日々是勉強

気軽に我流でワインを楽しんでみようかと。

1/31 普段飲み(1本)

2013-01-31 21:11:51 | Today's Menu

2013.1.31. Thu.

またまた大量のお野菜を(白菜・水菜・大根)頂く。 

もちろんお鍋が美味しいのだけど、他に白菜を使ったものをググってみたので、家にある食材でアレンジしてやってみたいものをメモ。

 白菜のお好み焼き  ベーコン、山芋、シュレッド・チーズ

 白菜の中華粥  帆立、白菜  食べラーを落として

 柚子白菜のお漬物  ぽん酢を使って

 白菜の塩麹浅漬け

昼:

 焼きそば

 野菜スープ

 Cafe Bibliotic Hello! の木の実のタルト

   

夜:

 MOF熟成チーズ    

  【ロドルフ・M熟成】 ル・プティ・トロー  (白カビ)
  【ロドルフ・M熟成】 モンドールAOP (ウォッシュ)
  【P・アレオス熟成】 ルブロション・フェルミエAOP (ウォッシュ)
   
 鶏の唐揚げ & 海鮮串揚げ   レモン、タルタルソース添え

 白菜のグラタン   ベーコン、玉葱、白菜、エリンギ、ピーマン、野菜コンソメ、マカロニ、シュレッド・チーズ

 水菜のお浸し

 野菜スープ

 ESCALE CHARDONNAY  2010   (フランス ラングドック・ルーション)  

       

   「エスカルのワインは、フランスの伝統的なスタイルを守りながらも、新しい製法も取り入れて造られます。洋ナシやパイナップルなどのトロピカルフルーツの香りが華やかな、南仏らしい白ワインです。

   ローストチキンやタルタルソースをたっぷり添えた白身魚のフライなどと一緒にお楽しみ下さい。」

いかにも南方らしいトロピカルなパイナップルのアロマがたっぷりで口当たりもまろやかで、ヴォリュームもそこそこあり飲みやすい。 連れは一口飲んで「美味い」とのたまう。

彼は最近白がお気に召していて(年のせいで食事もあっさり系に好みが移行したからだろう。笑)、シャルドネ系とグリーン・ノートの強いものが特にお好みのようだ。

ラングドッグのシャルドネ、色々試してみよう。 セットで購入すると、こういう新しい出会いがあるから楽しい。

解説通り魚介のフライにタルタルソースを添えて頂いたら◎。

チーズには△ってところで、ちょっと格が合わなかった。

グラタンにも〇だったので、気の張らない家庭料理に活躍するワイン。 セットで購入したのだが、単品でデイリーに変えるお値段ならリピしたいかも。

連れは夕食後、日待ちで軽く外飲み。 ←結構飲んでご機嫌で帰宅。

 

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1/30 打ち上げ

2013-01-30 23:00:52 | Today's Menu

2013.1.30. Wed.

お昼:

 親子丼

 蜆汁

 

久しぶりのお疲れ様会。  「ギガル(ローヌ)の白と赤」  丁度ギガルのホーム・パーティーの記事が。

 MOF熟成チーズ

  【ロドルフ・M熟成】 ル・プティ・トロー  (白カビ)
   60年程前に、ロワール川とシェール川のちょうど間に位置するトロー村のチーズ農家達が集まって作り上げたというトロー村自慢の日本初入荷のチーズ。
 
  【ロドルフ・M熟成】 モンドールAOP (ウォッシュ)
   丹念に時間をかけ、繊細な技術で"食べごろ"へと熟成させたロドルフ氏の逸品は、芸術作品とも言うべき極上の味わい。
 
  【P・アレオス熟成】 ルブロション・フェルミエAOP (ウォッシュ)
   伝統的なチーズがアレオス氏の技にかかり、グルメガイド本「ゴー・エ・ミヨ」にもスペシャリテとして紹介されるほど、特別な味わいに仕上がっています。
 
まさに食べ頃 どれも最高に美味しくて感激。
 
 『丸濱』の蒲鉾「あしべ焼」  わさび漬けを添えて
 
    
 
 フォワグラのソテー
 
 イカ一夜干しのバター・ソテー  レモン、すだち胡椒マヨネーズを添えて
 
 イベリコ豚肩ロースのソテー  金山寺味噌を添えて 
 
 焼き野菜  エリンギ、ピーマン、もやし、きゃべつ
 
 野菜スープ
 
   三日がかりの野菜スープ。 上出来で美味しい。
 
 E.Guigal Cotes du Rhone Blanc 2009
 
     

 E.Guigal Cotes du Rhone Rouge 2009

     

やっぱりこのギガルのテーブルは白も赤もグレードが高い。 並行物なら上手く買えばデイリー用に納まる(¥1.000以内の意)。

白はパイナップルやグリーン・ノート、白い花、etc.の大好きなローヌの白らしいアロマ。 マリアージュの幅も広く常備の1本。

赤もお値段からは考えられない飲み応えのあるもので、パーカーポイント89点だとか。 かなり重たい格のある料理まで受け止めてくれるリーズナブルの1本。

チーズとはル・プティ・トローと赤が◎。

モン・ドール、ルブロション・フェルミエと白が〇◎。

モン・ドールと赤は☓だった。 他は無難に△ってところ。

フォワグラのソテーはバルサミコソースにしたせいか、意外や白には△で赤に〇だった。

烏賊と白が◎、イベリコは金山寺味噌とマッチして赤と◎。

今日のマリアージュは大成功。

やっぱり、しっかり献立を考え、ソースや付加するお味を考えると食材もワインも相乗効果でお値打ち倍増。

お安く贅沢気分を味わえて、連れもすっかりお家ご飯最高派に変身したし。

 不二家のシュークリーム  (頂き物)

 ムッシュゥ・ショコラのタブレット  フランボワーズとショコラ・ノア 

 
   
 
 キャラメル・ピーカン・ナッツ  スクウィレル・ブランド社製
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1/28-1/29 普段飲み(1本)

2013-01-29 18:47:08 | Today's Menu

2013.1.28. Mon.

展覧会も終了した定休日。 やっといつもの日常に。 連れは流石に疲れが吹き出しているよう。 

朝もお昼も昨日の大量のお土産の残り物で。

お買い物&こぱんちゃんに荷物を出してやる。

 筑前煮

 鶏がらスープ

 野菜スープ用野菜の切ったもの

 MOFチーズ

 和歌山土産『丸濱』の蒲鉾各種

今日は打ち上げの予定だったが、揃って体調優れず、軽い食事に変更。

 MOF熟成チーズ    チーズ屋さんのソムリエさん推奨はボルドーの酸味の効いた辛口白とパンチの利いた濃厚なボルドーの赤だとか。

  【ロドルフ・M熟成】 ル・プティ・トロー  (白カビ)
   60年程前に、ロワール川とシェール川のちょうど間に位置するトロー村のチーズ農家達が集まって作り上げたというトロー村自慢の日本初入荷のチーズ。
    
 
  【ロドルフ・M熟成】 モンドールAOP (ウォッシュ)
   丹念に時間をかけ、繊細な技術で"食べごろ"へと熟成させたロドルフ氏の逸品は、芸術作品とも言うべき極上の味わい。
    
 
  【P・アレオス熟成】 ルブロション・フェルミエAOP (ウォッシュ)
   伝統的なチーズがアレオス氏の技にかかり、グルメガイド本「ゴー・エ・ミヨ」にもスペシャリテとして紹介されるほど、特別な味わいに仕上がっています。
    
 
 干し鰆の焼き物
 
 筑前煮
 
 若鶏の肝煮

 ご飯とお供  ぱり胡

 
 Chateau MARJOSSE BLANC 2006  (ボルドー/ENTRE DEUX MERS/白)

      Alc:12.5%

   「シュヴァル・ブランやイケムを所有するピエール・リュルトン氏が作る白で、味わいは流行のジャム&スイートスタイルではなく、クラシックでリアル・ボルドーなスタイル。」

期待せずに開けたのだが、これが実に美味しい。 まさに飲み頃で少し高めの温度でスタート(冷蔵庫で2時間程度)したのが尚良かったよう。

『オーダー・チーズ』のソムリエさんがボルドーの白を推奨されていたのでチョイスしたのだが、これが実に良く合った。 

ルブロション・フェルミエ、ル・プティ・トローに〇◎。 

ルブロションはアフターのナッツや牧草のような風味がワインによってふわっと広げられて鼻に抜ける感じがたまらない。

ル・プティ・トローの少し残るフレッシュさとワインのグリーン・ノートが良く合い、連れはワインがまろやかになるとのたまう。  

意外とモンドールにも〇だった。

笑えたのはパリ胡と◎だったこと。

疲れた身体にチーズと白ワインは癒しを与えてくれるようで、ちょっと体調が戻ったかな。

 セレクション・ボックス 「レ・メダイエ受賞ボックス」

  

受賞作の輝きはプライスレス。10人のショコラティエがこれまで重ねてきた経験や、努力、ショコラへの愛情。さまざまなすべてが、ひと粒のボンボンショコラに凝縮されているのと同時に、職人としての「転機」となった最高の瞬間が詰合せられた、きらめきのひと箱です。また、特別な10粒を包むにふさわしい3DのBOXをデザインしたのは、パリのサロン・デュ・ショコラの主催者、フランソワ・ジャンテ氏。ショコラの原点であるマヤ文明、そしてカカオの実が、現代の「ショコラ」へと変わる様子を表現しています。

楽しみにしていた「レ・メダイエ受賞ボックス」。 今日は上段の5つを半分っ子して頂く。

丁度食事もワインも抑え気味の日だったので、ショコラをゆっくり吟味しながら頂けて良かった。

1. 流石ファブリス・ジロット 最もスタンダードのプラリネをここまで美味しく感じさせるとは。 いつまでもアフターが続く。

2. 香辛料系はあまり好きでもないのだが、これは香辛料のバランスが良く美味しく頂けた。 グリーン・アニスも控えめ。

3. プロヴァンスで雪の結晶ってお洒落 甘いジュレを想像したが意外と酸味もあって焦がしキャラメルなど複雑な風味の混じり合った奥深いもの。 連れも「深いな~」と溜息。

4. チョコなのに本当にクレープ・シュゼットです。 カンプリニはデセール・シェフ上がりだったのね。

5. 食感がたまらない一粒。 ともすれば喧嘩しそうな組み合わせなのに、実にバランス良い仕上がり。

小さな小宇宙をひとつひとつに感じながら頂けて幸せ。

 

2013.1.29. Tue.

寒波も一段落して体調も回復。 連れは引き続き月末でバタバタ。

引き続き冷蔵庫の食材の整理。 やっと終わりが見えてきた。笑 この野菜高騰の中、有難い話です。

余った鶏がらスープでこちらも野菜たっぷりコンソメースープを作る。

連れ外食。 休肝日。

 大根、白菜、『丸濱』の天婦羅の焚き合わせ

 筑前煮

 きんぴら牛蒡

 ご飯とお供  道楽漬、梅酢たくあん

 芦辺もなか

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1/24-1/27 普段飲み(4本)

2013-01-28 13:33:18 | Today's Menu

連れの和歌山通いが続くので、引き続き負担の無いように考える。

寒い時はどうも調子が狂うので、大人しくお籠りしながら食材の整理に勤しむ。

と言っても、今週はお昼も残り物でOKでラクチンなんだけど。

連れは毎日すごく頑張って精勤してくれてる。

こぱんちゃんは素敵な出会いがあり、刺激を受けてすごく頑張っているよう。 (←頑張り過ぎでまた無理するんではないか心配だけど。)

私も無理せず出来る限りの労働をぼちぼちしながら、暫く応援側にいさせてもらおう。

やっぱりどんな瑣末な労働でも、労働することが回りまわって社会への貢献に繋がるはず。

食材を捨てずにうまく利用する、安いワインを美味しく頂くように工夫する、そんなことでも小さな経済効果?

厳寒時、梅雨時、気圧の荒れる期間は私にはこれぐらいしか出来ないのよね…

2013.1.24. Thu.

 生ハム林檎

 オードブル蒲鉾

 餃子鍋(中華味)   餃子、帆立、やりイカ、天麩羅、お揚げ、蒟蒻、椎茸、大根、白菜、水菜、マロニー

 ビール

 ハウメ・セラ・ブリュット・ナチューレ  (スペイン/バルセロナ/D.O.カヴァ

     

ドサージュ無しの辛口のカヴァ。 すでに1ダースは飲んだお馴染みのもの。 グリーン・ノート、林檎のテイストを感じる爽やか系。

蒲鉾類には〇。 明太子入りの物でもOKだった。

生ハム林檎は林檎は合うが生ハムが駄目。 ☓△。 アフターに生臭みが出る。

お野菜たっぷりでも、中華テイストには今一だった。 △。 そりゃそうだろうな。 餃子も黒豚だったし。 烏賊には〇。

今日はぽん酢味のお鍋にするべきだった。 ちょい失敗。

 ドサージュのお勉強

※ デゴルジュマン Degorgement

澱の除去。瓶の口部分に澱を集めその部分を冷凍して抜きとる。

※ ドサージュ Dosage

デゴルジュマンによって減った分をリキュールで補う。そのリキュールをLiqueur d Expedition門出のリキュールとよぶ。

※ ノン・ドゼ = ブルット・ナトゥーレ Brut Nature

ドザージュはゼロで残糖のみ

Brut Nature / Brut Zero / Brut zéro / Ultra Brut / Brut Non Dose / Zero Dosage / Brut Sauvage / Brut 100% / Brut de Brut などさまざまな表記があるが、すべて糖分の添加のないものをさす。

 

ラベル表記
1L当たりに含まれる糖分量
Extra Brut / エクストラ ブリュット
0~6g
Brut / ブリュット
6~15g
Sec / セック
17~35g
Demi Sec / ドミ セック
33~50g
Doux / ドゥー
50g超

 Fabrice Gillote(ファブリス・ジロット)のショコラ・サブレ(キャラメル) & ル・パティシエ・ヤマダの焼き菓子

     

大事に頂いたこぱんちゃんのお土産もこれでお終い。 本当に美味しかった。

 

1/25 Fri. 

頒布会のチーズ到着。 今回はウォッシュが2種。 今月もモン・ドールが頂ける。 

賞味期限が2/6と2/18、少し休ませてから楽しもう。

 生ハム西洋梨とオードブル蒲鉾

 『CARMAN』のボローニャ・ソーセージと『ケーファー』のペッパー・シンケンのステーキ & プロセス・チーズ

   頂き物のボローニャ・ソーセージがとっても美味しかったのでチェック。

   どうやら近鉄百貨店の注文で大阪のタケダハムという会社が作っているよう。

 焚き合わせ  (豚そぼろ、小芋、大根)  揚げ餅に乗せて

 水菜のお浸し  練り胡麻をきかせて

 ししゃもの唐揚げ

 ヴィーニャ・サン・ホセ カバ ロゼ  (スペイン/アルトペネデス地方/DOカバ)

      WAでベスト・バイ87点

   「ビーニャ・サン・ホセのカバは、赤ワイン品種、ガルナッチャ60%とモナストレル40%を使用しており、まるで赤ワインのような、パンチのある果実味を楽しむことができます。
   チェリーやカシスなどのフルーティーな果実味、酸味は控えめで飲みやすいロゼです。 ルビー色の深く鮮やかな色合いで、グラスに注いでもとっても華やかです!

   トラディショナル製法(瓶内二次発酵)で造られていて、1本ずつ瓶で熟成させ(12ヶ月間)、熟成後の澱飛ばしも1本ずつ行うので、とても手間隙がかかっています。

   =味わい= ルビー色の深く鮮やかな色合い、チェリーやカシスなどのフルーティーな果実味、酸味は控えめで飲みやすいロゼ・カバです。
   =お料理= 良く冷やしてアペリティフに、オードブル、中華料理、フルーツを使ったデザートなどに合わせて。

   ドサージュ:15g/L 12ヶ月熟成」

これも何本めかのロゼ泡。 カシス・リキュールのような色でチェリーのアロマたっぷり。

口当たりも甘めだが、食事に合わせやすい便利物。 小芋の煮付けに合いそうかとチョイス。

プロセス・チーズがばっちり。 ◎。 

明太入り蒲鉾には☓△。 生ハムに△で期待はずれ。

他はどれも〇。

 山鶴 「竹風万葉」 純米大吟醸  中本酒造製  (生駒市)

 

1/26 Sat.

今日は体調優れず、バタン・キュー

休肝日。

食事も作れず、残り物の焚き合わせと出来あいのお寿司で。  

 頂き物のケーキ

   

 

1/27 Sun.

寒波恐るべし… 動けない…

それでも、翌日送ってやる荷物のための下拵え。

 筑前煮用: 蒟蒻、干し椎茸、牛蒡、蓮根、人参、子芋、鶏

 鶏がら出し

展覧会終了日。 1週間、毎日200kmを通ってのお仕事、お疲れさまでした。

連れがお土産を買って帰ってくれるのを期待して待つ。

一応希望を連れのメモのために。

 お寿司か刺身 イクラをグリューナー・フェルトリーナー に合わせてみたい…

 『丸濱』の蒲鉾、天婦羅

 ワインに合いそうなお惣菜

 鶏肝 (焼き鳥でも煮物でも)

 『和歌山水了軒』の雀寿司かお弁当 (見かけたら) 

実現した夕食は:

 お刺身盛り合わせ

 お寿司

 オードブルお惣菜

 鶏肝の甘辛煮

 きんぴら牛蒡

 グリューナー・フェルトリーナー 2011 ヴィンツァー・クレムス     

     

連れのお気に入りのグリューナー・フェルトリーナーも、我が家の定番。

グリーンノートが強く酸味もしっかり。 本当にオールマイティーで重宝する。

いくらと合うと見かけたので試してみたかったのだが、確かに良く合う。 〇。 これは意外な発見。 『キャビア・カスピア』でいくらの塩漬を売っていて食したことがあるが、日本のそれよりはるかに生臭いものだった。 いくらは意外とワインとも良いマリアージュするのね。

それなら数の子はどうだ?と合わせてみたが、これはやはり☓。 なかなか見つからないな~。

 Jean Pierre Moueix  2005 Bordeaux Superieur  (コート・ド・カスティヨン)

     

   ■ 品種:メルロー75%、カベルネフラン25%
   ■ 熟成:樽熟成なし、熟成期間は15~18ヶ月です。
   ■ アルコール度数:13%
 
体調が悪く白を終えた時点でギブアップ。
 
30分程グラスで放置してスタートしたが、飲み頃。 そこまで置く必要は無い。
 
凡庸なボルドーのデイリーというイメージだが、体調の悪い時の味覚は当てにならない。
 
 グリューナー・フェルトリーナー

グリューナー・フェルトリーナーは、オーストリアで一番重要な品種である。それだけではなく、オーストリアの在来種であり、オーストリアワインを代表する品種であるとも言えるであろう。オーストリア国外には少ないが、ドイツ、ハンガリー、チェコ、スロヴァキアやクロアチアにも少し栽培されている。しかし気候と土壌の条件が、一番合ってるのはオーストリアである。なかでも、高級グリューナー・フェルトリーナー産出では、特にヴァッハウやクレムスとランゲンロイスの三角、またはドナウラント地域、ヴァインフィアテルやウィーン周辺が知られている。作付け面積は全体の36%以上を占める。
その品種の起源については、様々な意見があるが、文書史料によると、18世紀には特にドナウ川から北部地方で栽培され、「グリューナー(緑)・ムスカテッラー」という名で呼ばれた。しかしこのネーミングは誤りであり、ムスカテッラー科に属していない。おかしな話ではあるが、オーストリアで栽培されているローター(赤)・フェルトリーナー、フリューローター(早い・赤)・フェルトリーナー、ロート・ヴァイザー(赤・白)・フェルトリーナーとブラウナー(茶色)・フェルトリーナーも違う科に属している。第二次世界大戦後、レンツ・モーサーが、彼の名前を付けたブドウの木の育て方を発展させ(現在は全世界ワイン生産の2/3がその育て方で造られている)、その育て方はグリューナー・フェルトリーナーに非常に合い、爆発的な大成果を得て、広がってきた。

土壌は過度の湿気と乾燥した地さえさければ、問題のない品種であり、実り良く、確かな収穫高。比較的に遅い熟であるため、収穫は十月上中旬。色は黄緑であり、熟成したワインには黄金のニュアンスがある。土壌、高熟率等により、味わいが幅広く、一般的にはフルーティで、スパイシーな香り、はつらつとしたフレッシュな酸味、理想的なかすかな「ペッパー香」のブケー(ドイツ語、オーストリア弁:Pfefferl)。高級ワインの場合は、熟成しながらスパイシーさは繊細なアーモンド味に変わる。グリューナー・フェルトリーナーはいかなる料理にもあい、飲みごろは約8ーCである。一般的には、若いうちに飲まれるが、高級グリューナー・フェルトリーナーは瓶での約三年間の熟成を要し、高熟率(プレディカートヴァイン)と高級畑の場合は驚くべき大きな熟成余地(10年以上)をもっている。1996年には、ブリュンデルマイヤー・ワイナリーで「当社ゼービンガー・ハイリゲンシュタイン畑の古ワイン・テースティング」が行われ、グリューナー・フェルトリーナー・アウスレーゼ1971年が試飲され、最好評を得た。「かすかなバラの香りでトラミーナを思い出し、アーモンドや桜ん坊の香り、風味があり、力強く濃厚ながら調和の取れたワイン。」

 
 ムッシュゥ・ショコラ
 
   
 
フランボワーズとショコラ・ブランを頂く。 ポップな見た目とは違いな本格派。 確かにセルの担うところが大きい。
 
連れも「違うな~。濃い。」と唸っていた。
 
やっぱサロン・デュ・ショコラ\(^o^)/。
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芦辺もなか

2013-01-23 23:34:09 | 和菓子

2012.1.23. Wed.

頂き物の和歌山のお菓子。 鶴屋忠彦製。

    

 

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1/20-1/23 普段飲み(1本)

2013-01-23 23:33:56 | Today's Menu

連れのドタバタが続きます。 

今日から東京出張で、帰宅した同日午後から和歌山いうハードな日程。 

最初は一緒に和歌山泊出張の予定だったが、年末の姑の骨折で連れ一人で毎日通うことに…

ワインは疲れを取る程度に押さえて、夕食の時間を短縮するよう心掛けなくては。

2013.1.20. Sun.

早朝連れと兄を送っていくが、受験生の甥っ子はセンター試験の2日目で、兄も落ち着かない様子。

受験生、頑張れ

どうも今日は体調がすぐれず、家の用事に専念。 寒い時期はどうもいけません…

↑ それでもちゃっかりおやつは頂く。

 赤福餅 

連れは外泊なので、姑と2人。 手抜き+大量の野菜の消費を目指す。

 ボローニャ・ソーセージと青梗菜の粒マスタード炒め

 ピザ

 バナナ

 

1/21 Mon.

病院へ検診に。 帰途お気に入りの『Seven heart』というブーランジェリーでパンを買って帰り、早速ティー・タイム。

 ザマンド

定休日だが、一人出かけるには寒過ぎるので、食材の整理。 何だか最近お料理が楽しい。

 食材メモ (今後の献立を考えるために) ←随分出てくる… 一度使いきってしまわないと!

 フォワグラ (ホール)

 フレンチ・ラム・ラック (8rib)

 イベリコ豚 肩ロース スライス

 イベリコ豚 バラ しゃぶしゃぶ用スライス

 マグレ・カナール (ブロック)

 和牛 切り落とし

 榛原牛 すじ肉 ×2

 唐揚げ用 鶏肉

 鶏肉 切り身

 鶏ガラ

 ジョンソンビル スモークブラッツソーセージ

 モルタデッラ スライス

 生ハム (3packs)

 ハム類ブロック  ロース・ハム×2、ペッパー・シンケン、ベーコン、焼き豚

 ボンレス・ハム 切り落とし (1kg)

 干魚  、味醂干し鯵、イカ、シシャモ

 インドカレー&ナン ×6

 黒豚餃子 ×2

 海鮮串揚げ ×3

 シュレッド・チーズ

 ブッファラ

連れは引き続き今日も東京。 元々は私も一緒に上京して明日の”X-Day”に備えるはずだったのだけど…

代わりにこぱんちゃんに頑張ってもらうしかない…

 白菜・大根の焚いたん

 お寿司 (頂き物) 

 シュー・アイス

連れは深夜帰宅。 お疲れ。

こぱんちゃんはワインを通じて素晴らしい出会いがあったらしく、興奮しての電話。

人との縁って不思議なもの。 世代を超えた素敵な出会いとなるといいな。

 

1/22 Tue. 

引き続き、和歌山搬入。 

こぱんちゃん、イセタンへお使いに行ってくれた模様。

『セバスチャン・ゴダール』は一番大きいサイズしか残っておらず、狙っていた小さいサイズ(¥1.500)は売切れ。

明日また入荷するらしいが、それで全部なのだとか。 今回の一番人気のようです。

セレクション・ボックス含め、他の物は全て難なくゲットできたもよう。

昨日・一昨日と随分飲んだようなので、今日は休肝日。 ←誘惑に負けました…

 おでん  

昨晩から気合いを入れて仕込む。 仕上げにお土産の『鈴廣』の天婦羅を入れて。

 山鶴 「竹風万葉」 純米大吟醸  中本酒造製  (生駒市) 

 Cafe Bibliotic Hello! の黒砂糖のケーキ

    干し無花果が入っていました。

 

1/23 Wed.

 『鈴廣』の蒲鉾

 鴨鍋

 〆:讃岐うどん

 ビール

 山鶴 「竹風万葉」 純米大吟醸  中本酒造製  (生駒市) 

 Beaujolais-Villages Nouveau 2012 Eric Pardon et Fils

     

「現当主ジャン・マルク・パルドン(長兄)が商業部門担当、エリック・パルドン(三男)は上級のエノログでありブドウ栽培・ワイン醸造のテクニカル部門を担当しその他のスタッフは12名が働いております。エリックはドメーヌ・パルドン6代目の栽培兼醸造家で、学位終了後兵役はパリの首相官邸の酒庫番という経歴を持ちます。次兄のフィリップは現在はベルギー在住でフランス料理シェフの育成を行っており、これまでポールボキューズ、トロワグロなどでもシェフ育成の仕事を行ってきました。その関係もありエリックの造るフルーリーレニエはそれらの三ツ星レストランにも採用されています。」

昨年のボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボーが安く投げ売りされていたので4種購入。 1本¥837也。 お蔭でデイリーに頂ける。笑

ヌーボーらしい新鮮な果実味たっぷりの葡萄ジュースのようなお味。 少し加糖されているのだろうか?という甘さ。 不作の年で収穫量が落ちた分凝縮されたのもあったのだろうか、ヌーボー独特のシャバシャバ感は無い。 このお値段なら申し分無い。

醤油ベースの鴨鍋とも良く合った。 甘めのフレッシュな果実味と鴨だから当然ばっちり。 ◎〇。

蒲鉾にも〇。 たらこ味は☓。

「この新酒は収穫からなんと6週間ほどで出荷されます。通常のワインは、出荷まで短くても1年程度かかりますから、驚異的なスピード。マセラシオン・カルボニックという特別な醸造法で、ブドウを炭酸ガスの中で発酵させ、短期間に色素を抽出し、タンニン分(渋みの成分)が少ないフレッシュなワインをつくることができます。」 

と言う性質のものだから、フレッシュな酸味を味わうのが基本だけど、ガメイとのマリアージュも少しは期待したい。 一応ヴィラージュものだし。

「ガメイ種は、栽培がしやすく収穫量が多いために14世紀ぐらいまでブルゴーニュのコートドール一帯で栽培されていました。コートドールは、現在ではピノ・ノワール種からすばらしいワインが作られている地区です。しかし当時、この地方の土壌の特徴である石灰質の土壌で栽培されたガメイ種からは、酸味の強い、薄いワインしかできなかったのです。
その頃ブルゴーニュ公国を統治していたフィリップ公はこの凡庸なワインを嫌い、コートドールの畑でガメイ種を栽培することを禁止しました。そこで引き抜かれたガメイ種は南のボージョレ地区に移植されることになり、現在のボージョレ・ワインの礎となったのです。
ボージョレ地区はブルゴーニュ地方で最も南に位置しているため、気候が温暖。さらに地質は花崗岩が主体であり、ガメイ種とは非常に相性がよく、糖分が豊富で酸味も生きたブドウが実るのです。」

試してみたいリスト: 4本あるので

① イベリコ豚や鶏肉のシンプルなソテー

② 焼き鳥、唐揚げ

③ トマト鍋 or 醤油ベースのお鍋

④ 魚のソテー

* リエット

* コロッケ

 ファブリス・ジロットのショコラ

   

濃厚なビタープラリネとベルガモットのプラリネでした。

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パリのブーランジェリー

2013-01-23 17:54:37 | Boulangerie

2012年のパリ・バゲット大賞は18区モンマルトル界隈にあるSébastien Mauvieux(セバスチャン・モヴュー)氏のパン屋さん。

  • 1位 Sébastien MAUVIEUX  (Le 159 Rue Ordener)
    159 rue Ordener 75018 Paris
  • 2位 Raoul MAEDER
    111 bd Haussmann 75008 Paris
  • 3位 Alexandre CHAUVIN (Boulangerie AUDOU)
    10 rue de Chanzy 75011 Paris
  • 4位  Dominque ANRACT
    110 rue de la Tour 75116 Paris
  • 5位  Arnaud DELMONTEL
    39 rue des Martyrs 75009 Paris
  • 6位 Narcisse PASQUIER (La Petite Marquise)
    3 pl Victor Hugo 75116 Paris
  • 7位  Guillaume DELCOURT
    100 rue Boileau 75016 Paris
  • 8位  Eran MAYER
    100 rue de Théâtre 75015 Paris
  • 9位 Benjamin TURQUIER (134RDT)
    134 rue de Turenne 75003 Paris
  • 10位  Ludovic JEANNETTE  (Les Saveurs de Wagram)
    169 av de Wagram 75017 Paris 

 Sébastien Mauvieux
159 rue Ordener  75018  Paris
アクセス:メトロ 4番線 Jules Joffrin / 12番線 Marcadet Poissonniers 又は バス 60番 / 95番 Damrémont Ordener
Tel:01 42 62 76 70
営業時間:月曜~金曜日 7時~20時30分
定休日:土曜、日曜日

2010年:「Grenier a pain」、2011年:「Au Levain d’Antan」に続き、またまた18区のパン屋さんが大賞に輝きました。モンマルトル界隈にいたっては、モヴュー氏で5人目の優勝者となります。

2009年:「Le Grenier de Félix」  

住所:64, avenue Felix-Faure 75015 Paris
TEL:01 45 54 57 48
アクセス:Boucicaut(メトロ8)より徒歩3分
営業時間:7:30~20:00
定休日:日曜
メニュー:バゲット1.1ユーロ

 Le Boulanger de Monge

カルチェラタンの台所であるムフタール通り近くに店を構える100%ビオの原料にこだわったナチュラルパン専門店。ジョエル・ロブションやギー・マルタンなどの三つ星レストランにもパンを提供していたこともある名店です。

固くパリパリに焼き上げられた外皮が特徴のバゲット・トラディッションの他にも、パウダーシュガーがかかったアーモンド、ピスタチオ、ショコラの3種類の味が揃うエスカルゴ(渦巻き状のヴィエノワズリ)も同じく看板商品となっています。アプリコットやイチゴが乗った焼き菓子も人気。同じ5区に支店がオープンしたばかりで更に便利になりました。

住所:123, rue Monge 75005 Paris(他パリ市内に2店舗)
TEL:01 43 37 54 20
アクセス:Censier Daubenton(メトロ7)より徒歩3分
営業時間:7:00~20:30
定休日:木曜
メニュー:バゲット1.2ユーロ

48, rue de la Clef - 75005 Paris
Horaires d'ouverture 7h à 20h
Fermeture hebdomadaire jeudi
tel 01.47.07.28.19

53 rue Montorgueil, 75002 Paris
Horaires d'ouverture 7h-21h
Fermeture hebdomadaire Lundi
Tel: 01.42.33.31.05

 ジェラール・ミュロー

Magasin Glacière
suggestions sucrées

93, rue de la Glacière
75013 Paris
Tél : 01 45 81 39 09
Fax : 01 53 80 40 07
Ouvert du mardi au dimanche de
10h à 19h30
(Fermeture le lundi)

Magasin Saint Germain
suggestions sucrées et salées

76, rue de Seine
75006 Paris
Tél : 01 43 26 85 77
Fax : 01 40 46 99 34
Ouvert du lundi au dimanche de
6h45 à 20h00
(Fermeture le mercredi)

 

Magasin du Marais
suggestions sucrées et salées

6, rue du Pas de la Mule
75003 Paris
Tél : 01 42 78 52 17
Fax : 01 42 72 60 34
Ouvert du mardi au dimanche de
8h à 20h00
(Fermeture le lundi)
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French chocolatiers

2013-01-23 16:00:54 | Patisserie, Chocolaterie

未だ知らないCCC5Tabets受賞者をチェックしてみる。

The top French chocolatiers for 2012 :

Jean-Pierre Etienvre (Dupot avec un thé), Vincent Guerlais, Fabrice Gilotte, Philippe Bel, Franck Fresson, Nicolas Cloiseau (La Maison du Chocolat), Alexandre Sacerdoti, Jean-Paul Hévin, Pascal le Gac, Christophe Roussel, Pierre-Yves Hénaff (C. Chocolat), Hubert Masse (Le Cacaotier)  and Gilles Cresno .

* ジャン=エミュール・シュミット

* クリオロ・ショコラティエ

 ジル・クルスノ Gilles Cresno 'Le cacaotier' ☆

オートドセーヌ地方 ナンテール市
2006年度パリ市チョコレー ト職人最優秀賞を受賞
フレッシュミント、ライム、ラム酒を使ったガナッシュのモヒート

 ヒュベール・マス Hubert Masse 'Le cacaotier' 

7区
44, rue de Verneuil 75007
TEL:09 63 54 15 70

ヴァル・ドワーズ地方アンギャンレバン市
メゾンデュショコラで修行しタルトタタン(りんごタルト)をガナッシュに取り入れた大胆さ

 ヴァンサン・ゲルレ Vincent Guerlais ☆

ローワールアトランティック地方 ナント市
アーモンドやピスタチオを使ったプラリネ

* リシャール・セーヴ

 ジャン=ピエール・エチアンブル Jean-Pierre Etienvre  'Dupont avec un the' 

4人のメイユールウ・ヴリエ(最優秀職人)の 一人、ジャン・ピエール エチアンヴル氏
ノルマンディー地方。 いぶしたお茶風味のチョコレート。

 クリストフ・ルッセル Christophe Roussel 

10 rue du Champ de Mars 75007 Paris
メトロ 8番線 Ecole Militaire
Tel 01 40 62 67 00
営業時間 火曜日 14時30分~19時30分 水曜~土曜日 10時30分~19時30分
日曜日 10時~14時
定休日 月曜日、祝日

 ピエール・イヴ・エナフ Pierre-Yves Hénaff  'C. Chocolat' 

とてもポップでお洒落そうなお店だが、ナントを超えてはるか北西、ブレスにお店があるよう。

* リシャール

* パスカル・カフェ

<スイス>

 ヴィラーズ・メートル・ショコラティエ ☆

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Salon du Chocolat TOKYO 2013

2013-01-22 19:01:04 | Patisserie, Chocolaterie

追記: 2013.1.22.

こぱんちゃん、イセタンへお使いに行ってくれました。

『セバスチャン・ゴダール』は一番大きいサイズしか残っておらず、狙っていた小さいサイズ(¥1.500)は売切れ。 

明日また入荷するらしいが、それで全部なのだとか。 今回の一番人気のようです。

セレクション・ボックス含め、他の物は全て難なくゲットできたもよう。

 セバスチャン・ゴダール

「僕が追求しているのは、なによりシンプルであること。それを極めたら古典菓子への想いが強くなっていきました。」まさに原点回帰と再生がコンセプトという大注目ショコラティエ。迷いの多い時代だからこそ、ノスタルジックで温かな伝統菓子が求められるとの想いから、古き良き時代の製法や精神を重んじ、そこに今どきのモダンな感覚を見事に融合させたショコラを製作。洗練された味わいの中に、懐かしさを感じさせるクリエーションで脚光を浴びている。

1997年に26才で老舗「フォション」のシェフパティシエに。その後、ファッショナブルな最先端パティスリー「デリカバー」のシェフパティシエとして注目を集めるも、2009年に突如業界から姿を消し、2011年「再生」をテーマに復活。超モダン派から古典派へのドラマティックな変貌が話題をさらっている。

 

「トンカ」、「バニラ」、「ハート・ダマンド」、「プラリネ」、「フランボワーズ」、「プラリネ・アマンド」、「レ」、「キャラメル」、「スパイス」、「紅茶」、「カフェ」

 フレデリック・アヴェッカー

「M.O.F.を取得したことで、絶えずルネサンスを意識しています。職人として生きる上での責任感ですかね。」と、その想いを語るアヴェッカー氏。大きな賞を得たことで、世界中のショコラファンやプロたちから注目を浴びることとなり、トップに立つ者として人に恥じない「生き方」も示していかねばならないという重みを感じているとか。今いるところにとどまらず、新しいものに挑戦し続けることが、若い世代への刺激になればと、精進の日々を重ねている。

2011年にM.O.F.を取得したばかりという気鋭のショコラティエ。知る人ぞ知る確かな技術をもつ職人として長く活躍していたが、この称号を手にしたことで一気に世界の表舞台に。製菓学校に務めていたこともあり、伝統的なショコラづくりを若い世代へとつないでいくことを日々意識しながら邁進している。

 

  ムッシュゥ・ショコラ

 

 浅見欣則

「1999年のジャパンケーキショーで優勝した副賞が、フランスやヨーロッパ4カ国での研修でした。」このときのショコラの本場での経験が、彼を磨き、その後2006年パリのサロン・ド・ショコラで行われたシャルル・プルースト杯へとつながった。この大会に参加し準優勝をしたことで、一気に注目されたという浅見氏。2つのターニング・ポイントが大きな飛躍への架け橋となった。

1976年生まれ。2006年「シャルル・プルースト杯」で準優勝。ストラスブールの老舗「パティスリー・キュブレー」のシェフ・パティシエとなる。在仏11年。

 

 クリスティーヌ・フェルベール

「クリエーションというのはいつも童心がどこかにないとできないものだと思っています。創作とは、それ自体がルネサンスであり、新しい世界に導いてくれるものですから。」汚れのない新鮮な目と、胸にはいっぱいの好奇心。フェルベール女史の優しさや温もりが、ダイレクトに伝わってくる作品が多く出品されている今回。パッケージにも描かれている、愛する姪っ子「サロメちゃん」の姿に、彼女が子供に帰ってこの世界を見つめている姿が重なるようだ。

1960年アルザス生まれ。1980年に父の店「メゾン・フェルベール」のシェフバティシエに。ショコラだけでなくコンフィチュールの名手としても知られる。

 

 フィリップ・ベル

「1997年に、故郷を離れサントエチエンヌに移住して、その後に、ショップとラボを立ち上げて、その翌年にはM.O.F.も取得。この時期が私の人生の再スタート、ルネサンスと言えます。」クーベルチュールから作るなど、カカオに強くこだわることでも知られるベル氏。「評判」や「スペック」の高い豆よりも、自分の感性や味覚から豆を選ぶというあたりにベテランの自信が漂う。

2004年にM.O.F.を取得。大手メーカーでコンサルタントを長く務め、06年に独立してリヨン郊外に店舗兼アトリエを開設。リヨン市内にも09年に店を開店。

 

2013.1.11.

いよいよあの季節がやってきました。

 

今年のテーマは、「ショコラ~新しい世界から Les Nouveaux  Mondes du Chocolat」。

新宿イセタンで1/23-28。 MIカードがあれば22日入場できるもよう。(今日案内が届いた。)

こぱんちゃんに本を送ってしまわないといけないので慌ててチェック。

取り敢えず気になるものをリスト・アップ。

 セバスチャン・ゴダール

 ムッシュゥ・ショコラ

 浅見欣則

 クリスティーヌ・フェルベール

 フレデリック・アヴェッカー

 セレクション・ボックス 「ルネサンス」

      

15人の名だたるショコラティエたちの「ルネサンス」。そこには、職人としての、哲学、人生観、転機となったできごとなどが込められています。今年、11年目を迎える伊勢丹でのサロン・デュ・ショコラ。次の10年に向けて新たな気持ちで迎える、第二幕の幕開けにふさわしい限定BOXと言えるのではないかと思います。また、箱のイラストレーションには佐々木悟郎氏を起用。サンドロ・ボッティチェリ作「ヴィーナスの誕生」をモチーフに、「ショコラの誕生」を表現する楽しい仕掛けが施されています。そちらもお楽しみに。

 セレクション・ボックス 「レ・メダイエ受賞ボックス」

   

受賞作の輝きはプライスレス。10人のショコラティエがこれまで重ねてきた経験や、努力、ショコラへの愛情。さまざまなすべてが、ひと粒のボンボンショコラに凝縮されているのと同時に、職人としての「転機」となった最高の瞬間が詰合せられた、きらめきのひと箱です。また、特別な10粒を包むにふさわしい3DのBOXをデザインしたのは、パリのサロン・デュ・ショコラの主催者、フランソワ・ジャンテ氏。ショコラの原点であるマヤ文明、そしてカカオの実が、現代の「ショコラ」へと変わる様子を表現しています。

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1/16-1/19 普段飲み(5本)

2013-01-19 21:40:42 | Today's Menu

今週も家でゆっくり食事をできる暇無し…

と言いながら、がぶ飲み系を5本開けてしまったけど。

どうも時間的に余裕があると、ゆったり上質のワインを楽しみにかかるし、忙しい時は廉価なワインで量に走ってしまう傾向にるようだ。

 

2013.1.16. Wed.

 サンドウィッチ

午前中用事で外出。 帰り道に久しぶりに実家に寄って、父とお喋り。 

連れは出張で一泊。 丁度こぱんちゃんからの電話でまたお喋り。

今日は1日良く喋った~

面倒なので、残り物で夕食。

 

1/17 Thu.

昨晩は会食のようだったので、強硬に休肝日。

 中華そば

 Cafe Bibliotic Hello! のショコラ・ケーキ

    ナッツがいっぱ~い

 

1/18 Fri.

私はイベントでお出かけで、ランチは外食。 

夜はお勉強会。

今日はシャブリ1本の予定だったが、連れが久しぶりにゆっくり飲みたかったようで、ビール1本とスペインのがぶ飲みを追加…

気が付けば飲み干していて、酔っ払いの出来上がり…

 焼き餃子 

 チーズ   

 【P・アレオス熟成】 ロビオラ・ダルバ・オ・トリュフ  (ハード/イタリア・ダルバ)

 【P・アレオス熟成】 ブリック・デ・フランドル  (ウォッシュ/フランドル地方) 

 焼きモンドール

 Chablis 2011 Thomas de Clairvillet 

     

常備のシャブリだが、2011vintage ってやっぱりいまいちかも…

 バルデモンテ・レッド  (スペイン/バルデペーニャス)

    

今日は余程飲みたかったようで、にわかに追加した1本。 こういう時のために超お値打ちの(400円を切っているのです )ものを数種まとめ買いしているのです。笑

数か月寝かせていたら、とても落ち着いて良い感じ。 この値段ではいくらなんでも作り手さんが気の毒なぐらい…

スペインやポルトガルのものにはこういう申し訳ないようなものを散見するが、これもまた政治・経済の偏りの影響なんだろうなぁ、なんて思いながら頂く。

 

1/19 Sat.

昼は明太スパ。 私は昨日の疲れかのびていたので、連れが作ってくれた。

めっちゃ腕を上げていて、マジ美味しい。 変なお店より断然

夜は軽い打ち上げで、白1、赤2本。 料理用に残したいので、飲み干してしまわないようにしっかり見張らなきゃ。笑

 チーズ  ブルー・ド・シェーブル

 生ハムパイン

 すき焼き 野菜たっぷり

 〆にお餅を

すき焼きと言っても、お正月にM越しで安売りしていた黒毛和牛の切り落としを冷凍していたものなので、お安いボルドーとローヌで格を合わせる。

 Valdepeñas cepa ineo  (スペイン)

     

いかにものがぶ飲みワインだが、南の産地らしいグリーン・ノートとフルーツっぽさが、完熟のパイナップルととっても良く合った。 生ハムパインに◎。

ブルー・ド・シェーブルと〇。

 Domaine d'AUBARET CabernetSauvivnon 2009  (フランス/ラングドック・ルーション/IGPコート・ド・トング)   2011パリ農業コンクール 金賞

       

   土壌:粘土、シスト土壌
   発酵・熟成:熟成:ステンレス・タンク熟成
   農法:リュット・レゾネ 

   「ラズベリーやブラックベリーを思わせる凝縮感のあるアロマが特徴の赤ワイン。 たっぷりとした果実味がありバランスの良いスタイル。 バーベキューなどにどうぞ。」

丁度飲み頃。 カベソーらしい黒い果実のアロマたっぷり。 甘辛醤油味と〇。

ブルー・ド・シェーブルとも〇。

 Côtes du Rhône 2010 Chemins Cathares  (フランス/コート・デュ・ローヌ/A.O.C コート・デュ・ローヌ)    2011パリ農業コンクール 金賞

       

   シラー50%、グルナッシュ50%

   「チェリーやカシスのような果実の香りに、土や、スミレのような花のニュアンス、ドライ・ハーブなどの印象か感じられます。

   味わいにも、香り同様の印象の果実味に、イキイキとした酸味と、程よい主張のあるタンニンが、適度に引き締まった印象を与えています。」

買って直ぐは若過ぎたので、1年ほど寝かせていたのだが、何だか薄くなった感じが否めない。 ワンコイン・ワインだけに飲み頃が異常に短いようだ。

これは早くちょい飲みしてしまわないと… そこそこ寿命が有りそうだと、ダース買いしたからな… 値段って正直…

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