名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

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韓国船沈没 高校の修学旅行生ら乗船の大惨事

2014-04-18 16:19:45 | Weblog
2014.4.18(金)
 韓国南西部の全羅南道の珍島(チンド)沖で16日、大型旅客船が沈没した。韓国政府の中央災難安全対策本部は乗客・乗員計475人が乗っていたが、修学旅行中の高校生は325人と伝えている。
 16日午前8時58分、木浦海洋警察が旅客船からの遭難信号を受信。旅客船では「ドン」という音と衝撃があり、浸水とともに船体が左に傾いていったという。同10時半ごろには先端部分を残してほぼ沈没した。
 旅客船は、韓国北西部の仁川(インチョン)港と、同南西部の済洲島(チェジュド)を結ぶ定期船で、6825トンの「セウォル号」といい、1994年4月に日本で製造され、2012年10月に韓国に導入、13年3月から現航路で運行しているという。
 救助作業は悪天候に阻まれ、行方不明者の捜索は難航している。17日の段階では、死者25人、行方不明271人に上っている。
 事故原因は明らかになっていないが、海洋水産省はフェリーの事故当時の航跡、船が直前に右に急旋回していたことを確認、左に傾いて沈没しており、この「異常な兆候」が事故原因の一つになった可能性があるとみている。
 当初は暗礁に座礁したとかテロではないかとの意見もあったが、急旋回による操船ミスの可能性が高まった。
 事故からすでに二日以上も経っている。船内に閉じ込められている乗客の救助は時間との戦いであるが、乗客らが水中に没していれば絶望的である。それにしても船長や乗員らの多くが早く脱出して救助されていることにも疑問が生じている。「そのまま動かないで」という船内放送を繰り返し流しておきながら、乗員らの多くが脱出していたというのは信じられないことである。行方不明者の多くが若い高校生というから、社長や船長らの「すみません」だけではとうてい許されるものではない。

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