OK元学芸員のこだわりデータファイル

最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

年末(臨時投稿)

2016年12月31日 | 今日このごろ
年末(臨時投稿)

 毎年年末には旦過市場にでかけて、お正月用のお餅を購入する。今年(2016年)は28日に注文に、30日に引き取りに出かけた。注文は電話でも良いのだが、おいしい物を見かけたら買ってくる。
 旦過に行く理由は、私は角餅がほしいから。名古屋の時代からの習慣である。「丸餅にどうやって(すきまなく)海苔を巻くんだ!」というのが北九州の友人への説明だが、本当は単なる習慣である。30日に餅帰って、ではなく持ち帰って夜になって切り分けた。

旦過市場のにぎわい 2016.12.28 

旦過市場の鯨専門店(了解を得て撮影) 2016.12.28 

 ずっとがんばっておられる鯨肉の専門店も健在。がんばってほしい。ちなみに私は次の様な意見。
1 多くのヒゲクジラは減少しているが、鯨種を区別せず捕鯨を論ずるのは反対。
2 クロミンククジラなどは、捕鯨全盛時代よりもむしろ増えており、食用にするのは可能。
3 クロミンククジラをこれ以上増やせば、絶滅に瀕している(捕鯨時代の主なターゲットだったから)シロナガスクジラの復活に支障となる。同じ海域で同じような餌を食べているのだから。
4 日本政府のやっている調査捕鯨そのものには反対しないが、現状で目標とする捕獲頭数は多すぎる。捕獲を減らした上で、非捕獲調査を多くするべき。

ミナミミンククジラは誤りなので、クロミンククジラに訂正しました。


2016年の旅行データ

2016年12月31日 | 旅行
2016年の旅行データ
2016年12月31日 | 旅行

 今年も最後の日となった。今年の旅行をまとめておこう。
 今年は次の旅行をした。1月京都 11月名古屋。病気のため3月から12月まで治療したので、近年稀な旅行の少ない年だったのはやむをえない。

2016年の旅行コース 空路なし

 これらの旅行などで、JR乗車距離は 1.483.4km(1998年の556.0km以来の少なさ。18年ぶり。)、私鉄乗車距離は32.8km。例年の10分の1に近い。この数字は、生活的に乗車したものをふくまないから、本当は少しひかえめ。JR乗車距離は積算37万8000kmを超えた。ただし積算距離には、通勤(少なくとも12万km)が含まれていないし、古いところに記録の無い期間が相当ある。目標は月までの距離約38万km。通勤を入れればすでに超えている。
 年初めに全線乗車には残り1線(札幌市路面電車延伸部分0.4km)の状態だったのが、3月26日に北海道新幹線の延伸(74.0km:トンネル部分は既乗車とする。)、翌3月27日に福井鉄道の福井駅乗り入れ(0.1km)で残3線、12月10日に常磐線の震災復旧付け替え(18.8km)で残り4線となった。福井鉄道・えちぜん鉄道の連絡線の再開は、同一駅構内とみなして未乗車に入れない。病気がほぼ治ったので暖かくなったらこれらに乗りに行こう。
 そんなわけで、JR線の未乗車率は0.28%、私鉄は0.0065%ほど。

2016年の訪問県(ピンク)と2011年〜2016年訪問県(黄色)

 旅行で県境を越えた回数は32回。40を切ったのは1999年以来。積算で4,391回。昔の記録が不完全。訪問9県(19%)。長い間行っていない県は1位山形県で、2005年1月以来(山形のみ10年以上訪問していない)。2位・3位は山陰2県、次いで愛媛県・山梨県・和歌山県・秋田県・沖縄県・と続き、昨年と変わりない。
 市町村の訪問は、2016年の更新なし。
 これまでに奈良県を除くすべての都道府県に宿泊したことがある。
 未訪問の市は意外にも関東から西南日本に分布している。最北の未訪問市は佐渡市、島を除くと行方市。

旅行距離の積算や、表題に誤りが多かったので、2017年1月10日修正した

 うざったいデータの羅列に2016年もおつきあい頂きありがとうございました。来年もめげずに掲載を続けます。日ごろ起った出来事を記して行きますが、何ごともない日々にそなえて、昔のことを記した原稿が約1年分書いてあります。来訪の方の「コメント」をお寄せ頂ければ幸いです。皆様に読んでいただいていることを信じていますが、コメントを戴くと確認できます。
 なお、投稿日は1日 4日 7日... と[3の倍数+1]日の計画で進めます。事情によっては間隔を変更します。
 2017年が皆様にとって、また私にもよい年になることを願っております。


新聞(臨時投稿)

2016年12月29日 | 今日このごろ
新聞

 今年の末で、長年定期購読していた新聞をとるのをやめます。ネットでニュースはいつでも読めるのが一番の理由です。
 新聞の定期購読を止めると何がデメリットか考えましたが、ほとんど問題は起らないという結論でした。「ニュースの軽重が直感的に分らない」というのが一番のデメリットでしょうか。
 「新聞紙がなくなる」というのも困るかも知れません。以下は半分冗談ですが…。
1 化石採集時に包むものが要る。伝統的に必ず使いますね。新聞(紙)は古生物学の発展に貢献してきたのだ。家族に言わせると、「当日駅かコンビニで購入していけば、採集年月日が見られて良い。」とのこと。なるほど。

写真 新聞紙にくるまれた鯨類脊椎骨。机のまわりに化石がたくさんある。
2 冬に牡蠣を食べた後、殻を捨てるのに新聞紙が要る。これも最近のポリ袋(本当はポリエチレンではない。)が強くなったし、保管している袋が余り気味なので、それを複数使えばよい。
3 はさんである広告が要る。家族は安売りや新規開店等の情報を求めている。これもネットで分るが、こちらから積極的にサーチする必要がある。

 最近記事の間違いに気付くことがいくつかあって、それが今回止めるきっかけになりました。なお、私の購読歴は、名古屋時代(高校生まで)は朝日新聞と中日新聞、大学生時代はずっと取っていたわけではありませんが、朝日新聞と京都新聞、北九州では朝日新聞でした。


1993年のニュージーランド研究旅行 その29 朝のハイキング

2016年12月28日 | 昔の旅行
1993年のニュージーランド研究旅行 その29 朝のハイキング
Research trip to NZ, 1993: No. 29 Hiking in morning

 2月9日朝、近くの山にハイキングに出た。どこに行ったのか記録がないので分からないのだが、写真から見るとマウント・カーギル・シニック保護区(Mt. Cargill Scenic Reserve)あたりではないだろうか。子供たちも一緒に来た。

29-1 斜面の植物 1993.2.9
Plants in slope

29-2 シダ類 1993.2.9
Fern

 植物は見たことのない種類ばかりであった。頂上に展望台があり、解説プレートが設置してある。

29-3 展望台から南東方向を見る 1993.2.9

29-4 南方向を見る 1993.2.9
Scenery from outlook place

 南にダニーディンの中心街と駅のあたりが、南東に昨日訪れたオタゴ半島が見える。
 ここからもう一人の日本人と別行動。ダニーディンの駅を1115に出るThe Southernerに乗って、クライストチャーチに戻る。列車内はあまり記憶がないが、小さな子供と仲良くなって折紙を教えたり、年配のご婦人とトランプの一人遊びを教えあったりした。男の子にアゲハチョウの折紙を作って見せたが今一つ反応が薄いので、思い出して後翅の突起を引っ込めたらそこではじめて笑ってくれた。ニュージーランドには突起のある蝶などいないのだ。

29-5 折紙の男の子 1993.2.9
A boy in the train

 クライストチャーチに1645着。この日の宿は安いモーテルを取った。名前はTuder Court。一泊75ドル(約5,000円)最初の日に泊ったホテルの半額以下である。部屋は広いが一階の庭に面して入口のドアがあって、廊下など無いから若干不安。部屋にはベッドが二つと台所。風呂はなくてシャワーのみ。外に事務所(フロントというより)があって、若い兄さんが世話してくれる。


父の遺した写真 28 寝覚ノ床

2016年12月25日 | 鉄道
父の遺した写真 28 寝覚ノ床


28-1 寝覚ノ床 1964.7.21

 中央本線のすぐ上に臨川寺というのがあるので、そこから撮影したものだろう。ちょうど寝覚ノ床の岩の間を流れる木曽川の正面から見ることができる、絶好のポジションである。

28-2 寝覚ノ床を走る蒸気機関車 1964.7.21

 このあたりが電化されたのは、1973年のこと。複線化は少し早くて1969年。走っているのはD51-501である。写真から客車を牽いていたのか貨物列車だったのかは分からない。

28-3 上松町を走る蒸気機関車 1964.7.22

 撮影場所は「上松町寝覚ノ床」としてある。上記の臨川寺から南を見たところだろうか。肝心の機関車が写っていないがD51だろう。
 写真の転載はご遠慮いただきたい。