「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」メンバーの一人、醍醐聰さんから以下の署名依頼がきています。安倍政権はメディアに対する露骨な政治介入が目立ちます。NHKが自主自立のメディアとして政治圧力を跳ね返すためには、私たち視聴者の後押しが必要です。その意味も込めて、署名に協力したいと思います。(〆切は5月26日です。)(←*醍醐さんより〆切延長を検討中との連絡が入りました。追ってお知らせします。)
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5月18日付全国紙の報道でご存知の方も多いかと思いますが、政府は現在、空席になっているNHK経営委員長に、富士フイルムホ-ルディングス社長の古森重隆氏を起用する方針を固めたと伝えられています。古森氏は安倍首相を囲む経済人の集まり「四季の会」のメンバーの一人です。
しかし、放送法はNHK経営委員長は委員の互選で選出する、と明記しています。とすれば、政府は放送法を公然と無視して、安倍首相直々にNHKの最高意思決定機関の長を決めてかかろうとしているわけで、傲慢かつ違法な行為です。
私が参加する、「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」はこうした傲慢かつ違法な行為を食い止め、経営委員会が政権から自立した組織として機能するよう求める下記の文書をまとめ、明日、全経営委員に発送するとともに、衆参の総務委員全員にも送る予定です。
「経営委員各位
政府の違法な介入を毅然と拒否し、自主自立の立場で経営委員長の選任を」
http://sdaigo.cocolog-nifty.com/moshiire_to_keieiiin20070523.pdf
併せて、全国の市民・視聴者に下記のような署名を呼びかけ、5月29日に開かれる経営委員会前に集約した署名簿を送ることにしました。
皆さまのご協力をぜひともお願いいたします。
署名用紙 「視聴者コミュニティ」の事務局宛にFAXでお送りください。
TEL&FAX:048-873-3520
WEB署名も受け付けています。記事入力フォーマットにご記入のうえ、送信ください。
醍醐 聰
My blog:http://sdaigo.cocolog-nifty.com/
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(以下、署名用紙の写し)
2007年5月22日
NHK経営委員 各位
政府の違法な介入を毅然と拒否し、自主自立の立場で経営委員長の選任を
5月18日付けの全国紙は、空席になっているNHK経営委員長に政府が富士フイルムホ-ルディングス社長の古森重隆氏を起用する方針を固めたと報道しました。この報道が事実とすれば、政府は放送法に違反することを承知のうえで、NHKの最高意思決定機関の長の選任にあからさまに介入したことを意味し、私たちは激しい憤りを禁じ得ません。
経営委員会の組織について定めた放送法第15条の2は、「経営委員会に委員長1人を置き、委員の互選によつてこれを定める」と明記しています。にもかかわらず、政府が経営委員長の人事権を持つかのように、個人名まで挙げて口出しするのは傲慢かつ違法な行為にほかなりません。
しかも、新聞報道によれば、古森氏は安倍首相を囲む経済人の集い『四季の会』のメンバ-のひとりで、同氏の経営委員長への就任打診は首相人脈による「政治任用」と伝えられています(『日本経済新聞』5月18日)。
このように、時の政権のトップが公共放送を監督する機関の長を直々に指名する状況がまかり通れば、経営委員会の政治からの独立性は失墜し、その指揮監督下におかれるNHKは政権直属の御用聞き放送局となりかねません。
私たちは、経営委員の皆様が経営委員会の権限を蹂躙する政府の違法な介入を毅然と拒否され、皆様の良識に基づく主体的な判断で公共放送の最高意思決定機関の長にふさわしい見識をもった経営委員長を選任されるよう、強く要請するものです。
私は上記の申し入れに賛同します。
(署名用紙は、5月26日までに、下記の取り扱い団体へお送りください。)
<署名欄省略。上記の署名用紙のURLを開いて署名欄に記入のうえ、048ー873ー3520宛てにFAXでお送りください。>
取り扱い団体
NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ
連絡先:TEL&FAX:048-873-3520
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「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
笹井明子
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5月18日付全国紙の報道でご存知の方も多いかと思いますが、政府は現在、空席になっているNHK経営委員長に、富士フイルムホ-ルディングス社長の古森重隆氏を起用する方針を固めたと伝えられています。古森氏は安倍首相を囲む経済人の集まり「四季の会」のメンバーの一人です。
しかし、放送法はNHK経営委員長は委員の互選で選出する、と明記しています。とすれば、政府は放送法を公然と無視して、安倍首相直々にNHKの最高意思決定機関の長を決めてかかろうとしているわけで、傲慢かつ違法な行為です。
私が参加する、「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」はこうした傲慢かつ違法な行為を食い止め、経営委員会が政権から自立した組織として機能するよう求める下記の文書をまとめ、明日、全経営委員に発送するとともに、衆参の総務委員全員にも送る予定です。
「経営委員各位
政府の違法な介入を毅然と拒否し、自主自立の立場で経営委員長の選任を」
http://sdaigo.cocolog-nifty.com/moshiire_to_keieiiin20070523.pdf
併せて、全国の市民・視聴者に下記のような署名を呼びかけ、5月29日に開かれる経営委員会前に集約した署名簿を送ることにしました。
皆さまのご協力をぜひともお願いいたします。
署名用紙 「視聴者コミュニティ」の事務局宛にFAXでお送りください。
TEL&FAX:048-873-3520
WEB署名も受け付けています。記事入力フォーマットにご記入のうえ、送信ください。
醍醐 聰
My blog:http://sdaigo.cocolog-nifty.com/
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(以下、署名用紙の写し)
2007年5月22日
NHK経営委員 各位
政府の違法な介入を毅然と拒否し、自主自立の立場で経営委員長の選任を
5月18日付けの全国紙は、空席になっているNHK経営委員長に政府が富士フイルムホ-ルディングス社長の古森重隆氏を起用する方針を固めたと報道しました。この報道が事実とすれば、政府は放送法に違反することを承知のうえで、NHKの最高意思決定機関の長の選任にあからさまに介入したことを意味し、私たちは激しい憤りを禁じ得ません。
経営委員会の組織について定めた放送法第15条の2は、「経営委員会に委員長1人を置き、委員の互選によつてこれを定める」と明記しています。にもかかわらず、政府が経営委員長の人事権を持つかのように、個人名まで挙げて口出しするのは傲慢かつ違法な行為にほかなりません。
しかも、新聞報道によれば、古森氏は安倍首相を囲む経済人の集い『四季の会』のメンバ-のひとりで、同氏の経営委員長への就任打診は首相人脈による「政治任用」と伝えられています(『日本経済新聞』5月18日)。
このように、時の政権のトップが公共放送を監督する機関の長を直々に指名する状況がまかり通れば、経営委員会の政治からの独立性は失墜し、その指揮監督下におかれるNHKは政権直属の御用聞き放送局となりかねません。
私たちは、経営委員の皆様が経営委員会の権限を蹂躙する政府の違法な介入を毅然と拒否され、皆様の良識に基づく主体的な判断で公共放送の最高意思決定機関の長にふさわしい見識をもった経営委員長を選任されるよう、強く要請するものです。
私は上記の申し入れに賛同します。
(署名用紙は、5月26日までに、下記の取り扱い団体へお送りください。)
<署名欄省略。上記の署名用紙のURLを開いて署名欄に記入のうえ、048ー873ー3520宛てにFAXでお送りください。>
取り扱い団体
NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ
連絡先:TEL&FAX:048-873-3520
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「護憲+BBS」「マスコミ報道を批評する」より
笹井明子