life goes on slowly

或る大阪近鉄バファローズファンの
偏愛と放浪の記録

最後の最後で

2005-10-02 22:38:48 | 【野球】ペナント日誌 2005
 久々に水道橋の試合を最初から最後まで見ました。しかも、わりかし安定した気分で(笑)
 金城の猛打賞というのはありましたが、まあ金城の場合は合っちゃうともうしょうがないと思うんで(笑)相性の良くない佐伯様・多村、とっても嫌なバッターのたねたねといった後続をちゃんと切れたということで、気合が空回りしなかった(笑)こととか、力の入れ方や抜き方を間違えなかったのが喜ばしい。今年はどうしても、特に「抜け」が手痛い一発に直結するとか、そういうのが多かったと思うんで。被弾の多さや序盤の失点の多さがね。
 いやそれにしても今季こんな快調な上原氏見たのいつぶりですか。実際、試合をちゃんと見られる登板日もそんなになかったからな……帰ってさあ見ようかと思ったらとんでもない展開にしちゃってくれてたりとかな(笑)。って、笑い事じゃなかったんだけどさ。実際。結局のところ、2桁に届かずじまいだったしのう……
 しかも、気持ち的に7回あたりでいっぱいいっぱいだったと(笑)。つーか、そりゃねえだろー! 1-0で代えてくれとか言うなよー! 一応エースなんだからさあー!(泣) とテレビに向かって突っ込みというか泣きを入れてみたわけだが、まー、そういうところもなんか、今季の乗れなさから来る弱気と言えなくもないのかなあとふと思いはしたんだけどね。
 実際、9月の竜戦の完投勝ちでも、似たような話があったし、それでもその時も今回もなんとか最後まで投げ切って勝ったんだからいいんだけど。でも、それで打たれてても「代えなかったのが悪い」とは言えないからねえ……やっぱ、そんだけのもんを背負って、いつでもマウンドにいてほしいので。

 この試合に限って言えば、奪三振こそ少ないけど無四球完封でテンポも良くて、コースもきれいに突いていて、なんだそりゃって球が(ほとんど)なかったし、久々に何か、言葉以上に安心して見ていられる雰囲気があった。まあ、よしみんも良かっただけに、いつ先取点を取られるのか、そして1失点とか2失点とかで負けをもらうのかとはらはらしなかったといえば嘘ですが。
 先に点をやるかやらないかという部分では、やはり2回2死1塁からの中継プレイは大きかった。まあ、2死1塁のあの当たりで躊躇なく突っ込んで来られるあたり、まだまだ甘く見られている守備陣であることは否めないが、こういうプレイを積み重ねていけたらいいねと、三浦や黒田あたりには切に願いたいところである。小田もうまいことブロックしましたね。
 ……って別に巨人ファンじゃないんだけどね。←敢えて言っておく(笑)
 つーかいつの間に小田が専属状態になってたんだ……。善ちゃん大丈夫かなあ……。

 というわけで、今季の最終数字(もう登板ないらしいので)は、9勝12敗、防御率3.31
 今年はまあ、思い返すのも嫌な投球だらけだったりしたのだが。なもんで、「いやあ、防御率がよく3点台前半でおさまったなぁ」ってーのが率直な感想ですが。あんだけ打たれたのに……不思議。←イメージでものを言ってる……
 当然、得たものも学ぶところも多かっただろうと思うし、むしろ学んでくれなきゃ困りますよって話で(笑)。来季に倍返ししてくれなきゃどうするんですか。お願いしますよほんとに。JAPANのユニフォームが泣くんで(笑)。

 負けちゃだめですよ。



結局見れなかったらしい
 岩瀬はタイ記録の翌日にあっさり新記録を作りましたというわけで、見事シーズン46セーブ目を記録。んー。見たかったのにー。
 と言いますか、一昨日書き忘れてたんだけど、45セーブ目のお立ち台で、なんかどーしても目が潤んでいるように見えてですね、「どうしちゃったんだ岩瀬ー! 新記録はまだじゃないかー! 泣くのは早いぞー!」と、勝手に思っていたわけですが、あれは私の気のせいだったのかねえ……。昨日の試合では確かに、感極まっていたみたいなんだけどね。
 ともかくも、おめでとうございました。またこの先、自分で自分の記録を塗り替えるシーズンを見せてくれるのを期待しています。