珪化したアンモナイト
ちょっと前の話。7月18日(土)に、小倉のC喫茶店で開催された講演会「サイエンス・カフェ」に参加した。内容などはここでは触れない。私も小倉南区でこんな講演シリーズを主催しようかな、と思っている。
モノレールで旦過へ。当日は「小倉祇園」でにぎわっていて、旦過橋のあたりには屋台が並んでおいしそうな香りが立ちこめていた。時間が早すぎたので、会場に行く前に近くのQ書店に立ち寄った。店内で化石・鉱物の小さな即売会を開いていたので購入したのが次の化石。
購入したアンモナイト 2015.7.18 スケールは1センチ
標本は、珪酸に置き換わったアンモナイト1点。周りの石が溶けてなくなっているので、表面はざらざらして余り保存は良くないが、内部のセプタが良く保存されている。写真の上の右半分がセプタで、壊れた所を見ると、内部に一つ前のセプタも見える。このアンモナイトは、最大径約3センチ、周りをだいぶん壊していて、もう一回り以上はあったのだろう。写真の上の右端に余分に付いているように見える出っ張りは、次の巻きのセプタの一部である。
同じ標本の別の側
反対側から見ると次の巻きがあったことがよくわかる。Bのリングが次の巻きの付いていた痕跡で、ちょうど一回り近くある。Aは縫合線。Cは次の巻きのセプタの断片。
ラベルではアンモナイトの種類はMacrocephalites sp.となっている。産地はポーランドのZaeiercie(たぶんZawiercieが正しい綴り)、時代はジュラ紀中期のCallovianだそうだ。マクロケファリテスは、Zittelが1884年に記録した古参のアンモナイト。日本では宮城県細浦の記録があるようだ。
ちょっと前の話。7月18日(土)に、小倉のC喫茶店で開催された講演会「サイエンス・カフェ」に参加した。内容などはここでは触れない。私も小倉南区でこんな講演シリーズを主催しようかな、と思っている。
モノレールで旦過へ。当日は「小倉祇園」でにぎわっていて、旦過橋のあたりには屋台が並んでおいしそうな香りが立ちこめていた。時間が早すぎたので、会場に行く前に近くのQ書店に立ち寄った。店内で化石・鉱物の小さな即売会を開いていたので購入したのが次の化石。
購入したアンモナイト 2015.7.18 スケールは1センチ
標本は、珪酸に置き換わったアンモナイト1点。周りの石が溶けてなくなっているので、表面はざらざらして余り保存は良くないが、内部のセプタが良く保存されている。写真の上の右半分がセプタで、壊れた所を見ると、内部に一つ前のセプタも見える。このアンモナイトは、最大径約3センチ、周りをだいぶん壊していて、もう一回り以上はあったのだろう。写真の上の右端に余分に付いているように見える出っ張りは、次の巻きのセプタの一部である。
同じ標本の別の側
反対側から見ると次の巻きがあったことがよくわかる。Bのリングが次の巻きの付いていた痕跡で、ちょうど一回り近くある。Aは縫合線。Cは次の巻きのセプタの断片。
ラベルではアンモナイトの種類はMacrocephalites sp.となっている。産地はポーランドのZaeiercie(たぶんZawiercieが正しい綴り)、時代はジュラ紀中期のCallovianだそうだ。マクロケファリテスは、Zittelが1884年に記録した古参のアンモナイト。日本では宮城県細浦の記録があるようだ。