松下電器産業はかっては真似した電器と揶揄されていたが、白もの家電の需要のパイが飽和状態になったころから徐々に脱皮して、今ではプラズマテレビのハイテク商品や特許の出願数でもトップクラスらしい。やはり経営の神様といわれた創業者松下幸之助氏の顧客第一という経営理念が受け継がれているのであろうか。
またメーカーであれば商品に予想できない不具合は付きものである、これは人間が作るものである以上避けては通れない。問題は迅速で的確な事後対応ができるか否かである。即ち積極的に不具合を開示して2次被害、3次被害発生防止に努め、商品の交換手直しを公告できる姿勢が経営者にあるかないかでかである。まさに企業は人なりである。
松下は一昨年ファンヒーターの不具合で被害が発生した際にマスコミを利用して徹底して広報活動を行い、製品の不具合発生を知らし、回収に努めていた。誠実な事後対応に好感を抱いた。今回も電子レンジ、衣類乾燥機、冷蔵庫で発火、発煙事故の発生があったとのことで自主的に無償修理、回収の広報をしている。模範的なクレーム対応ではないかと思う。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20070531AT1D300BK30052007.html
企業は商品を通して需要者に何らかの便宜を提供して、その対価として代金を頂戴して繁栄しているのであり、その需要者に迷惑がかかればメンテナンスするのが当然であるが、当たり前のことが目先の利益や自己保身のために隠蔽され、後で垂れ込まれ再起不能の状態に陥る企業の方が多いように思う。
松下電器は事故対策の費用を計算しても、顧客の信用を重んじてこそ、そこに利益の源泉があるとの大阪商人の経営理念を堅持しているように思える。このような企業姿勢は顧客にも安心感を与え、逆に信用できるのではないかと思う。
「護憲+BBS」「 企業ウォッチング(もう!買わん、見ない、利用しない)」より
厚顔の美少年
またメーカーであれば商品に予想できない不具合は付きものである、これは人間が作るものである以上避けては通れない。問題は迅速で的確な事後対応ができるか否かである。即ち積極的に不具合を開示して2次被害、3次被害発生防止に努め、商品の交換手直しを公告できる姿勢が経営者にあるかないかでかである。まさに企業は人なりである。
松下は一昨年ファンヒーターの不具合で被害が発生した際にマスコミを利用して徹底して広報活動を行い、製品の不具合発生を知らし、回収に努めていた。誠実な事後対応に好感を抱いた。今回も電子レンジ、衣類乾燥機、冷蔵庫で発火、発煙事故の発生があったとのことで自主的に無償修理、回収の広報をしている。模範的なクレーム対応ではないかと思う。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20070531AT1D300BK30052007.html
企業は商品を通して需要者に何らかの便宜を提供して、その対価として代金を頂戴して繁栄しているのであり、その需要者に迷惑がかかればメンテナンスするのが当然であるが、当たり前のことが目先の利益や自己保身のために隠蔽され、後で垂れ込まれ再起不能の状態に陥る企業の方が多いように思う。
松下電器は事故対策の費用を計算しても、顧客の信用を重んじてこそ、そこに利益の源泉があるとの大阪商人の経営理念を堅持しているように思える。このような企業姿勢は顧客にも安心感を与え、逆に信用できるのではないかと思う。
「護憲+BBS」「 企業ウォッチング(もう!買わん、見ない、利用しない)」より
厚顔の美少年