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最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

父の遺した写真 6 名鉄瀬戸線堀川駅

2016年07月07日 | 鉄道
父の遺した写真 6 名鉄瀬戸線堀川駅

 名鉄の中心は新名古屋駅(現・名鉄名古屋駅)に集中している。しかし、一つだけ名古屋駅と直接に結ばれていない線があった。それが名鉄瀬戸線である。私の知っている瀬戸線は、お城の南にあった堀川駅✝から瀬戸駅(現・尾張瀬戸駅・ただし今の駅とは位置が異なる。)までの20.9kmだったが、1976年に堀川・東大手間1.9kmを廃止、栄から東大手までに地下路線(1.5km)を作って、地下鉄との接続を図った。以前は、大曽根駅で国鉄中央線との間に貨物用の連絡線をもち、瀬戸から陶磁器の輸送などに活躍したが、1978年に貨物輸送を終えた。

6-1 名鉄堀川駅 日時不明 おそらく1976年ごろ

6-2 堀川駅から瀬戸方面を見る 日時不明 おそらく1976年ごろ

 堀川駅に瀬戸線の起点標が立っていた。その向こうには市道とそれに面する人家があってその裏はすぐ堀川である。一番近い橋は景雲橋で、市電が走っていた。

6-3 瀬戸線0kmポスト  日時不明 おそらく1976年ごろ

 この「お堀を走る鉄道」のルートは、お堀の底だから現在も線路こそないが追跡できる。
 写真の転載はご遠慮いただきたい。


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