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最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

1970年の北海道旅行 その6 厚岸の岬

2018年10月13日 | 昔の旅行
1970年の北海道旅行 その6 厚岸の岬
Trip to Hokkaido in 1970. Part 6. Aikappu Point

Abstract: I visited a point of cliff facing Pacific coast at Akkeshi.

 6月21日富良野934発のディーゼル急行「狩勝1号」で釧路に向かう。この狩勝という列車名は現在快速列車に引き継がれている。釧路1343着。

6-1 釧路駅 1970.6.21(再録)
Kushiro Station

 釧路駅で1434発の普通列車(やはりディーゼル)に乗り換えて1536厚岸着。駅前から国鉄バスに乗って真竜の船着場に行き、1615発の道路公団フェリー(8分間)で奔渡(ぽんと)に渡った。厚岸湖の入り口にはこの2年後に厚岸大橋ができた。フェリーは大橋よりも湖側を航行した。車両は有料だったが、旅客は無料。
 船着場から約4キロ離れた愛冠岬(あいかっぷ岬)に徒歩で向かったらしい。ただ、フィルムには知らない背広の男性を写した一枚がある。もしかしたらこの方の車をヒッチハイクしたのだろうか。愛冠岬は、厚岸道立自然公園にあって海を見渡す80メートル以上の高さの崖にある。右手に厚岸湾を、左手に大黒島や筑紫恋海岸を見渡すことができる。

6-2 大黒島をバックに 1970.6.21
Daikoku-jima Island.

6-3 筑紫恋海岸 1970.6.21
Chikushikoi shore

 ずいぶん高いのだが上は平らでちょっと湿った草原になっている。

6-4 夕暮れの草原 1970.6.21
Dandelion fluff in sunset light
 
 たんぽぽの綿毛が風に舞っている。夕暮れが近づいたので船着場から1830のフェリーに乗船し、バスで駅へ。1912発の普通列車で釧路2016着。遅くなったが釧路で一泊した。

6-5 厚岸の昔の地形図 1957年6月発行「厚岸」5万分の一

 保存されている地形図は三色刷りである。これを見ると「厚岸」という地名は渡船で渡った南側に使われ、駅のある北側は「真龍」と記されているが、駅名は今と同じ「厚岸」。町役場も南にあったが、現在は駅の近くに置かれている。
 私は岬の北の海岸にある北大臨海実験所(現在もある)に立ち寄ったことがわかるが、記憶は全くない。実験所はもちろん海岸にあるから80メートルの崖を降りてまた登ったことがわかる。

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