OK元学芸員のこだわりデータファイル

最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

廊下のダウンライト

2024年04月13日 | 今日このごろ
廊下のダウンライト

 我が家は2000年に建築したから、少しずつ問題が生じている。今回は一階の廊下のダウンライトの話。
 二灯あるが、すぐに片方は必要ないとして、球を外していた。昨年点灯していた方の球が切れたから、外していたものに替えた。20年以上持ったから、あと20年は期待できるのだが、その後のことが心配になった。
 最初から付けていたのは、9Wの「ツイン蛍光灯」という球。

ツイン蛍光灯 9W

 ご覧のようにソケット側に4本の「脚」がでていて、回して取り付ける形(EX-10q)。同じものが手に入るのか、電器屋さんを訪れた。それは簡単に見つかったのだが...
 店員さんによるとこの蛍光灯型の球はすでに生産を終えていて、まもなくなくなるという。それは私の想定内で、同じようなもののLED球が発売されているだろうと思っていた。ところが、この4脚のソケットがなくなるというのだ。代わりとしては電球型のネジ込み球があるという。通常このサイズの代替のものは26mmのもので、消費電力は1.4Wと大幅に少ないから「電気代も得になりますから」という。しかしそのためには天井側の器具の取り換えが必要である。器具さえ手に入れば簡単そうだが、屋内配線を素人がいじるのは法律に反する。電気屋さんに工事してもらうと、一万円では済みそうにない。
 そこでネットで調べて、電球型に切り替える変換ソケットがあることがわかった。値段は安くて数百円。新しいLED球が1100円。

変換ソケットにLED球を付けたもの

 ところで、LEDに替えると電気代はどのくらい変わるのだろう? 料金を1kWhあたり15円(夜間)として、365日かける6時間かける(9w−1.4w)かける15円(/kWh)わる1000(kWからWに)はおおよそ250円(年間)。大したことないなあ。

桜満開 2024

2024年04月05日 | 今日このごろ
 例年よりも遅れたが、やっと桜が満開となった。4月に満開となったのはひさしぶりである。
 3月30日ごろには早い枝ではほとんど咲いたのに、梢の方ではまだ蕾のままというような感じだった。寒い日が続いたせいで、樹によって異なる状態だった。

2024.3.30 志井川

 右上に写っている樹はほとんど咲いていなかった。

2024.4.1 志井川

 この日は花見の人もいたが、昨年の盛況と比べるとやや少なかった。昼まで雨があったので、満開に近くても花見の人出はなかった。川沿いの公園では例年バーベキューなどを楽しむ家族がいるが、雨天では不可能。

2024.4.4 志井川

 やっと満開なのだが、二晩続いたの激しい風雨で散り始めも来てしまった。この日、肌寒かったから人通りも少なく、物足りない。その代わり寒いからあと数日は楽しめるに違いない。

2024年3月のアクセス数

2024年04月01日 | 今日このごろ
Access analysis of this blog: March 2024

3月の当ブログの状況をご報告する。

P:投稿数8。定期投稿(4日に一度)を行った。
 現在「OK元学芸員」で検索すると最初に正しい当ブログの項目が出てくる。「当ブログの内容を参考に記述しているブログはいくつかあるようだ。
 当ブログのアクセス数の統計記録をとっている。記録項目は、閲覧回数 訪問人数 同一プロバイダー中の訪問人数順位 同一プロバイダーにあるブログの総数 の各数字で、土曜日毎に一週間の集計もされている。なお「PV:閲覧回数」はその日のアクセス総数、IV:訪問人数は同一の方の重複を除いた数字。
PV:閲覧回数 230.1 (336.0)
IV:訪問人数 163.5 (190.1)
R:同一プロバイダー中の訪問人数順位 6,494 (6,619)問題あり
以上は平均値
TB:そのブログ総数(平均ではなく月末) 3,182,449 (3,180,675)
R/TB:訪問人数の順位比率平均値 0.2041% (0.208%) 問題あり
カッコ内の数字は前々月(2024年2月)の成績。

グラフ:先月のアクセス数。青:閲覧回数 赤:訪問人数
傾向線を記入した。

 3月の成績は不調。2月に上昇した分だけ下がってしまった。
 昨年11月の「順位とその全体に対する比率」にあった異常については、1月17日のブログで分析し、おおみそかまでに元に戻った。3月についても同じように検討したが、これまでとは違う傾向の「異常な数値」が出てきた。昨年10月あたりを基準とすることに無理が出てきたようだ。この件についてはこれ以上考えないことにする。

2024年3月の記録

春はゆっくり
 「3月20日ごろ北九州の桜開花」という月初の予想は大外れ。今日現在で開花はしたものの満開には達していない。久しぶりの満開4月入りである 。
 3月13日にモンシロチョウを初めてみた。キチョウはその3日ほど前にみた。これらの写真は撮れなかった。

ルリタテハ 2024.3.19 志井川

 ルリタテハは、モンシロチョウとは違ってr成虫越冬だから暖かい日にはいつでも出てくる可能性がある。

トビモンオオエダシャク

たぶん上記の種類。2024.3.21 志徳公団

 歩道の敷石に落ちていた。生きていたが飛ぶほどの元気はない。この日は少し寒かったからか。翅の模様を見るために、日陰に置いた写真を画像処理した。肉眼ではこれよりもずっと白っぽい色だった。

日向の写真 表

同 裏

 桜満開の写真はここ数日の間に撮れそう。

4月のカレンダー

2024年03月29日 | 今日このごろ




 今回はBuckland, 1824, Plate 44、Megalosaurus. 最後の図。4本の骨がある。今回もおおよその長さを計算して付記する。
Figs. 1-2. Oxford Museumで最大の大腿骨。二方向から。28 cm
Figs. 3-4. おそらく鎖骨。二方向から。20 cm
Fig. 5. 細長い骨の一部。腓骨か? 21 cm
Fig. 6. 大きな骨の後方の一部。中手骨か中足骨。10 cm
 まず、大腿骨について。大腿骨の文面からすると他にも(もっと小さな)大腿骨標本が同博物館にあることになる。Owenもこの標本を図版に示している。

4-2. Owen, 1856, Tab. 7. Megalosaurus. 大腿骨

 上のFig.2は内側、Fig.1は後ろ側のスケッチ。Owen, 1856のスケッチはほとんどがBuckland, 1824の再録のようだが、大腿骨に関しては描き直してある。Owenの方は解剖学的に正しい方向の絵になっている。
 次のFigs. 3-4. 「おそらく鎖骨」というのは誤り。先月紹介したOwen, 1856, Tab. 4. Fig. 4と同じものであることはすぐにわかる。3-5で示したGilmore,1920, Plate 12. 「Antrodemus (=Allosaurus) valensの坐骨」と比較してみよう。

4-3. 左のふたつ:Buckland,1824, Plate 44, Figs.3-4.、右Gilmore,1920, Plate 12, Figs.3-4. 坐骨

 この骨は仙椎側がY字型で、ふたつの突起がある。前側が恥骨と、後ろ側が腸骨とつながる。前側全体が左右の坐骨が並行し、とくにobturator processという突起がある。それより下では狭い間隔を置いて並ぶ。Bucklandの標本は腸骨につながる突起と左右の坐骨がつながる突起が失われている他は、かなり一致するが骨体が直線的でないことと、下端の形はやや異なる。
 Fig. 5. 「細長い骨の一部」は、よく分からない。Owenは、この標本を図示していないようだ。Fig. 6は中手骨ではなく中足骨なら矛盾はないが、特徴が出ていないので何番目の指(趾)のものかは判定できそうにない。

 以上で、Bucklandの標本が終わったが、のちの判定と関係が面倒だから、表にしてみた。Owenの判定とともに、Benson et al, 2008の判定と、そこに記されている登録番号を付けた。

4-4. 骨名の判定対照表 Buckland,1824, Qwen, 1856, Benson et al.,2008

 登録番号はOxford University Museum of Natural Historyのもの。少し不明確なものがあるので、間違いがあるかもしれない。

4月の参考文献
○ Benson, Roger B. J. Paul M.Barrett, H.Philip Powell and David B. Norman. The Taxonomic Status of Megalosaurus bucklandii (Dinosauria, Theropoda) from the Middle Jusaric of Oxfordshire, UK. Palaeontology,vol.51, Issue 2: 419-424. (イギリス・Oxfordshireのジュラ系中部からのMegalosaurus bucklandii (恐竜類、獣脚類)の分類学的位置)
○ Buckland, William, 1824. Notice on the Megalosaurus or great Fossil Lizard of Stonesfield. Transactions of the Geological Society, London. 2nd Ser., vol. 1, Pt. 1: 390-396, Plates 40-44. and their explanation in 2 pages. (StonesfieldのMegalosaurus, または巨大な化石トカゲに関する報告)
○ Gilmore, Charles Whitney, 1920. Osteology of the Carnivorous Dinosauria in the United States National Museum, with special reference to the Genera Antrodemus (Allosaurus ) and Ceratosaurus. Smithsonian Institution, United States National Museum, Bulletin 110: 1-159, Plates 1-36.
○ Owen, Richard, 1856. Monograph on the Fossil Reptilia of the Wealden Formations, Part 3. Megalosaurus Bucklandi. Palaeontological Society, London. Monograph. Vol. 9; 2-26, tabs. 1-12. (Wealden層の化石爬虫類モノグラフ)

2024年2月のアクセス数

2024年03月01日 | 今日このごろ
Access analysis of this blog: February 2024

2月の当ブログの状況をご報告する。

P:投稿数9。定期投稿(4日に一度)8回と臨時投稿1回を行った。また投稿数に含めないが、「恐竜200年」投稿の予告を行った(すでに削除)。
 現在「OK元学芸員」で検索すると最初に正しい当ブログの項目が出てくる。「当ブログの内容を参考に記述しているブログはいくつかあるようだ。
 当ブログのアクセス数の統計記録をとっている。記録項目は、閲覧回数 訪問人数 同一プロバイダー中の訪問人数順位 同一プロバイダーにあるブログの総数 の各数字で、土曜日毎に一週間の集計もされている。なお「PV:閲覧回数」はその日のアクセス総数、IV:訪問人数は同一の方の重複を除いた数字。
PV:閲覧回数 336.0 (205.3)
IV:訪問人数 190.1 (161.9)
R:同一プロバイダー中の訪問人数順位 6,619 (6,680)問題あり
以上は平均値
TB:そのブログ総数(平均ではなく月末) 3,180,675 (3,178,654)
R/TB:訪問人数の順位比率平均値 0.208% (0.210%) 問題あり
カッコ内の数字は前々月(2024年1月)の成績。

グラフ:先月のアクセス数。青:閲覧回数 赤:訪問人数
傾向線を記入した。

 2月の成績は好調。1月に訪問人数に対する閲覧回数の比、つまり訪問された人が何ページ見て下さったか、という比が少ないことを指摘した。この比は昨年を通じて1.7ぐらいだったのが11月に1.52、12月も1.51と低下し、今年1月には1.27となってしまった。しかし、2月には1.77に戻った。おもしろい記事が少なかったのではないだろうか。
 昨年11月の「順位とその全体に対する比率」にあった異常については、1月17日のブログで分析し、おおみそかまでに元に戻った。それについては後記する。

2024年2月の記録

鳥町食道街の火災
 1月2日に小倉北区の古くからの食堂街に火災が起こった。被災の皆さんにお見舞いを申し上げる。しばらく近づくのを遠慮していたが、大分経ったので通行できるところから様子を拝見した。

鳥町食道街の火災現場 2024.2.17

 右側のビルに大きくススで汚れてところもあって、大変な出来事だったことがわかる。この数年間小倉の街は、古くからの商店街に火災が続発した。なんとかならないものか。

このブログの成績統計の異常

 昨年11月の中旬から、ブログ統計のうち順位に異常が現れたことについて、は1月17日にそれについて調べた結果を投稿した。その折には、異常が現れた2023年10月の実績をもとに、訪問者数から期待される順位の計算式を設定し、その順位期待値と、実際に示された順位(順位実数)との比をもとに比較を行った。

異常が現れる前の10月の期待値に対する順位実数の比率

11月10日ごろからこの比率が0.2を上回って「異常」と判断した。

1月初めには0.2を切り、収まったようだった。

 1月全体で、この比が0.2を上回ることはなかった。最大は23日の0.171、0.1以上になったのはこれを含めて5日だけ。
 ところが、2月になって大きめの数が並ぶようになった。11日に0.195となったのが始まりで、その後の19日間に9日も0.2を超えた。ただ11月と違って目立って大きな数になることはなく、最大だったのは18日の0.292だった。その前後で訪問者数にはあまり変化がなかったが、閲覧ページ数がかなり多かったのが何か関係したのかもしれない。今後も注意して見ておく。