2015.9.19. Sat. 『まごわやさしいか』
今日の禅語: 「閑坐聴松風」
朝:
パンプキン・スープ ㋑㋳㋕
ハム・チーズ・トースト ㋕
ヨーグルト ブルーベリー & 『セゾン・ファクトリー』のブルーベリー・ソース ㋕
コーヒー
お買い物。 今週のお魚:
ヒゲダイ 硬骨魚類条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目スズキ亜科イサキ科ヒゲダイ属 Hopalogenys nigripinnis (Temminck and Schlegel)
生息域◆南日本から朝鮮半島南部。
生態◆調べているところ
漁獲方法◆定置網/刺し網/釣り
大きさ◆40センチ前後になる。体長は大きくならないが、体高があるので大型魚といえそう。
漢字◆「髭鯛」。
由来◆あご髭(あごひげ)が生えているから。
食べ方◆刺身/ポワレ(ムニエル)/フライ/塩焼き/煮つけ ◎非常に美味
昼:
和歌山・辰ヶ浜産ヒゲダイのお刺し身
愛媛・宇和島産鯵のなめろう ㋚㋳㋮
おでん すじ肉、玉子、うずら天、椎茸、大根、蒟蒻、じゃがいも ㋚㋳㋛㋑
雑穀ご飯 ㋮㋙㋻㋳㋚㋛㋑㋕
お揚げと玉葱、しめじ、ワカメ、茗荷のお味噌汁 ㋮㋳㋛㋻
おやつ:
アーモンド・チョコ ㋙
アイス・オーレ ㋕
夜:
ゴーヤとめかぶの胡麻味噌酢和え ㋳㋻㋙㋮
すき焼き 黒毛和牛肩ロース、焼豆腐、麩、糸蒟蒻、えのき、竹の子、玉葱、黒豆もやし ㋮㋑㋛㋳
MOF熟成チーズ 「夏の本番に、どこか懐かしささえも感じる滋味深いチーズを堪能」 ミックス・ナッツを添えて ㋕㋙
【F・ブルゴン熟成】 トム・ドゥ・セガラ ハード (フランス南部/ミディ・ピレネー地域圏)
セガラ高原で作られる硬質ハードチーズ。表皮には縦じま模様が入り、南仏らしい見た目です。酸味とこっくりとした甘みが魅力的。
【P・アレオス熟成】 ゴーダ18ヶ月熟成 ハード (オランダ)
アレオス氏による1年半以上の長期熟成により、ほんのりとキャラメルのような香ばしい風味が加わり、極上の旨みを堪能できるワンランク上のゴーダ。
【ロドルフ・M熟成】 リゴット・ド・ヴァッシュ 白カビ (フランス南東部/ローヌ=アルプ地域圏)
山羊乳で作られることの多いリゴットチーズを牛乳製で作った珍しい逸品。熟成と共にかすかなマッシュルームのような香りが立ち、風味が増します。
Domaine Lafage Cote Grenache Cuvee Nicolas 2010 (フランス/ルーション)
「[ドメーヌ・ラファージュ]は南フランスのスペインの国境近く、ピレネー山脈に限りなく近いルーション地方に位置し、当主のジャン・マルク・ラファージュ氏は、フランスの自社ワインだけでなく、世界各地を飛びまわる、『天才醸造コンサルタント』として全世界から熱いまなざしを一身に浴びている凄腕!!近い将来フランスNO.1生産者と呼ばれる可能性を秘めた若き天才醸造家なのです!!
そんな彼の自信作が本日ご案内する[キュヴェ・ニコラ・グルナッシュ・ノワール]!!なんとルーションでも一番と言われている[レ・ザスプル]という畑に育つブドウをふんだんに使用!!
しかも!!【樹齢80年以上!!】の超古樹からやっとの思いで搾り出すようにして得られるブドウ果汁はわずか約15hl/ha!!あの世界最高峰ワイン[ロマネ・コンティ]ですら25hl/haと言われている、その収量を遥かに超越している超濃縮果汁!!
そしてさらに、この極限まで濃縮されたブドウは傷みやすいということで、なんと彼は収穫時にはリーファーコンテナ(0℃に保たれた低温車)を畑に横付けし、収穫したブドウを一切劣化させることなく醸造するといった徹底ぶり!! こんなこだわり生産者さん、聞いたことあります?
こんな造りをしていたら、やはりというか、当然というか、世界の評論家も黙ってはいられないようで、早くもパーカーさんはこのワインに対して、この価格帯としては異例の【92点!!】を付け大絶賛!!
さらには、安旨ワインの宝庫、南仏ルーションで1984年から続く最も権威あるワインコンクール[バッカス]で、ひとつの産地から1銘柄しか選ばれない(金、銀、銅などはありません)のですが、ドメーヌ・ラファージュはコンテスト史上最多の8つのバッカスを獲得し、現在では名実ともにルーションのベスト・ドメーヌの一つと謳われています。
その味わいは美しさに溢れています!! 『ラファージュの特徴である可愛らしい果実味、チェリーやラズベリー、フランボワーズリキュールの甘くてキュートな香りに、ハーブの香り、土の香りも感じる、複雑でありながら整然とまとまった深みのある味わい!!』
Proprietor and winemaker Jean-Marc Lafage has fashioned a knock-out red wine that sells for a ridiculously low price. Made from 100% Grenache aged six months on its lees in older barrels. the 2010 Cuvee Nicolas Vieilles Vignes reveals serious glycerin along with a sexy, open-knit, fruit-forward style with oodles of rasberry, black currant, cherry and kirsch liqueur characteristics. Medium-bodied, round, supple, heady and succulent, this is a big lusty red for true hedonists. It is one of the finest 100% Grenache cuvee currently on the market at this price point and quality level. Enjoy it over the next 2-3 years. Trust me. I have not lost my mind or my palate even though I have given a $12 wine (which often can be found for even less) a 92 point score! -- drink 2012-2015 Wine Advocate Jun 2012」
赤い花のアロマが香り立つ。 赤い果実やスパイスのアロマも。 タンニンはシルキーで酸味が程良く残り、アフターに渋味も有る、ばっちり飲み頃の状態。
スペインに接する南仏だけに、グルナッシュながらローヌとスペインの混合のイメージ。 土の風味が強く、黄褐色のイメージのルーションの風景が浮かぶ。
すき焼きに◎〇。 お味は◎だが、ロースの脂が強過ぎる。 もう少し赤身が多ければ◎だろう。
想像以上にチーズに良く合い、いずれにも◎〇。 シラーに並びチーズに鉄板かも。
ガイザー・ピーク カベルネ・ソーヴィニヨン 2012
「▼ガイザー・ピーク(Geyser Peak)
1880年設立という130年以上の歴史を持つ伝統ある老舗、ガイザー・ピーク。創業当時は高品質なワインとして人気を博していたものの、度重なる所有者の交代という不安定な状況から次第に質を落とし、いつしか駄ワインのレッテルを貼られてしまいます。
しかし創業から約百年後の1989年、転機は訪れます。【RP100点】のグランジでも有名な 『ペンフォールド』 の資本参加がこのワイナリーに劇的な変化をもたらしたのです。彼らはペンフォールドで活躍していたワインメーカー、ダリル・グルームをなんとわざわざアメリカに移住させ、高い醸造技術を注入。息吹を注ぎ込まれたガイザー・ピークは'90年のわずか$13白ワインが【WS93点】を獲得するなど、見事な再生を遂げます。
1993年に初のワイナリー・オブ・ザ・イヤーを受賞すると、その後四年連続同アワード受賞という快挙を達成。2000年に6度めの同賞を受賞して栄誉殿堂入りを果たし、今日までに9度の受賞暦を誇ります。
同誌からは、【Top25 Cabernet Producer Last 25Years】~過去25年間で最も素晴らしいカベルネ生産者の一つにも選出。また2013年度のワイン・エンシュージアスト誌年間TOP100(ベスト・バイ部門)にて世界第15位、米国産白としては二位に選出されたワインもガイザー・ピークでした(カリフォルニア・レンジのソーヴィニヨン・ブラン)。
日本へは長らく正規輸入が停止していましたが、2014年より嬉しい復活。現在はスタンダード版のカリフォルニア・シリーズと、一つ上のアペラシオン・シリーズまでが再上陸を果たしています。
このヴィンテージにしながら既に熟成の深みやしっとり感を滲ませており、コクに柔らかい果肉感を感じさせます。過剰な樽ナシ、過熟の甘みナシ、嫌らしいクドさ無し。適度なミネラルを抱え、飽きのこないスタイリッシュな造りでありながら、クリーミーさも感じさせます。時間が経つにつれて香りや多彩な旨味の溶け出しがあり、現在は開栓からフィニッシュまで味わいの(変化ある)彩りが楽しめます。豊富なタンニンが訴えるボリューム感とナイーヴなセンスという調和もイイ。カシスやブラックチェリー、ユーカリやミント、アフターにスパイスも漂わせる。良い意味でコンパクトにバランスの取れた、実に粋なカベルネでした。」
いかにもアメリカのカベソー。 若いのにとってもマイルドな口当たり。 ライトなデイリー・ワインにぴったりなもの。
こちらもすき焼きに◎〇。 ロースの脂感がフレッシュな果実味感と良く合い◎だが、深みが物足りない。
私はチーズと合わせるまで辿り着けず、連れの評定を仰ぐが、ハードと〇◎とのこと。