デカダンとラーニング!?
パソコンの勉強と、西洋絵画や廃墟趣味について思うこと。
 



野球のワールド・シリーズで今年も話題になったヤギの呪いだが、カブスがシリーズ制覇ということで呪いが解けたという記事が紙面を踊っていた。
呪いをかけた一族もカブス優勝を喜んでいるニュースも流れ、もう呪いの話はすべて解消されたのではと思っていたら、今度はチャーリー・シーンの呪いなんてものがあることを知った(笑)。さらにこのポストシーズンで新たに生じた呪いとしては、カブスとプレーオフで対戦したSFジャイアンツのファンがヤギの被り物をしてカブスを負かそうとしたが、逆にカブスが勝ってしまったゆえに呪いはジャイアンツに行ってしまったというのものがある(笑)。
それにしてもアメリカ人を十把一絡げにして論じることはできないとはいえ、アメリカ人って反知性主義的でプラグマティズム(道具主義)な、神は信じてはいるが反面神を自分が生きるための道具にしているような人が多いので、「呪い」などという非科学的なものは一切信じていないようなイメージを持っているのだが、今回のワールド・シリーズで、(心底から「呪い」を信じていないだろうとはいえ、)いざポストシーズンの機会といった胸騒ぎを覚えるきっかけが訪れると不合理なものや超現実的で非科学的なものへ一斉にさも最大の関心事のごとくファンが意識を向けてしまうさまはおもしろいな、と思った。ある意味、迷信信者(多くのファン)がTVに釘付けになり、MLBはファンの関心を集めて莫大な利益を得たことになるから、まさに儲かったわけだ。
迷信ついでにカブス優勝の立役者である未知なるパワーについていうなら、川崎選手の例えがたい存在感に加え、私個人はカブスは108年の間に1年に1つずつ煩悩を減らしていったから、悟りの境地に達したのだと思っている。

追記:映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」で描かれる2015年にはカブスが優勝と「予言」されていたが、こればかりはピタリと一致しなかった。ただ誤差がたったの一年というのはこれもまた神秘のネタになっていくのだろう。

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