アオイガイの修復
4月24日に藍島で見つけた壊れたアオイガイを修復した。採集時の様子から考えるとずいぶんいい感じだが、けっこう大きな穴が空いていた。この穴を埋める試みをした。
1 拾ってきた破片(再掲)スケールは5cm
2 組み立てたもの(再掲)
ここまでは、以前投稿した。今回はまず、十年以上前に採集したほぼ完全な別の標本のシリコン型を作成した。
3 必要部分のシリコン型を作成
この型を穴の外側にあてて、型の内側にティッシュペーパーを濡らして貼っていく。だいたいできたら乾かして、そっと型を外す。
4 ティッシュで作った土台
そこに瞬間接着剤を染み込ませて「土台」とし、固まったらさらにティッシュを貼って色調が貝の色と似てきたら終了。遠目にはなんとか形はできている。
5 だいたい完成
6 側面
今回は波状の肋の再現は諦めて、全体の透明感と薄い殻の感じの再現を試みた。写真1や写真2と比べれば、ずいぶんよくなったが、まだ不満。もう少し工夫すれば波模様もできるかもしれない。例えば最初の「土台」を作るときに、ティッシュに水を含ませるのではなく、水性ボンドを含ませるとか。最初から瞬間接着剤を使うと、シリコンとの分離が悪い、それにしても自然の造形は美しくて、まねるのは難しい。
4月24日に藍島で見つけた壊れたアオイガイを修復した。採集時の様子から考えるとずいぶんいい感じだが、けっこう大きな穴が空いていた。この穴を埋める試みをした。
1 拾ってきた破片(再掲)スケールは5cm
2 組み立てたもの(再掲)
ここまでは、以前投稿した。今回はまず、十年以上前に採集したほぼ完全な別の標本のシリコン型を作成した。
3 必要部分のシリコン型を作成
この型を穴の外側にあてて、型の内側にティッシュペーパーを濡らして貼っていく。だいたいできたら乾かして、そっと型を外す。
4 ティッシュで作った土台
そこに瞬間接着剤を染み込ませて「土台」とし、固まったらさらにティッシュを貼って色調が貝の色と似てきたら終了。遠目にはなんとか形はできている。
5 だいたい完成
6 側面
今回は波状の肋の再現は諦めて、全体の透明感と薄い殻の感じの再現を試みた。写真1や写真2と比べれば、ずいぶんよくなったが、まだ不満。もう少し工夫すれば波模様もできるかもしれない。例えば最初の「土台」を作るときに、ティッシュに水を含ませるのではなく、水性ボンドを含ませるとか。最初から瞬間接着剤を使うと、シリコンとの分離が悪い、それにしても自然の造形は美しくて、まねるのは難しい。