学会でこんなものを販売していたので早速入手。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/59/775c718979a0c0d17c7cc94a040e8c5d.jpg)
オオグソクムシ属 Bathynomus:Bathy- と言うぐらいだから深い海の生物である。海底で魚の死骸などに寄ってくるらしい。スナホリムシ科オオグソクムシ属の属するコツブムシ亜目には、砂浜にいるスナホリムシや、魚の口の中などに寄生していていかにもじゃまになりそうなタイノエの属するウオノエ科などがある。さらにコツブムシ亜目のおとなりがワラジムシ亜目で、おなじみのダンゴムシやフナムシが属する。このあたりまで広げると陸上から深海までの非常に広い範囲に生息するしぶとい連中である。体の形もダンゴムシ型とは限らない。各地の中新世の地層から化石が産出している。
知り合いの、この道の権威S博士に文章を添削してもらい、さらに標本の同定をしていただいた。オオグソクムシ Bathynomus doederleini で、日本にも分布する種類という。「この標本はミンダナオ産だが、フィリピンの標本は入手が難しい」との話、S博士に差し上げないといけないのかな?
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オオグソクムシ属 Bathynomus:Bathy- と言うぐらいだから深い海の生物である。海底で魚の死骸などに寄ってくるらしい。スナホリムシ科オオグソクムシ属の属するコツブムシ亜目には、砂浜にいるスナホリムシや、魚の口の中などに寄生していていかにもじゃまになりそうなタイノエの属するウオノエ科などがある。さらにコツブムシ亜目のおとなりがワラジムシ亜目で、おなじみのダンゴムシやフナムシが属する。このあたりまで広げると陸上から深海までの非常に広い範囲に生息するしぶとい連中である。体の形もダンゴムシ型とは限らない。各地の中新世の地層から化石が産出している。
知り合いの、この道の権威S博士に文章を添削してもらい、さらに標本の同定をしていただいた。オオグソクムシ Bathynomus doederleini で、日本にも分布する種類という。「この標本はミンダナオ産だが、フィリピンの標本は入手が難しい」との話、S博士に差し上げないといけないのかな?