名古屋から発するブログつぶて・凡人のひとりごと

身の回り、世間のできごとをを日記風に記す(紙つぶてならぬブログつぶて)。

久しぶりの釣行

2015-05-08 22:03:01 | Weblog
2015.5.8(金)
 昨日(5月7日)、北陸の日本海では久しぶりの好天に恵まれて、釣り仲間6人で越前の鷹巣沖へ釣行に出かけた。鷹巣沖はマダイが釣れる沖合として有名である。東尋坊よりやや西の沖合で、水深30Mから70Mほどの漁礁に多くの魚が住み着いている。
 中心はマダイ、チダイだが、回遊魚のハマチ(出世してワラサ、ブリになる)や、ヒラマサ、アジ、サワラなどの他、底物といわれるメバル、カサゴ、キジハタ、クロソイなども獲物である。かつて仲間が99センチの大ヒラメを釣ったことがある。
 正午前、3人づつ二艘の釣り船に分乗して沖合に出た。釣り方はここの漁場の独特の釣り方で、「完全ふかせ釣り」という。 竿の先の道糸(みちいと)に6~10メートルの仕掛けをつなぐが、錘はつけない。仕掛けの糸は沈む素材のモノを使い、先に針をつけたものである。それを撒き餌と一緒に海に流すと、潮の流れに沿って糸と針の重みだけで海中に沈んでいく。餌の付いた針の先が魚のいるタナ(棚)に達すると食いつき、それが手元に伝わるという仕組みである。したがってこの釣りは、潮の流れがないと釣りにならない。また、糸を50~200メートルも流すので、一艘の船に何人も乗って釣るのは不向きである。3~4人までが限度である。
 さてこの日の潮の流れは、舳先に向かって右舷側に90度に近い方向に流れていたので、3人が右舷に並んで釣る形となった。潮の流れの強さはほぼ適当であった。しかし水深が70メートルと深く、針先が棚に届くにはみちいとを150メートル出せと船頭は言う。魚が食ってくれば時間が掛かっても不足はないが、なかなかそうはいかない。1回流して回収するのに15~20分も掛かると、時間はあっという間に過ぎていく。
 それでも何とか58センチと40センチのマダイ各1匹とチダイ4匹ほどを釣りあげた。既に4時間以上が過ぎていた。
 しかし、少し船を移動させたところで体長40センチ前後の大アジの群れにあたった。残り少ない時間で、ダブル、トリプルと釣り上げ、ほぼクーラー満タンとなった。45センチのマダイ1匹とチダイ1匹も加わった。
 狙いのマダイよりもアジに偏った釣果となったが、58センチのマダイと40センチ前後の大アジには納得のいく釣果であった。


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