2012.12.30. Sun.
お部屋のお片付けに大忙し。
こぱんちゃんが、おせち料理を作り始める。
① 数の子
② ごまめ
③ 黒豆
ランチはしっかり作る予定だったが省略して簡単に。
はたはたの一夜干しにご飯とあさりの味噌汁。
夜は今年最後のワイン会。 〆らしくサン・ジュリアンのグラン・ヴァンの飲み比べ。
MOF熟成チーズ +α
【ロドルフ・M熟成】 クレーム・デ・シトー (白カビ/ブルゴーニュ地方) 薄めの表皮も固めのビロードのような食感で、噛みしめるとザクっという音がしそうなほど。バランスがクセになります!
食感の違いは3層にもなっていて、噛み締めるたびに新鮮な印象です。ナチュラルチーズならではの楽しみ方である"部分によっての熟成具合の違い"が存分に味わえるでしょう。
- 【P・アレオス熟成】 ロビオラ・ダルバ・オ・トリュフ (ハード/イタリア・ダルバ)
- イタリアから仕入れるロビオラにトリュフを含ませ3ヶ月以上も熟成させた季節限定の幻のチーズ。パーティーシーズンにぴったりの特別で貴重なチーズです。
- 【P・アレオス熟成】 ブリック・デ・フランドル (ウォッシュ/フランドル地方)
- しっとりとしていて、コクと甘みを感じる珍しいチーズ。鮮やかなオレンジ色はベニの木から抽出したアナトー色素。フル-ティ-な味わいです。
- 【ロドルフ・M熟成】 コンテ・アルパージュAOP18ヶ月熟成 ハード
- フランスで最も愛されている定番チーズですが、ロドルフ氏が熟成したものは牛が食べた草花の香りも感じられるほど。
- ミモレットAOP18ヶ月熟成 (ハード/フランドル地方)
エスカルゴ in ブリオッシュ
スモーク・サーモン
ロース・ハム・ステーキ、ソーセージ
子羊のソテー
焼き野菜 パプリカ、エリンギ、白菜(キムチ味)
〆:キムチ・チャーハン
シュー・アイス
Barons de Rothschild [Lafite] Private Reserve Bordeaux Blanc 2010
セミヨン60%、ソーヴィニヨン・ブラン40%
スタートの温度が高過ぎて、最初は柑橘類の酸味と軽い青臭さしか感じられず。 中盤以降はボルドーらしい猫の☓☓や青臭さが出てくる。
ボルドーの白はマリアージュの幅が広くて良い。 サーモンにもエスカルゴにも〇◎。 チーズもどれとも〇。
カベルネ・ソーヴィニョン70%、メルロ20%、カベルネ・フラン10% WA84,WS90 オーク樽(新樽率50%)で20ヶ月間熟成
大柄でブドウの完熟感や凝縮感があり、スパイシーなスタイル。
(※飲み頃を迎えるとサン・ジュリアン的な食欲をそそる、複雑な、上品な果実味とポイヤック的な西洋杉のような頑強さや雄々しさが組み合わさる。)
牛のヒレ肉の網焼きや牛ヒレのステーキ・バターソースや赤ワインソース、牛赤身肉のカツレツなどが合う。
チーズでは、白カビソフトタイプのカマンベール、ウォッシュタイプ・ソフトのポンレヴェックやショーム、青カビタイプのスティルトンなど。
La Reserve de LEOVILEBARTON 2000
カベルネ・ソーヴィニョン72%、メルロ20%、カベルネ・フラン8%
どちらがどちらか分からないようにして頂く。 これは流石にこぱんちゃん、しっかり当てていた。笑
やはりセカンド・ラベルは2000年とは言え、薄い感が否めない。
97年は実に飲み頃で、こぱんちゃんの好みに良く合っていたようだ。 P氏によると、サンジュリアンの2000年は96Pts、1997年が84Pts。
2000年はセカンドでもタンニンはシルキーだが未だ酸味が強く残り、硬いぐらいに思えた。 ビッグ・ヴィンテージ、返って飲み頃が難しいかも。
今日のメニューだと、羊は流石にファーストが良く合ったが〇◎、ハムやソーセージ、チーズにはセカンドの方が合っていた〇◎と私には思えたが、こぱんちゃんはお気に入りのファーストが良いとのこと。
こぱんちゃんはピーマンの香り繋がりで、パプリカとファーストのマリアージュがお気に召していた。 もちろん羊とファーストも気に入っていたが。
連れも久しぶりに「飲むぞ~」態勢で、軽く3本空いてしまった。 良く働いて良く飲んで、2人は速攻で高いびき。