老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

内閣支持率急落と民主党への注文

2007-05-28 10:35:32 | 安倍内閣
「今日のトピックス」で蔵龍隠士さんが紹介していますが、今朝(5/28)の毎日新聞によれば、内閣支持率は32%、不支持44%、参院選で勝って欲しい政党として、自民33%、民主42%と、自民・民主が逆転する結果となりました。

身内の不祥事に目をつぶり、現に起きている年金問題を前に「いたずらに国民の不安をあおってはいけない」などと、実に的外れな答弁をする安倍総理を、国民はいつまで、どうして支持するのか?実に不思議な思いでいた私にとって、久々に胸のつかえがとれるような結果でした。

ところで、今回の内閣支持率の急落は「年金問題」が与党を直撃した結果だというのが大方の分析ですが、民主党はこの結果に安住することなく、現政権の政治運営に対する国民の不満をしっかり見究め、国民の期待に応える党の姿を明確に打ち出していただきたいものです。

折りしも、同じ毎日新聞の2面「発信箱」で与良正男論説員は、今度の参院選の『争点は「安倍政治」である』とし、

『注文があるのは民主党だ。小沢一郎代表は「憲法より生活維新」といい、「消えた年金」問題を重視したいようだ。社会保険庁の無責任ぶりは重大で、国民の怒りは大きい。厳しく追及してほしいと思う。』

『でも、どうも憲法に関して党内はバラバラだから、それを争点にするのを何とか避けようとしているのではないか。まさか「争点は郵政でない」と土俵に乗らず、まるで存在感がなくなった一昨年の衆院選を忘れたわけでもあるまい。』

『党内がまとまらないのなら「私たちも悩んでいる」とマニフェストに書く方が、よっぽと誠実というものだ。』

と書いています。全く同感です。

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
笹井明子
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内閣支持率32%に急落(毎日新聞)

2007-05-28 09:59:14 | 安倍内閣
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070528k0000m010091000c.html
毎日世論調査:内閣支持率32%に急落 不支持率は44%(5/28) ※「民主」が逆転
http://www.asahi.com/politics/update/0523/TKY200705220441.html
「宙に浮いた年金」5千万件、救済策を検討 政府・与党 

自称「美しい国」は、罪を犯したので「謝罪と償い」をなすべきところ、どうして、“救済”などという他人行儀を言うのでしょう?“恩”を売るため、恩着せるためでしょうか?言葉は正しく使いましょう。罪は謝罪し、償いましょう。美しさよりも正しさが求められます。「法の支配」に従う正しさもまた同じです。美しさが、これを裏切るようであってはなりません。

そもそも、社保庁であれ、厚労省であれ、政府の配下にあります。しかも長年に亘る。今更、自己責任(己が責任)を回避しようと、口をぬぐったり、頬かむりしてはなりません、われわれの美しい国では。どうしてこうも、恥じらいもなく、安倍コベ語(政策)が連発できるのか、呆れ果てています。

国民の最大関心事である年金問題、小泉政権の時からずっとそうでした。これに背を向けて、小泉・安倍政権は、その私利私欲(郵政改革、改憲)に走った“我利我利亡者”ぶりに、一丁上り式の国会運営に、愛想を尽かし始めた証左が、この世論調査結果ではないでしょうか。

安倍政権に鉄槌を!いよいよ現実味を増してまいりました。参院選、是非投票に行きましょう。真の国民主権回復のために。国の主権者、いわば主人公は、政府でも国会議員でもありません。われわれです。

「護憲+BBS」「今日のトピックス」より
蔵龍隠士
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愛国心について

2007-05-28 09:49:21 | 教育
教育基本法の改悪案が、自公の手で議会を通るらしい。今の政府に選ばれる人達によって教員たちの監督が強化されるだろうから、教育はますます崩壊するだろうし、変な徳目を押し付けることで、偽善者とウソ告きだけがふえるだろう。そういった中で一番怖いのが愛国心という言葉で、現在の買弁内閣がこんな言葉を使ってなにを目論んでいるのか、大変おぞましい気がする。
 
私は小学生のころからわりあい非国民で、当時のご時世に反抗的だったが、昭和十四、五年に出た「青少年学徒に賜りたる勅語」にあった「汝ら任重くして道遠し」というセリフは、人生を長い目でみての責任をいっているようで、大変好きだった。軍人さんたちのいう乱暴なセリフとは質が違うようだった。でも自分は当時の愛国少年より国を大事に思っていなかったとは思わない。
 
ところで本題に戻るが、今、本当に愛国心を発揮するなら、まず実力で日本にいるアメリカ軍を追い払って、日本をアメリカの属国でなくすことだが、これは日本人の滅茶苦茶な犠牲を覚悟しなければならず、到底できることではない。
 
これに関連して、この頃「自衛」という標語が流行りかけているが、これもあらゆる標語とおなじくインチキくさいものである。今の情勢で自衛なんてことをしようとすれば、アメリカ軍に対してするわけに行かないだろうから、アメリカ軍の指揮の下、他の国と戦争をして、ひどい目に遭うのは日本人ということになるだけである。  
 
私が戦争を拒否する現憲法を護るというのは、生まれたくて生まれたわけでもなく、死にたくなくて死ぬ憐れな存在が、互いに戦争、武力による殺し合いはするべきでないという、きわめて単純な考えによるもので、殺すよりは降参して相手の言うとおりにした方がいいと思うだけである。現状だって降参しているのである。文化伝統の乏しい野蛮大国のほうが強いのは分かりきったことである。
 
したがって、教育で一番大切なことは、人殺しをしてはいけないということを分からすことで、教育をいじくるなら愛国心なんていう、十九世紀の国家主義全盛時の遺物を強調するより、殺人は許されないことを説くほうが余程ましである。
 
この頃、金欲しさとか、夫への不満とか、ストレス解消などが平気で殺人の理由として挙げられているが、こういったものは人間にあっては誰にでもある当たり前のもので、こんな欲望も不満もない、天国みたいな世の中は有り得ないことを、教育では教えるべきである。天国みたいな世の中をすぐ作れそうなことをいうサギ専門の政治家を信用しないで、標語でなくて自分で物を考えるように教育することが大切だと思う。
  
最後に、アメリカに朝鮮慰安婦問題を謝りに行くトンチンカンな首相の率いる自民党だけには今度の投票で入れないようにしよう。

「護憲+コラム」より
くぬぎ林
コメント (2)
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「朝生:激論!日本国憲法」に見る政党の姿勢

2007-05-27 11:27:39 | 憲法
私はたまたま、番組前半を観ました。パンドラさんの触れられていなかった点では、

(1) 公明党議員が「自衛隊の海外派遣には反対します」と明言したこと。エッ!今現在も安倍政権の中にあって、しかも参院選に主従となって共闘しているはずなのに。自分の(平和を求める、9条)支持者にはこんな事言って、票を安倍のためにかき集めているのかと想像してしまった。

二枚舌は、自民党だけの専売ではないのかもしれない。しかし、如何にも不誠実。如何に公明党の権力保持(これが言うところの“虎の子”かい?)のためとはいえ。

(2) 集団的自衛権の問題で、司会者から、<A>湾岸戦争のような場合=安保理決議のあった場合は、どうなのか。<B>イラク戦争のような場合=安保理決議がない場合にはどうなのか。との問いがあった。

<B>の場合には、小沢民主党と自民党の回答(対処)は違ってくる様子でした。
 
私見ですが、今のような安保理の在り様(政権同士の仲良しクラブ:好例が、テロとの戦い、パレスチナ問題)では、安保理決議が出たからといって、無原則に派兵して良いものとは思えません。武力のみで片付かない問題は、五万とあろう。無論、憲法上の制約は、当然です。
 
<B>の問題で、「自衛隊はサマーワで穴倉に篭っていた」と改憲派の議員から発言があった。何故そうしたのか、きちんと説明すべきだったのに、設問からハズれ、北朝鮮問題に逃げた。相も変らぬ不誠実な態度(説明責任)でした。
 
ご存知の方も多かろうと思いますが、時の内閣法制局の見解では「サドル師派の民兵は外国軍に準じる軍」でしたので、仮にこれと戦闘する事態となれば、憲法9条の禁じる「交戦権の行使」に該当してしまいます。もともとイラク派遣法など、蜃気楼のような言葉遊び(私に判る訳ない“非戦闘地域”ほか)の派兵法案だったのですから、その危険は当然のことでした。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
蔵龍隠士
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ふざけるな!「クラスター爆弾は日本の防衛に必要」

2007-05-26 22:39:07 | 戦争・平和
http://alcyone.seesaa.net/article/42919249.html
低気温のエクスタシーbyはなゆー: 空幕長と防衛相が明言「クラスター爆弾は日本の防衛に必要」

本土決戦でもやるつもり?と思っていたら、何と次の駄目押し記事が来た。

http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070526k0000e010030000c.html 
クラスター爆弾:禁止条約結論出ず 日本は孤立 リマ会議 ※防衛省幹部ら発言に批判
 >また、日本の防衛省幹部らがクラスター爆弾について国民が被害を受けても「防衛上必要」とした発言について参加者から批判が相次いだ。
 >日本は会議の席上「人道面と安全保障面のバランスを考慮しつつ対処することが重要だ」と指摘。敵の着上陸侵攻などを想定し同爆弾が必要との立場を改めて示した。さらに、旧型の廃棄について「各国の置かれている状況は違う」と取材に答え、共通認識とはいえないとの考えを示した。
 >一方、田母神俊雄・航空幕僚長が「不発弾による(日本人の)被害も出るが占領される被害の方が何万倍も大きい」と同爆弾の必要性を強調した点について、同会議に出席していた英国のエルトン上院議員は「日本国内で使えば市民の犠牲は免れない。軍の論理より民間人への犠牲を最大に配慮すべきだ」と疑問を呈した。また非政府組織(NGO)の連合体「クラスター爆弾連合」のコーディネーター、トーマス・ナッシュ氏は「信じがたい発言。日本を占領できるほど軍事力を持つ敵だったら、クラスター爆弾程度で撃退できるわけがない」と語った。

呆れ果てた安倍一族と制服組の“独自性発揮”と、世界標準からの想像を絶するほどの乖離。仰天するしかなかった。こんなこと、平気で想定していたんだ。

『人権への最大限の尊重』という憲法上の要求を大臣・議員・公務員らは、一顧だにしていない模様。憤懣やるかたない。オマケに、外国の方から、糺されたのだった。国内、或いは制服組では、そんな議論もないのか…。

こんなとんでもない“国民の犠牲は当たり前(常識??)”を軽々に前提として、自衛のための防衛(ex.クラスター爆弾の使用)を考えているのだったか。安倍一族と制服組幹部らは、日々これで自家撞着し舞い上がっていた、いるのかと思うと、ぞっとする。ふざけるな!である。
 
一方の常套手段、政権維持のための、北朝鮮問題への国民感情の利用、言論の操作を思い起こすと怒りは倍増する。
 
日本国憲法の最高価値(国民の自由と権利=人権)の尊重もまた、現下の世界標準も満たしていない、日本的一国主義は、権力者の“平和ボケ”とみることも出来ようか。こういう非常識は、断然正さなければ。声を大にして。

ところで、『日本を占領できるほど軍事力を持つ敵』って、どこにいるのでしょうか?オマケに名にし負う米帝国は、沖縄などに強力な基地を持ち、その軍事同盟国、万々一(侵攻・侵略)のとき、これも計算に入れなければなるまいし…。それより、米帝国が他国を侵略する方が現実味があるのではないか。イラク戦争のように。

だから、あれほど政府は強気なのか?米国に莫大な財政支援等継続するのか。それほど“大安心”で、何故、国内の福祉に大鉈を振るい続けるのか!バランスの悪すぎること、余りに明らか。

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
蔵龍隠士
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「朝まで生テレビ:激論!日本国憲法」

2007-05-26 16:35:03 | 憲法
25日の深夜の「朝まで生テレビ:激論!日本国憲法」(テレビ朝日)を観ました。
http://www.tv-asahi.co.jp/asanama/

内容は何時もと変わらず議論にもならないものでしたが、その中で小林節教授の「自民党憲法草案は武力の行使も、集団的自衛権も、『法律』のさだめるところによりとなっている。憲法の中で『法律』などという、時の政府の解釈でいかようにもなるかもしれないものに丸投げするなどとは憲法とは言えない」と言っていた言葉が印象に残りました。

伊藤真さんの「憲法は時の権力者や政府を縛るものであり、多数派から少数派を護るものである」との意見や、今井一さんの「国民は憲法に興味も関心もない。『憲法って裁判所が決めるものなんでしょ』とか『安倍さんが決めるんだからいいんじゃないの』とか思っている人もいる。もっと九条に関してもたくさん議論して皆興味と関心をもたなければ」という意見も納得しました。

潮匡人准教授(「憲法九条は諸悪の根源」著者)の「北朝鮮が攻めて来たらどうするんだ!」も、田原総一郎の暴言もむかついたけれど、視聴者は50数%が「改憲には反対」でした。

小林教授のようなまっとうな改憲論者にとっても、今の改憲状況は不幸な事ではありますね。小林教授対伊藤真さんの憲法論争を聞きたかったのに残念でした。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
パンドラ
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京都名物?「1分」府議会

2007-05-26 16:07:39 | 社会問題
http://www.asahi.com/politics/update/0524/OSK200705240045.html
京都名物?「1分」府議会 出席議員には「費用弁償」(asahi.com 5/24)

http://www.asahi.com/politics/update/0526/OSK200705260018.html
会期延長、8年ぶり徹夜…京都府議会、ようやく議長選出(asahi.com 5/26)

やっと正副議長が決まったようです。「伝統」とはいえ、議員は誰もおかしいと思わないんでしょうか?京都府人のみなさん、声を上げていただきたいですね。

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
千葉の菊
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「社保庁改革法案」衆院厚労委で可決

2007-05-26 11:07:16 | 年金問題
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3571093.html
衆院厚労委で社保庁改革法案を可決(5/25) ※審議打ち切り動議・強行採決
 >質疑はいわゆる「消えた年金問題」に集中しました。
 >「本来、社会保険庁のミスなんですよ。お金を取るときは強制徴収で取っておいて、そして当たり前の権利として年金をくださいと言ったら、『証明しろ』と」(民主党 山井和則議員)

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3570679.html
社保庁のずさんな年金管理浮き彫りに(5/25)
 >今回の審議の中で明らかになったのは、持ち主が分からない「宙に浮いた年金の記録」と「消えた年金の記録」の2つの問題です。
 >まず5000万件に上る「宙に浮いた年金の記録」ですが…
 >さらに、保険料を払っていたのに社会保険庁での記録が消えていた「消えた年金」のケースがあることも明らかになりました。
 >「11年間年金未払いと言われた。請求書は奈良市役所から来た。私はその当時奈良に住んでいない」(谷澤忠彦弁護士)

先日の民間保険会社の大問題=保険金不払いと同様、運営側の心得違いとシステム(構築・運用)の不備に責めがある。保険料の徴収は、給与からの天引きで一網打尽。支払い時のトラブルでは、顧客の証明をただ待とうとする(=負担・不始末のツケを顧客に回そうとする)、倣岸不遜な態度。5年の時効消滅は主張しません位では、到底顧客の満足に間に合う話ではない。
 
それにしても、国会運営もまた強引だった。事が国民の重大関心事の年金問題だからといって、これ以上『問題の核心』を突かれ、アナウンスされては堪らないとみたのかどうかしらないが、こうした問答無用をしてしまった(多分、参院選への損得勘定から)。
 
「5年の時効消滅は主張しません」等の政府の姿勢転換も、この中で追い詰められたものだったが、兎も角、この度の国民投票法案をはじめ、一連の国会運営、参院のそれも含め、極めて強引、(一丁上りの)採決のみが目立った。殊に参議院議員など、自分達の存在意義を否定するかのようでもあった。一院制(自分の首を絞める)で良いのか、真剣な一考を求める。

結局、安倍政権(復古の安倍一族)の姿を映したものだったのであろう。極めて遺憾。判断がある以上、行動を伴う。死票を憂うるばかりだ。

「護憲+BBS」「今日のトピックス」より
蔵龍隠士
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共産党さん、イメージチェンジしてください

2007-05-25 22:23:06 | 選挙
共産党は5月17日に幹部会を開き志位委員長が夏の参議院選に向けての基本戦略を説明したようだ。基本戦略は反自民、非民主戦略を採り、自・民2大勢力に埋没しないように独自路線をより鮮明に打ち出す作戦のようだ。

確かにここ何回かの国政選挙での議員数減少傾向には歯止めがかからない、また先の統一地方選挙での全国道府県議員選挙ではトータルで7議席減らして当選が100議席だそうである。

一方国会での質問では共産党議員の質問が一番鋭く的確で政府も、自民党も何が暴露されるか戦々恐々である。先の教育基本法の地方公聴会のやらせ、サクラ質問の追求も共産党の功績である。

また地方でのどぶ板作戦でも野党の中では一番フットワークがよいように思う。地方組織の足腰が強い証拠であろう。なのにどうして国政、地方議員数ともジリ貧なのであろうか?不思議な現象である。

選挙民から見ると靖国参拝反対、憲法改正反対、舌鋒鋭く松岡農水相を追求し自民政権批判等必要なことではあるが、もう十分分りました。パターンはマンネリなのである、何か+αが欲しい。今の選挙制度下においては従来の国会戦術だけでは、議員数減少に歯止めがかからず、限界ありということに目覚める時ではないかと思う。

小泉前首相は郵政民営化に賛成か反対か、自民党をぶっ壊すと叫んだだけで自民党議席を大幅に伸ばした。これから何を学ぶか。それに乗せられ、あおられた選挙民を愚民と呼ぶむきもあるが、当たらずと言えども遠からず。しかしそれが選挙の現実である。要はイメージである。

その様な意味で共産党のイメージを国民の前に変えて見せて欲しいのです。ではどのように変えればよいか 一無党派選挙民の要望は次のようなものである。

先ず第1に共産党という党名を変更して欲しい。選挙になればその都度公明党にネガティブチラシをばら撒かれ、共産党が政権をとったら北朝鮮、或いはかっての共産国家ルーマニア、東ドイツのようになると書かれたら、そうかなと思わされ、信じさせられる。その様なチラシ内容で共産党のイメージはスポイルされ、気持ちは自然と共産党から離れていっている。

第2は北朝鮮の独裁政治や崩壊した共産国の全体主義による恐怖政治のイメージを完全に払拭して欲しい。日本共産党も護憲というならば党内民主主義ではなく憲法に謳う国民主権を宣言し、国民に安心感を与え、意思決定は議論を尽くして後に、多数決による民主主義のルールに従うことを公約して、徹底してPRすべきである。

仮に現在その様な体制、仕組みだとすれば国民へのPR不測であり、国民の不安を払拭し切れていないと思う。国民に綱領を読めば分るでは始まらない、国民は政党の綱領など読んで投票はしていない、大多数は現在の共産党へのイメージで投票している現実を知るべきである。これに成功すれば国民も安心感を持ち、国地方での議席は急増すると思う。

以上2つのことは自力でできることであり、起死回生の策は意外にも足元に転がっている、次期衆議院選挙までに是非打ち出してほしいものである。

「護憲+BBS」「2007年参議院選挙に向けて」より
厚顔の美少年
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お金の価値

2007-05-25 17:05:57 | 社会問題
「金」というと、なんだかイメージがあんまり良くないのはどうしてでしょう。昨日こんな事をある人と話していました。

お金に価値をつけるのは、企業だったり私たちです。今の私たちの社会で、大金が必要という意味ではなく、生活のために食べ物、衣類、住居を得るためお金は必要です。お金は、きちんとした使い方をすれば、軽蔑するものではないのに、間違った考え方の企業や、個人がおかしな使い方をするので、イメージが良くない。

お金の使い方が分からないIT長者や「ファンド」(乗っ取り屋さん)が注目され、地道に働いてきちんと自分の労働に見合ったお金をもらえらそうもないとか、仕事が無くてご飯が食べられず医者にもかかれず途方に暮れるといった事を考えると、「今の世の中は、なんとしてもお金だけは持っていなくちゃ」と思うでしょう。大学生も含めて、世の中に不安を持った人たちが、不労所得に関心を高くしたり。

そう言う世相で、自分たちの幸せがお金なのか、なんなのか、分からない人が増えている。結果、与党や、石原都知事が、人間の根本的な幸せに結びつくかどうか分からないような、「あたらしいこと」を「力強く」言う。そのたびに、不安の中強い存在に依存したくなって、みんながそれになびいていくような気がしています。

私は、みんなの倫理と考えを託したお金の使い方ができれば、ずいぶんと世の中の人たちも変化が出ると思って、千葉の菊さんも以前触れていたエントロピーを少しずつ勉強しようと思っています。

人が日々いちばんよく接しているものの一つがお金です。これについての考え方を、良い方向へもって行ければ、(つまり今は間違った解釈をしている人がとても多いと思う)もし、おかしな事をしている政府や政党、企業があれば、人は今よりも敏感に気がつくセンスが養われるはずです。単純にお金を物差しにした「勝ち組、負け組論」で、社会の勝者、敗者という分け方をする考えなど、愚かであると気がつくと思います。

政治の番人である私たち自身、お金中心にものを見る人がふえると、美味しいことを言う、夢ばかりみせて現実を教えないような宣伝にのせられてるような人が増える。それでは、護憲もうまいこと行かないのではないか、と思いました。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
桃李
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