政治の本質を語る小沢一郎の記者会見

この記者会見を聞いても分かるが、政治の本質、在り方の見据え方、洞察力では、今の政界では未だ彼の右に出る政治家はいないことがかいま見える。また質問する記者にも、「この問題で小沢一郎の見識を聞いてみたい」というような臨場感が伝わってくる。裏を返せば、亊の本質を語れる政治家が少なくなった証拠でもあろう。

http://www.seikatsu1.jp/activity/videos/20150303kaiken.html

亊の本質を突かれるので、自民党と官僚に一番恐れられ、今話題の安倍政権の閣僚への企業・団体のブラック献金【政府補助を受けた企業団体の１年以内の献金等】と比べると、実に些細な単なる政治資金の期ずれ報告で、裁判にまで追い込まれた。また、メディアからは、「嘘の政治資金報告」と毎日のように叩かれ、蔑まれ、イメージダウンで葬り去られたことは、２１世紀の日本の政治の大きな損失であったように思われる。

仮にこのような事件に巻き込まれずに小沢一郎が健在であれば、集団的自衛権行使の閣議決定などできない国会戦術が採られいたのではないかと、残念でならない。

「護憲ＢＢＳ」「新聞記事などの紹介」より
厚顔