きなバランスではないな。

 

 ゴルゴンゾーラ: 

 ラム・ラックのナヴァラン + ジャガイモ・人参・パプリカ

    ペスキエ: ◎ どちらも脂身とはあまり合わない。 野菜はソースをしっかり付けて〇。
    カブレド: ◎  同上だが、やはり人参は◎。

 〆: 松茸ごはん + みょおうが冷奴

    好奇心でみょうがと合わせてみたが、☓。 笑

 

   ペスキエ: ◎ 下に比べると余韻が短い。
   カブレド: ◎ 

 ブリー・ド・モー:

   ペスキエ: △
   カブレド: 〇
 

 ケーファーのオードブル・ハム + ゴーヤ マヨネーズ

   ペスキエ: △〇   ゴーヤはどちらも: ☓
   カブレド: △
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Chateau Pesquie Cotes du Ventoux Cuvee des Terrasses 2009    

2011-09-28 20:57:59 | Today's Menu

2011.9.28. Wed.

今日はパパさんがゴルフだったので、ワインはお預けかと思いきや、思いのほか早く帰ってきてくれたので、飲みたかったローヌを開ける。

お惣菜メニューに急遽チーズやソーセージを追加しての奇妙な食事と共に。

 Chateau Pesquie Cotes du Ventoux Cuvee des Terrasses 2009    

 

    タカムラさんで¥1.190。

ブドウ品種 グルナッシュ70%/シラー30%

このワインとても安いのだけどpp90

『お手頃なコート・デュ・ローヌの味わいでなく、むしろ、シャトーヌフ・デュ・パプのような味わい』 (『ワイン・アドボケイト190号』より抜粋)と、
パーカーさん大絶賛の、AOCコトー・デユ・ヴァントゥ物。
常温状態(18℃ぐらい?)で抜栓。 濃いルビー色。 血の色に近い。 華やかなアロマは殆ど無く、血や獣の臭い。
やっぱり、重いのか?と思いきや一口含むと充分に開いている。
タンニンは穏やかで、ローヌらしい甘味(ブラックチェリー)が際立ち非常にコクがある。 持続性も充分。 本当にこの値段でいいの? と言う「旨安」だ。
でも、ローヌは気難しいワインが多いから、料理を選ぶんだろうな~と思いながら、食事スタート。

 ゴルゴンゾーラ: ◎  まあ、当たり前か。
 ブリー・ド・モー: △〇  ワインが負けてしまう。
 ケーファーのソーセージ: 〇  無難。
 卵焼き: 〇  敢えて合わす物ではない。
 たこ焼き(パパのお土産): 〇△  意外なことに結構いけた。 多分ソースのお蔭。 お互いの味を消さない。
 青菜・隠元豆・お揚げのたいたん: ☓  本当に赤ワインは緑の野菜と合わないな。 きっとクロロフィルが合わないんだろう。
 茄子の田楽: ☓  お味噌で△ぐらいは、と期待したが駄目だった。
 さごしの照り焼き: 〇△  これも意外だったが、光り物の魚なら赤でもいけそう。
さすが、テーブルワイン 結構お料理を選ばない。
コクもあってワインのお味も良くて、幅広く合わせられる。 かなり重たいものまで合わせられそうだし、常時備えておきたい1本だ。

今はテーブル・ワインの買い置きが3ダース程貯まっているので見送るが、切れたら一番に追加したいワインのひとつ。
パパさんがベロベロであまり味が分からないようなので、半分は明日のお楽しみ。
ちょっと重めのものを用意してみよう。

 

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デパ地下グルメ + ナターレ・ヴェルガ・ソアーヴェ 2009

2011-09-26 23:33:25 | Today's Menu

2011.9.26. Mon.

本当に久しぶりの定休日らしい月曜日。

吉兆本店でランチをして、やっと梅田の三越にお出かけ。

先ずは8階。 美術ギャラリーを見学に。 魯山人のミニ展示を工芸ギャラリーでしてらして、楽しく拝見。

丁度お知り合いの美術部の方と鉢合わせ、何故か展覧会の話に。 

あは、やっぱり何かで仕事に絡むなぁ。

その後『松栄堂』で画期的なお香を焚く道具「こづつ」を発見して購入。 これなら娘も東京のマンションで香を聞ける。 

白檀と沈香を添えて。 伽羅は流石に手が出ない…

 電池式です。 工夫すればアロマオイルにも使えそう。

そして、地下2階へ。 日本橋で良く利用するお店が結構来てて、色々購入。

mちゃん情報通り『エルメ』では生ケーキは無し。 J.P.E.には行列が出来ていた。

MOF系は『アンリ・ルルー』だけなのね… ちょっと残念。

嬉しかったのは『リーデル』のショップ。 ワイングラスによってこれだけお味が変わります。と言うテイスティングのミニ体験を1日数回開催してられるようだ。

是非参加したかったが、丁度終わったところだったので、断念。 次回には是非。

ワイン売り場では丁度今興味深々の「ブルゴーニュ」のフェアをしてらして、色々教えてもらいながら、3点ほど購入。 ソムリエさんが常勤してらっしゃるのが嬉しい。

それから『阪急』へ。 今日の2つ目の楽しみの『マダム・ヒサダ』のチーズを買いに。

ブルーと白を買うとお店の方に是非お試しをと試食を勧められる。 これが実に美味しい。 聞けばMOF取得されたばかりの熟成士の方の「ナポレオン・ヴュー」というソフトハード系。 いい物が手に入り超ご機嫌 

ついでに『GOKAN』で栗のロールケーキもゲット。

その後『阪神』の催事場で開催中の「楽天うまいもの大会」に立ち寄り、晩御飯用に買い込み帰宅。

 

 ケーファーの「魚介のテリ-ヌ」

 サーモン・クリーム、 ゴルゴンゾーラ、 ブリー

 鶏唐揚げ、 鶏クリーム・コロッケ、 肉じゃがコロッケ

 名古屋 手羽先唐揚げ

 きゅうり おかずみそ「海の味」(茎昆布+もろみ味噌)

 出雲 焼き鯖寿司

 

すご~く雑多なメニューで悩んだ挙句、イタリアの白に。

 ナターレ・ヴェルガ・ソアーヴェ 2009

  

【品種】ガルガーネガ70%、ピノ・ビアンコ20%、トレッビアーノ10%

 1895年エンリコ・ヴェルガにより創業されたナターレヴェルガは、現在4世代により引き継がれ、創業当時と変わることない想いの下、ワイン造りを行っています。現在の経営者であり、社名にもなっているナターレ・ヴェルガ、そして彼の父であるジャンカルロ、妹のクリスチーナ、ローラとともに家族経営ながら、品質を重視したワインを生み出すため、最新鋭の機器を整え、今日ではイタリア国内のみならず、世界中にて高い評価を受けています。

      香りは鉱物のアロマ、爽やかな清涼感のある香り。

口に含むと、ドライでキレが良く、奇麗なワイン。(連れの表現) 余韻も結構持続して、これは大当たり

最近イタリアワインが「安旨」の当たり連続。 多分昔と比べ低温輸送がコストダウンしてイタリア物も良くなったのかな? と勝手に推測。

ガルガーネガ(Garganega)は、イタリアのヴェネト州でのみ作られている白ワイン用のブドウ品種で、ヴェローナやヴィチェンツアの周辺で多く作られている。

ピノ・ビアンコ (Pinot-Bianco)は、イタリア北東部の広い地域で栽培され、フランスのピノ・ブラン、ドイツのヴァイサー・ブルグンダーにあたる

トレッビアーノ(Trebbiano)は、イタリアで最もポピュラーな白ぶどうだが、DOC, DOCGクラスでこれを中心にしたものは意外に少ない。アブルッツォ州のトレッビアーノ・ダブルッツォ、それにウンブリア州のビアンコ・ディ・トルジャーノのほかは、ほとんどブレンド用に用いられている。赤ワインのキャンティにも、酸味を補強するためにこれを混醸したものがある。フランスのユニ・ブラン Ugni Blanc。

 

マリアージュは、

テリーヌ: ◎   ワインの甘さが引き出されいい感じ。 若干ワインが負けてるかな。

サーモン・チーズ: △   飲めなくはないんだけど。

ブリー: 〇

ゴルゴンゾーラ: ◎   意外だった。 ドライな白なのに… イタリア繋がりか? 産地が同郷?

クリーム・コロッケ: ◎   ワインとレベルが合ってる。

唐揚げ: △   何かしっくりこない。 ソースをかければいけそう。

手羽先: △〇   甘辛いタレの絡みが結構合うみたい。

肉じゃがコロッケ: ☓   ワインに嫌なえぐみが出てくるし、全然駄目。

もろみきゅうり: ◎   分解すれば根昆布+発酵が一番合っているようだ。

焼き鯖寿司: 〇◎

 

今日は◎が多かった。 何にでも合わせやすいワインだった。 味もいいし、また巡り逢えたらいいな。

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手巻寿司

2011-09-25 23:35:34 | Today's Menu

2011.9.25. Sun.

今日は田舎料理で。

 手巻寿司  少し具を混ぜ込んだ寿司飯 + 生たらこ、シーチキン、サーディン

 厚揚げの焼いたん 

 千切り大根と薩摩揚げの焚いたん

 オリーブ、 ゴルゴンゾーラ

    

 フォンテ・モスカート・スプマンテ NV   

   

      モスカート(Moscato)はイタリアでよく使われるワイン用の葡萄品種で、ムスク臭(麝香)があることからその名がついている。

                   マスカットの一種。このブドウを主に使っているワインもモスカートと呼ばれる。

甘い寿司飯に合わないかと、冷やしておく。

最近はワインを冷やさないといけないかもしれないので、前の晩に献立を考えるようになり、無駄が減ったように思う。

   香りは柑橘系の爽やかな香りと水飴のような甘いアロマ。 連れはクリスタルっぽい香りと。

   一口飲むと、甘い! これはちょい甘では無くて完全甘口。 連れは顔をしかめる。

   「マスカット・ジュース」とのたまう。 確かにアルコール度も6.5%。 何の前知識も無いのに、一言で言い表すとは、流石だ。

   本当に五感の発達した人なんです。

   泡は細かく微量で、これは悪くない。 食前酒、食後種にはいいが、食中にはかなり無理がありそう。

   ジュースを食事中に飲める人ならOKだろうけど。

   案の定、ゴルゴンゾーラとは ◎。

   たらこがかろうじて △〇。

   寿司飯・オリーブ・厚揚げとは ☓△。

   大根とは ☓。

   とにかく甘くて食事には無理とジャッジ。 流石に半分弱飲んで料理酒に。

 

シャトー・グラン・サラザン Grands Sarrazins 2007  (ACボルドー) ALC度数12%
    葡萄品種/メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%、カベルネ・フラン15%

   昨日も飲み頃と思ったが、今日は若干開きすぎのよう。 アロマもあまり感じられない。

   軽く1杯づつしか無かったのだが、それも途中から嫌な苦味が口に走り出す。

   よく見ると澱が結構溜まってる… 確認して注がなきゃ。 こりゃ飲めない。

 

今日のワインはハズレ。 まあ、お料理もお料理だったし、さほど落胆は無し。

 

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トマト鍋

2011-09-24 23:50:31 | Today's Menu

2011.9.24. Fri.

連れがいたくお気に召したようなので、「トマト鍋」ワンス・アゲイン。

 口取り: ゴルゴンゾーラ、 サーモンクリームチーズ、 シニフィアンシニフィエのバゲットを添えて

 トマト鍋   鶏もも肉、 ノッカー社のジャンボウィンナーソーセージ、 玉葱、 人参、 南瓜、 ピーマン、 茄子

 〆: ペンネ   湯がかずにそのまま鍋に投入。 + シュレッドチーズをたっぷり

 

前回は軽いキアンティと最高のマリアージュだったが、また違うマリアージュを試すべく違うワインを選択。

 クエルチオーリ・レッジアーノNV  メディチ・E微発泡・赤

メーカー名 メディチ・エルメーテ
ヴィンテージ NV
生産国 イタリア
地 域 エミリア・ロマーニャ
地 区 レッジアーノ
村 名
格付け レッジアーノ D.O.C.
品 種 ランブルスコ・サラミーノ/ランブルスコ・マラーニ
タイプ 赤・やや辛口 Sparkling■飲み頃温度 14℃ ALC度数 10.98 %
熟 成 醗酵:ステンレス・タンクにてシャルマ方式

   イタリアで年1回発行される旨安ワイン専門誌「ラルマナッコ・デル・ベーレベーネ」に掲載される約4000本の旨安ワインの中から、更にコストパフォーマンスに優れたお買い得ワインだけに与えられる「オスカー」を2年連続獲得したランブルスコ!弱発泡性の穏やかな泡立ちで、カシスやブルーベリーの果実香、杉のような清涼感のある香りが感じられ、軽やかなタンニン、軽快な酸とのバランスが非常に取れています。

初めてのランブルスコ  これまたインパクト有り。 最近毎日初体験でうきうき。

冷蔵庫で一晩冷し、クーラーは使わず室温で放置しながら飲んでみた。

香りは甘く熟した果実の香り、色は意外と濃いガーネット色。

一口飲んで「洋梨」の香りと味が口の中に広がり、淡い泡が軽く刺激する。 のど越しも程良い泡感が持続。 洋梨なのに甘いわけではなく爽やかな若干辛口なのが不思議。

 

シャトー・グラン・サラザン Grands Sarrazins 2007  (ACボルドー) ALC度数12%
    葡萄品種/メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン15%、カベルネ・フラン15%
   飲み頃温度/約16℃
   合う料理/仔牛のカツレツトマトソースやビーフシチューなど

土の香りと甘いキャンディーのようなアロマ。 色は濃くは無いがガーネットとルビーの間ぐらい?

意外やしっかりタンニンが有る。 メルロー比率が高いので、2年物置で過ごした後ではもっと開き切っていると思っていた。

酸味はさすがに影をひそめわずかに感じるほど。 飲み頃な感じ。  平凡だけど悪くはない。

 

サーモン・クリームのチーズを薄切りバゲットに乗せて:

 クエルチオーリ・レッジアーノ: △  普通。

 グラン・サラザン: △  駄目と思いきや、意外といけた。

 

ゴルゴンゾーラ:

 クエルチオーリ・レッジアーノ: 〇  悪くは無いが、チーズの余韻を流してしまう感がある。

 グラン・サラザン: ◎  不思議だがこちらの方が後味が膨らむ。

 

トマト鍋:

 クエルチオーリ・レッジアーノ: 〇◎  

 グラン・サラザン: 〇◎

  分解すると、トマト・南瓜が◎。 煮詰まる程により合う。

  チキンはゴルゴンゾーラを添えると◎。

  どちらかと言えば私はボルドー、連れはクエルチオーリに軍配。

  連れは温度差が実に心地良いと、ビール代わりにガブガブ。

  私はメルローはトマト鍋にいけると思った。

 

トマト鍋には前回のキアンティ・クラシコがいい

 

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鶏鍋

2011-09-23 22:52:16 | Today's Menu

 2011.9.23. Fri.

 鶏鍋

出し: 鶏ガラをしっかり煮込んで取った出しで。 +椎茸の茎、鰹・鯖節、葉っぱ、かぼす、酒

具材: 紀州梅どりもも、厚揚げ(練り物)、豆腐、糸蒟蒻、大根、椎茸、白葱、白菜、もやし 

ポン酢で

 〆: 雑炊 + 奈良漬くるみ合え

 

 アフター・ビフォア・シャルドネ 2010

   

販売店『タカムラ』さんのお勧めが「蒸し鶏」とあったので、選んだワインだが、南仏のシャルドネも初めて、もしくは記憶が無い。

色は薄いレモンイエロー。 アルコール度数13.5%、納得。

香りは、(連れの表現で)若いパイナップル、スターフルーツの香り。 カリンのアロマも。

大変まろやかな舌当たりだが、甘いわけではない。 爽やかでフレッシュなトロピカルなお味が口に広がり、一気に陽気な気分に。 

初体験のお味で、これもインパクト大。 特に期待していなかったから余計かも。

これは、鶏鍋に合いそうと期待が膨らむ。 バイヤーさんのサジェッションって当てになるものなのね。

 

鶏鍋とのアリア―ジュは当然 ◎。 野菜も良く合う。 特にぽん酢をしっかりつけると尚良い。

椎茸(干しシイタケを一晩かけて戻したもの)だけは ☓ だった。

何かでパリのマルシェで「椎茸」は「しいたけ」の名で出回っていると聞いた。 一体どんなワインに合わせるんだろう?

そう言えば、いつもお取り寄せしている羅臼昆布のお店もパリのミシュラン星付きレストランに卸してらっしゃるとか。

日本食もワインに合うはずだよね。

 

粉山椒や七味をふっても相性は変わらず、美味しい。

柚子胡椒と合わせると、大変複雑なお味に変身。 異種の混合、って感じだが、連れはこれはこれで美味しいんじゃない?とジャッジ。

結局最後は自然とぽん酢だけで合わせていたから、それが一番合うということだろう。

 

雑炊の当ての奈良漬の胡桃合えとも合わせてみたが、私は☓。 連れは◎。 と分かれた。

 

毎日楽しい食事になって、嬉しい限り。 老後の趣味にもなりそう。

週一ぐらいは、気取ったワインを気取った料理で空けれるようになったらいいな。

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焼き鳥

2011-09-22 22:53:18 | Today's Menu

2011.9.22. Thu.

ネットでいつもお取り寄せする奈良の鶏屋さんから注文の品が届いたので、焼き鳥。

 肝の甘辛生姜焼き

 焼き鳥 つくねタレ焼き ももタレ焼き もも柚子胡椒

 焼き野菜 きゃべつ・ブロッコリー・南瓜

 

ワインは

 シャトー・ル・プティ・クーレ Ch.Petit Courret  2007 (ACボルドー)

土の香りと赤い果実が熟した香り。 若干血の香り?

昨日より随分まろやかになりベストな状態。 タンニンが影をひそめ、熟した葡萄のお味。

 ポッジョ・レ・ヴォルピ  プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア 2008 Primitivo Di Manduria 2008 Poggio Le Volpi (イタリア) 

   ポッジョ・レ・ヴォルピプリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア750ml(ワイン) ポッジョ・レ・ヴォルピプリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア750ml(ワイン) 葡萄品種:プリミティーヴォ100%  ステンレスタンクで18カ月熟成

     プリミティーヴォ(Primitivo)は、イタリア共和国南部とUSAカリフォルニア州を中心に栽培されている、赤ワイン用葡萄品種である。

 Wikiより    プリミティーヴォはイタリア名で、アメリカではジンファンデル(Zinfandel)と呼ばれている。

           イタリア半島の、長靴のかかとに当たるプーリア州を中心に栽培されている。概してイタリアワインは酸味が強いが、プリミティーヴォのワインは特に強い。

           色合いも濃く、木いちごなどの香りを持った力強い味わいであるが、まだDOCG,DOCクラスのものは少なく、セパージュを名乗るワインには、IGTクラスが多い。

初めてのプリミティーヴォは結構衝撃的だった。 今まで嗅いだ事のないアロマ、お味だった。

色は濃いガーネット色。 不透明度満点。 

香りは柑橘系のトップノートで次第に熟したバナナの香り(連れの表現)、土の香りも。 ちょっぴり生臭い臭いもあるような?

味は、まったりとしたとろみのあるほど良い甘さが、結構余韻もあって心地良い。 甘口なのに、連れが「これは旨い!」と喜ぶ。

トロピカルな果実の味もする。とのたまう。 かすかにタンニンもある。

本当に初めての香り・味で、しかも美味しく感じられ、安くて旨いの代表のひとつと思う。 これはチェックだな。

 

鶏肝甘辛生姜焼き:

  ル・プティ・クーレ: 〇◎ 

  ポッジョ・レ・ヴォルピ: 〇◎

  どちらも甲乙付け難いが、私は後者、連れは前者に軍配。 前者はより血を感じ、後者は馴染んでまろやかになる感じ。

  どちらも料理の味を流さず、またワインのお味が負けているわけでもなく、◎に近い〇。

つくねタレ焼き:

  ル・プティ・クーレ: ◎ 

  ポッジョ・レ・ヴォルピ: ◎

  特にプリミティヴォは完璧と言える つつくねとタレの甘味がワインと二重奏を奏でる感じ。 揃って感激しきり。

ももタレ焼き:

  ル・プティ・クーレ: 〇◎ 

  ポッジョ・レ・ヴォルピ: 〇◎

  一味をかけたり山椒をふったりしても、結果は変わらず。

もも柚子胡椒:

  ル・プティ・クーレ: 〇

  ポッジョ・レ・ヴォルピ: 〇

  駄目かと思いきや、結構いけた。 複雑なスパイス感が合うようだ。

 

我が家は焼き鳥大好きでメニューにあがることもしばしば。

これは素敵な発見をした。 連れが珍しくビールを置いて、ワインばかり飲んでたもんなぁ~。

次回は同じ品種のアメリカ版、ジンファンデル(Zinfandel)で試してみたい。

丁度電話がかかってきたコパン先生にも報告。 彼女も鶏大好き人間なので、興味深げ。

一流どころのワインスクールでは流石にB級グルメとのマリアージュは習わないようだ。

 

ボルドーの安いワインはベルーナの「My Wine Club」で購入したのだが、こちらのワインは今一口に合わず、ソムリエさんと相性が悪いのかな、と思っていた。

ワインの味の好みは分からないが、このソムリエさんの推奨するマリアージュは本当に信頼が置けるとつくづく思った。

磧本修二さんと言うソムリエさんのようだ。 どうもフランス料理を目指していてのソムリエへの転向をなさった経歴がおありのようで、すごく納得。

『Mr.STAMP’S Wine Garden』 という六本木のレトロなワイン・バーのオーナーソムリエさんなのね。

是非一度お伺いしたい。

住所: 東京都港区六本木4-4-2 ヒルサイドパレス六本木

電話: 03-3479-1390

ジャンル: フランス料理(フレンチ)
交通 : 六本木駅[7]から徒歩約2分
 六本木駅[2]から徒歩約6分
 乃木坂駅[3]から徒歩約8分
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中華鍋

2011-09-21 21:57:49 | Today's Menu

2011.9.21. Wed.

残り物で水炊きを、と用意。 焚きかけて白菜が無いことに気付き、キャベツで間に合わせることにして、中華鍋に急遽変更。

しっかりした昆布出し+中華味仕立てのお鍋になった。

具材は: イベリコ豚(レセボ・バラ)、昆布、大根、玉葱、舞茸、きゃべつ、もやし。

〆は: 松茸ご飯 

 

ワインは抜栓2日目のリースリング。

 バルテン・リースリング 2009 (ドイツ・モーゼル・白ワイン)

   やはり甘い。 酸味が逃げて、益々甘く感じる。 ちょっと舌に残る嫌な甘さ…

   前回と同じく、野菜と合わせるとまし。 〇   豚とも 〇。

   特に昆布と相性がいいように思われる。 ◎

   胡椒をたっぷりかけると ☓。

途中でワインが尽きたので、安いボルドーを空ける。 販売店のお勧めマリアージュに則りこちらを。

 シャトール・プティ・クーレ Ch.Petit Courret  2007 (ACボルドー)
     葡萄品種/メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%、カベルネ・フラン20%
     飲み頃温度/約17℃
     合う料理/ポークバラ肉のポトフや鶏レバーのタレ焼きなど

   濃いガーネット色。 開いている色で、香りも聞かずに一口。

   骨格は無いがボルドーらしいお味で、少し酸味が強い感じ。 カベルネ・フランが多いからだろうか?

   お鍋自体には △。 ってところかな。 連れはリースリングは駄目なようで、こっちの方がいい。と言っていた。

   不思議と豚+胡椒たっぷりとは △〇。

   昆布とも 〇。

台風15号の影響で昨日・今日とへばっていたが、夜になって何とか回復。 何とかまともな食事となった。

 

 

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ブイヤベース風鍋

2011-09-20 01:05:48 | Today's Menu

こぱんちゃんのために、レシピを調べる。

フュメドポワソンを作ってブイヤベースに仕立てるのは大変そうなので、簡単に鍋風で美味しく食べれないかと…

送るもの。 「男の台所」さんより。 23日(金)12:-14:着。

ムール貝のパック

 モン・サン・ミッシェルのムール貝 1.4kg

120 粒ほどあるようだから、翌日にパスタや下のガーリックバター蒸し(or焼き)にしてもいいんでない?

        

 

 

 

 

ハイパープレッシャーオマール

  刺身用タコ、生食用ホタテ、活け鱧

 ↓ お鍋にコクが足りなかった時用に。

アルカンソースクリスチャンポティエの【オマール(ロブスター)】ソース

   生クリーム、白ワイン、ロブスターソース(海老を含む)、玉ねぎ、エシャロット、ニンジン、濃縮トマト、オリーブオイル、ねぎ、食塩、バジル、サボリー、パプリカ、コショウ、唐辛子、チキンストック、にんにく、増粘剤(加工でんぷんキサンタンダム)酸味料。

10分で本格的な”エスカルゴのブルゴーニュ風” ブルギニヨン・バター(ガーリック バター250gブルゴーニュ風(凍)) 

 半焼成ブール

 

「はなまるマーケット」で紹介された、キハチの総料理長・熊谷喜八さんのレシピ。 今回用にアレンジ。

<材料>
(スープ)
・オリーブ油…120cc
・タマネギ…1/2個 (おろす)
・ショウガ…大さじ1と1/3 (おろして)
・ニンニク…大さじ1と2/3 (おろして)
・一味唐辛子…小さじ1
・甘口唐辛子(パプリカ粉)…大さじ1
・カレー粉…小さじ1
・ターメリック…小さじ1
・サフラン…少々(指で少し揉んで入れると良い)
・コチュジャン…大さじ2と1/3
・だし汁…2000cc
・トマト…300g(缶詰めで代用?)
・トマトジュース…300cc(2缶)
・白しょうゆ(薄口しょうゆ)…適量
・ナンプラー…適量

(アイヨリソース)
・卵黄…1個
・ニンニク…小さじ1/2
・サフラン…少々
・水…大さじ1と1/2
・オリーブ油…75cc
・サラダ油…75cc
・生クリーム…大さじ2

(具)
・好みの魚介類…適量
・ごはん(しめの雑炊用)…適量
・パルメザンチーズ…適量

野菜を入れてもOKだと思う。  セロリ・玉葱・南瓜・ブロッコリー・エリンギ・ナメタケ・茄子・きゃべつ


<レシピ>
(スープ)
(1)鍋にオリーブオイルを入れ熱し、おろしたタマネギ、ショウガ、ニンニクを入れ、中火で3分ほどしっかり炒める。
(2)火を弱火にし、カレー粉、ターメリック、サフランを加え焦げないように炒める。
   ※ 高温で炒めると焦げてしまい味も香りも変化してしまうので注意。
(3)コチュジャンを加え、全体になじむまで混ぜながら炒める。
(4)だし汁、トマト(ミキサーにかけたもの)、トマトジュースを加え、中火で15分ほど煮込む。
(5)白しょうゆ(薄口しょうゆでも可)とナンプラーで味を調えてスープは完成。

(アイヨリソース)
(6)卵黄にサフラン、おろしたニンニク、水を加え、湯煎しながら泡立てる。
(7)泡立ったところにオリーブ油とサラダ油を少しづつかき混ぜながら加えていく。
(8)生クリームを入れさらにかき混ぜ、マヨネーズ状になったら完成。

<食べ方>
好みの魚介類を用意し、魚は薄切りにして、スープにつけてしゃぶしゃぶのようにして食べる。
アイヨリソースをかけることででより複雑な味わいに。

<しめの雑炊>
ごはんをスープに入れてひと煮立ちさせ、パルミジャーノチーズをたっぷりかけてリゾット風にして食べる。

【ムール貝のマリニエール】  
 
(1)ムール貝は洗って殻のよごれを落とす。たまねぎは薄切り、セロリもすじを取って薄切りにする。
(2)なべに半量のバターを溶かし、たまねぎとセロリを中火でしんなりするまでよく炒める。
(3)(2)に粗挽き白こしょうを加えて風味を出し、ムール貝を加える。軽く塩で調味してムール貝に野菜をからめる。
(4)白ワインと水を加えてふたをし、中火で蒸し煮にする。
(5)ムール貝の口が開いたらいったん火から卸下ろし、細かく切った残りのバターと、みじん切りにしたパセリをいれ再び火にかける。
(6)強火にして一度沸騰したら、火からおろす。
【材料】
ムール貝…700g 、セロリ(葉の部分を含む)…1/4本分、 たまねぎ…1/4個 、バター…50g、白ワイン… 150cc、水…150cc、パセリ…少々、粗挽き白こしょう…少々、塩…少々
 

 

 

9/23 こぱんちゃん、早速実行してくれてメールが届く。

   キアンティ・クラシコを合わせたが、いまいちでグラス1杯で置いたようだ。 食べるの(解体)に懸命+ワインの気分で無かったようで白は試さなかった模様。 

     

             

 

9/24 ムール・マリニエールがベルギー名物なので、わざわざフレンチ・フライを買いに行ったのだとか。 

 カレラ・セントラルコースト・シャルドネと合わせたようだが、カレラの甘味がいまいち合わないと言っていた。 意外とポテトとカレラが◎で、流石アメリカ物と笑っていた。

  

9/25 キアンティ・クラシコとカレラを合わせて大正解だったらしい。 ソーセージがキアンティと、ムール貝とカレラが絶妙だったとか。

  

9/27 残ったカレラのためにわざわざ作ったらしい。笑 

 

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