事故対応
Manual for accidents of bus company
名古屋に行ったついでに足を伸ばして旧名鉄揖斐線の路線跡を見に行くことにした。揖斐線は、岐阜市内の忠節から本揖斐までの18.3kmを結ぶ電車線で、主に専用線を走ったが、直通した岐阜市内線と同じく低い電圧(600V)であり、2005年4月に市内線と同時に廃止された。このルートは未訪問の岐阜県北方町・大野町を通ることになる。途中の黒野から谷汲線も分岐していた。
前日雪が降って、名古屋のホテルで見た夜のニュースでは岐阜市の積雪7センチとのこと。ちょっと悪い予感がしたが、朝起きると快晴。これなら良さそうと岐阜に向かった。名鉄とJRどちらで行くか迷ったが、ホテルが新幹線口だったのでJRで向かった。名古屋を出るとすぐ、畑などに積雪が見られ、木曽川を越えると交通量の少ない道路にまで雪が残っている。ちょっと心配したがこの時は行けると思っていた。
1 木曽川橋梁から
Snowfall at Kiso-gawa River
2 岐阜市内の積雪
Snow in Gifu City
岐阜駅前は歩道の半分以上が凍った雪で、注意して歩いたが、バス道路は除雪してあった。ただ、二階歩道の陰の一部が凍りついていたようだ。
3 駅前の歩道の積雪
Snow at JR Gifu Station
駅前の岐阜乗合バス案内所で聞くと、大野町バスセンターまでの便は少なく、一時間ほど無いという。途中まで行ってそのあたりの線路跡を見ようと北方町付近行のバスを待つが、これが遅れている。20分ほど延着して、やっと現れた。待っていたのは私とご婦人、高校生男子の3人。二人が乗車して、最後に私が乗ろうと踏み出した瞬間、とんでもなく大きな音がして、目の前のバスが揺れた。
4 私はこの位置で遭遇。もう一歩踏み出していたら打撲かな?
原因の運転手さんが手を合わせながら降りてくるところ。後のバスはすこし引き戻してある。
Accident and the position of myself
何事かと思ったら、後続のバスが雪でスリップして、乗ろうとしたバスの後部左側に衝突。幸い乗客・運転手にケガは無かった。私も乗る直前だったので衝撃も無かったが、一秒前に歩んでいたら少なくとも右肩の打撲ぐらいは負っていた。乗ろうとしたバスは後部のブレーキランプのカバーが割れたぐらい。原因となった後のバスは前バンパーが外れ、さらに歩道の端にあったアルミ手すりを一連なぎ倒した。幸い後のバスには乗客はいなかった。また、手すりのあたりの歩道も誰もいなかった。
5 このとおりそんなに凍結していない。
Accident was occurred by frozen bus lane
駅前、それも案内所の前だからたちまち係員がかけつける。路面は先ほどから歩道の雪かきをしていたおじさんが竹箒で。おじさんは歩道の真ん中を除雪していたから、5メートルほど移動して来ただけ。アルミ手すりは赤コートのターミナル案内嬢が片づける。案内嬢もさきほどからこのあたりの乗客に乗り場など説明していた。片づけ手際が良いからやじ馬もいない。乗ろうとしたバスは走れないという。物理的には走れそうだが法的には無理だろう。
さて問題は、3人の乗客の扱いである。ご婦人は約束時間に間に合わないということで、途中までの別ルートのバスに乗ったあと、タクシー料金をご希望。ちょっとその精算方法でもめていたが、まもなく解決。高校生は次のバスで行くことで了解。私は、鉄道跡を見に行くことをあきらめたので、名古屋から岐阜までのJR料金往復900円を補償してもらうことで納得。領収書にサインして、名古屋に帰った。対応したのは主にぶつけられたバスの運転手さん、ターミナルの窓口嬢の二人で、とくにマニュアル等を出すことは無かった。あまり対応の手際が良くなかったという印象。乗客数が少なかったから時間は短かったが、多かったらうまくゆかなかっただろう。
事故に遭ったがケガも無く、運が良かったのか悪かったのか。行動は予定通りに行かず無駄な一日となってしまった。もし、岐阜までの交通機関を名鉄にしていて、名鉄岐阜駅前のバス停で待っていたら、事故とは関係なかったので驚かなくて済んだが、その代わりバスがとうとう来なくて困惑したに違いない。
北九州には、午後の新幹線が予約してあったが、これが変更の効かない切符だったから、5時間ほど名古屋駅あたりなどで時間を潰して帰宅した。
北方町も大野町も行けなかった。前日は寒い風の中、愛知県大治町を訪問できた。
6 大治町訪問
My first visit of Oharu-Town
しかしここはたぶん以前車で通っているので、確認訪問になる。そんなわけでこの旅行での市町村訪問はわずかしか進行しなかった。もっと良い季節に再チャレンジしよう。
Manual for accidents of bus company
名古屋に行ったついでに足を伸ばして旧名鉄揖斐線の路線跡を見に行くことにした。揖斐線は、岐阜市内の忠節から本揖斐までの18.3kmを結ぶ電車線で、主に専用線を走ったが、直通した岐阜市内線と同じく低い電圧(600V)であり、2005年4月に市内線と同時に廃止された。このルートは未訪問の岐阜県北方町・大野町を通ることになる。途中の黒野から谷汲線も分岐していた。
前日雪が降って、名古屋のホテルで見た夜のニュースでは岐阜市の積雪7センチとのこと。ちょっと悪い予感がしたが、朝起きると快晴。これなら良さそうと岐阜に向かった。名鉄とJRどちらで行くか迷ったが、ホテルが新幹線口だったのでJRで向かった。名古屋を出るとすぐ、畑などに積雪が見られ、木曽川を越えると交通量の少ない道路にまで雪が残っている。ちょっと心配したがこの時は行けると思っていた。
1 木曽川橋梁から
Snowfall at Kiso-gawa River
2 岐阜市内の積雪
Snow in Gifu City
岐阜駅前は歩道の半分以上が凍った雪で、注意して歩いたが、バス道路は除雪してあった。ただ、二階歩道の陰の一部が凍りついていたようだ。
3 駅前の歩道の積雪
Snow at JR Gifu Station
駅前の岐阜乗合バス案内所で聞くと、大野町バスセンターまでの便は少なく、一時間ほど無いという。途中まで行ってそのあたりの線路跡を見ようと北方町付近行のバスを待つが、これが遅れている。20分ほど延着して、やっと現れた。待っていたのは私とご婦人、高校生男子の3人。二人が乗車して、最後に私が乗ろうと踏み出した瞬間、とんでもなく大きな音がして、目の前のバスが揺れた。
4 私はこの位置で遭遇。もう一歩踏み出していたら打撲かな?
原因の運転手さんが手を合わせながら降りてくるところ。後のバスはすこし引き戻してある。
Accident and the position of myself
何事かと思ったら、後続のバスが雪でスリップして、乗ろうとしたバスの後部左側に衝突。幸い乗客・運転手にケガは無かった。私も乗る直前だったので衝撃も無かったが、一秒前に歩んでいたら少なくとも右肩の打撲ぐらいは負っていた。乗ろうとしたバスは後部のブレーキランプのカバーが割れたぐらい。原因となった後のバスは前バンパーが外れ、さらに歩道の端にあったアルミ手すりを一連なぎ倒した。幸い後のバスには乗客はいなかった。また、手すりのあたりの歩道も誰もいなかった。
5 このとおりそんなに凍結していない。
Accident was occurred by frozen bus lane
駅前、それも案内所の前だからたちまち係員がかけつける。路面は先ほどから歩道の雪かきをしていたおじさんが竹箒で。おじさんは歩道の真ん中を除雪していたから、5メートルほど移動して来ただけ。アルミ手すりは赤コートのターミナル案内嬢が片づける。案内嬢もさきほどからこのあたりの乗客に乗り場など説明していた。片づけ手際が良いからやじ馬もいない。乗ろうとしたバスは走れないという。物理的には走れそうだが法的には無理だろう。
さて問題は、3人の乗客の扱いである。ご婦人は約束時間に間に合わないということで、途中までの別ルートのバスに乗ったあと、タクシー料金をご希望。ちょっとその精算方法でもめていたが、まもなく解決。高校生は次のバスで行くことで了解。私は、鉄道跡を見に行くことをあきらめたので、名古屋から岐阜までのJR料金往復900円を補償してもらうことで納得。領収書にサインして、名古屋に帰った。対応したのは主にぶつけられたバスの運転手さん、ターミナルの窓口嬢の二人で、とくにマニュアル等を出すことは無かった。あまり対応の手際が良くなかったという印象。乗客数が少なかったから時間は短かったが、多かったらうまくゆかなかっただろう。
事故に遭ったがケガも無く、運が良かったのか悪かったのか。行動は予定通りに行かず無駄な一日となってしまった。もし、岐阜までの交通機関を名鉄にしていて、名鉄岐阜駅前のバス停で待っていたら、事故とは関係なかったので驚かなくて済んだが、その代わりバスがとうとう来なくて困惑したに違いない。
北九州には、午後の新幹線が予約してあったが、これが変更の効かない切符だったから、5時間ほど名古屋駅あたりなどで時間を潰して帰宅した。
北方町も大野町も行けなかった。前日は寒い風の中、愛知県大治町を訪問できた。
6 大治町訪問
My first visit of Oharu-Town
しかしここはたぶん以前車で通っているので、確認訪問になる。そんなわけでこの旅行での市町村訪問はわずかしか進行しなかった。もっと良い季節に再チャレンジしよう。