OK元学芸員のこだわりデータファイル

最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

「最後の蒸気機関車」の画像改善完了(臨時投稿)

2020年06月25日 | 最後の蒸気機関車
 「最後の蒸気機関車」シリーズの画像を改善したものに差し替えた。
 この作業は、6月初めから開始して、本日(6月25日)までに完了した。当初の計画よりも少しだけ早く進んだことになる。
 作業は、フィルムからスキャンしたデータを探し出して、画像処理を行った。作業枚数は499枚だった。全画像数は地図を入れて588枚ぐらいだったから写真のほとんどを入れ替えたことになる。最近のデジタルデータの画像もいくつか処理し直したが、さすがにデジタルのものはあまり手をつける必要がなかった。
 変換ミスなどの小さな誤りが10カ所ほどあったから直した。
 
 ご意見があれば「コメント」に記していただきたい。

 

「最後の蒸気機関車」の画像改善(臨時投稿)

2020年06月09日 | 最後の蒸気機関車
 すでに予告したように、「最後の蒸気機関車」シリーズの画像を処理し直して、改善したものに差し替えていっている。
 この作業は、6月初めから開始して、本日(6月9日)までに「その30」までを行った。全部で100回まで(それに2回追記した)だから、このペースで進めるとちょうど6月末に終了することになる。
 このシリーズは8年も前に開始したものなのだが、現在もかなりの頻度で見ていただいている。シリーズだけをご覧いただくには、ブログのトップページの左にある「カテゴリー」から「最後の蒸気機関車」を選んでいただくと表示される。ただし新しいものから順に出てくるから、最初の方をご覧いただくのはちょっと面倒である。
 もう一つの方法は、トップページの最下段にある「記事一覧」をクリックして、開いたところの2行目にある「投稿日が」の次の「古い順」をクリックすると2011年からタイトルが列記される。「蒸気機関車」はブログ開始の1年後にスタートしたから、ここから探していただくのがやや早く見つかりそうである。

 6月末頃に全部の作業が終了したら、またお伝えする予定。

「最後の蒸気機関車」の画像改善

2020年05月25日 | 最後の蒸気機関車
 「最後の蒸気機関車」シリーズは、2012年2月から2015年1月にかけてこのブログで掲載(100回+2回)したものだが、最後の掲載をしてから5年以上も経つのに、けっこう多くの方が遡ってご覧くださっているので、見返してみた。当時の私の画像処理技術は低かった。機関車の写真は足回りに黒い構造があるという宿命からそこが見えないことが多い。次の写真は、2012年4月に掲載した「その6」の例である。

029 標津線根室標津駅 1969.7.25 C11-172

 これを今使っているソフトで処理してみたのが次の写真。

029N 標津線根室標津駅 1969.7.25 C11-172
 
 そこで、次のような処理を試みて、順に変更していくことにした。
1 白黒写真 コントラスト・明度の調整。 シャドウを明るくする。 フィルム上のゴミの消去。 必要ならトリミングや水平の調整。
2 カラー写真 上記のほか色調・ホワイトの調整。
 なお、以前使っていたソフトは、Adobe Photoshop CS2、 現在は同 Photoshop Elements 13 である。もとの画像はフィルムやプリントからスキャンしたもの。後の方にはコンパクトデジカメで撮って最初からデジタルデータのものがある。特記以外は私の撮影。

 実際のブログの変更は間もなく開始し、10回分ぐらいを一区切りとしてブログに変更したことを記すつもり。全部の画像を変更するのではなく、改善できるものを選んでするが、初期のものはかなり高い率で変更するつもり。変更した画像はやや大きく表示されるようだが、画像番号(001から527)の後ろに「N」を付けて区別する。古い画像は消去する。各回の最後に改変した日付を記入する。変更を検討する写真は、464枚ぐらい。地図などもあるがこれは手をつけない。

 

最後の蒸気機関車たち その100(最終回) 2010年12月 真岡鉄道

2015年05月05日 | 最後の蒸気機関車
最後の蒸気機関車たち その100(最終回) 2010年12月 真岡鉄道
The last steam locomotives in Japan. No. 100 (December, 2010), Moka Line.

 真岡鉄道訪問もすでにこのブログで報告済みである。全国の全鉄道乗りつぶしの最後の路線となったのが、ここ真岡鉄道。蒸気機関車に会いに行ったわけではない。ここに蒸気機関車が在籍していることは知っていたが。それに旅程を合わせることは考えつかなかった。だから写真を撮る心構えがなくて、良い写真は撮れなかった。なお、鉄道完乗の方だが、翌年2011年3月の大震災の翌日に九州新幹線が開通して「完乗」の状態は91日間で途絶え、数日後にそこを訪れたものの、3月27日には数キロとはいえ名古屋地下鉄の延伸で再び途絶えた。これに乗車したのは同年5月2日である。その後の時期は偶然にも新線の開業が全くない珍しい時期で、かなり長い間一駅間も鉄道が伸びなかった。だから「完乗」状態がつづき、2014年1月25日には連続1000日となった。いい機会をとらえたことになる。区切りがいいので、これから新線が誕生してもあわてて乗らなくていいかな、という気分だった。2014年に万葉線が100メートルほど延伸したし、2015年春には北陸新幹線の開通で久しぶりの新線が誕生した。大震災の復興路線も、少しだけだが径路が変った所もある。このあたりは別の機会に述べよう。
 話をもどして、前日下館に宿泊した私は、朝の便で茂木に向った。途中の真岡駅で蒸気機関車列車が停車しているのに気づいて撮影したのが次の写真。

524 C12-66 2010.12.12 真岡鉄道真岡駅
524-527 Moka Station, Moka Line

 あわてて撮影したから、銘板が撮れなかったので撮影。

525 C12-66銘板 2010.12.12 真岡鉄道真岡駅

気を取り直してもう一枚。


526N  C12-66 2010.12.12 真岡鉄道真岡駅

 旅程が詰まっているので、下車して撮るわけにはいかない。幸い、帰途にも同じ列車とすれ違ったので全容を撮ることができた。朝すれちがったのは、下館駅に向う回送列車で、帰りに「SLもうか」号(限定日運行)として下り運行しているのと、同じ真岡駅ですれ違ったことになる。


527N  C12-66 2010.12.12 真岡鉄道真岡駅

 C12-66は、C12形式で現在動くことのできる唯一の機関車(他にコンプレッサーで「動く」ことのできる車両も存在するという。蒸気を使わないものを蒸気機関車というのはどうかな。)。一度は静態保存にされたが、1994年に復元作業でよみがえった。

 「最後の蒸気機関車」は数の区切りも良いので終了。長らく読んで戴いた方にお礼申し上げる。2012年2月16日に初回の投稿をしてから3年以上続いた。投稿した写真や図は500枚以上、最後の五年間ころ存在して定期列車を牽いたほとんどの型式を紹介できた。できなかったのは鹿児島で入れ換えをしていたB20ぐらいかと思われる。スキャンしたフィルム・プリントは1000枚を超えた。資料に誤りがあればご指摘いただければ幸いである。ぜひご感想をお聞かせ願いたい。(終)

2020.6.24 写真を入れ替えた。番号の後に「N」が付いているのが改善した写真。

Trivial database of a retired curator, OK. The last issue.

最後の蒸気機関車たち その99 2010年12月 函館本線

2015年04月21日 | 最後の蒸気機関車
最後の蒸気機関車たち その99 2010年12月 函館本線
The last steam locomotives in Japan. No. 99 (December, 2010), Hakodate Line, Hokkaido.

 2010年12月に函館に行った。主目的は夜行列車「北斗星」に乗ること。この旅行については、すでにこのブログで報告したが、蒸気機関車を見かけたので、書き直した上で再録することにした。
 以前の投稿は次の通り。「北斗星で函館へ」その1・その2(2011年3月4日付け)・その3・その4・その5(同5日付け)。このうちの「その2」に函館本線の蒸気機関車、「その5」に次回掲載する真岡鉄道の蒸気機関車に関する記述がある。
 函館本線のイベント列車「SLはこだてクリスマスファンタジー2号」が運転されていることを、当日朝北斗星を下車した函館駅で知った。すでに上りの列車が函館を出てから気づいたのだが、幸い大沼公園駅まで特急「北斗5号」で迎えに行くと、帰りの便に乗車できることがわかったので、切符を購入。ちょうど朝から小雪が舞っていて峠越えあたりでは北海道らしさを味わえた。


518N 函館本線の雪景色 2010.12.10
518 Snow fall at Hakodate Line

 蒸気機関車を撮りに来ていた頃以来久しぶり(35年ぶり)に大沼公園に着いた。駅前に出てみたが、現代風に整えられている。学生時代に何度も蒸気機関車の撮影に来たはずなのだが、記憶にない風景。


519 函館本線大沼公園駅 2010.12.10 
519 Onuma-koen Station

 しばらく待って、積雪のあるホームでイベント列車を待つ。やってきたのは、帰りの便なので先頭にはディーゼル機関車が付き、蒸気機関車は最後尾に逆向きに付くという情けない姿であった。


520 函館本線大沼公園駅 2010.12.10 到着するイベント列車
520 The Event train at Onuma-koen Station


521N 函館本線大沼公園駅 2010.12.10 到着するイベント列車後尾
521 The Event train at Onuma-koen Station from back

 まあ写真を撮るのには、最後尾に前向き(「顔」が見えない)よりはましかも知れない。イベントだから、縁飾りやイルミネーション?があるのはがまんすべきか。一番情けないのは形式がC11ということ。函館本線の蒸気機関車、それも客車列車であれば、理想的にはC62であるべきであろう。車内もアルミ枠が目についてどうも蒸気機関車とそぐわない。


522 函館本線 2010.12.10 イベント列車車内から。
522 Inside of the Event train

 でも、車窓からちょっとだけ見えた駒ヶ岳の稜線は40年前と同じだった。雪をいだく姿は初めてだったが。


523N 函館本線大沼駅付近 2010.12.10 駒ヶ岳
523 Mt. Komaga-take from Onuma

2020.6.24 写真を入れ替えた。番号の後に「N」が付いているのが改善した写真。

Trivial database of a retired curator, OK.