老人党リアルグループ「護憲+」ブログ

現憲法の基本理念(国民主権、平和、人権)の視点で「世直し」を志す「護憲+」メンバーのメッセージ

佐藤正久発言とマスコミ対応

2007-08-15 21:25:09 | マスコミ報道
http://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2007/08/post_5d11.html
大津留公彦のブログ2: あえて巻き込まれる!? ※元イラク先遣隊長・参院議員佐藤正久氏

http://alcyone.seesaa.net/article/51419197.html
低気温のエクスタシーbyはなゆー: 日刊ベリタ「自衛隊イラク派遣軍は実は関東軍だった!」

http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/d/20070815
ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊): NHKに佐藤正久議員の暴言を報道するよう要望しよう~次期経営計画について意見募集中

http://blog.goo.ne.jp/tokyodo-2005/d/20070815
ヤメ記者弁護士: 柳条湖事件を反省しつつも佐藤正久「巻き込まれてでも戦争に参加する」発言を批判しない朝日は歴史評論家?

敢えて「巻き込まれる」ような行動をとりながら、正当防衛など、あり得ようか?自衛隊のイラク派兵については、確か、交戦してはいけないからと基地にじっと穴篭りしていたはずだ。この佐藤何がしとやら、この理を理解していたのだろうか?
 
それとも、この公務員、先遣隊長にも拘らず、個人的に頭から日本国憲法上の頚木(交戦権の否定)を無視して来たのか。こういう思考(冒険主義)を許す背景には、例の(小泉・安倍的?)『国益』とやらが、災いしているのかもしれない。実際には、戦争の導火線に火をつけないで結果オーライではあったが、極めて遺憾だ。

因みに、日本国憲法には、国益なんてありません。まして、国益が、次のようなものであれば猶のこと。つまりこの時は、我々の最高価値=自由・人権がどうなるのか、慎重な検討を要するという事です。政治(学)上の概念であれ、政府(政権)に、実際上の判定・解釈権が残るのであれば、我々が肯定するには、極めて慎重でなければならないと思います。この態度、愛国心、公共、等々、政府の都合で持ち出されたもの(ブラックボックス)には、一般です。

 「国益」(ウィキペディア) ※国益とは本来的に政府の利益

それにしても、テレビも大新聞メディアも、立ち上がりが遅い。というより、伝えていない。伝える気もないのではないか、その危惧が止まない。ふざけた話だ。それならそれでも良い。ブログや市民メディアでは、逆に、これに言及するものが多い。既成メディア抜きで、国民的コンセンサスを作ってしまおうか。ヤメ蚊氏の呼びかけにも応じて、NHKも利用するか。その経営委員会の思惑(政治介入)は、外しながら。

「護憲+BBS」「今日のトピックス」より
蔵龍隠士
コメント (5)
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95歳現役映画監督

2007-08-15 16:19:50 | 戦争・平和
今日の「徹子の部屋」のゲストは、自身の徴兵体験を語る映画「陸に上がった軍艦」に出演している、新藤兼人さんだった。

新藤さんは番組の中で「原爆の映画」を是非作りたいと言っていた。それも原爆が落ちた瞬間を映画にするという。(これは費用がかかりすぎて、無理だと思える?)

新藤さんの映画作りと自伝を伝える本として一番面白かったのが「シナリオ人生」(岩波新書)だった。戦前の映画会社に就職して、下積み経験からシナリオを書くまでの苦闘を絵画のように描写している。

戦前は溝口健二監督の助監督として映画作りをしたこと(このことは「ある映画監督の生涯」(岩波新書)に詳しい)、戦後は吉村公三郎監督の脚本家として映画作り、シナリオ作りが主だったと書いているが、映画を内部から描いた歴史として貴重な著書だと思える。

番組をみながら「95歳の現役監督」としての執念が心にしみた。

「陸に上がった軍艦」は、ユーロスペース(渋谷)他で上映中。
http://www.oka-gun.com/

「護憲+BBS」「新聞記事などの紹介」より
名無しの探偵
コメント
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