デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 












最近の土曜日は、日曜日出張が控えていることが続いていた。昨日は久々に明日も休み!という土曜日で、心底楽しめた休日だった。
午前中、ウクレレを弾いたあと、「20世紀の夢モダン・デザイン再訪」展の招待券があったことを思い出し、午後は友人を誘って天保山に行こうと決めた。私からの突然の誘いであったが、うれしいことに友人が夕方以降の都合をつけてくれたので、大阪に行く楽しみが増えた。



まずは4月に出会った画家の御仁からテンペラ画展の案内状が来ていたので足を運ぶことに。御仁には当番でなかったこともあって会えなかったのだが、留守を預かっていた方々といろいろと話した。
御仁の絵は今回はダ・ヴィンチの模写と過去に旅行した土地の一つロッテンベルグが秀逸だと思った。近づいてみると、作品は最近仕上がったものみたいだった。本当に精力的な方だなぁと改めて思った。



日が傾きだしたころ、四条大橋に着いたとき、路上で三味線を弾いている女性の前で足を止めた。弦を掻っ切るかのような力強くて鋭い音色で、私だけでなく外国人観光客も目を見張っていた。



列車に乗るまでの時間に、四条大橋の下に降り、三味線の音がかすかに聞こえる中、私もウクレレを取り出して練習した。照れや恥ずかしさは、自然となかった。
演奏はミスを繰り返していたので聞くに堪えなかったものかもしれないが、橋の上から写真を撮られたり、傍を通る人が珍しがってくれたりと、私もおもしろかった。
笑ってしまうようなこともあった。橋の上から英語で声がかかった気がしたので、うれしさ半分で顔を上げた。外国人のカメラが私の方を向いていた。ところが、外国人が指をさしているのは私より後ろの方で、ふと見たらトンビが人の食べ物を掠め取ろうとしたとかそんな会話が聞こえてきた。
なんだ、ウクレレではなくて、トンビにシャッターチャンス持って行かれたの思っていたら、外国人が橋の上から私に向って「Sorry!」とにこやかに言うではないか。どういうことだったのだろう??





ここは京都です。

いよいよ大阪へ。閉館時間が19時30分なので、時間的に厳しいとは分かっていたが、閉館40分前にサントリーミュージアムに着けた。久しぶりに海の夕景を見れた。気持ちが落ち着いた。


目印の観覧車



本当にとてもきれいだったのです。



美術館の中から

「20世紀の夢モダン・デザイン再訪 大阪コレクションズ」の展示内容は、リトグラフによるポスター、家具、食器類、機関紙、請求書など、生活に密着したものばかり。でもそのデザインは、遊び心が満ちていて、使い心地は決してよくないだろうけど家具として置いておきたくなるような笑いをもよおさせるものばかりだった。とくにボナールの作品と、ヨーゼフ・ホフマンの家具、ウィーン工房の雑誌や日用事務品、ウィーン分離派の作品、クリムトのポスター、カンディンスキーの作品がよかった。






日が暮れた海遊館では、いつの間にかいろいろな電飾が登場していた。↑は一体なんなのか、分かる方いるだろうか?(笑

繁華街の方に移って、久々に気の置けない旨い酒を飲むことができ、そのあと少しだけウクレレを弾いた。本当に、休日らしい、いい休日だった。

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