OK元学芸員のこだわりデータファイル

最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

北斗星で函館へ(4) 2011.2.22投稿の改訂版

2011年03月05日 | 鉄道
3日目 ホテルの送迎バスで函館駅に。「12時ごろ到着」となっていたので少し心配したが、1204発のスーパー白鳥30号に無事乗車。こんどの時刻改正で、白鳥は青森経由新青森行きである。


スーパー白鳥30号(函館駅)

青森駅を出たところで確認しておきたい線路がある。青森駅の南で東北本線だった線と奥羽本線をつなぐ貨物線である。夜行列車「北斗星」は青森駅に入らず、貨物線を通過する(従って青森での方向転換はない)。北斗星は貨物線上でしばらく停車した(機関車付け替え?)のを昨日早朝車内で確認したのだが、暗くて写真を撮る気もしなかった。そこで、この日白鳥から撮影したのがこの写真。


左側から近寄ってくるのが貨物線。

こういった旅客列車の走る貨物線は時刻表を丹念に見れば分かりそうだが、全国に数ヶ所あるようだ。ただ、乗り潰すのに距離がよく分からない(時刻表を見ただけでは)ので乗車率などの計算をしたい私には不向き。今回青森の貨物線に乗ったわけだが、完乗の条件として日の出から日没まで、とするならダメ、というか不可能(カシオペア・北斗星は上り下りとも夜間)。私は細かいことは言わないが。大阪の梅田貨物線のように、たくさん走れば乗車は簡単であるが、その距離は計上しにくい。今回の旅行では後で武蔵野線から大宮に行く貨物線の乗車を試みた。「定期旅客列車の走る路線」を乗り潰したいのだが、これまた距離は時刻表にない。しかも武蔵野線の両方から合流する線である。単純に料金計算距離で代用するのも変。平日とそれ以外で時刻が異なるので定期列車ではない!と言い張るのもなんだし。こういった「時刻表索引地図に無い線」は乗り潰しリスト作成のネックである。貨物線でなくても小田急松田・御殿場線松田駅間の連絡線のように定期列車が走るのに索引地図に線の無いものがある。線を引こうとしてもどの線(JR幹線の黒線?私鉄ひげ線?)を引くのか迷う。私鉄では近鉄の大和八木の京都線連絡線は記入がないのに、伊勢中川の名古屋・大阪短絡線は記入してあるのは方向転換の無いことを示すためだろうか?(時刻表はJTB基準)
 
新青森駅は奥羽本線に新設された駅で、新幹線部分は奥羽本線と直角に(南北に)交わって、北海道への延伸を目指している。


奥羽本線からみた新青森駅:先に延びる高架が北海道への意欲を思わせる。

写真は奥羽本線から見た新青森駅で、ここから「はやて」で開通したばかりの新幹線に乗車する。延伸部分はやたらとトンネルが多くてこれといった感激はない。3月にスピードアップするが、もう一度乗りに来る予定はない。今度来るのは函館まで延びたときになるだろう。


新青森駅で出発を待つ上り「はやて」。

2009年8月にやまぎんレトロライン乗車で第1回の鉄道完乗、2010年1月に富山地方鉄道の市内線新設部分乗車で第2回、これで3度目の「鉄道完乗」となる....
ところが、旅行出発前に鉄道乗車リストを整理していると、真岡鉄道の乗車日時がはっきりしない。乗車した記憶も定かでない。第3セクターに変わったときのリストに不備があったようだ。当時は国鉄~JR完乗を目指していたから。こんなときにできることはただ一つ、確認のため再乗車(「再」かどうかわからないのだが)することに。そのために本日は下館泊まり。仙台、宇都宮で乗り換えて小山で水戸線に。暗くなる頃やっと下館着。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿