2015.7.24. Fri. 連れのバースデー 『まごわやさしいか』
土用の丑なので「う」の付く食材を。
うに
鰻(うな重、うな丼、うなぎパイ)
うぐい(←魚)
うるか(←魚)
うまづらはぎ(←魚)
うるめいわし
牛、馬、うさぎ
ウインナーソーセージ
鵜こっけい
うずら卵
うぐいす豆(うぐいすパン、うぐいす餅)、うずら豆
瓜、うど、うぐいす菜
うみぶどう
梅干し(梅酒、梅ジュース、梅おにぎり、梅がゆ)
うしお汁
卯の花、うどん
うるち米
ういろう
薄皮まんじゅう
ウエハース
ウオツカ、ウイスキー
朝:
うどん2種 カレー(ゴーヤ、らっきょう)、ぶっかけ(胡瓜の梅昆布和え、天かす、ウズラ卵、海苔) ㋳㋑㋛㋻
ヨーグルト 『銀座のジンジャー』の「かりん・はちみつ・ジンジャー・シロップ」 ㋕
アイス・コーヒー
今まで長年「福来純」という味醂を愛用していたのだが、どうせならご当地ものを使ってみようかと「八重桜」を購入。
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昼:
卯の花 練り物、揚げ、蒟蒻、人参、しめじ、葱 ㋚㋮㋑㋛㋳
うるめいわし ㋚
梅・生姜ご飯
梅昆布胡瓜 ㋳㋻
うしお汁 土用蜆、とろろ昆布、葱 ㋚㋻㋳
おやつ:
『虎屋』製 「夜の梅」
薄茶 『小山園』詰 「幽玄」
夜: お家ビストロを楽しむ。
うざく 胡瓜、胡麻 ㋚㋳㋙
鰻の蒲焼 貝割れ添え ㋚㋳
うずら卵とフォワグラのソテー バルサミコ・ソース 人参のグラッセ、しめじのソテー、カレー風味もやし添え ㋳㋛
牛のロースト・ビーフ オニオン・スライス、イタリアン・パセリ添え ㋳
梅・生姜おにぎり 胡瓜の浅漬け、生姜 ㋳
MOF熟成チーズ ミックス・ナッツと ㋕㋙
【F・ブルゴン熟成】 ブルー・デュ・ヴァル・ダヨン 青カビ (フランス南東部/ローヌ=アルプ地域圏)
ローヌ=アルプ地域圏で1889年から活動する酪農家の団体が、1997年に設立させたフロマジュリーで誕生させた逸品。牛乳製のミルクのコク、青カビの風味、ナッツのような甘味と旨味。
【P・アレオス熟成】 レスター12ヶ月熟成 ハード (イギリス中東部/イースト・ミッドランド地方)
イギリス・レスター州のチーズ。熟成によりコクと旨みが凝縮されており、強い味の中にも甘みと塩気がほんのりと感じられ、バランスの良い仕上がり。
【ロドルフ・M熟成】 サン・ポワン ウォッシュ (フランス東部/フランシュ=コンテ地域圏)
フランシュ・コンテ地方で春夏限定で生産される山のチーズ。流れるように溶けだすミルクの甘みとモミの木を思わせる濃厚な香りが絶品。
コント・ド・ラモット ブリュット シャンパーニュ NV (フランス/シャンパーニュ地方/エペルネ村/AOCシャンパーニュ) ピノ・ノワール…70%、シャルドネ…30%
「<ワイナリー情報>
ラブノー社が所有するG.H.マーテル社は、1869年に設立されたシャンパーニュ地方の老舗メゾンです。
現在自社で所有する畑は200ha、世界売り上げシェアは第5位を誇ります。 「コント・ド・ラモット」は、エルネスト・ラブノー氏が60年前から手がけているブランドで、ラブノー家の52区画の高品質なブドウのみをセレクトして造られます。
<インポーターのコメント>
泡立ちはきめ細かく、白い花の香りとドライアプリコットなどフルーツの香りを思わせます。 味わいはバランス良く、フレッシュで余韻が長いタイプです。」
白い花やシロップ、はちみつのアロマ。 泡がきめ細かく上品。 ピノ70%だけあって、酸味もきつくなくとてもまろやかな口当たり。 アフターに若干苦味を感じたものの、丁度飲み頃が良かったようで、温度が上がると黒糖に近い風味も現れた。
うざくに◎〇、鰻にも良く合い〇◎。
フォワグラに◎〇。
ロースト・ビーフにもオニオンを添えて〇◎。
レスターやサン・ポワンにも〇◎。
今日の御料理には最適のシャンパーニュだったと思える。
Chateau Lagrange 2007 (AC Saint-Julien/格付け第3級) カベルネ・ソーヴィニヨン66%、メルロ27%、プティ・ヴェルド7%
Score: 86. When to drink: 2010 to 2022
Critic |
Score |
When to drink |
Jean-Marc Quarin |
90/100 |
2010 to 2015 |
Stephen Tanzer |
90/100 |
|
Wine Enthusiast |
90/100 |
|
CellarTracker |
89/100 (18 notes from 17 users ) |
|
Wine Spectator |
89/100 |
|
La Revue du Vin de France |
16.5/20 |
|
Decanter
|
16/20 |
2012 to 2017 |
Gault & Millau |
16/20 |
|
Vinum Wine Magazine |
16/20 |
2014 to 2020 |
Jancis Robinson |
15.5/20 |
2014 to 2020 |
「ロバート・パーカーJr.「ボルドー第4版」より:
ラグランジュは三級シャトーだが、1983年までは1960年代と1970年代の悲惨な品質のせいで評判に大打撃を被っていた。畑の立地はよく、珍しく分割されていないし、グリュオー・ラローズに隣接しているのだから、良好なワインを生み出せない理由はなかったはずなのだが。
日本の大企業であるサントリーに買収されたのは1983年だが、同社はシャトーとシェ(ワイン蔵)だけでなく、畑にも並はずれた改良を加え始めた。出資はいっさい惜しまなかったため、管理を行うマルセル・デュカスや、このシャトーの若くて熱心なエノロジストである鈴田健二といった有能な人々が、びっくりするほど短期間のうちにすばらしいワインをつくるようになった。
ワインの品質が向上しただけでなく、ラグランジュはいまや、静かな庭や、白鳥やカモが集う湖がある美しいシャトーとなったのである。
1985年以降のヴィンテージに何か特別なスタイルが見られるとしたら、印象的な風味の深みと密着したたっぷりのタンニン、香ばしい新樽、下地となる多汁性とふくよかさだろう。厳しい選別と、シュルマテュリテ(ブドウが過熟すること)の要素を持つ非常に熟したブドウを収穫しているおかげであるのは間違いない。明らかにこの新しい当主は20年強も熟成できるのに若いうちから魅力のあるワインをつくろうといているようだ。
世界のマスコミは、メンツェロプロス家によるシャトー・マルゴーの並はずれた方向転換を喝采してきたが、1990年には『ウォール・ストリート・ジャーナル』紙が手本とすべき成功例として取り上げていたことには驚かされたものの、シャトー・ラグランジュにおける変化についてはあまり書いてこなかった。それでも今なお、このワインの価格は、向上してきた品質レベルにしてはかなり低く抑えられている。
平均年間生産量:30万本
畑 面積:109ha、平均樹齢:25年、植樹密度:8500本、平均収量:58hl/ha
育て方:28℃の発酵と3週間のマセレーションは温度管理されたステンレスタンクで。熟成は新樽60%で20ヶ月。清澄も濾過も行う。
ブレンド比率:カベルネ・ソーヴィニョン66%、メルロ27%、プティ・ヴェルド7%
所有者:シャトー・ラグランジュSA(サントリー)」
ぼちぼち飲み頃に入りだしたかなと思い抜栓したが、黒い果実やインキーな暗いアロマ。
ガチガチに固く、ポアラーを通してデキャンターしても未だ開いてくれない。 保存状態が良過ぎた?
無理無理開かせても、薄まった感じで黒い果実のアロマが若干しただけ…
前に2003年を頂いた時も似たようなイメージだったので、ラグランジュはこういうワインなんだろうか? 陰気な黒い果実の、タンニンが強いがライトなサンジュリアン???
赤身のロースト・ビーフには流石に良く合い、◎〇。
鰻は若さが邪魔をして生臭く感じられた。 △☓。
青カビには◎、サン・ポワンにも良く合い◎〇。
ピンで頂くよりは御料理に合わせた方が良い感じ。
まだヴィンテージ違いが数本有るので、次はじっくり寝かせてみたい。
『ハーゲンダッツ』の「クランチー・クランチ」