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最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

北斗星で函館へ(3) 2011.2.21投稿の改訂版

2011年03月05日 | 鉄道
2日目続き 宿泊するホテルの送迎バスが函館駅近くに来るので、乗車。ホテルまでは約1時間。途中乗車を含めて私の他に10人程が乗る。函館市街地をぬけ、空港の近くを過ぎると、右手に津軽海峡をのぞみ、やがて恵山が見えてくる。雪も止んで、おだやかな海が広がっている。


恵山の手前で左手の山道に入り、ホテルには北側からのアプローチ。
北海道には10回以上来ているが、この付近は初訪問。「海岸線訪問」の距離を伸ばしたが、恵山近くの椴法華(とどほっけ)から北の鹿部までの区間が残る。私のルールでは、鉄道・車・徒歩(船・飛行機は含めない。地図にプロットできないから。)で通過した地点から10km以内の海岸線を「訪問海岸線」としている。主要4島の海岸線を「訪問」するには、最低約7800kmの旅行が必要。曲線なので正確に算出できないが、これで91%ぐらいの海岸を「訪問済」である。未訪問海岸線の3分の一以上は北海道にある。全国であと45か所の海岸線が残っている。うち10か所は20km以内に近づいたことのない海岸。

ホテル到着は14時ごろで、はっきり言ってヒマ。周辺に面白そうなものは少ない。東側から見る恵山は荒々しく、大きな侵食谷が刻まれている。


20分ほど歩くと海岸の露天風呂があって良さそうだが、今日は汐の関係で入れないという。行って見ると、なるほど湯船(になるところ)に波が打ち寄せている。名前は皮肉にも「水無温泉」。次に汐が引くのは夜中という。入湯は無料で、脱衣室の小屋がある。月日ごとの入れる時間の表が掲示してある。


水無温泉 右上の一番入り込んだところに「湯船」が見え隠れする。

どう見ても温泉は入れないので、灯台付近を散歩する。1974年の北海道旅行の帰途、室蘭から青森へのフェリーを使ったときに、夕暮れの恵山灯台を船上から遠望した。今日は陸から見る。灯台周辺はきれいな公園になっている。灯台資料館というのがあるが、冬期閉館で見られない。


恵山灯台


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