life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

たいした目的もなくニセコ

2006-08-14 23:59:59 | 【旅】ぼちぼち放浪
 ただドライブしたかっただけなんで、特に目的もなく、とりあえず天気も良いし夏だし余裕の日帰り圏内ってことで、ニセコ。

 ぶっちゃけ、昼飯をニセコで食って帰ってきただけになったのですが(笑)一応昨日、ソーセージが美味そうな「エフエフ」と素材がちゃんとおいしいらしいサンドイッチの「グラウビュンデン」の2つを候補に挙げておいた。で、同行者が持ってきた今夏の「poroco」ニセコ特集号を見たら両方載っていて、2人して迷った挙句、なんとなくソーセージってことで「エフエフ」を目指してみた。

 札幌南部から11時前に出て、中山峠経由で13時ぐらいのニセコ到着だったのでまあまあ普通の流れ。簾舞あたりの車線減少箇所付近はちょっと詰まってたけど、それだけかな。
 喜茂別から入ってきた時の羊蹄山はけっこう良い感じでした。てっぺんに雲かかってたけど、8割方見えてた。ただ、ぐるっと回ってニセコに入ると逆側はもっと雲がかかってた。運転席側が山だったので写真は撮らず。

エフエフ外観:クリックで拡大エフエフ入口:クリックで拡大 で、こちらが「エフエフ」。右は階段上がったとこの入口。階段の下にもテーブル席があった。
 お店はアンヌプリの麓の、ペンションとかが集まってるエリアにある。日航アンヌプリの看板が電柱に下がってるのを確認しながらそっち方向に来ると大体そのへんに行ける。名前を良く聞く「オーベルジュ・ド・ふらいぱぁん」「さんぽみち」もこのエリア。つーか、道を挟んで向かいにあるんだけどね。2軒とも。

ソーセージ:クリックで拡大 窓際の席に案内されて、何はともあれ「焼きソーセージセット」。3種類のソーセージ(ヴァイスブルストと、あと2つがちょっと怪しいのだがチェリソー、ニュールンベルガーブラートブルストか?)をその場で網焼きにして、付け合わせにザワークラウトを。ヴァイスブルストが柔らかくて旨い。既製品の「粗挽きソーセージ」みたいな食感を勝手に想像してたので、いわゆる「ぱりっ」と音がするような弾力がなかったところには一瞬「お?」と思ったけど、これはこういう風に仕上げているもののようで、この柔らかさにはむしろ目から鱗。
 なんか、全体的に「無添加」って感じ漂う味。別に詳しいわけではないけど、きっとこういうのが「本物」なんだろうなーと漠然と思える味。旨かったです。セットのパンもほどよくトーストしてあったし、サラダに入ってたハム(ツンゲブルストとローススライスでしょうか。違ってたらすいません)も美味。欲を言えば、もっと食べたかった(笑)

 旨いもの食べて満足して、とりあえず帰路。←もうですか?

支笏湖から恵庭岳1:クリックで拡大支笏湖から恵庭岳2:クリックで拡大 帰りは、上り線が混んでいたとしても多分中山峠よりはこっちの方が混まないであろうと踏んで、大滝から支笏湖回りで。でもちょっと混んでた箇所も、やっぱりあった(笑)。一応、お約束で大滝の道の駅には寄ってみたが、気がついたら大滝村は「伊達市大滝区」になっていて衝撃的であった。←遅い
 支笏湖畔に下りていったら、多分恵庭岳だと思うんだけどなんとなーく神々しい感じに。

 最後は、時間もまだそんなに遅くないしということで、軽くお茶でもして帰る? ということになった。
 が、お茶っつってもこのあたりに何かよさげなところあったっけ? と互いに考えつつ、意外と簡単に意見が一致したのが「そーいや石山陸橋のところに何かお洒落っぽいコーヒー屋さんがあったような……」。お互い、通りかかるたびに気にしてはいたものの、たいていどっか遠出に行く途中の、しかも方角的に出だしの時点で通りかかる場所なのでなかなか入れずにいたんである。(石山陸橋との位置関係からして、逆側から入るのは多分無理だ)

櫻珈琲煎房1:クリックで拡大櫻珈琲煎房2:クリックで拡大 漢字だというのはなんとなく覚えてたんだけど、着いてようやっとちゃんと店名を確認。「櫻珈琲煎房」というらしい。つーか、藤野にも店があるではないか。しかも230号線側で、むしろこっちの方がニセコやら洞爺湖やら行くのに良く通る位置だというのに、こっちは全然気がつかなかった。

 写真の看板は縦ですが、お店のつくりは平屋的。「cafe & shot bar」というだけあって店内は照明が落としてあって、テーブル同士の間隔も大きくとってあって、カウンターもあり、大人な雰囲気。ムーディー。テラス席もあった。窓際の席からは外の緑が見えてこれもいい感じ。
 個人的にはコーヒーは日常全く飲まないので、こういう店に来るといつも「紅茶を頼むか、やはりこういうお店なんだからコーヒーを試してみるべきか」とか悩みますが(笑)今回はカフェオレにしてみた。全然苦味がなくて、飲みやすかったー。←お子様
 ちなみに右側の写真は、楽団員さんらしい。(お店でピアノの生演奏やってるから?)

 そんな感じで終了した盆休みでした。←終わりが唐突