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最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

池袋ショーに行ってきました 7 鉄道 3

2024年01月13日 | 鉄道
 宇都宮ライトレールは、前線14.6 km。片道の乗車券は400円で、交通系ICカードの利用が可能。この会社の独自カードも発売されている。

35 ICカード totra

36 totora利用ガイド

 カードの販売価格は1,000円から。この場合デポジット500円を引くから,500円しか使えない。もちろんチャージできるが。ライトレールの片道400円を使うと、100円残ってちょうどコレクターには良いのかもしれない。購入したのは宇都宮東口にある窓口で、係員が不慣れだったせいか手間取った。
 チャージは車内でも機械でできるが、おそらく履歴印刷はできない。車内での領収書は発行しないと説明書に書いてあった。サービス窓口にもその設備はなさそう、印字できたとしてもレシートのような薄い用紙に出てくるくらいであろう。購入の際の領収書も薄い紙のものだった。

37 totora購入の領収書 2023.12.07

 ライトレール内では履歴の印字ができないので、JR宇都宮駅で履歴印字を試みた。

38 totoraの利用履歴 JR宇都宮駅で印字 2023.12.07

 ライトレール乗車分の記録は、「バス等宇都宮LR」という印字だった。鉄道名は書いてあるのだから「バス等」の区分を書く必要は無いはず、というよりも、区分が違う。totoroエリアは、ライトレールのほか、関東自動車、JRバス関東の一部となっているから、これらを一括しているのだろうか。
 そんなわけで、10時頃宇都宮を出て池袋へ。大宮からは湘南新宿ラインの電車で池袋へ。このライン、実は結構大回りであるが、乗り換えの無いのは便利。

鉄道乗りつぶしの3番目は新横浜付近の新線
 2023年3月18日に新横浜駅の連絡を便利にする東急と相模鉄道の短い線が開業した。東急新横浜線(日吉・新横浜間5.8 km)と相模鉄道新横浜線(新横浜・羽沢横浜国大間4.2 km)である。東急新横浜線は新しい名称で、途中に新綱島駅が新設された。相模鉄道新横浜線は西谷・羽沢横浜国大がすでに開業していてその延伸の形である。この線には東急と相模鉄道が相互に乗り入れる。
 今回は、池袋にいて帰宅する経路として新横浜駅で新幹線に乗車した。この時、副都心線の池袋から新横浜まで、乗り換えなしで行くことができた。かかる時間も45分程度と早いし料金も安い。新線部分に乗るために、羽沢横浜国大まで行き過ぎて、一旦下車した。同駅の外は寂しい。

39 羽沢横浜国大駅の外観 2023.12.09

 このように、新横浜駅で接続する鉄道線はどんどん複雑になってきた。年代順に整理しておこう。

新横浜駅関連の年代表
1908年9月23日 横浜鉄道横浜線開業
1917年10月1日 国有化 鉄道院横浜線に
1964年10月1日 東海道新幹線開業時に開業 当時の横浜線は単線。
1974年7月15日 JR東日本横浜線乗車
1978年以前 横浜市地下鉄3号線新横浜まで乗車
1980年2月1日 東海道新幹線乗車
1985年3月14日 横浜市営地下鉄3号線の 横浜駅—新横浜駅が開業
1993年3月18日 横浜市営地下鉄3号線の 新横浜駅—あざみ野駅が開業 
2006年6月15日 同1号線・3号線をブルーラインと呼ぶ
2006年7月24日 横浜市地下鉄3号線新横浜から先乗車
2019年11月30日 羽沢横浜国大駅開業 相模鉄道・JR東日本の共有駅で相模
2019年11月30日 JR東日本相模鉄道直通線開業
2019年11月30日 相模鉄道新横浜線開業
2019年12月11日 相模鉄道新横浜線乗車
2021年12月11日 JR東日本相模鉄道直通線乗車
2023年3月18日 東急新横浜線開業
2023年3月18日 相鉄新横浜線開業
2023年12月9日 東急新横浜線乗車
2023年12月9日 相鉄新横浜線乗車

40 新横浜駅関連の鉄道線(地下部分は少し色を変えている)

 この旅行で、4か所の鉄道に乗車した。それまで全国7か所の鉄道が未乗車であったが、4か所に減った。その4か所は、富山駅と福井駅の新幹線駅への乗り入れの路面電車(それぞれ0.1 km)、熊本県の熊本電鉄菊池線の路線変更(0.2km)、沖縄県のモノレール延伸(4.1km)の計4.3 kmである。これは全国の私鉄+第三セクターの鉄道の0.055%にあたる。JRは全線乗車済み。次に変更されるのは3月の北陸新幹線金沢・福井館の延伸が予定されていたが、どうなるか。
 池袋ショー関連はこれでおしまい。

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