OK元学芸員のこだわりデータファイル

最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

北陸新幹線に乗ってきました 3

2024年06月05日 | 今日このごろ

 私は田原駅を見終わったらえちぜん鉄道で福井駅に向かうから、窓口で切符を購入した。

10 えちぜん鉄道 乗車券

 ずいぶん久しぶりの切符購入である。軟券で白地に見えるが、実は細線が描かれていて、ところどころに紋章が入っている。

11 えちぜん鉄道 乗車券の地紋

 薄く見えるのはえちぜん鉄道の社章で、頭文字「E」に由来するという。なお、この切符は二枚購入して、うち1枚を持ち帰ったもの。なお、両鉄道会社は現在ICカード導入の準備中で、まだ購入はできない。北陸の3都市がどうやらICOCAに占領されそうだ。

12 準備中のICカード対応機器(左下の黄色の箱) 福井鉄道 2024.5.15

 計画では、田原町1451発のえちぜん鉄道で福井に戻るつもりだった。ところが、この電車が下りで踏切事故に遭い、運休とのこと。この線は1時間に2本ぐらいしか運行しないので、30分ほど遅れそう。もちろん福井鉄道で戻ってもいいのだが、そうすると次に記すえちぜん鉄道の高架化部分に乗れなくなる。偶然福井駅での待ち時間が60分ほど取ってあったので、問題はなかった。
 田原駅1521発のえちぜん鉄道で、福井に向かう。昔の北陸本線(現・ハピラインふくい線)と新幹線をくぐるあたりから、右に大きくカーブして、次第に高架部分に入る。福井口手前で右下から車庫への線路が合流し、左から勝山永平寺線が寄ってきて福井口駅に入る。

13 えちぜん鉄道福井口駅付近 2024.5.15

 写真右の線は地平レベルにある車両基地の出入り線、右の高いところにあるのは北陸新幹線。
 福井駅手前でシザーズポイントを経てホームに着く。

14 福井駅の車止め 2024.5.15

15 えちぜん鉄道福井駅 2024.5.15

 この高架部分は、元あった線路の位置とほとんど同じで、私のルールでは未乗車ではない。今回の乗車は「努力目標」で、新規乗車は0 kmである。

 えちぜん鉄道の高架化部分に関する年表。
1914.2.11 京都電燈 新福井駅・市荒川(現・越前竹原駅)開業。
1928.12.30 三国芦原電鉄 福井口駅・芦原駅(現・あわら湯のまち駅)間開業。
1929.9.21  京都電燈 福井駅・新福井駅間開業。
1942.3.2 京都電燈 を京福電気鉄道が継承。線名を越前本線に。
1942.8.1 三国芦原電鉄 京福電気鉄道に合併。
2001.6.24 越前本線事故のため全線運行停止。
2003.2.1 京福電気鉄道からえちぜん鉄道へ事業譲渡
2007.5.15 私の乗車:福井鉄道福武線・えちぜん鉄道三国芦原線。
2018.6.24 福井駅・福井口駅間を高架に。高架化工事中に準備中の新幹線の路床を一時使ったという。
2024.5.15 福井駅・福井口駅間の高架部分に乗車。

 福井駅から北陸新幹線で金沢駅に移動。今度は「つるぎ」自由席で、乗客は少なかった。

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