OK元学芸員のこだわりデータファイル

最近の旅行記録とともに、以前訪れた場所の写真などを紹介し、見つけた面白いもの・鉄道・化石などについて記します。

北陸新幹線に乗ってきました 1

2024年05月21日 | 旅行

 2024年3月17日に北陸新幹線の金沢・敦賀間が開業した。最初は混んでいただろうが、そろそろ落ち着いてきたかと考え、乗ってきた。
 乗る前の全国の鉄道未乗車区間は、JR ではこの新幹線183.7km(営業距離)だけ。他に私鉄の4か所があった。そのうちの2か所は、北陸新幹線の駅に連絡する市内交通の改善に伴うものだった。さらに、路線の駅接続部分での高架化や地下化があったので、それらも乗車しておこうというわけ。
 ところで今回はJR乗車券類を「ジパング倶楽部」による割引券で入手した。コロナ期間に使わなかったし、名古屋や東京などの往復ではホテルと一体のビジネスパックが安いから近年ほとんど使っていなかった。会費は安くないから、この5月末までで退会することにして、最後の利用とした。今回の旅行では、山陽新幹線部分を「さくら」に限定されることが条件。「のぞみ」及び「みずほ」は使えない。ほぼ計画通りに旅行できたが幾つか切り替えたところもある。順に記す。

1 福井へ
 939の「さくら544」で新大阪へ。

1 天候はうすぐもり 2024.5.15 小倉・新神戸間のどこか

 天候はやや悪いが、雨が降るほどでもない。霞んでいるのは黄砂のせいか? 終点の新大阪で下車。いつも新大阪駅は通過するばかりで、乗り換えることもない。昨年豪雨の運転障害で後続の「のぞみ」に乗り換えて以来の下車。昼食を購入して在来線ホームへ。ここのホームはいつも忙しい。在来線電車の各停と快速などのホームが4線の他、優等列車のホームも4線ある。京都から来る関空行きや南紀行きの他、福知山線関連の特急も次々と現れる。

2 サンダーバード21号入線 新大阪駅 2024.5.15

 北陸本線方面への列車は、大阪発敦賀方面ゆきが「下り」にあたる奇数番号を用いる。新大阪駅から見て東海道本線はもちろん京都方面が「上り」である。これは、サンダーバード(21号の場合の列車番号は4021)の話なのだが、例えばすぐ後続の新快速(1220新大阪発の姫路からくる湖西線経由の敦賀行き)の列車番号は3454Mと、上り扱いの偶数の列車番号を付されている。サンダーバードが敦賀までとなった3月21日以降は新快速と同じ扱いで偶数にすることも検討されただろうが、これまでの長い歴史を考えるとできそうにない。ところが、このサンダーバード21号からの乗り継ぎ新幹線は、東京始点だから「つるぎ」の場合には偶数の22号なのだ。
 ところで、新大阪駅での新幹線から在来線特急への乗り継ぎには3月まで「乗り継ぎ割引」が適用されていたが、廃止された。ここだけではなく新幹線から在来線特急の乗り継ぎ全体なので、ずいぶん大きな値上げである。しかし、敦賀の乗り継ぎには改札口を出ない場合で両方とも指定席であると別の表によるやや安い指定席料金が適用される。後ろめたかったのかな。

3 小倉から富山までの乗車券と、サンダーバード・つるぎの指定席特急券

 サンダーバードの座席前のポケットに、敦賀での乗り換え手順の説明がある。バーコードからスマートフォンに取り込むと、動画での案内もあるらしい。

4 敦賀駅のつるぎ22号 2024.5.15

 一階は在来線、二階が中間改札で三階が新幹線のホームになっている。経路は床に書いた色線で分かりやすいが、もともとそんなに複雑ではない。
 福井まで各駅停車の「つるぎ」に乗車。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿