日々是勉強

気軽に我流でワインを楽しんでみようかと。

秋季:美術館・博物館

2010-09-29 23:20:36 | Museum
春から展覧会の資料集めを兼ねて色んな美術展等を回る予定だったが、娘に振り回されて断念
やっぱり真摯に何かに向かう時、インスパイアされようと対峙する時、雑念があっては無理だから。
半年遅れのスタートだが、これから毎日お勉強
折りしも秋に向けて素晴らしい会や特別公開が目白押し
出来る限り時間を割いて没頭したい。

奈良国立博物館

『仏像修理100年』

期間:平成22年7月21日(水)~平成22年9月26日(日)

明治31年(1898)から始まった文化財としての仏像修理は、すでに百年余りの実績があります。その歴史は修理文化といってもよい程に内容が豊富です。この中から記憶すべき修理について、修復された仏像10件のほかに、展示できない大型の仏像については模造・模型・写真パネルでご覧いただきます。


『至宝の仏像 東大寺法華堂金剛力士像特別公開』

期間:平成22年7月21日(水)~平成22年9月26日(日)

重要文化財「旧帝国奈良博物館本館」はこの夏「なら仏像館」の名で生まれ変わります。これを記念し、東大寺法華堂の国宝・脱活乾漆金剛力士像をはじめとする名像の数々を展示します。

『第62回正倉院展』

期間:平成22年10月23日(土)~11月11日(木)

本年の正倉院展は、平城遷都1300年の記念の年にふさわしく、宝庫を代表する宝物が揃う点、平城京に生きた人々の暮らしぶりのうかがえる宝物が多数出陳される点に特色があります。


『お水取り』
平成23年2月5日(土)~平成23年3月14日(月)

東大寺二月堂の「お水取り」は、奈良時代から一度の中断もなく続く伝統行事です。長い歴史のなかで育まれてきた「お水取り」の世界の一端を、展示室に再現します。



奈良県立美術館

『平城遷都1300年祭特別展  花鳥画―中国・韓国と日本―』

期間:2010年9月28日(火)~11月14日(日)

  国宝・重要文化財を含む約120件の作品で構成する本展では、古くから日本へ感銘を与えてきた中国・韓国の花鳥画の美に触れていただくとともに、それらを摂取し展開させながら日本が生み出してきた数々の名品を展示することにより、両国の美術と日本の美術の深い関係、および日本における更なる創造のありさまを示します。
  併せて、中国から国外初出品となる唐時代の壁画断片と花鳥文工芸、韓国から奈良時代の工芸との関連が指摘される「花鳥文骨装飾」(雁鴨池出土)が出品され、展覧会に花を添えます。



東大寺

×『僧形八幡神坐像(秘仏・国宝) 特別開帳』

期間:2010年10月5日(火) 9:頃~16:頃

勧進所八幡殿にて。併せて勧進所阿弥陀堂『五劫思惟阿弥陀如来』が拝観可能。


『良弁僧正坐像(秘仏・国宝) 特別開帳』 開山堂
『執金剛神立像(秘仏・国宝) 特別開帳』 法華堂
『俊乗重源上人坐像(国宝) 特別開帳』  俊乗堂

期間:2010年12月16日(火) 10:頃~16:頃


興福寺

『興福寺国宝特別公開2010』 五重塔初層・東金堂後堂

期間:2010年10月9日(土)~11月23日(火・祝)


×『南円堂 特別開扉』

期間:2010年10月17日(日) 9:~17:


『北円堂 特別開扉』

期間:2010年10月23日(土)~23(火) 9:~17:


文化講座   第1講 5:30~6:30 「奈良の鹿」のテーマ  第2講 19:~20:
 10月21日(木)
 11月18日(木)
 12月16日(木)
  1月20日(木)
  2月17日(木)
  3月17日(木)


仏教文化講座  毎月第2土曜日


元興寺

『国宝元興寺禅室 屋根裏探検』

期間:2010年10月17日(日)~11月13日(土)


『秋季特別展 元興寺の七不思議』

期間:2010年10月24日(日)~11月7日(日)



大安寺

『平城遷都1300年祭 秘宝・秘仏特別開帳「祈りの回廊」』

期間:10月1日~11月30日(定期特別公開)

今秋に定期特別公開として本尊の十一面観音立像が2ヶ月間特別開帳(記念散華付き)されます。



西大寺

『秋の大茶盛式』

期間:毎年10月第2日曜日


『秋の秘仏愛染明王開扉』 『聚宝館 開館』

期間:10月11日~11月15日



薬師寺

『東塔特別開扉』

期間:4月8日~10月31日


『秋の大宝蔵殿特別開扉』  吉祥天女画像

期間:10月5日~12月12日


唐招提寺

『観月会』

期間:9月22日 


法隆寺

『法隆寺 秘宝展』

期間:9月11日~11月30日

 中国大陸や朝鮮半島を経て将来した金色の仏像に、この世と来世の安楽や故人の冥福をただ願うことに始まったわが国の仏教は、聖徳太子によって日本仏教としての礎が築かれたと云われています。法隆寺は創建以来1400年という歴史と法灯の中で、聖徳太子の仏教をひたすらに伝えて来た寺でもあります。
 その過程においては、渡来僧や留学僧によってもたらされた新仏教による日本仏教の新たな展開に順応しながら、聖徳太子への尊崇を怠ることなく歩んで来た足跡が、法隆寺に遺された数々の宝物を通してうかがうことができます。
 今回の秘宝展では、そのような観点から法隆寺に伝わる彫刻と絵画を中心に、ご紹介をさせていただいております。


霊山寺

『三重塔初層・本堂の厨子 特別開扉』

期間:10月23日~11月14日


大和文華館

開館50周年記念名品展Ⅰ 大和文華館の日本絵画

期間 2010年10/2(土)~12/26(日)
前期:10/2(土)~11/14(日)後期:11/16(火)~12/26(日)

開館50周年を記念する第一回展は、日本の絵画・書蹟の名品展です。国宝3件、重要文化財17件、重要美術品5件を含む73件の作品を展示します。新収品の岡田為恭筆「春秋鷹狩茸狩図屏風」を初公開します。



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世界遺産 法隆寺

2010-09-27 18:35:13 | Museum
2010年9月27日(月)

ランチを終えて、雨が降りそうな空模様だが気合を入れて『法隆寺』へ。

もう数え切れないほど訪れたお寺だが、これほどゆっくり注意して観光したのは初めて
今まで意識せずに見ていたものに新たな発見があったり、そこに従事されてる方の人柄が覗いたり…
地元をゆっくり巡るのも楽しいものだ

法隆寺HPより~

法隆寺は飛鳥時代の姿を現在に伝える世界最古の木造建築として広く知られています。その創建の由来は、「金堂」の東の間に安置されている「薬師如来像」の光背銘や『法隆寺伽藍縁起并流記資財帳』(747)の縁起文によって知ることができます。

それによりますと、用明天皇が自らのご病気の平癒を祈って寺と仏像を造ることを誓願されましたが、その実現をみないままに崩御されたといいます。そこで推古天皇と聖徳太子が用明天皇のご遺願を継いで、推古15年(607)に寺とその本尊「薬師如来」を造られたのがこの法隆寺(斑鳩寺とも呼ばれています)であると伝えています。

現在、法隆寺は塔・金堂を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とした東院伽藍に分けられています。広さ約18万7千平方メートルの境内には、飛鳥時代をはじめとする各時代の粋を集めた建築物が軒をつらね、たくさんの宝物類が伝来しています。国宝・重要文化財に指定されたものだけでも約190件、点数にして2300余点に及んでいます。

このように法隆寺は聖徳太子が建立された寺院として、1400年に及ぶ輝かしい伝統を今に誇り、とくに1993年12月には、ユネスコの世界文化遺産のリストに日本で初めて登録されるなど、世界的な仏教文化の宝庫として人々の注目を集めています。


何故か子供の頃から聖徳太子様への関心が強かった。
おそらく心惹かれるエピソードが多いからだろう。
「聡明」「神秘」の象徴というイメージが強くずっと崇拝しているように思う。
よもや1万円札の肖像画からの憧れではあるまい。笑




「南大門」から入り「中門」の金剛力士像を眺めながら西へ進む。「三経院・西堂」を見学し「弁天池」や「弁天堂」に不思議を感じながら「西茶所」で資料を仕入れ、眺めながら休憩。

「西円堂」を下からお参りして今日の一番の目的の「大宝蔵院」を目指す。
 
途中鏡池の古木に出会う。                     手水の口の造形が面白い。
聖霊院に立ち寄りお太子様に手を合わせ、特別開扉を尋ねたところ、3月22日から3日間は特別開扉されるのだとか。
こちらで、まず「西院伽藍」でチケットを購入しないといけないことを教えていただき少し引き返して王道のコースへ。
法隆寺のシンボル「西院伽藍」で「金堂」・「五重塔」・「大講堂」を拝観。

「大講堂」は屋根の改修工事中であったが堂内は拝観させて頂ける。
瓦の寄進をさせて頂くと、自分で墨で瓦に名を書かせて下さる。
応対も丁寧で、気をそらされない、心配りの行き届いた、実直なお寺のイメージが益々アップ

回廊のエンタシスはいつ見ても素晴らしい。

「経蔵」・「鐘楼」も国宝指定らしい。


「食堂」を見ながら楽しみにしていた「大宝蔵院」へ。
やはり「百済観音」は美しい。私の一番好きな仏像です。
八頭身のスリムな体躯が特徴的で、しなやかな柔らかさを感じる像だと思う。
水瓶を持つ手の角度、裳の流れるような垂れ方がそういった印象をより効果的に印象付けるのだろう。
光背の宝珠の形も実に好バランス。本当に美しい。
有り難い「正観音」様で(多分)、もちろん信仰の対象であるが、同時に超一級の彫刻だ。

 飛鳥時代(7世紀中期 - 後半) 木造観音菩薩像 像高:210.9cm

「銅造観音菩薩立像(夢違観音)」は他の展覧会にお出ましだった。
素晴らしい所蔵品は枚挙に尽きないので割愛するが、特に印象に残るのは以下。↓
※重要文化財の「金銅火舎」が2,3点展示してあったが、そのフォルムが美しかった。
※銀の細工物の中に「葡萄唐草文様」があった。←ギリシャ・ローマの影響
※『玉虫厨子』に「忍冬唐草文様」が見受けられる。←ペルシャの影響

もうひとつの目的の『仏像とその背景』の特別展はまた別会場で、4時までの入場の時間に間に合わず断念。

「夢殿」に向かう。

「救世観音」様は、特別開扉が近くあるので(10/22-11/22)もう一度訪ねたい。

もう一度西院の方へ戻り、休憩。


ゆっくり観るなら、半日かけても時間が足りないかも…
流石『世界遺産』のお寺、やはり格が違うと思う。
世界遺産の指定も日本の寺院としては一番早くの単独での認定だったと記憶するが、それも頷ける。



今更書くことでもあるまいが 『聖徳太子』
 飛鳥時代に生きた皇族。574年2月7日(敏達天皇3年1月1日)~622年4月8日(推古天皇30年2月22日)
 父:用明天皇  母:穴穂部間人皇女
 兄弟:来目皇子、殖栗皇子、茨田皇子、田目皇子、麻呂子皇子、酸香手姫皇女

 推古天皇に摂政として仕え、遣隋使の派遣し、大陸の進んだ文化・制度をとりいれて天皇を中心とした中央集権国家体制の確立を図った。

 豊聡耳(とよとみみ、とよさとみみ)、上宮王(かみつみやおう)、 『古事記』では上宮之厩戸豊聡耳命、『日本書紀』では厩戸皇子のほかに豊耳聡聖徳、豊聡耳法大王、法主王、『万葉集』の巻三では上宮聖徳皇子と表記されるなど、別名が多い。


593 摂政となる
     四天王寺を建立
601 斑鳩宮を造営
603 大宝律令・『冠位十二階』制定
604 『十七条憲法』制定
     夏四月の丙寅の朔戊辰の日に、皇太子、親ら肇めて憲法十七條(いつくしきのりとをあまりななをち)作る。

一に曰(いわ)く、和(やわらぎ)を以(もち)て貴(たふと)しと為し(なし)、忤(さか)ふること無きを宗とせよ。人皆党有り、また達(さと)れる者(もの)は少(すく)なし。或(ある)いは君父(くんぷ)に順(したがわ)不(ず)、乍(また)隣里(りんり)に違(たが)う。然(しか)れども、上(かみ)和(やわら)ぎ下(しも)睦(むつ)びて、事(こと)を論(あげつら)うに諧(かな)うときは、すなわち事理(じり)おのずから通(つう)ず。何事(なにごと)か成(な)らざらん。
二に曰く、篤(あつ)く三宝を敬へ。三宝はとは仏(ほとけ)・法(のり)・僧(ほうし)なり。則ち四生の終帰、万国の禁宗なり。はなはだ悪しきもの少なし。よく教えうるをもって従う。それ三宝に帰りまつらずば、何をもってか柱かる直さん。
三に曰く、詔を承りては必ず謹(つつし)め、君をば天(あめ)とす、臣をば地(つち)とす。天覆い、地載せて、四の時順り行き、万気通ずるを得るなり。地天を覆わんと欲せば、則ち壊るることを致さんのみ。こころもって君言えば臣承(うけたま)わり、上行けば下…(略)
四に曰く、群臣百寮、礼を以て本とせよ。其れ民を治むるが本、必ず礼にあり。上礼なきときは、下斉(ととのは)ず。下礼無きときは、必ず罪有り。ここをもって群臣礼あれば位次乱れず、百姓礼あれば、国家自(みず)から治まる。
五に曰く、饗を絶ち欲することを棄て、明に訴訟を弁(さだ)めよ。(略)
六に曰く、悪しきを懲らし善(ほまれ)を勧むるは、古の良き典(のり)なり。(略)
七に曰く、人各(おのおの)任(よさ)有り。(略)
八に曰く、群卿百寮、早朝晏(おそく)退でよ。(略)
九に曰く、信は是義の本なり。(略)
十に曰く、忿(こころのいかり)を絶ちて、瞋(おもてのいかり)を棄(す)て、人の違うことを怒らざれ。人皆心あり。心おのおのの執れることあり。かれ是とすれば、われ非とす。われ是とすれば、かれ非とす。われ必ずしも聖にあらず。(略)
十一に曰く、功と過(あやまち)を明らかに察(み)て、賞罰を必ず当てよ。(略)
十二に曰く、国司(くにのみこともち)・国造(くにのみやつこ)、百姓(おおみたから)に収斂()することなかれ。国に二君非(な)く、民に両主無し、率土(くにのうち)の兆民(おおみたから)、王(きみ)を以て主と為す。(略)
十三に曰く、諸の官に任せる者は、同じく職掌を知れ。(略)
十四に曰く、群臣百寮、嫉み妬むこと有ること無かれ。(略)
十五に曰く、私を背きて公に向くは、是臣が道なり。(略)
十六に曰く、民を使うに時を以てするは、古の良き典なり。(略)
十七に曰く、夫れ事独り断むべからず。必ず衆(もろもろ)とともに宜しく論(あげつら)ふべし。(略)
           – 『日本書紀』第二十二巻 豊御食炊屋姫天皇 推古天皇十二年





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献立

2010-09-27 11:06:53 | Today's Menu
9月27日(月) 定休日・法隆寺
<朝>
オムライス(パパ用・私はスキップ)

<昼>
マンガリッツア豚ロース・ステーキ(100g)
 
グリーン・サラダ フレンチ・ドレッシングで
  千鳥酢ってドレッシングにもとっても良く合って便利。我が家の常備品。
   (株)村山醸酢製(京都府) 原材料:米、酒粕  酸度:4.3%
オリーブの実
   リグーリア・クレスピ製 グリーンオリーブ大粒【190g】
  3日ほど塩抜きをしてオリーブオイルをかけてみた。
  かなり向上したが、もっと塩を抜きたい。  
ウォールナッツ入りブール チーズを乗せて

<夜>
中華鍋  お鍋の美味しい季節に突入
  豚・餃子・白菜・大根・人参・白葱・大黒本しめじ・〆はラーメン
  
柿(法隆寺の近くでもう早生の柿を売っていた)


9月28日(火) パパ夕食要らず
今日も食材が届く。
忘れず使い切るために、メモ。

想像以上に使いやすい組み合わせでした。頑張って美味しいものいっぱい作ろう

<朝>
チーズ・トースト
ポタージュ・スープ

<昼>
国産雑穀ごはん(自家ブレンド)
キッチン飛騨のハヤシライス(パパ)
明太子(私)+雑穀ご飯
しじみの味噌汁
カニかまとゴーヤの炒め物

<夜>
ソーセージ(パパのおつまみ)
玉葱・生ハムとパルミジャーノのオムレツ
具だくさん豚汁
国産雑穀ごはん(自家ブレンド)


9月29日(水) パパ夕食要らず
<朝>
野菜たっぷりワンタンメン

<昼>
明太スパゲッティ

<夜>
大黒しめじとおじゃこの色ご飯
具だくさん味噌汁


9月30日(木)
<朝>
味噌汁(パパ)
大黒しめじとおじゃこの色ご飯(パパ)
ポタージュ・スープ(ママ)
くるみ入りブールのチーズトースト(ママ)

<昼>
おろし蕎麦(辛大根・茗荷・すだち・柚子山椒)

<夜> 久々にパパさんとゆったり晩御飯 焼き焼きしながらワインまで登場 
ワイン
  シャトー・サントゥルバン’05  Ch.Saint-Urbain
  (ACプルミエール・コート・ド・ブライ/赤・FB)
  葡萄品種/メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン20%、カベルネ・フラン10%
 カベルネ・ソーヴィニヨン20%の割りに実に好みのお味だった。
 程よいと渋味とベリー系のフルーティーな香りが丁度お料理にマッチしてたのだろう。 
スキャンピ(アイスランド産)のソテー
フォワグラとマグレ・カナールのソテー、バルサミコソース
焼き野菜(ゴーヤ、茄子、じゃが芋)
焼きチーズ
ドイツソーセージ・シンケンヴルスト(ノッカー社製)

 1本100gのしっかりとしたお味と歯ごたえのポークソーセージ。
 パパが飲みすぎてまずいかも…


10月1日(金) 娘に荷物発送

やっとこさ秋刀魚到着
空けてびっくり
正直今まで見た中で一番新鮮な秋刀魚
銀色の光り方が全然違う
取り寄せた甲斐があった。
早速お裾分けして、三枚おろしに格闘(大方パパが…
秋刀魚のお刺身も食べに行って食すことはあっても、家でおろしたのは初めて
刺身・なめろう・王道の塩焼き・骨せんべいの4種を作る。
3人で8匹平らげた。

<朝>
豚まん
オニオン・スープ

<昼>
味噌煮込みうどん(鴨・白菜・葱・茄子)

<夜>

秋刀魚の刺身、生姜醤油で
秋刀魚のなめろう
 
秋刀魚の塩焼き、おろしを添えて
秋刀魚の骨せんべい

ズイキのお浸し
国産雑穀・蕎麦の実ごはん(自家ブレンド)


10月2日(土) ばら明太子到着・パパ夕食要らず
今流行りの「訳あり」品を購入
切れ子の明太子1kgで¥1,980(送料込み)
「初めての方限定」と言う台詞に釣られちゃった
娘と実家にも送ったという…
しかし「訳あり」ブーム。
普通の明太子よりはるかに切れ子をいっぱい売ってる
こんなに切れ子って出るものなんだろうか?
捌くためにわざと訳ありにしてるの?って思うぐらい…
実際食べてみると、無着色で思っていたよりかなり質が良かった。

<朝>
ふかひれ饅

<昼>
国産雑穀・蕎麦の実ごはん(自家ブレンド)
秋刀魚の塩焼き、おろしを添えて
秋刀魚の甘辛煮
ゴーヤと鰹節の酢の物
今日の状態で、普段スーパーで買う「新鮮な」秋刀魚の状態だった。
来年もリピしよう

<夜>
国産雑穀・蕎麦の実ごはん(自家ブレンド)
秋刀魚の甘辛煮
明太子
ヨーグルト


10月3日(日)
<朝>
豚饅

<昼>
明太スパゲッティ
ゴーヤサラダ

<夜>
お好み焼き


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『ポテト・ファクトリー』

2010-09-25 11:07:40 | Today's Menu
2010年9月25日(土)

急に秋深い天候に。2日間で12℃も気温が下がったとのこと。
22日にはまだ東京では真夏日を観測し、観測史上最も遅い記録と騒いでいたら、23日は嵐のような雨。そして昨日は20℃を下回るという…
本当に季節の変わり目が厳しい。
昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言うが、それには強行に帳尻合わせしました、って感じ。

しかしこう季節が急に変わると、食べたいものまで急に変わるから不思議なもんだ。
今はやたら「じゃが芋」が食べたくて。
北海道では新米新じゃがの出荷がピークに差し掛かっているようだ。
早速お取り寄せ

あまりにたくさんのお店やJAがネット販売していて、どこがいいのか分からない。

面倒くさくなって、取り敢えず目に留まった『ポテト・ファクトリー』というお店でオーダー。
高いのか安いのか、良く分からない…
¥6,000以上で送料が無料(但し30kgまで)ということだったので、きっちり30kg、¥6,320 のオーダー

   【特選米】北海道美瑛産「おぼろづき」2kg(地域限定生産ミネラル栽培米)  
    <<新じゃが「男爵いも2kg」プレゼント!>>
   価格 1200(円) x 2(個) = 2400(円) (税込、送料別)
----------------
   北海道産プレミアムじゃがいも「特選北あかり(M)/10kg※まかない用」
   価格 980(円) x 1(箱) = 980(円) (税込、送料別)
----------------
   特選たまねぎ(規格外)5kg
   価格 980(円) x 2(個) = 1960(円) (税込、送料別)
----------------
   北海道産プレミアムじゃがいも「特選インカのめざめ2.0kg」
   価格 980(円) x 1(箱) = 980(円) (税込、送料別)
****************************************************************
   送付先件数 1(件)
   合計商品数 6
   商品価格計 6320(円)

今年は天候不順で、玉葱まで例年の倍以上の値段を付けているから、まあこんなもんかな?
要は、美味しければいいや。
到着が楽しみだな~


ついでに『おぼろづき』の紹介。






「じゃが芋」の薀蓄
ウィキによれば「日本では、82品種が品種登録されている」そうだ。
~「じゃがいも品種詳説」のHPに詳しい。

『アンデスレッド』

表皮が赤く、肉色が鮮黄色で食味も良く、春秋二期作が可能であるなど他の品種にはない特性を持っており、岡山県牛窓町のばれいしょ採種農家が、在来種として栽培を繰り返し、維持してきたものが、一部の市場で「アンデス赤」という名称で好評を博した。

『インカの目覚め』

昭和63年(1988)より北海道農業試験場において育成された品種。
平成9年に種苗法に基づく品種登録申請を行い、起源地と新しさを例えて「インカのめざめ」と命名され、平成13年(2001)に登録。平成14年(2002)には農林44号として登録された。
皮色は黄褐色で、目の周囲に紫の着色があるものが多く、表皮は滑らか。肉色は橙色に近い濃黄色で「キタアカリ」など従来の黄肉品種より格段に黄色が濃い。

『きたあかり』
 
いもの形は扁球形。皮色は黄色で目の部分に赤紫色の着色がある。表皮は「男爵薯」より粗いため外見に重きをおく市場では、中身の品質が優れている割には不利なことが多い。目の深浅、目の数はともに中です。肉は「メークイン」より濃い黄色。
食味が良いことやビタミンCが多いが、貯蔵性が「男爵薯」より劣る。

『男爵』

わが国では、函館ドック専務取締役の川田龍吉男爵が、明治41年(1908)にイギリスのサットン商会から購入した数種類の種いものうち、函館市郊外七重(現七飯町)の成田惣次郎に試作させ、好成績をおさめたものがしだいに近隣へ栽培が広がり、導入者にちなんで「男爵薯」と呼ばれるようになったもの。昭和3年(1928)に「男爵薯」の名で「メークイン」とともに優良品種に決定。当初は渡島地方の限定品種だったが、昭和6(1931)年に一般に奨励され現在に至る。
 単に「男爵」の名で扱われることも多く、ばれいしょの代名詞にされることもあります。中心空洞が生じやすい、目が深くて皮が剥きにくい、また近年の育成品種に比べると病害虫抵抗性も劣るなど欠点は少なくないが、広い地域に適応し栽培技術も蓄積されており、長年慣れ親しんだ食味と「メークイン」と並ぶ抜群の知名度で、消費者からも生産者からも今なお絶大な支持を得ている。
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唐招提寺 観月讚仏会

2010-09-22 23:46:36 | Museum
 唐招提寺 観月讚仏会(かんげつさんぶつえ)

日 時:中秋名月の日(平成22年9月22日)
場 所:金堂・御影堂前庭
開祖・鑑真和上を奉安する御影堂の庭園が特別に開放され、和上と共に中秋の名月をめでる法要が金堂で行われます。御影堂では、裏千家大宗匠による大和上とお月様への献茶式が行なわれます。

日も暮れかけた6時半頃、唐招提寺へ向かう。
天気予報では雨かも知れないとのことだったが、運良く晴れ間ものぞく曇り。
向かう車中でも「あっ!お月様!」と期待が高まる。

唐招提寺も10年がかりの金堂「平成の大修理」が終わって昨年(2009年)落慶法要が執り行われた。
改修後は始めての訪問で期待も一層膨らむ。

『南大門』から入ると真正面が『金堂』。
一足踏み入れた途端に幻想的な雰囲気に包まれる。



遠くから来日された「鑑真和上」の威徳に想いを馳せながら、金堂に近づく。
金堂には『乾漆廬舎那仏坐像』を中心に向かって右に『木造梵天』・『木心乾漆薬師如来立像』、左に『帝釈天立像』・『木心乾漆千手観音立像』が鎮座。
その四方を四天王が囲む。
涙が出るほどの荘厳さだった。

『講堂』・『鼓楼』・『経蔵』・『宝蔵』といずれも国宝の建物をを見ながら奥へ進むと目指す『御影堂』。
真っ直ぐ『鑑真和尚』様にご拝謁。

本当に有難いと思った。
この方がいなければ、奈良の仏教文化はここまで栄えることもなかったのだと思う。
背中がぞくぞくした。

周りの東山魁夷画伯の襖絵を拝見し、本日のメインイベント鑑真和上とお月見…
お月さん見たいなぁ~と空を見上げると、真っ暗な雲の中に薄っすらと光が。
と間も無くお月様が現れる
あまりに絶妙なタイミングにこれも鑑真和上の力なのかと思ったほど。

 

お月様を眺めながら、本当に良いお寺だなと感動を覚える。
流石に『御影堂』入場には500円ほどの入場料をお払いしたが、名月を愛でる為に寺院は無料開放され、ライトアップや灯火器が据えられている。
そして『鑑真和上』と共に観月をという粋な計らいがたまらない。
その精神が行き届いてか、交通整備の方から警備の方から皆暖かい。
流石僧侶を育てるための寺院だったお寺だと思う。
兎角「損」「得」で動く世知辛い世の中で、お手本を見たように思う。
大宗匠が今もお献茶をなさりにいらっしゃるのも合点がいく。

『御影堂』を離れる前に今一度『鑑真和上』にお礼申し上げ手を合わせると、またもやお月様が当然雲の中からお顔を出される…
あまりの神秘にぞくぞくした。

主人と「本当に来て良かったね。ありがたいね。」って話してると前を歩かれている老夫婦が「来年も見れるかしらね?」と感慨深げに話しておられる。
皆にこれだけの感動を分け与えられる行事って素晴らしい。

本当に有難う御座いました。

帰途「大池」越しの『薬師寺』のライトアップとお月様を楽しんで帰る。




唐招提寺HPより~

唐招提寺は、南都六宗の一つである律宗の総本山です。
多くの苦難の末、来日をはたされた鑑真大和上は、東大寺で5年を過ごした後、新田部(にたべ)親王の旧宅地(現在の奈良市五条町)を下賜されて、天平宝字3年(759)に戒律を学ぶ人たちのための修行の道場を開きました。
「唐律招提」と名付けられ鑑真和上の私寺として始まった当初は、講堂や新田部親王の旧宅を改造した経蔵、宝蔵などがあるだけでした。
金堂は8世紀後半、鑑真和上の弟子の一人であった如宝の尽力により、完成したといわれます。
現在では、奈良時代建立の金堂、講堂が天平の息吹を伝える、貴重な伽藍となっています。


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献立

2010-09-21 02:35:40 | Today's Menu
調子に乗ってたくさん食材を仕入れすぎ…
冷蔵庫・冷凍庫がパンパンだ~

そういえば9月21~30日の発送で秋刀魚もオーダーしたんだった。

なんと1尾91円! ¥2,100(23匹・送料無料)
★刺身で食べれる大型新鮮の生さんま
★スーパーより安い漁港直送しかも【送料無料】
★サンマ船2隻所有の当社だから、不漁の時でも安心品質でしかも激安価格でのご提供
★当社35周年記念企画です!

ちょっと誇大広告っぽくて不安だったけど、箱買い大好きなもんで…

9/24 記:
今年はサンマが不漁だとか。生態系の変化の時期だと唱える学者さんもいる。
本当に来るのかなぁ??


折角だからちゃんとお料理しよう
でも生憎お彼岸ウィーク…
お肉が食べれない…


9/19(日)
朝:ピザ(ハーフ) + 美味しいドイツのチーズを乗せて
昼:キーマ風蕎麦の実カレー  ジャンボソーセージを乗せて
夜:明石の蛸飯
  ししゃも
  白菜と剣山わかめの胡麻和え
  ゴーヤとカニかまのサラダ(シーザードレッシング・パルミジャーノレッジャーノを振り掛けて)
  春巻き・シュウマイ(おつまみに)

  
 

9/20(月) 奈良国立博物館・奈良ホテル・法隆寺
朝:キーマ風蕎麦の実カレー  
昼:奈良ホテルでランチ (フレンチ)
夜:味噌煮込みうどん鍋 
   イベリコ豚バラ・大根・しめじ・白葱・もやし・キャベツ
  24ヶ月熟成 「ミモレット」 『レ・サンク・サンス』の「パン・オリーブ」・西洋梨を添えて




9/21(火) 
朝:明石の蛸飯&赤飯
昼:ピザ(ハーフ) + 美味しいドイツのチーズを乗せて
  梨
夜:実家の父とパパとで外食 at 『四川』


9/22(水) 18:30- 薬師寺・観月会 
朝:24ヶ月熟成 「ミモレット」
  『レ・サンク・サンス』の「ヴィノワーズ・メープル」
  西洋梨
昼:キーマ風蕎麦の実カレー  
夜:蕎麦の実・雑穀ごはん
  イカそーめん
  明太子
  冷奴、縮緬じゃこ添え
  ゴーヤとカニかまのサラダ


9/23(木) お彼岸の墓参り
朝:蕎麦の実・雑穀ごはん
  出し巻き卵
  ミニ・ハムステーキ ゴーヤを添えて
  おじゃこ
  味噌汁  
昼:蕎麦の実・雑穀ごはん
  イカそーめん
  きゅうりとカニかまのサラダ
  おはぎ
夜:子持ちししゃも
  明太子
  焼餃子
  ポテトサラダ
  茄子の辛煮


9/24(金)
朝:ホットケーキ
  ソーセージ・チーズ(ブルサン)
  オニオンスープ
昼:鴨せいろ蕎麦
夜:グリーン・サラダ
  小芋と豆腐の味噌汁
  ヤキヤキ
   ロースハム・ステーキ / 焼きチーズ(シュレッド)
   アスパラ / ポテト / オニオン


9/25(土) 
朝:ホットケーキ
  ソーセージ・チーズ(パルミジャーノ)
  ポタージュ・スープ
昼:サンマの蒲焼丼
  玉葱とじゃが芋の味噌汁
夜:イカそーめん
  ばら寿司
  豆腐と葱の味噌汁
  

9月26日(日) お彼岸最終日  Ms.Nとお茶
朝:サンドウィッチ
   ハム・チーズ(ミモレット)
昼:イカそーめん
  明太子おにぎり
  シュークリーム
夜:ポテト・コロッケ
  海老すり身のフライ
  水茄子とオニオンのサラダ
  焼き鳥(皮)
  おから
  冬瓜と茗荷の味噌汁
  味噌汁



  
  
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興福寺『国宝館』など

2010-09-21 01:54:57 | Museum
2010年9月20日(月)

奈良国立博物館を堪能(museumに詳しく記)した後は奈良ホテルでランチ。
最初は法隆寺へ向かう予定だったが、思いの外時間が押してきたので「興福寺」へ行くことに。

先ずは『国宝館』を訪ねる。
かつての食堂跡に昔から鉄筋の宝物殿が建っていたが、内部をかなり大掛かりに改装したようで、とても見やすく趣きある展示室になっていた。この春に改装オープンしたようだ。
そう言えば『阿修羅像』始め『八部衆』が東京へ展示にお出ましだったがあの頃に改装していたのだろうか?
丁度『国宝特別公開2010』と題しての展示で、ゆっくり時間をかけて鑑賞。

『平城遷都1300年』で『東金堂』が7時まで拝観出来たので、そちらへ。
往時を思わせる須弥壇の配置で、如来様を中心に左右に日光・月光、十二神将がそれを取り巻き、四天王が四方を囲むという配置。
『東金堂』と『五重塔』の伽藍配置をうっとりと眺める。 That's NARA!!! 

興福寺は「廃仏棄釈」の際に槍玉の筆頭になった歴史があると聞く。
よくぞ現在まで残っていてくれたものだ。

次に『南円堂』に行き堂前の鐘楼のレプリカをしっかり鑑賞。
 

次に『北円堂』へ。
 
特別拝観の案内を発見。

その後しばし歩いて『三重塔』へ。

こちらも国宝。巴の軒瓦の文様が興味を引く。
実は奈良に住みながらこのスポットに足を踏み入れたのは初めてだった。
空も赤く色づきだした頃、周りに人影もまばらで、三条通のすぐ横なのに本当に静寂を感じられるお勧めスポットだ。

塔の前には不思議な石が。とても不思議な引き付けられるような感じの石。

『摩利支天石』と記があった。
少し触れさせてもらいながら、パワーを頂く。
どういう由来のものか、また調べてみたい。

東へ進んで三条通に降りて、少し東進。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/d5/c8bd62479bba56785e297bb5f7480e03.jpg
『采女祭』の用意がされていた。
もう一度境内に入り、『本坊』を左に見ながら『湯屋』を見学。


一体「興福寺」の境内内だけでいくつの国宝を鑑賞させてもらったのか…
記憶に残るのは18点。
興福寺HPに詳しい。

今日は本当に充実した1日でした。
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『仏像修理100年』・『至宝の仏像 東大寺法華堂金剛力士像特別公開』

2010-09-20 22:06:57 | Museum
2010年9月20日(月)

奈良国立博物館

祭日の月曜日で美術館が開館となる貴重な日。
定休日と重なるので、ゆっくりと博物館に。
改装も終わり、かつての常設展をしていた会場がレベルアップしていてびっくり。

仏像修理100年

平成22年7月21日(水)~9月26日(日) 奈良国立博物館 東新館

 一般に国や県などの指定文化財となった仏像は、従来からの信仰の力とともに、貴重な文化遺産を守るという理想のもとで修理されています。いわゆる文化財の保存修理です。 その始まりは、古社寺保存法が制定された翌年、明治31年(1898)に遡ります。それから110年余り。このような仏像修理の歴史は「修理文化」といってよいほどに、内容が豊富です。 その中から一つの歴史を築いた修理、あるいは記憶しておくべき修理などを取り上げ、それらの修理にはどのような難しさがあったのか、修理に携わった技術者たちはそれをどのように克服したのか、 新しい修理材料はどのように改良・工夫されて使用されたのかといった観点から、およそ100年の修理の歴史を振り返ります。あわせて著名な仏像の模造作品も取り上げ、 研鑽を積み重ねてきた修理技術者たちの高い技量を紹介します。

http://www.55museum.com/?p=6709に詳しく書かれている。

国宝 雲中供養菩薩像[うんちゅうくようぼさつぞう](南14号) 1軀 
京都・平等院[びょうどういん]
木造 像高49.1㎝
平安時代 天喜元年(1053)
修理年度 明治38~39年(1905~06)

鳳凰堂の堂内を荘厳する 52 軀の供養菩薩のひとつ。
大仏師定朝の指揮下で、天喜元年(1053)に造られたもので、
王朝美術の典雅な美しさを代表する名品。
修理前の姿は手先や腕などの取りつけが混乱しており、
明治の修理ではそれらを正しい位置に復するため解体修理を実施。
最近見つかったこの時の修理記録一冊をあわせて展示。

重要文化財 初江王坐像[しょこうおうざぞう] 1軀 
神奈川・円応寺[えんのうじ]
木造 彩色 玉眼 像高103.0㎝
鎌倉時代 建長3年(1251)
修理年度 大正13年(1924)

冥界で死者の罪業を裁く十王のうち、
本像は死後14日目の裁きを担当する王。
大正 12 年(1923)の関東大震災によって、
本像を含む十王像の一具は、本堂の下敷きになって損壊した。
これらは他の寺院の被災した仏像とともに鶴岡八幡宮境内の臨時修理工房で修理された。
修理者は奈良から派遣された修理技術者(奈良美術院)であり、
修理は主に大破した部材を組み上げる仕事であり、計3年を要した。 

重要文化財 千手観音立像[せんじゅかんのんりゅうぞう](743号)1軀
京都・妙法院[みょうほういん]
木造 漆箔 像高179.2㎝
鎌倉時代(13世紀) 隆円作
修理年度 昭和11~31年(1936~1956)

三十三間堂は後白河法皇の発願にかかり、
長寛2年(1164)平清盛の財力によって建てられたが、
鎌倉時代の建長元年(1249)火災で焼失した。
仏堂の再建は建長3年(1251)であるが、
千体千手観音像の再興もこの頃から始まったと推定され、
文永3年(1266)の落慶法要までに竣工した。
昭和の修理は手足、持物などの脱落部などを接合、
あるいは補足する修理であったが、
千体もあるので長期の実施計画が建てられ、
1年50躰の修理が行われたが、戦争をはさんで 合計21年を要した。


阿修羅立像[あしゅらりゅうぞう] 模造 1軀
奈良国立博物館
脱活乾漆造[だっかつかんしつづくり] 彩色 像高153.4㎝
昭和56~60年(1981~1985年)
財団法人美術院製作






『至宝の仏像 東大寺法華堂金剛力士像特別公開』

平成22年7月21日(水)~9月26日(日) なら仏像館(本館)
 明治27年(1894)に竣工した重要文化財「旧帝国奈良博物館本館」は、この夏「なら仏像館」と名をあらため、生まれ変わります。照明設備を一新し、作品の素晴らしさをより感じていただけるよう心がけました。展示されるのは、すべて館蔵ないしご寄託をいただいている仏像で、飛鳥時代から鎌倉時代にかけて制作された名品を中心としており、まさに「至宝の仏像」と呼ぶにふさわしい内容です。
 同時に、長くお預かりしていながら、これまでなかなか展示の機会を得られなかった仏像にも登場していただくこととしましたし、近年の当館の調査研究により、これまで知られていなかった価値が見いだされたり、新たな位置づけが可能となった作品もあります。
 東大寺からは、法華堂の国宝・脱活乾漆金剛力士像が出陳されます。もちろん寺外での公開は初めてのことです。奈良の地に仏教文化が最も栄えた天平時代を代表する雄偉な巨像の魅力をご堪能ください。
 今後「なら仏像館」は、これまで以上に仏像ファンの皆さんの聖地となり、奈良を旅する方々の必ず訪れるべき場所となるよう、展示の充実に努力してゆきます。ひとりでも多くの方に、くりかえしご訪問いただくことを願ってやみません。        

主な出陳品(添付写真、別紙参照)
1. 国宝 金剛力士立像 東大寺法華堂安置 2軀 奈良・東大寺
2. 重要文化財 十一面観音菩薩立像 1軀 奈良・勝林寺
3. 重要文化財 馬頭観音菩薩立像 1軀 京都・浄瑠璃寺
4. 毘沙門天立像 1軀 奈良国立博物館
5. 国宝 薬師如来坐像 1軀 奈良国立博物館
6. 重要文化財 釈迦如来立像 1軀 京都・法明寺
7. 阿弥陀如来坐像 1軀 奈良・歓喜寺
8. 南無仏太子立像 1軀 奈良国立博物館

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更新履歴

2010-09-19 14:36:46 | 更新記録/ささやき
Weblog
My Daughter
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お出かけ

など

後は仕事の資料集めをぼちぼち更新中。
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お家蕎麦4 : 韃靼そば茶キーマカレー

2010-09-19 13:48:05 | 麺類 + 粉物

2010年9月19日(日)

去年の冬あたりから韃靼そば茶にはまっている。
夏の間遠ざかっていたのだが、暑さも落ち着きまた復活。

韃靼蕎麦は、普通のお蕎麦の100倍の『ルチン』を含有しているとのこと。
蕎麦でも頂けるらしいが少し苦味が強いようだ。(未だ試してないのだけど…
蕎麦茶に炒ってあると苦味も感じずお味も良くて健康的で一石二鳥

ただ困るのが茶がら。
貧乏性な私は捨てるのが勿体無くて、再利用を試みる。
そのままご飯に入れて焚いてしまうと良いらしいのだが、1週間分ほど冷凍庫に溜まっていたので、野菜スープに全部放り込んでカレーにしてみた。
野菜はセロリだけ買い足して、冷蔵庫の残り野菜の大掃除も兼ねれる。
仕上がると、茶がらが水分を吸い見た目にはキーマカレー
これは蕎麦茶がらの消費にはもってこい。結構食べれた。



圧力鍋で大量に作ったが、ベースのたんぱく質は鴨の脂身だけなので、大きなソーセージをトッピングしてみたり、残った豚バラを足してみたりアレンジしながら何回かに分けて食す。




『韃靼蕎麦茶』
最近はあちこちで見かけるようになった。戸隠でも購入したがそちらは未だ試していない。
普段は↓を購入。
たくさん量が必要な人には、お値打ちと思う。

北海道産無農薬韃靼そば茶500g×2袋セット ¥5,696



~お店のHPによると~  (信憑性は分かりませんが、ルチンが身体によいのは本当だと思っています。笑)

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