2019.4.29. Mon. 昭和の日 『まこわやさしいか』
朝:
味噌うどん 十津川産猪肉、蒟蒻、糸蒟蒻、椎茸、しめじ、牛蒡、葱、白菜、讃岐うどん ㋑㋻㋛㋳㋮
信楽にお出かけ。
「大徳寺龍光院 国宝 曜変天目と破草鞋(はそうあい)」 於:『MIHO MUSEUM』 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300 0748-82-3411 10:-
「京都紫野の禅刹・大徳寺の塔頭である龍光院は、武将の黒田長政が父・黒田官兵衛の菩提を弔うため、江月宗玩和尚(1574〜1643)を開祖として慶長十一年(1606)に建立されました。大坂堺の豪商で茶人でもある天王寺屋・津田宗及の次男として生まれた江月は、高い教養と優れた禅風で知られ、当時の龍光院は、高松宮好仁親王、小堀遠州、松花堂昭乗ら一流の文化人が集う寛永文化の発信地でした。 また天王寺屋伝来の名宝は、江月によって大坂夏の陣の難をくぐり抜け、現在その多くが龍光院に伝えられています。 このたび龍光院の全面協力を得て、龍光院四百年の全容を一挙公開いたします。国宝の曜変天目茶碗や密庵墨蹟、柿栗図(伝牧谿筆)、油滴天目などの重要文化財をはじめとする、天王寺屋伝来の名宝、寛永文化の美を伝える江月所用の品や江月に帰依した人々ゆかりの文物、歴代寺伝の什物を展覧するとともに、江月以来脈々と受け継がれ、今に生きる禅の法統、龍光院の現在も紹介いたします。」
昼: 『MIHO MUSEUM』で。
ざるそば (半分こ)
一汁三菜膳 (熊倉功夫氏監修)
常設展
おやつ:
コ―ヒー
夜: N氏も交えて、『カシェット』さんで結婚30周年のお祝い。 ワインを持ち込ませてもらって。
ゴッセ セレブリス エクストラ・ブリュット・ロゼ 2007
「シャルドネ 59%、ピノ・ノワール 41%
ゴッセ セレブリス エクストラ・ブリュット ロゼ--------------- 驚くべき繊細なアロマを有し、極上のヴォルネイを彷彿とさせる。官能の中に引き込みながらも細部にこだわり、赤果実のフレーバーが長く余韻を響かせる。まさにグラン・ヴァンである。(FINE WINE シリーズ シャンパン マイケル・エドワーズ著 より抜粋)
アイ村創立から430年以上。偉大な歴史を誇る名門ゴッセの最高峰シャンパーニュが”セレブリス”です。 今は亡き前醸造責任者ジャン・ピエール・マレネが「2007年はプレステージ・ロゼの為の年」と語った今回のキュヴェ。
この年は暖冬から始まり、5~7月は目まぐるしい気温の変化に見舞われました。ブドウの成長は例年になく早く進み、クリュ毎に最適なタイミングを見極めながら慎重に収穫。引き締まった酸と果実味のバランスが素晴らしく、ロゼにとって特徴的なヴィンテージとなりました。
200以上の原酒をアッサンブラージュし、ブージィとアンボネイ産のピノ・ノワールから造る赤ワインを7%加えています。ノン・マロラクティック発酵で、最低72ヶ月の瓶内熟成。ドサージュ5g/l。
テイスティングコメント: ストロベリーやカシス、アプリコットのアロマに重なる魅惑的なヴァニラやスミレのヒント。赤い果実の華やかさが口中に広がり、柔らかく豊満な味わいをもたらします。活発な酸とピンクグレープフルーツを思わせる爽やかなビター感が調和。 きめ細やかでエレガントな余韻が長く持続します。」
塩味を感じるミネラル感の強いアフターが印象的。
グレース・シャルドネ 2016 (こぱんちゃんのプレゼント)
「日本の伝統品種、甲州種に熱心に取り組む中央葡萄酒(グレイスワイン)。 甲州種以外の品種の個性を表現したヴァラエタルシリーズ。 ピュアな果実味と柔らかさを兼ね備えたコクのある味わいが魅力。
日本ワイン発祥の地、山梨県勝沼町に1923年に創業し、 甲州ワインの品質の向上、そして日本の代表品種としての 「甲州」を世界へと広めることを目標に、ワイン造りを行っています。 ワイナリーが位置する山梨県勝沼は、甲府盆地の東端に位置する日本一の甲州ブドウ生産地。 水はけの良い砂質土壌が広く分布した扇状地で、中でも鳥居平や菱山に代表される山路地域では、 より凝縮感のあるブドウが産出されています。 ワインの香りや味わいはブドウが決定づけると確信し、 創業以来、ブドウ栽培に最も力を注いでいる中央葡萄酒。 1990年以降、欧州系ブドウの垣根式栽培を導入し、 2002年には、三澤農場における甲州種垣根式栽培を実施。 また、かつて甲州種では当たり前だった補糖や補酸を行わず、 ナチュラルなワイン造りを信条としてており、 それにより、甲州種ならではのクリーンな味わいと旨みを引き出すことに成功。 日本ならではの、そして世界に求められるワインを造っています。 手掛けられるワインは幾度も日本の航空会社に採用され、 国産ワインコンクールや世界最大のワインコンクールDecanter World Wine Awardsを始め、 数々のコンクールで受賞されており、国内外から高い評価を受けています。 こちらはグレイスワインが手掛ける甲州種以外のブドウ品種を使用した 「グレイス・ヴァラエタルシリーズ」のひとつ。 明野・自社農場「三澤農場」のシャルドネを100%使用し、 収穫タイミングからこだわり、畑で選果後、丁寧に仕込まれて造られます。 ブドウ本来のピュアな果実味に加え、 樽貯蔵により柔らかさも兼ね備えられたエレガントなワインです。」
こぱんちゃんの一押し、日本のワイン。 急きょ、追加してもらう。
きりっとした酸味とミネラル、果実味のバランスが良く、とっても美味しい。 すでにばっちりの飲み頃。 コスパ抜群です。
Chablis Grand Cru 'Valmur' 2010 William Fevre
Critic | Score | When to drink |
CellarTracker | 93/100 (5 notes from 5 users ) | |
Stephen Tanzer | 91/100 | |
Jancis Robinson | 17/20 | 2015 to 2022 |
前回の「レ・クロ」はタルタルの濃厚な甘い果実味だったが、こちらはすっきりとしたまとまりで、対照的なテロワールの差が感じられる。
ミネラル感が強く、グレースのミネラル感とも違いが良く分かり、奇しくも面白い飲み比べとなりました。
Chateau Palmer 1989
「Characteristics of the vintage: 1989 was hot year that produced the earliest vintage of the century. The wines were of exceptional quality, similar, if not superior to the 1982s. Flowering took place in May, when the warm weather encouraged vine growth. Temperatures soared in June and the heatwave continued throughout July and August. The little rain that did fall was welcome to alleviate vine stress and allow the ripening process to continue. At the beginning of September, more rain made the choice of a picking date difficult. In terms of the Cabernet Sauvignon, the situation was complicated still further by the fact that although sugar levels were high, the polyphenols were not as ripe as they might be. Alcohol and tannin levels were high and the tannins were of excellent quality, soft and ripe. Acidity was naturally low. The 1989s were powerful, rich and full-bodied yet supple. Harvest dates: from 09/06/1989 to 09/23/1989
Blend: Cabernet Sauvignon: 52% Merlot: 41% Petit Verdot: 6% Cabernet Franc: 1%
Ageing potential: 2030++
Tasting: Tasting notes from Enrico Bernardo, 12/01/2011: Limpid, ruby-red colour. Rather closed-in on the nose with nuances of cherry jam, pepper, and mushrooms. Broad-based, smooth, very round, elegant, and intense on the palate. However lacking somewhat in length and complexity.
Tasting notes from Georges Lepré, 02/04/2009: The dark ruby color shows some garnet nuances. The bouquet explodes with jammy black fruits, woody notes, mild spices, violets, camphor, tobacco, toast, leather and truffle. The attack confirms this rich fruit, with distinguished tannins and an exemplary freshness. Although full-bodied, it also shows excellent harmony and incomparable grace. It seduces our senses right down to the straightforward finish and extraordinary flavors. This Palmer is a truly great wine. It can be held until the 30s.」
Score: 91. When to drink: 1994 to 2020
Critic | Score | When to drink |
Jamie Goode | 94/100 | |
CellarTracker | 93/100 (197 notes from 138 users ) | |
Jean-Marc Quarin | 93/100 | 2003 to 2018 |
Asian Palate Jeannie Cho Lee | 91/100 | |
James Suckling | 91/100 | |
La Revue du Vin de France | 18/20 | |
Vinum Wine Magazine | 18/20 | 2001 to 2020 |
Jancis Robinson | 17.5/20 | 2000 to 2015 |
とても良い状態で頂け、本当に幸せ。 未だミントやハーブのアロマ、風味も有り、こぱんちゃんはまだまだ熟成させて飲みたいぐらいだとか。
30年の年月をしっかりと受け止め、しっかり成長した、妖艶な果実味にうっとり。