OK元学芸員のこだわりデータファイル

最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

2002年アメリカ その8 第四地点

2019年08月31日 | 昔の旅行
2002年アメリカ その8 第四地点
2002 USA trip: Part 8. Stop 4

The weather was rainy, cold for fossil collecting. We searched several places, but bones were rare.

 2002年3月11日(月)化石が採集できた。出張できているから、何も採れないと、怒られるわけではないが、ちょっとホッとした。車に戻ると寒いのでもう一度採集に降りるのに気合いが要る。もう一か所は、第四地点「セキウ川河口の1キロ西」というところで(さっきは5マイルポストだった。なんでキロとマイルが混在するんだろう。)広い岩棚を探し回るが何もない。地層は前と同じMakah層で始新世末期か漸新世初期。

8-1 第四地点「セキウ川河口の1キロ西」2002.3.11
8-1 Stop 4: One kilometer west from river mouth of Sekiu. 2002.3.11

 面白かったのは砂岩の岩脈があることぐらいである。ジムも「クラスティックダイクを見たか?」と確認してくれたが、マットには何のことだか分からなかっただろう。この付近全体の地質構造の説明でも、オリストストロームとか、チャンネル構造とか結構専門的な用語が出てくる。このあたりの英語はちゃんと習っているから、英語の方が楽なくらいで、レストランでチリバーガーを頼むよりも簡単である。

8-2 岩棚で採集 2002.3.11
8-2 Collecting on a rock shelf. 2002.3.11

 引き潮で現れた岩場にはアマモみたいな海草が茂っていて、その間を何か虫が飛んでいる。捕まえてみると、脈翅類のようだがわからない。交尾中のを採集して博物館の昆虫担当者へのおみやげにする。3月の寒い中を飛んでいることや、干潮とはいえ海の岩場を飛んでいることなどちょっと不思議な虫である。採集を終わって車に乗り込むとき、マットとジムが何事か話しあっている。今夜と明晩の宿を別に取るか、ジムの部屋にマットが入るかというのだ。結局 No smoke, no alchool を守るという条件で話がまとまったようだ。私が「no girl」とジョークを付け加える。夕食も例のレストラン。

8-3 レストランで夕食 2002.3.11
8-3 Supper in a restaurant. 2002.3.11

 今度は最初の時のウェイトレスが覚えていて、紅茶を注文すると決めてかかっている。クラムシチューがおいしい。今回はジムのおごりの番。

Key words: Seattle Olympic Plotopterum Fan-de-Fuca Fossil Makah シアトル オリンピック山地 プロトプテルム ファンデフカ海峡 化石 マカー層

私の使った切符 その70 ICカード類 SUGOCA 3

2019年08月28日 | 鉄道
私の使った切符 その70
ICカード類 SUGOCA 3


40 SUGOCA 相互利用開始記念カード

 2010年3月13日発行の記念カード。2週間前に一周年のカードを出したばかりなのに続いて発行された。はやかけん・SUGOCA・nimoca・Suica の相互利用を記念するというもの。キャラクターは、左からプレーリードッグ(はやかけん)・カエルと時計(SUGOCA)・フェレット(nimoca)・ペンギン(Suica)。

41 SUGOCAパンフレット 2010年

 2010年3月13日版のSUGOCAガイドブック。サイズはA5、46ページのもの。

42 SUGOCA相互利用記念カード(ICOCA・toica)

 2011年3月5日発行の記念カードで、今度はICOCAとtoicaとの相互利用が開始されたという。Suica他と一緒にできなかったのはなぜだろう。キャラクターは、左がカエルと時計(SUGOCA)、右がひよこ(toica)とカモノハシ(ICOCA)。

43  SUGOCA相互利用記念カード台紙

 2011年3月5日発行の記念カードについていた台紙。「相互利用記念 特別デザインカード」となっている。

公民館でお話をいたします(臨時投稿)

2019年08月27日 | 化石
公民館でお話をいたします(臨時投稿)

 下記のように、お話をさせていただきます。興味のある方はインターネットの芦屋町中央公民館告知をご覧ください。なお当ブログは申し込み先ではありません。

題  私たちと鯨
日時 2019年9月14日(土) 午前10時~正午
場所 芦屋町中央公民館2階会議室
   芦屋町中ノ浜4番4号
受講料 無料

 参加資格や申し込み方法などについては、芦屋町中央公民館のホームページをご覧ください。

2002年アメリカ その7 化石発見!

2019年08月25日 | 昔の旅行
2002年アメリカ その7 化石発見!
2002 USA trip: Part 7. Fossil bone

A scientific writer from New York joined us for two days. He was writing about natural history of the Olympic Peninsula. I found several fossil bones at coast. They might be of toothed cetacean or plotopterid.

 2002年3月11日(月)昼食後、もう一人の同行人と落ち合うことになる。

7-1 同行者が増えた。2002.3.11
7-2 Matt Villano joined us. 2002.3.11

 マット・ヴィラノ(Matt Villano)というイタリア系のニューヨーカーで若者である。マットは、オリンピック半島の自然について本を書くためにシアトルに滞在しているという。今回は化石について勉強して、とくに野外での採集にも同行するとのこと。非常に早口で最初は全くヒアリングができなかったが、次第に馴れる。午後はマットも同行して2個所の採集を行う。

7-2 第三地点「5マイルポスト」2002.3.10
7-2 Stop 3: “Five miles post”. 2002.3.10

 まず、第三地点ジャンセン・クリークJansen Creekの西にある「5マイルポスト」という場所。どこから5マイルかは聞き漏らした。例によって海岸の路肩に車を停めて小石の多い海岸に降りる。時代は前と同じく始新世末期か漸新世初期だが、こんどはちょっと化石の出そうな所。しばらくして海岸の転石に骨の断面が出ているのを見つける。やっと記念すべき最初の新生代脊椎動物化石である。鯨類のようだがプロトプテルムかもしれない。

7-3 最初の脊椎動物化石 2002.3.11
7-3 The first fossil of vertebrates. 2002.3.11

 さらにもう一つ見つけるが、こちらは石が大きすぎて手が出ない。

7-4 中央に鯨類の脊椎骨?がある。 2002.3.11
7-4 Bone (vertebra of a whale?) at center of picture. 2002.3.11

 雨がひどくなり、私とマットが先行しジムが遅れる。さらに進むと崖につきあたって、道路に登る小道に出会う。少し雨宿りのできる木陰でジムを待つが一向に現れない。マットは戻っていった。行き違いになると面倒だが小石の海岸を歩くのもつらいので、道路に登って車に戻る。マットとジムは車のあたりの海岸に戻っている。

Key words: Seattle Olympic Plotopterum Fan-de-Fuca Fossil Makah シアトル オリンピック山地 プロトプテルム ファンデフカ海峡 化石 マカー層

私の使った切符 その69 ICカード類 SUGOCA 2

2019年08月22日 | 鉄道
私の使った切符 その69
ICカード類 SUGOCA 2

 SUGOCAが発売されて1年経ったころのもの。

36 SUGOCAミニガイドブック

 2010年2月1日版のJR九州ガイドブック。サイズはA5で、8ページ。1年前のものと近いが、表紙のイラストが細かくてカラーになっている。

37 SUGOCA1周年

 2010年2月28日発行のSUGOCA1周年記念カード。SUGOCA anniversaryと記してある。


38 SUGOCA1周年の台紙

 記念カードは、立てられるように厚紙の台紙が付いている。写真のものを三つ折りにしてスリットに挟み込むもの。上の写真は三分割した中央がメインだろう。下の三分の一が裏焼きになっているが、その面の裏には正しい文字が印刷してある。

39 SUGOCA早わかりノート

 JR九州発行のパンフレット。サイズはA3を二つに折ったもの。発行日は記載してない。全国共通利用が記してあることと、そのうちの札幌地区が入っていないことから2010年から2013年頃のものであろう。