老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

「政治」の世界が騒がしい

2012-10-27 20:24:31 | 政治
「政治」の世界が、何故か騒がしい。

それは、与党・野党それぞれ第一党の代表選が行われ、与党のそれは、代表として相応しいのかという疑問符だらけの人物が再選され、他方、野党では、その党の変えようもない体質を臆面もなく天下に晒して、再選に意欲を示していた現職を謀殺同然にした挙句、候補者五人全てが同じ印半纏をなびかせて争った様に、「永田町」の内外全体が違和感に包まれたとでも言うことなのだろうか。

瓦解とまでは言わずとも、いつ絶対第一党の座から転げ落ちるやも知れぬ与党や、党是とは言え、なかなか正面きって切り出す雰囲気にないことを百も承知の野党第一党が、「同じ印半纏五人衆」に気を強くしているらしいと察しての先物買い連中が、うごめき出したの図ということなのか。

「独裁も必要」とわめき散らす御仁や、「自己中そのものぶり」を棚に上げての「暴走老人」(中間に○○の二文字を入れたらなおぴったり)。このほか、「数は力」を求めて入り乱れる、あちらこちら。

台風の目・求心力は我にありといわんばかりの西や東だが、眺めやれば本当にそうなのか。

西を見れば、道州制推進だという。道州制と現行制度との差異は、中二階とも言われる都道府県の関与を出来るだけ縮小して、住民に最も近いところ・市町村に主体を持たせようということだ。だが、知事から市長へ転じた理由が「市が言うことを聞かないから、そういう市をぶっ潰す」ということだ。なんたるロジック。

東はと言えば、これまた論理性ゼロ。先ず「辞職表明」の仕方そのものからして ???。懐にした「辞職願」を、報道陣に振りかざして見せるその一事だけで、その「人物」が分かる。彼が辞す「職」は、何によって得たものなのか。有権者の負託以外の何物でもない。その「重み」に思いを馳せつつ歩み来たったのであれば、当然のこととして、もう一方の受託者の代表である議会議長にそれを差し出して後の「会見」が「筋」としたものであろう。

「会見の中身」もまた 惨たるもの。「政治」は誰のものかが分かていない。「原発・税金」が些細なことなのか。「憲法破棄」が全てに勝る魔法の筆なのか。「官僚国家」の悪弊除去は、それこそ「政治主導」の真価発揮にかかっていること。曲がりなりにも「政治家」を名乗る以上、陰に陽に、原点とも言うべきこのことに、どれだけ・どのようにかかわってきたというのだろう。愚痴・非難の類は禁句であるべき立場に居続け、これからも居続けようと言っているのではないのか。

だが、それを言ってはお終いよ、かも知れないが、TVなどでの露出度や○○のおにいちゃんなど、「政治」とかかわりのないものを選択要素とする「成熟度」。これが最大の「問題」なのでしょうが、それは、永遠に解けることのない難問なのかも知れませんね。

「護憲+BBS」「メンバーの今日の、今週の、今月のひとこと」より
百山

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