老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

4月5日6日7日のコロナ関連記事

2022-04-08 15:54:40 | 社会問題
○上海:依然厳しい状況が続く上海では、規制が11日目に入り、不満が高まっているという。市当局は食料品と日常必需品の供給改善を打ち出している。医療従事者やボランティア・配送業者又は許可を受けた市民のみが見られる市内は閑散としているという。市は配送人の数も絞っており、2600万市民の上海に配送人は11000人と言う。水曜日に中国ではパンデミック開始以来最高となる2万人を越す感染者を記録している。
○例え症状が軽くてもCovid-19に感染した人は、感染から半年の期間重篤な血栓症の高いリスクを抱えている、という研究が発表されている。以前から血栓発症のリスクを高めることは知られていたが、BMJ医学雑誌に掲載の新たな研究によると、このリスクが長期に亘ることが示されている。研究者らは2020年2月から2021年5月の期間、スウェーデンで確認された100万人以上のコロナ患者と比較対象群として400万人以上の検査陰性者との比較を行っている。肺内の血流を阻害する肺塞栓症(pulmonary embolism)のリスクが6カ月の間存在することを認めている。
○ドイツ:“コロナは風邪ではない”との認識から、大半の感染した人に課せられる義務的隔離規制の撤廃は行わない予定、とLauterbach保健大臣が発表している。隔離規制の廃止がパンデミックも終わったという印象を市民に与える恐れがあるとの理由による動き。大臣が4日に行った隔離規制の変更に関する声明(5月1日から強制的隔離は廃止し、隔離を強く勧めるとする内容)が、撤廃の方向に市民に受け止められたことの反省を行っている模様。
○英国:London帝国大学の調査によると、3月のCovid-19感染率が1月に起こっていたBA.1オミクロン株による感染ピークを越えて最高値を記録し、また55才以上に感染者数の拡大も相変わらず起こっているという。調査を行った研究者らは55才以上の高齢者における今回の感染ピークが何時になるかは不明であり、リスクの高い年配層への影響が懸念されると伝染病学者のDonnelly氏が話している。
○南ア:感染者数の低下から2年に亘った緊急事態の終結に向かっている。サッカー・ラグビー・クリケットの試合の入場は、ワクチン証又は72時間以内のPCR検査陰性証明を条件として50%の収容人数まで可能となるという。大半の規制は解除されるものの、屋内の公共施設ではマスク着用が求められ、海外からの旅行客はワクチン証明又は72時間以内のPCR検査陰性証明が必要とされる。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
yo-chan

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